スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(86)陰陽 奇数の極みが重なる重陽 !

 二十四節気では、
本日9月7日は、白露です。
白露とは大気が冷えて露が出来かけるという意味ですが、
新暦との違和感はあります。
季節感を感じるためには、たまには旧暦で暦計算しても
面白いかもしれません。

 それにしても残暑厳しいです。くれぐれもお体ご自愛ください。
台風12号、なんとか四国は逸れそうです。
そして、台風の風が、雲吹き飛ばしてくれて、
夜空の星は、ほんとうにきれいです。
中秋の名月を約1ヵ月後に控えて、
栗林公園でも、10月3日土曜日の夜に、
ミシュラン三ツ星記念として、
「中秋の名月 観月会」を行うようにしています。
ぜひとも、お越しください。
詳細は、次回くらいお知らせします。
今夜のお月様も、ほんとうにまん丸できれいです。

 七十二候では、
初候の草露白(草に降りた露が白く光る)の候です。

 9月9日は、重陽(ちょうよう)の節句。
七草の1月7日の人日(じんじつ)、
桃の節句の3月3日の上巳(じょうみ)、
菖蒲の節句の5月5日の端午、
たなばたの7月7日の七夕、そして重陽と5節句です。
この節句は、季節の変わり目、不老長寿を願うお祝いとして、
平安時代に中国から伝わったのですが、
平安時代には、菊に長寿の力があると考えられ、
菊の花は多用されていました。
だから、菊の節句でもあるし、また栗の収穫と重なるので、
栗節句とも言われています。

 本来、陰陽思想では、奇数は陽数であり、
それが重なるのはいいことであり、
さらに、その極みとなる9が重なるので、
重陽」となったわけです。

 平安時代、宮中で行われていた掬酒もその一つです。
菊を鑑賞し、花びらを酒に浮かべて菊酒を飲んで
長寿を願ったことと思われます。

 ところで、
昨日6日日曜日のお昼下がりのアナブキホール(県民ホール)周辺は、
女性陣で、大混雑。
いったい何があるのかと思ったら、
氷川きよしの2009年ツアーコンサート。
コンサートトラックも2台駐車していました。
そして、なんとこの日、昼夜2回公演も、チケット完売。
大ホールは、座席2001あるので、
今日一日で約4千人が集合というから、すごい。
人気があるのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったです。
会場周辺では、氷川きよしグッズの販売の臨時のテント村もできて、
大にぎわい。
バッジ、Tシャツ、ブロマイド、生写真など飛ぶように売れていました。
おばちゃんたち、皆さんそれぞれトートバックや紙バックを
持っていて、中から、派手な応援グッズがあふれんばかり。
 年配と思われる方に話しかけると、
なんと御歳86歳を先頭に、若い人でもそのグループは、63歳。
だけど一方、20台の若い女性もいました。
それにしてもすごい動員力です。
平均しておばちゃん女性パワー、
想像するに、会場内は、黄色い声援で、すごいのでしょうね・・・。
すごい人気です。参りました。

●お庭の国宝の「日暮亭
 厳しい暑さ、残暑が続いています。
ガイドも汗だくだくですが、皆さんがんばっています。
そして、お昼間が暑いだけに、
夕方になると、ほんとうに心地よい風が吹いて、
気持ちすこぶるいいです。

 栗林公園には、「日暮」という名のつく茶室が、2つあります。
日暮亭、新日暮亭という茶室です。
日暮亭は、明治32年に完成した石州流の茶室、
新日暮亭は、江戸時代初期の今から300年以上前の様式を備えた
茶室で、全国でも珍しい土間付の大名茶室となっています。
当然入り口は、にじり口ではなく、立ったまま入れる貴人口となっています。
露地(茶庭)には、これも全国でも珍しい降つくばいとなっています。
貴重な茶室ですので、ぜひこの機会にご覧ください。
土日祝祭日に、公開しています。

 特に新日暮亭は数奇な運命を潜り抜けてきた生命力の強い茶室です。
中に入ると、大きなエネルギーを感じるのは、私だけではないはずです。
茶庭=露地には、古い灯篭が1基あります。
おそらく、新日暮亭と運命をともにした灯篭だと思われます。
苔むした傘の部分と支柱とは、明らかに製造年代が異なっていますが、
特に傘の部分は、その古さをが歴史を感じさせ、
長い間の風雪に耐えてきた感が十分うかがえ、味わい深いものです。
ぜひ、注意してご覧ください。

 また、栗林公園の西には、紫雲山(しうんざん)があります。
公園は、この紫雲山が借景となって、
初めてその素晴らしさを発揮していると言っても過言ではないです。
それほど存在価値の大きい紫雲山ですが、
しかし、地図には標高何メートルという意味でのこの紫雲山
載っていません。
実は正確には紫雲山という山はありません。
八甲田山、八つガ岳のようにそのような山はなく、
あくまで複数の山の総称なのです。
したがって、紫雲山も実は北の稲荷山、南の室山の2つを総称して
紫雲山となっています。

 その紫雲山に日が沈みます。
山に夕日が沈むということは、その山の分だけ、
陽の沈んだ夕暮れを楽しめる時間が長くなるということで
「日暮」という言葉には、そういう貴重な時間をのんびり過ごせるという
人生の至福のひとときを過ごす意味にも使われています。
ぜひとも、この素敵な時間帯、お庭の国宝で過ごしてみてください。

 日本文化のひつとの大きな特徴として、
自然との共生があります。
ささやかではありますが、心地よい風、緑溢れる樹木、
生命の源の水、小動物の命の営み、青き空など、
自然のありがたさ、感じられます。

 (参考)
 8月来園者のアンケート調査の中の声
・さすが、名園に恥じない見事な公園である。
・茨城県出身だが、偕楽園もいいが、この公園も負けていない。
・何も言うことはない、大満足である。
・楽しかったです。
・心が豊かになったです。
・とても素敵な公園だった。
・想像以上の広い美しさに感動した。
・とてもよかった。このままであってほしい。
・また来たい。

 入園者から、感動という言葉を聞くと、
うれしいです。
県の施設で、「感動」を与えられる施設って、
全国見回してもそれほどないはず。
「宝もの」として、しっかり保存していかなければいけませんし、
今後、活用も含めて、工夫した情報発信を考えていかなければいけないと
痛感しています。

 ちなみに、今年の3月にミシュラン三ツ星を獲得しましたが、
その英語版が、9月7日発売されます。
既に発売されているフランス語版は、手元にありますが、
これが実にわかりにくく、英語版を待望していました。
楽しみです。2310円です。
フランス語版では載っていなかった栗林公園の写真が、
英語版で掲載されていることを密かに期待しています。

●再び岡山後楽園について
 岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が
家臣の津田永忠に命じて、1687年に着工、13年後の1700年に
完成しています。
栗林公園は、1637年頃に着工、100年以上の歳月をかけて、
1645年頃に完成しています。)
後楽園は、昭和9年の水害、そして昭和20年の戦災で大きな被害を
被りましたが、江戸時代の絵図を頼りに再現しました。
栗林公園の特に南庭は、幸運にも大きな災害や戦災にあうこともなく、
ほぼ江戸時代の姿を今に残しています。再現と現存の違いは
明らかです。)

 そして、実は江戸時代の後楽園の絵図を見ると、
園内の大半は田畑であり、現在の芝はほんの一部園内の池である
沢の池西側の延養亭から見える範囲でしかなかったのです。
能舞台もありますが、戦後に再建されたものです。
高松藩は、能の宝生流の家元に近い存在ですが、しかし今や
能といってもほとんどの県民は反応しません。
悔しいけど現実です。
香川には、能の舞台が3箇所もあります。
志度の「海士」伝説、コトデンの房前(ふささき)がその名残を
示していますが、残念です、ほとんどの県民が
この駅の名前の由来を知りません。
源平合戦の「義経」も能の作品です。
平景清もしころ伝説で有名ですが、のち「景清」という
作品になっています。
五色台白峯寺(しらみねじと読みます)の「松山天狗」は、
崇徳上皇と西行のシテとワキとの話ですが、
これも有名な作品です。

 ところが、現在の香川はどうでしょうか?
能を語ろうにも、関心を持つ人の少ないことに
驚きを隠せません。
もっと子供たちに能の魅力を伝えないといけません。
能こそ、実は日本文化の大きな流れでもあるのです。
能の演者が誰もがあこがれる横浜能楽堂、
これこそ高松松平家の能舞台でもあったわけで、
なぜ横浜にあるのか、
関心の低さが原因なのです。悔しいですね。

 ある調査によると、習い事、芸事などに支出する金額が一番多いのが、
石川県民となっています。
この調査結果、思わずなるほどとうなってしまいます。
実は、今年の夏に、徳島で阿波踊りを「娯茶平連」で、一緒に踊った
金沢の方たちは、小唄、長唄、地唄、日舞、琴、三味線など
芸事の師匠さんたちでした。
師匠さんたちの芸の極みを、いにしえから伝わる日本文化の素晴らしさを
ぜひとも栗林公園で披露できればと、
考えています。

 小学校で英語を習わせるべきかどうかという議論が起きて久しく、
現実問題として、小学校での英語教育が実現されようとしていますし、
また、ある高校では、授業すべて英語で行っているというすごい
高校もあります。
英語を習うことが悪いこととは思いませんが、私たちの先人が生み出して
世界に誇れる日本文化を体感して理解しなくて、
なにが英語かと思うこともあります。
自分たち日本人はどういうものなのか、しっかりと学習する必要が
あると思います。
外国人と話していると、特に欧米系の方からは、
ほとんど自国文化を説明できない、
あるいは日常であまり触れることがない人が
あまりにも多いことに驚いていることがよくわかります。
こういう私も、確かに耳が痛いことです。
だからこそ、今、日本文化を猛勉強しています。
日本人なのに、ほとんど日本文化を語れないのは、あるいは体感して
いないのは、心底恥ずかしいと思ったからです。
英語、特に英会話は、やはりツールや手段であって、いくら流暢に話せても
内容が薄っぺらであれば、それだけの評価になってしまいます。
小学校などの学習で、英語もいいですが、
英語と併用して、やはり日本文化を学ぶことも肝要だと思います。
それとふるさと、身の回りの歴史や文化ももっと学習する必要があると
思います。
言葉はしかしやはりツール。
中身が肝心なのです。

 12月に、放送大学で、土日を使って
2日間朝から夕方までの講義をさせていただきます。
長丁場ですが、この中で、日本文化のこともお話できればと思います。
詳細は後日発表しますので、お楽しみください。


●情報発信
ひょうげまつり
 http://www.h4.dion.ne.jp/~toso504/Sikokufuubutusen/Sikoku-furudera-kagawa11.htm

 前回もお知らせしましたが、
全国的には奇祭では今ひとつ有名ではありませんが、
なんとか盛り上げようと思っています
ひょうげまつり」が、13日日曜日14時からあります。

 高松市香川町浅野地区集落センターからスタート、
上流の新池までの2キロを、ひょうきんでおどけた行列が
練り歩きます。
関西や岡山からも、立派なカメラを持った大勢の方が、
格好の被写体ということで、昨年も来られていたので、
今年もそれ以上の県外者が来るはずです。
ぜひとも、全国でオンエアしてほしい奇祭です。

 矢延平六は、香川の水の恩人である西嶋八兵衛の弟子ですが、
身分が低くて、妬まれます。
ため池である新池を築造したときも、
決壊させて下流にある城を孤立させてしまうなどと告げ口があって、
濡れ衣着せられて、結局は、
裸馬に乗せられて、阿波の国に追放されます。
しかし、全国で初めて、高松城下町に地下式の上水道を作ったのも、
やはり矢延なのです。玉川上水よりもなんと9年も早くです。
ぜひとも、この矢延の偉業を思い浮かべながら、
出かけてみたいです。

てくてくさぬき「秋」は、文化祭
 未公開文化財も公開・・・

 てくてくさぬき、第3弾、秋バージョンですが、
さぬきの文化祭ということで、国宝など貴重な文化財などの公開、
まちあるきも98コース、県外の方も大勢お越しになっている
秋祭りの紹介など、盛りだくさんで、いよいよ、
9月12日に、三豊市本山寺でオープニングイベントを開催します。
これにあわせて、12日は国宝である本山寺本堂を公開します。
まずは、てくてくさぬきのウエブサイトも検索してみてください。
9月10日頃に、全容が明らかになります。

 瀬戸内海クルーズも19日土曜日からリスタートします。
出航は17時で、晴れていれば、夕焼けがばっちり見えます。
「瀬戸の夕景・海散歩」にふさわしい夕焼けが見れます。
ぜひお勧めします。

○てくてくさぬき
 http://www.tekuteku-sanuki.jp/

③第12回仁尾八朔人形まつり
 平成15年度ふるさとイベント大賞グランプリに輝いた
あの仁尾八朔人形まつりが、今年も盛大に
9月19日から3日間開催されます。
 連日、朝9時から、夕方19時まで(最終日の21日のみ午後6時まで)
ですので、ぜひともお出かけください。
 日曜・祝日は、JR詫間駅や観音寺駅から会場まで
臨時無料バスがでていますので、
ぜひ公共交通機関を利用しておいでください。
今年は、天地人も展示しています。

http://www.h4.dion.ne.jp/~toso504/Sikokufuubutusen/Sikoku-Maturi-kagawa2.htm

④映画「BALLAD 名もなき恋のうた」はお勧め・・・
 アニメ映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」
これを見たとき、まさか涙するとは思わなかったですが、
劇場で、涙が止まらなかった作品です。
巷では、クレヨンしんちゃんって、教育委員会や世のお母さん方からは
すこぶる評判が悪いですが、もともと週刊誌である
アクション連載の大人の漫画。
でも、この映画は、泣かせました。
世の人大勢に見てほしかった映画でした。

 それが、このたび、このアニメ映画が原案で、
実写版で撮影が行われ、現在公開されています。
私はまだ見ていないので、本来ならまだお勧めはできないのですが、
このアニメ映画があまりにもよすぎて、
おそらく泣かせる映画には違いないと確信しています。
私も時間を見つけてみてきますので、ぜひ皆さんも
騙されたと思ってみてきてください。
スポンサーサイト

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索

与一ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

記事アーカイブ
讃岐電光掲示板
カテゴリ-・リンク
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村 トラコミュ 高松松平藩へ
高松松平藩
にほんブログ村 トラコミュ 日本庭園へ
日本庭園
にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 トラコミュ 日本の文化へ
日本の文化
四国の人気ブログ

FC2Blog Ranking

関連 リンク集
NHK 時計
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
国盗りカウンター
FC2カウンター
頑張れ ! 琴平電気鉄道 !!
映画DVDファッション雑誌無料ブログパーツ
記事へのコメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

トラックバック
プロフィール

与一の矢

Author:与一の矢
讃岐の扉!ふるさとに潤いを !!

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。