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(65)今年もサクラに感謝!

二十四節気では、4月5日が清明でした。
4月6日頃は、七十二候では、
玄鳥至(燕が南からやってくる)から
鴻雁北(雁が北へ渡って行く)への移りの候です。

お世話になっています。
毎週月曜日の週明けのメールです。

●また今年もサクラを愛でれたことに感謝
 栗林公園のサクラのライトアップは、
あいにく土曜日の雨で、水を差されましたが、
それでも大勢の方がサクラを愛でに来園されました。

 入園者の皆さんには、わざわざ足を運んでいただき感謝しています。
金曜日の夜は、翌日の雨を予想してか、
ほんとうに、言葉悪いですが、芋の子を洗うような大勢の人出で、
花見宴会あちこちで、庭園の静謐さを味わう雰囲気には程遠かったですが、
それでも、風もほとんどなく、
各水面に映ったサクラや樹木はほんとうに素晴らしいの一言でした。

 いつもは、紫雲山のすぐふもとの西湖(せいこ)の一番北側の
水面に突き出した1本のサクラと、
松林の水面に映った姿のコントラストが見事で、必ずそこを必見と
紹介していたのですが、今年は、それ以上に素敵なところを
見つけてしまいました。

 すぐその近くなのですが、息を呑むほど鮮明に美しく映ったサクラや松は、
もうどちらが本物で、どちらが虚像なのかわからないくらいです。
むしろ、水に映った姿の方が、美しかったと言っても過言ではありません。
何度も見ているはずなのに、改めの新発見。
これだから、公園の奥の深さ、感動的です。

 サクラは、まだまだ見ごろが続きます。
ぜひとも、お出かけください。

 土曜日の講演会でもお話させていただきましたが、
サクラを見れる回数も、人生80年としてもたった80回。
あと何回見れるかと思うと、サクラ自体がたいへんいとおしくなります。
今年もサクラ見れたことに感謝すべきですし、
かつては、暗く厳しい長い冬を何とか生き延びた喜びが、
梅であり、サクラを愛でることで、一挙にはじけます。
日本は、そういう四季に恵まれており、
1年ごとに生きさせてくれた自然に感謝する気持ちを、
いつの間にか失いかけてきています。

 もっと、もっと自然を見つめ、自然から与えられている恵みに
感謝すべきです。
当たり前の生活が幸せ、でもその当たり前の生活も
大勢の見ず知らずの方たちに支えられている事実、
それにも感謝しなければいけません。

 もっと謙虚になって、もっと効率よりも出来るだけ不便さを享受する
生活こそ、私たちに求めらている姿だと思います。

 今年もサクラを愛でることができてほんとうによかったです。
生きていることそれ自体が素晴らしいことで、
無駄にすれば罰があたります。

 無駄に過ごした昨日も、
人によっては、生きたくても生きられなかった日でもあるのですね。

●感動の一言です・・・
・素晴らしきお庭や茶室との出会い 
 さすが、武者小路千家発祥の地というだけあって、
県内には、個人宅でも素晴らしき茶室や茶庭が存在しています。

 現在、四国新聞でも讃岐の茶室ということで、連載されていますが、
毎回楽しみに読んでいます。
よくもこれほど素晴らしい茶室が県内にあるものだと
感心するとともに、
中には、古都の京都や金沢、鎌倉にあってもおかしくないような
意匠を凝らした茶室や茶庭もあり、驚きを新たにしています。
さすが、香川、お茶の伝統文化は、堂々と今日でも流れています。

 縁あって、日曜日の午前中に、
ある民家の茶室、茶庭などを見せていただきましたが、
一歩その中に足を踏み入れた瞬間、そこはもう異空間。
次々と目の前に飛び込んでくる、室内の造作や大胆な意匠には、
唖然、驚きの連続。
現在では調達も難しいと思われるほど立派な梁や瓦などの部材、
欄間や取っ手などの緻密な細工、
土壁の温かさ、襖デザインや掛け軸の意気さ、
時代を超越し、現代にも十分通じるモダンさ、
そして、左右対称でもなく、アンバランスな造型にも関わらず、
気持ちを落ち着かせる不可思議さは、あらゆるところに存在します。
何とも言えない気持ちよさといつまでも居続けたい心地よさは、
管理された社会に対するささやかな反発、自然の欲求なのでしょうか!

 ともかく素晴らしい茶室、茶庭などでした。
このまま時を止めてほしいと真剣に思ったくらいです。
ほんとうに素敵なひとときでした。
昼前からの講演がなければ、お許しさえいただければ、
その日一日は、そこでゆったりとした時間を過ごさせていただいたと
思います。

 ご当主ご夫妻とお話していて、問題はやはり今後の管理。
これはこういう施設、すべてに共通の問題です。
古くなればなるほど、維持費が嵩むし、
それ以上に問題なのは、部材に使う、瓦、木材、石、樹木、植物など、
もう手に入らないものも多くあって、頭を悩ませているとのこと。

 これらは、ほんとうに貴重なふるさとの宝ものです。
個人的には出来るだけ大勢の皆さんに見てほしいですが、
あくまで施設は、個人のもの、所有。
サポータ制度、行政支援なども考えられますが、
当然のことながら、まずは、所有者の気持ちが一番です。

 もう一度機会があれば、ぜひ出かけてみたい、
そして今度はもっとのんびりしてみたい宝ものです。


●さぬき発 与一の矢 その3
~ 眼からうろこの落ちるさぬきの話 ~

 先日、縁あって、砂山房太郎さんのお孫さんに逢いました。
今年はくしくも50回忌だそうです。
この稚拙な文章を差し上げましたところ、
たいへん喜んでいただけました。
これも何かの縁ですね。
最近は、こういう原稿を構想段階で思っていると、
その方とお逢いできることが、続いています。
縁なんでしょうね・・・

◎なぜ、志度で桐下駄が・・・、それも日本一
 志度が、桐下駄の生産日本一だということは、ご存知でしたか?
そうなんだ!と、皆さん、感心、納得する前に、
よく考えてみてください。

 下駄の材料である桐の木もどこにも群生していなく、以前から、
下駄職人がいたとか、そういう技術が伝わっていたということもなく、
およそ、100年前にはほんとうに何もないところだったにもかかわらず、
100年たって、桐下駄生産日本一となったという事実。
いまや、桐下駄は志度の特産品になっています。

 でも、100年の年数って、やはりすごいです。
無から、日本一が生み出せるのですから。
そこに確実に存在し、これがなければおよそ日本一にはならなかっただろうと
いうのは、皆さん、何だと思いますか?

 それは、「砂山房太郎」(東かがわ市大内町出身)というひとりの
男性の熱き「情熱」です。
この情熱こそが、100年で志度を桐下駄日本一にしたのです。
私たち香川県人のイメージは、県民性として、
概して温厚でやさしい性向であり、経済的にも比較的恵まれ、
どちらかといえば現状維持を望んで、
率先してドラスティックな変革をするようなことは
あまりないタイプであるとよく言われています。
それは、一年を通じて温暖な瀬戸内の気候に恵まれて
たいへん過ごしやすく、かつ海の幸山の幸などの食材が豊富なこと、
平坦で肥沃な土地が多くて、山も少ない土地であること、
また江戸時代230年近くにわたって、
将軍家の分家ともいうべき松平家のお殿さまが、
高松藩の藩主となって治めていたことも原因ではないかとも
言われています。

 また、子供の将来を考えて教育熱心であり、たいへん勤勉で、
不測な事態に備えての貯蓄も多く(19年3月時点調査の1世帯あたりの
預貯金残高で香川は約16,568千円で3年連続日本一)、
堅実な県民性であるとも評価されています。

 ところがどうでしょうか?
長い歴史を紐解いてみますと、ふるさと香川は、驚くなかれ、
意外や意外、従来からの常識や規範を根源から覆すような思想や
行動の持ち主が、輩出されています。
空海しかり、平賀源内しかりです。
その中でも、砂山房太郎も、その一人だったと思います。

 当時、下駄の職人は高松にいたため、
房太郎は、高松で下駄職人修行をしていました。
1907年に、志度町で下駄の製造業を開業した房太郎は、
どうせ下駄を作るのなら、日本一の材料を使って、
日本一の技術をという思惑がありました。

 幸いにも、香川は雨が少なく、晴れの日が多く空気が乾燥していて、
木材が乾きやすかったのでした。房太郎は、品質に拘り、
桐材は、仕入れてから約1年じっくりと時間をかけて、
天日で乾かすことにしました。
これが志度の伝統でした。
そして、職人の育成や一大消費地・大阪への販路開拓に取り組み、
日本一の産地の基礎を築いたのでした。

 それでは、なぜ、材料を桐にしたのでしょうか?
それは、房太郎の哲学でした。
どうせ作るなら日本一の品質の下駄を・・・。
この100年の間に、日本人の足元事情は随分と変わり、
日常生活において下駄はほとんど見かけなくなり、
靴が主流となって多くの下駄製造業者が廃業しました。
でも日本一の品質を心がけてきました志度桐下駄は、
そのような時代の大きな波にも影響を最小限度にとどめて、
今日まで至ってきています。
日本一の品質は、日本一の素材からというのが、
房太郎の考え。まず、日本一の樹木である桐を使いました。
桐は、たいへん軽い、吸水性に優れている、虫がつきにくい、
木目が綺麗などの特徴があります。

 桐がたんすによく使われていたのは、吸水性に優れている、
冬は乾燥して引き出しが開けやすくまた換気がスムース、
虫がつきにくい、落としたり衝撃を加えた時に、
桐の入れ物が壊れることによって、
緩衝材の役目を果たし、中のものを守るなどの理由からです。
奈良では時々、正倉院宝物展は開催されて多くの方が訪れていますが、
正倉院の宝物の入れ物は、ほとんど桐であることをご存知でしたか?
桐は、中国では、鳳凰のとまる幸福な木ということで、
各家庭の庭に植樹されていますし、
また、お嫁に行く時には、桐の苗を持たせていく風習があります。
最高の材料として、桐に選定、そして日本一の桐探しということで、
全国津々浦々探して、
結局は、新潟の越後桐(五泉の桐は木目の美しさが最高の品質)、
福島の会津桐を選定し、輸送ルートも確保したのでした。

 職人の人材は、貧乏人の子沢山ということもあって、
当時、次男以下は、たくさんの方が、京阪神に出稼ぎに行っていましたが、
砂山房太郎」は、たくさんいた次男以下の地元の若者を
活用したのでした。志度で下駄づくりを始めてほぼ百年。

 桐下駄製造では、最低40工程はあって、
仕上げ部分の細かいところはひとつひとつ手作業になっています。
下駄離れで、持ちこたえたのは、桐下駄という最高の素材を使って、
高級感を出したからにほかなりません。
いいものをつくれば、いつの時代も、どんな時代でも、
評価してもらえるし、それが本ものの迫力です。
目先の動きや利益に目を奪われて、ヒットしたから、
すぐ量産などと考えないことが如何に大切かを、
歴史が如実に教えてくれます。
本物志向で妥協を許さない確固としたポリシーというものが
人に与えるパワーの迫力のすごさ。妥協してはいけません。

 こぼれ話です。興味があって、2、3の下駄屋さんに
インタビューしてきたので、こっそり情報提供します。
まず、下駄の見方(下駄職人のこだわり)です。
最近は、表面を蒔絵加工している高級下駄もありますが、
本当の価値は、裏を見れば分かるそうです。
すなわち、下駄の裏を見れば、菊打ち、富士掘りなどと言う
高等技術・職人技が見れます。
また、下駄の素材を補強するため、めぼ(ダボ)を打ち込んでいます。
外国産は、このめぼが打っていないのが多く、
「高級桐下駄」というシールを用意して、
本来ならめぼが打ち込まれるであろう所に、
貼付しているものも多いので、機会がありましたら、
そういうところまでチェックしてください。
最近の伝統芸術のコラボではおもしろいものがありました。
桐下駄と保多織(鼻緒)など、意外とおもしろい組み合わせでした。
なお、下駄とは関係ありませんが、岡本焼きと漆工芸という
伝統芸術のコラボもドキッとする意外性がありました。面白いです。

●タイラギ、今年もおなかいっぱい食べて来ました。
 あまりの大人気で、予約開始日12月1日で、
ほぼそのシーズンの予約が埋まってしまうという
庵治のタイラギ・・・。
今年もお店は、開けている日は、すべて満室で大人気。
最近は、県外者も急増しており、
ますます予約できにくくなっています。
日曜日も、バスで団体さんが入っていました。
私は、ちょうどキャンセルが出て、
なんとか食べることが出来ました。

 タイラギの刺身から始まって、てんぷら、炭火焼き、
サラダ、タイラギご飯、タイラギ味噌汁と堪能してきました。
ほんとうに美味でした。
1人あたりの量が決まっているので、
刺身でも、てんぷらでも、焼き物でも、その範囲内なら何でもOKです。
量もけっこうあります。

 女将さんとお話しましたが、水深30メートルの海底は、
潮流、水圧、鮫、空気送りトラブル、潜水病など
様々な危険と隣り合わせ。

 今年は丸亀沖に鮫が出没して、丸亀の沖は、様子見です。
そして、潜水病対策です。
海底から船に戻れば、即減圧室に直行です。
調子悪ければ、家にも置いてある減圧室に入って調整しなければ
いけないようです。
潜水病は、骨折時の痛みが体のあちこちを襲うようなものですと
言われていました。
そういう話をお伺いしながら、感謝していただきました。

 タイラギは、あと4月20日で、今年も終わりますが、
今年も予約開始は、12月1日からです。
今年食べられなかった人は、雪辱戦。
今年12月1日に電話予約でチャレンジしてください。

 ところで、タイラギ貝ですが、
普通、貝柱といっているのは、本来の身です。
中に小柱(こばしら)があり、それは普通捨てているようですが、
この塩田のお店では、テーブルに出されます。
コリコリして美味で、お勧めです。
ぜひとも機会を見つけてご賞味ください。


●てくてくさぬきの目玉です!

 瀬戸内海クルーズがいよいよ、今週土曜日の11日から始まります。
ぜひとも素晴らしい瀬戸内海の夕焼けを、
クルーズで1時間お楽しみください。

 先日、マスメディア関係者に試乗会を行いましたが、
天候にも恵まれ、皆さん夕焼けを大絶賛していました。
同行していた我が課の職員も、何度も見ているはずなのに、
1時間、うっとりとするほどの素晴らしさでしたと
弾んだ口調で報告がありました。

 ふるさと再発見、クルーズに参加して、
とにかく体感してください。

 小田和正、スターダストレビュー、平井堅、ドリカムなど
大絶賛の瀬戸内海の夕焼け。
もう一度じっくり船の上から、その素晴らしさ味わってください。

 今後の運航日程は、下記のURL(てくてくさぬき)ホームペーシで
ご覧ください。

 http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/01.html

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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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