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(78)シビックプライド

二十四節気では、
7月7日に小暑を迎えました。
暑い日が連日続いていますが、
10日金曜日の午後の丸亀・坂出などの中讃地区に降った雨は
ほんとうに恵みの雨で、降り方も豪快で、しかしもっと小降りで
出来るだけ長くと大いに期待しましたが、
残念、一時的なものでした。
(日曜日に九州南部は梅雨明けしたのですね・・・)

 しかし、それにしても、あっという間に道路の轍跡に水が溜まり、
そこを車が通ると水しぶきがど派手にあがります。
特にトレーナーやコンテナなどの大型車両が
隣車線で並行して通行して追い抜きざまに、
その水しぶきが、まるで海中に車が突っ込んだかのように
私の車のフロントガラスにバサッと一面にかかり、
いったい何が起こったのだと驚き、
さらに怖いのは、それが数秒続くということです。
轍跡に水が溜まっている限り、その水を水しぶきとして
併走している大型車両が撒き散らし続けるので、
フロントガラスに水しぶきをかけられたまま、
後続車両があれば、なおさら急ブレーキもかけにくく、
しばらくは前が見えないまま運転することになって、
それも時速50キロ近くで走行するのですから、怖いです。
同じような経験をされた方もあると思いますが、
雨天時のドライブは、特に十分お気をつけください。
(もちろん、水しぶきがかけられるとワイパーはまったく効きません)

 一気に降る雨は、ほんとうに水の逃げ場所が追いつかず、
予想外の被害をもたらします。
高速道路も、こういう状況がスピードを出しているので
危険度も高まり、だからこそ、最近は、まだ一部ですが
浸透性の舗装を行っていますが、
予想を超える降水量には、十分な効果が発揮できません。
普段からスピード出さないように、
雨降りの日は特に気をつけての運転。
自らの命は自分で守る、これが基本です。

 七十二候では、
小暑の次候の蓮始開(蓮の花が開き始める)から
末候の鷹乃学習(鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える)への移りの候です。

シビック・プライド
 大学院の夜の講義も、先週無事終了しました。
「マネジメント戦略要論」ということで、
私は、1講座として「シビック・プライド」のお話をさせていただきました。
もともと教授にお話をお伺いしますと、人材育成の講座ということで、
ある程度幅のある話をしてもかまいませんということでしたので、
私が今一番関心のある「シビック・プライド」の話を
させていただきました。

 「シビック・プライド」という言葉は、似通った言葉として
郷土愛というものとよく比較されますが、
単なる郷土への愛着ではなく、
もっと主体的な、当事者として、まちづくりに関与していくものであって、
古代ギリシアの都市国家、
ルネサンス期イタリアの共和制都市国家、
ドイツのハンザ都市、
イギリスヴィクトリア朝時代(産業革命、農業革命)の
イギリス各都市など、歴史は意外と古く、
都市再生などで世界で使われている言葉です。

 今回再び着目され始めている背景としては、
少子化社会など縮小社会の到来がまず挙げられ、
画一的でなく、独自の道を歩むことの重要性が求められ、
また、地方分権化などによる都市間競争が激化していることが
考えられます。

 都市再生は、しかし、結局は「人」であり、
如何にして、個人、NPO、団体、企業、コミュニティ、行政などが
連携(パートナーシップ)をとるかが重要であり、
ハードよりソフトに主眼が置かれていますが、
住民の発案のハードであれば、それがまた新たなソフトを巻き起こすという
連鎖の関係はあると思っています。

 都市と個人のつながりは、
都市がかけがいのない存在になることであり、
都市によって与えられた個人のプライドが、
都市に還元されて都市をさらに展開させていくという、
いわば、都市と人が、ともに成長していく
「ポジティブスパイラルコミュニケーション」と私は考えています。
都市再生とシビックプライド醸成は、表裏一体です。

 都市の持つ親密さ、包容力、健全さなど、たとえば
一人当たりの公園面積などの指標では測れない都市の魅力があります。
にぎわいだけがパブリックライフではなく、
日々の何気ない生活の豊かさを支えている空間でこそ
都市の魅力を実感できると考えています。

 そこでは、楽しみは伝染するし、ワクワク感のある都市こそ
魅力的なものになっています。

 どうしたら、「シビック・プライド」(地域への誇り)を
創り出すことができるのでしょうか。

 でも、結局、
まちに住む人たちが、まちに誇りを持たなくて、誰が持つのでしょうか!
まちづくりは、住む人々の責任なのです。
自分のため、自分の子孫のために行うのがまちづくりなのです。
(人のためなら、人の為=「偽り」となるのですね)
自分が住んでいるまちが、将来どうあってほしいのか、
グランドデザインは、そこに住む自分たちが描かないと
誰も描いてくれません。
行政に頼っても、どこかずれてくることが多いです。

 ふるさとへの思いを意識調査をすると、
香川は全国の他の地域に比べて、
地域に対する思いがあまりにも低いという数字がでています。
これは、ある意味、季候に恵まれ、自然災害も少なく、
経済的にも4年連続世帯あたりの預貯金高が全国1位、
過疎化が進む小豆島においては、
なんと実は最近、証券会社の支店ができるなど
投資信託への驚くべき多額の投資残高があって、
恵まれた世帯が多く、だからか、危機感が薄く、
そこそこの余裕もあって、特に何をするわけでなくても
ほどほどの生活がおくれているということで、
幸せなことではあるのです。
 しかし、このぬるま湯の生活も未来永劫保障されているものではなく、
もしかしたらたまたま今まではよかったのかもしれないのです。
だからこそ、恵まれた今だからこそ、
地域に対して、真剣に誇りを持つべきであり、
それを通じて、地域住民の交流を促進し、
地域を活性化して、行政をうまく誘導していかなければなりません。
住民のために存在する行政ですから、当たり前と言ってしまえば
当たり前なのですが・・・。

 まずは、誇りの種を探すことです。
そのためには、まず地域を知ることから始まります。
そして、その種を磨きます。
幸いにも香川は全国的にもその手法で評価されてきています。

 一つは、従来の地域文化を新しい視点で活かすことであり、
さぬきうどんなどが、これにあたります。
県外者や外国人などよそ者の視点を取り入れることによって、
今まで見えてこなかったものが見えてきています。
食のおいしさは、日本一と評価されていますし、
自然のフォルムのやさしさは、大勢の方が驚いており、
それが県民に刺激を与えています。
伝統芸能、建築物、工芸、文化などあらゆる面にこの例はあります。
語れば、語りつくせないほどの素晴らしいものが
ふるさとに存在します。気づいていないだけです。

 そして、2つめは、
新しい文化を注入して、ありふれたものを資産として活かすことであり、
たとえば、直島に現代アートを取り入れて、それによって、
島の自然、生活、歴史、人々などをクローズアップして、
改めてその素晴らしさを評価するアプローチです。

 手法としては、このほかに
○仲間を創る
○情報発信、現場の重要性、自分自身の感性を大切に・・・
○継続、そしてその続けることを楽しむ

 それらの結果、まちと人々との「幸福な関係」が築けるのだと
思います。

 結局は、どれだけの地域住民一人一人が、
自分の住む町が将来こうあってほしいというグランドデザインを
どう描けるかであり、
それには、地域のことをもっともっと知るべきだと思います。

 わがふるさと香川は、恐ろしいほど素晴らしいものが多いですが、
それもしっかり見て見つけないと、意外と見過ごしている場合が多いです。

 また、「シビック・プライド」は、
日本という国にも言えることであって、
自分たちがヨーロッパ人とは違うアジア人だということに誇りを
持っているアラブ人が、実は日本をとても誇りに思っていることには
多くの日本人はまだ気づいていません。
イスラム教やアラブ社会は、日本人の不勉強や誤解により、
かなり違ったものに理解されています。
多くの日本人は、
実は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が、
同じ神様を呼び名を代えて、たとえばイスラム教では
アラーの神と言っているのであって、兄弟教だということを
理解していません。
また、コーランには、アダムとイブやモーゼもでてきます。
キリストも預言者の一人であって、
ムハンマドが最後の預言者と言っています。
 さらに、イスラム教(コーラン)の教えは、
本当に戒律は厳しいのかと言えば、戒律を破っても
また復活のチャンスもあって、意外とフレキシブルな宗教なのです。
キリスト教の方が厳しい面もあるのですが、
そのあたりがどうも重要視されていなく、黙認な状況と
言ってもいいほどです。
そうでなければ、地球人口の5分の1強の人が
イスラム教を信じるわけありません。
経済的に繁栄している日本人は、アラブ社会では尊敬の的なのです。

 アジア人であることに誇りを持つこと、
日本人であることに誇りを持つことが、
いったい何人の日本人に出来ていることなのでしょうか。
 
 西欧化を急ぐあまりに、多くの伝統文化を
日本人は捨ててしまったし、そのことに
逆に欧米人は驚いています。

 四季折々の自然に恵まれた島国日本に生まれたことの素晴らしさ、
日本人であることの誇り、日本文化の偉大さなど、
私たちが失ったもの、失いつつあるものを今こそ
見直す時期だと思います。
そして、恵まれた環境に感謝、
世界への恩返しと貢献、
これこそが日本に課せられた大きく重要な課題だと思っています。

「シビック・プライド」
実は、今多くの日本人に求められている
重要なキ-ワードだと思っています。
これを機会に、日本文化を少しかじってみませんか。
今後の生き方の参考に大いになります。
素晴らしい民族だと思います、日本人は。
でも、同時に、世界の常識は、
日本の常識でないことも十分注意しておかないといけません。

●情報発信コーナー
●「てくてくさぬき」いよいよ夏バージョンに突入
 粟島のウミホタル、地元新聞が大きく取り上げたせいか、
申し込みが増えています。
また、「里山で夏休みの思い出づくり」も好評です。

 高松市南部クリーンセンターでの、
「親子でゴミ処理とリサイクルを学ぼう」も大人気です。

 下記のウエブサイトをご覧ください。

 ○てくてくさぬき 夏バージョン
  香川は異国  時を忘れる国

  http://www.tekuteku-sanuki.jp/summer/index.html

 7月18日の土曜日は、夏のオープニングイベントを
予定しており、目下参加者募集中です。
どんどん申し込んでください。
これからは、シーカヤック。
面白いですよ。

 私が30年前にチャレンジしたときは、
まだまだ安定感の悪いスピード主体のシーカヤックでしたが、
今は、初心者でも船底を平たくして安定感よく安心して乗れます。
そして、アメンボウの気持ち、よくわかりますよ。(笑い)
詳しくは、下記のURLで。
 
 http://www.tekuteku-sanuki.jp/tts/info249.html

 素敵な小豆島で、地引網体験、バーべキュー、そして
午後は、シーカヤックやヨットなどのマリンスポーツなど
心ゆくまで堪能してみませんか!

●歯アート美術館
 高松市庵治町の「歯アート美術館」では、
みやこうせい先生の特別講演会を予定しています。
演題テーマと日時は下記のとおりです。

 ルーマニアで見えた、感じた人の心
ぜひともお聞きください。

  演題:「ルーマニア45年~お接待の国の人と心」
  日時:7月26日(日)午後2時
  場所:歯アート美術館 無料

 ぜひともお出かけください。

 素晴らしい瀬戸内海の風景も満喫できます。

  http://ha-art.com/event/mk_20090726.html

●追加情報
 前回の、日本にも、江戸時代、素晴らしい
天文学者がいたとお話をしました。
杵築藩(大分県杵築市)の藩医であった「麻田剛立(ごうりゅう)」が、
脱藩して開いた大阪の天文私塾「先事館(せんじかん)」の生徒のうち、
同心の「高橋至時(よしとき)」と
質屋の間重富(はざま しげとみ)」が、
群を抜いていたというお話をしましたが、
この高橋至時の弟子が、伊能忠敬であり、
実は、間重富の弟子が、なんと
香川が誇る素晴らしい地図作成者、
久米通麻田剛立賢(久米栄左衛門)ということがわかりました。
伊能忠敬と、久米通賢は、兄弟弟子だったのですね。
久米栄左衛門は、間重富の弟子です。
伊能忠敬と久米は「従兄弟」弟子になります。

●蛇足
 今夜の七夕は、あいにくの曇り空。
でも、雲の上にはきっと、マイケル・ジャクソンと
ファラフォーセット・メジャーズの新しい星も輝いていると思って、
帰宅時に、マイケルの「アイル・ビ・ゼア」を、声を出して
歌いながら帰ったら、やっぱり暖かいものが頬を流れました。
名曲です。もしよろしければ、またお聞きください。

 伸びきった子供時代のマイケルの声は、今聞いても、新鮮です。
心が洗われるようです。
「ユー・アー・ノット・アローン」もお勧めです。

 彼の死後、どちらかというと、彼の音楽性の評価を論ずるよりは、
スキャンダラスな面を追いかけた記事が多く、
彼の果たしたアフリカン・アメリカンの人種を超えた偉業や、
音楽にパフォーマンスや映像をミックスした功績については、
准の扱いです。
言葉を変えれば、彼ほどメディアにいけにえにされた
ミュージシャンもいなかったのではないかと思われます。

 一方、ファラフォーセットについて言えば、
まだまだこれからも、求婚したロバート・レッドフォードとの
楽しい人生が待っていたわけですが、
運命は残酷で、ため息何度もでます。
ロバート・レッドフォードと言えば、
若い方には監督のイメージが強い俳優ですが、
私たちの世代では、名作「追憶」で、多くの女性を
虜にしてしまいました。
 主人公のロバート・レッドフォードが
盛り場で、椅子に座ったまま、海軍の白い正装で、眠るシーンがあって、
それを見たヒロインのバーブラ・ストライザンドが、
あまりのレッドフォ-ドの端正な顔立ち、凛々しい海軍服に
言葉を失い、驚いてしまうシーンがありますが、
ほんとうに出会いとしては、映画史上印象に残るいいシーンだと
今でも鮮明に覚えています。
 マッカーシー旋風吹き荒れる中、主義主張の違いで
結局は生きる方向が変わってしまった2人ですが、
別れて、20年後くらいに、ヨットの船上で、
人生の中で一番輝いていた頃は、
彼女といた頃だとつぶやくシーンは、珠玉のワンカットでした。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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