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(51)その日のために・・・

 
 クリスマスが近づき、あちこちでウキウキしている頃、
なんとも痛ましい事件が目に飛び込んできました。

 記事が一番詳細だったのが、20日土曜日の毎日新聞朝刊。
それによると、兵庫県播磨町で、県営駐車場に止めてあった車内で、
硫化水素で自殺したと思われる町内に住む父娘3人の遺体が
見つかったという記事。
 数年前に別れた母親宛に子供たち(中1、小6)2人から
遺書が届いて、驚いた母親が警察と学校に通報、
3人の行方を追っていた矢先のことだったらしい。
 父親の遺書には、コンビニ経営がうまくいっていなかったこと、
子供たちには生き残ってほしいと説得したが、
父親についていくという内容が書かれていたという。

 亡くなった父親に鞭打つ気持ちはないけれども、
「お父さん!子供たちがついていくと言った時点で、
 なぜ思いとどまらなかったのか!」と
叫びたかった。

 両親が離婚して、子供たちはつらかっただろうに、
ほんとうに耐えて、父親についてがんばって、
父親も毎日上のお姉ちゃんにはお弁当を作って、
子供たちもほんとうに父親思いの
うらやましいくらいのいい子供たちに育っていたのに、
なぜ、思いとどまらなかったのか・・・。

 3人の間で何があったのか、それはわからない。
しかし、これはいけない、子供たちを巻き込んではいけないと痛感。
2人ともいい子だったんだろうなぁ、生きていてほしかった・・・。

 わが末っ子にこの記事を見せると、しばらく黙っていた。
そして、「かわいそう! 私だったら、私は・・・」と。
・・・は、何を言ったのかよく聞こえなかったが、
聴けなかった。
どんなことがあっても生きていってほしいと痛感。

 年間3万人の自殺者がここ10年近く続いているという。
不幸な世の中である。
自殺をする人の気持ちなど、当事者にしかわからないというが、
それでも、生きたくても生きられない人が大勢いる中で、
それはどうにかならなかったのかと思わずにはいられない。
もしも少しの言葉でもかけてあげられれば、
笑い話になったかもしれない方もきっといるはず。
生きていてほしい。生き続けてほしい。
生きたくても生きられない大勢の人がいるのだから。
人生、生きているうちが花。
生きていることが幸せ。


ケネディ大統領って誰?
 19日金曜日、夕方16時過ぎから、第5時限授業として、
香川大学経済学部1年生約100人を対象に
「観光地理学」授業の一環として、講義をさせていただきました。

 若者大勢を相手に講義をするのはあまり経験なく、
階段教室は、母校ではないものの、
過ぎ去った青春がまるで蘇るかのようで懐かしく、
とても若くて初々しい学生たちがレジュメを教壇前に取りにくる間、
感慨深く彼らの動きを懐かしく見つめていました。

 学生時代は、遡ればもう30年近く前になりますが、
思い起こせば、しかし、あっという間の人生でした。
一生懸命に遊びまわった時期もあれば、
自分なりに悪戦苦闘しながら人生に悩み、
もがき苦しみ、落ち込んだ時もありましたが、
思い起こせば、学生時代や今までの人生は、
「一瞬」という言葉がぴったりあてはまるくらいの短さです。

 授業中、私語をしていれば、注意してくださってかまいませんという
教授の事前アドバイスもありましたが、約100分間、
ほとんどの学生が私語することなく、途中退場することなく、
最後まで一生懸命に聞いてもらって、感謝しています。

 授業終了後、教授室で少し話をして、
その後、学生食堂でコーヒーを飲んでいた時に、
授業を聴いてくれたと思われる学生数人から挨拶されたり、
「とっても興味深かったです。観光に興味があります。
 機会があれば、もっとお話聞かせてください。」とか、
「とてもおもしろかったです。」と、言われた時には
少し照れくさかったですが、そういう感想をいただき、うれしかったです。

 しかし、中に、
「先生が言われていた「J.F.ケネディ」ってどんな人なのですか?
すごい人なのですか?」と言われた時には、
思わず、心の中で、「えっ!」と驚きました。

 ケネディ大統領を知らない?

 僕の中では当たり前の、あのケネディ大統領も、
若い彼らの中では、ケネディ大統領という言葉は、オバマ次期大統領から
連想するものではなく、遠い昔の歴史上の幾多の人物の一人に
なってしまっているのです。

 そうか、私たちには懐かしいあのケネディ大統領
平成生まれの彼らには、ほとんどなじみがないのだと気がつきました。

 アメリカ35代大統領で、確か今から45年前の
1963年に暗殺された大統領、ケネディ大統領も、
今が19歳、20歳の若者には、
当たり前の存在ではないのだということを改めて認識しました。

 そうすると、私が講義でお話したたとえの中で、
もしかしたら、私には当たり前でも、
彼らにとってはまったく初耳だったものもあるわけで、
この時点で、
授業終了後に、教授室で教授から話のあった、
「彼らは若いですから・・・。」という会話の意味が
ようやく理解できました。

 彼らにとっては、小学生時代から、パソコンが普及し始め、
ケータイも一般化し始めた時代。
一部屋にテレビやパソコン、エアコンなどがあって当たり前の
生活しか知らない、そんな彼らなんだということに
いまさらながらに再認識しました。
 彼らが悪いとか、そういう問題ではなく、
私にとっては、現代の便利になったこの近代的な社会が、
彼らにとっては、生まれながらにして存在する当たり前の
社会なのだということを改めて実感しました。

 偉そうには言えませんが、彼らは、モノが溢れ、便利な今の生活が
実は当たり前であり、貧乏という生活をおそらくは経験していないと
思われます。それがいいのかわるいのかは一概に判断できませんが、
しかし、便利が当たり前、貧乏を知らないというのは、
やはり大きな問題だと思います。

 そういうところをもっと早く気がついていれば、
少しはそういう話もできたのではないかと少し悔やまれます。
また、意見交換もできたならよかったと少し後悔しています。

 ケネディ大統領を知らない学生たちには、
もしかしたら、授業の冒頭でお話した
・人生はあっという間、無駄にしてはいけない
・生まれながらにして死に向かって走り始めているのだから、
 人生で何をすべきかのプライオリティ(優先順位)を若い今からでも
 つけなければいけない。
・人生、夢を、希望を持って懸命に生きるべき。
 若いというのは、夢や希望を持ち続けそれに向かって進むこと。
 だから老いても若いフレッシュな人もいれば、夢や希望を抱かずに、
 若くても年老いている若者もいる。
・生きていることに感謝、自然に生かされていることに感謝、その気持ちを
 忘れてはいけない。
 
 などの言葉は、私からのメッセージだとしたら、
今が若さの盛りの彼ら学生には、いまひとつピンと来ない話だったかも
知れなかったと反省しています。

 しかし、ともかく私の拙い話を100分近く聞いてくれたし、
中には何度もうなづいてくれたり、メモをその都度何度も
とってくれたりしている学生たちもいて、
そしてあとで声掛けしてくれた学生もいて、
今回の私の授業の中での話がひとつでも
何か参考になれればいいのにと思っています。

 2週連続の講演でしたが、私の方がいい経験させて
いただきました。お声をかけていただきました皆様には、
たいへん感謝しています。いい勉強になりました。
ありがとうございました。
 

●その日のまえに・・・
 偶然にも20日土曜日から21日日曜日にかけて、
何人もの方から、実にいい映画だった、見てよかった、もう一度見たいなど、
また、多くの方に見るようにお声をおかけくださいという
複数のメールや電話をいただきました。

 映画「その日のまえに」・・・
もしお時間がありましたら、
いや時間を何とか都合つけてもぜひみてください。
実にいい映画です。胸に沁みる、心の琴線に触れる映画です。

 直木賞作家重松清さんの同名小説「その日のまえに」の映画化で、
監督は大林宣彦さん、シナリオは市川森一さん。
原作発表時は、「通勤電車では読まないでください」などと
話題になった作品。

 主演は、夫婦として南原清隆さん、永作博美さんが
実にいい役しています。
キムタク使えば、もっとヒットするだろうに、
あえて南原さんを起用した監督の意図、見事に実を結んだと思います。

 ぜひ、見てください。
それも素敵な方と一緒にぜひみてください。
そして、考えてください。「その日のまえに」・・・。

 東京、大阪などの大都会では、既に11月1日から
ロードショーで公開されました。
 香川では、20日土曜日からホールソレイユ1(4階)で、
一般公開始まりました。
 放映終了日は未定ですが、お早めにお出かけください。

 また、よろしければ、ご感想お寄せください。

 http://www.sonohi.jp/

●「レオニー・ギルモア」と松井監督
 20日土曜日の夜、
四国村の久米通賢旧邸宅で開催された
松井久子映画監督を囲む会に出席させていただきました。
 
 松井監督は、50歳を過ぎて、「ユキエ」という作品で
映画監督デビュー、2作目は「折り梅」という話題作を発表。
そして、第3弾が
足掛け6年をかけてようやく陽の目をみようとしている
イサム・ノグチの母親「レオニー・ギルモア」。

 今回は、来月の最終香川県ロケハンに先立ち、
親しい人たちに集まっていただいての、囲炉裏を囲んでの
お話ということで、終始和やかな雰囲気で行われました。

 彼女のどこにこれほどの強い映画制作への意思があるのかと思うほど、
柔和な顔立ちの監督さんですが、
ご自身のレオニー観をはじめ、
映画制作の裏面である資金集めや俳優選び、また今回は
英語が基本の、日米ロケということで、
その苦労や、聞いていると、自分なら投げ出してしまった場面が
何度もあって、そのたびに監督さんの映画に対する執念のようなものを
感じました。

 50歳を過ぎてからの映画制作。
人間、歳ではない、情熱、思いなんだと改めて痛感しました。

 今後のスケジュールは、クランクインアメリカロケが
4、5月、日本ロケが6、7月で最初のロケ地が善通寺市であり、
7月末にはクランクアップ、
その後、編集、音楽などに4ヶ月をかけ、
来年晩秋には公開の予定だそうです。

 配役はもう大方決まっていて伺っていますが、
それはあとの楽しみとして、ここでは内緒にしておきます。
皆さんが知っておられる役者さん、たくさん出演される予定です。

 監督さんの言葉を借りれば、「ユキエ」、「折り梅」と
2作品とも興行的に成功しているのは、「ユキエ」の初回公演が
高松市民会館、それも昼夜満席というような画期的な興行成績を
地元有志の絶大な協力で残せたから、それがマスコミに大きく
取り上げられ、全国に波及したからだということで、
その後の「折り梅」公開も香川の大勢の方の協力があったからと
監督は、香川が大のお気に入りでした。

 今回も、イサム・ノグチという香川にとっても縁のある
20世紀を代表する世界的な彫刻家の母親である
レオニー・ギルモアさんの、松井監督流解釈での映画作品ですので、
ぜひとも皆さんの応援をよろしくお願いいたします。

 松井監督との話は、楽しいひとときならあっと過ぎ去るということを
象徴するかのようでしたが、がんばってほしいと痛感しました。

  http://www.essen.co.jp/profile/index.html

●ありがとうございました。
 今年も1年間、一方的なメールに付き合っていただき、
ありがとうございました。
 拙文にも関わらず、たくさんのリプライメールもいただき、
感謝、感謝です。

 旬の情報をタイムリーに発信するとともに、
日本一小さな香川にも、実は世界に誇れる多くの素晴らしき宝物があると
いうことを皆さんに知って自信を持って元気になっていただきたく、
また、素敵なふるさと香川の情報を、県内外のお知り合いや友人に
さらには子供たちにまで、情報発信していただければとても幸いです。

 あまりにふるさとのよさを多くの人が知らな過ぎるというところから
始まったこのメールも、来年で11年目を迎えます。
よろしければ、またお付き合いください。
また、皆様からいただいた貴重な情報も、お寄せいただければ
情報発信させていただきます。

 生きていること自体が幸せ、自然に生かされているなど、
そして結局は、折角この世に生を受けたのだから、
何か生まれてきた証を懸命に残すべきであり、
あなたがいたからよかったなどと、
一人でも多くの人に思っていただけるような
そういう生き方、プラス志向の生き方も提唱させていただきました。

 これからも、素敵な情報を発信していきますので、
よろしくお願いいたします。

 なお、過去のメール文は、下記のURLで見れますので、
よろしければいつでも覗いてみてください。 

 讃岐発 与一の矢
 
 http://nasuarrows.blog15.fc2.com/
 
                 です。

 来年も、皆様にとっていい年でありますように、
心からお祈りしています。

 有意義な年末年始をお過ごしください。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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