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(50)金毘羅道中膝栗毛!

 いま、時間が少しでもとれたらと、
先日購入したオバマ次期大統領の演説集を読んでいます。
面白いですよ、実にこなれたスピーチで、
スピーチライターのすごさ、思い知ります。
そういえばJ.F.ケネディ大統領も、その演説の中で、
今国民に必要なものは、国家に何をしてくれるのかというのではなく、
君たちが国家に何ができるのかということであるとスピーチしたのは、
私の理解が間違ってなかったなら、心に残っています。
すごいです。いまでも十分通用します。

 オバマ次期大統領も、数々の名言がありますが、ひとつ気になるのは、
有名な「WE CAN CHANGE」というせりふ。

 「WE MUST CHANGE」といいたいのが私の本音です。
{WE HAVE TO CHANGE}ではなく・・・!

 社会が変わるというのは、それ以前に
個々人が、自発的な意思で変わらなければいけないということです。
変われるもの、変わるものが生き残れるというのが
自然界の鉄則です。
それは自然に生かされているから、当然自然のルールに従うことです。
人間も自然界の一部、自然に生かされています。

 動植物は、人間がいなくなっても生存できますが、
人間は、動植物がいなくなったら生きていけません。

 人間は、ちっぽけな存在。自然に生かされていることの自覚、
すべてはここからのスタートだと思います。

 旧暦14日は、義士祭。討ち入りの日です。
なぜ、46人もの武士が、妻や恋人、親や子を捨て、
大石の企てに乗ったのか?
そして、大石の辞世の句。
「あら楽や 思いははるる 身は捨つる 
 浮世の月に かかる雲なし」

 その心境はいかなるものか、今は想像するしかないのだが・・・。

●おしゃべりプラザ
 ところで、今週も、お礼を言わせてください。
一昨日、12月13日土曜日、アイパル香川の2階アイパルプラザにおいて、
香川県国際交流協会の主催「おしゃべりプラザ」ということで、
栗林公園ボランティアガイドとして、通訳ボランティアとして、
皆さんの貴重な時間をいただき、
90分お話をさせていただきました。

 私がここ10年間近く続けているボランティアガイドで得た、
貴重な経験、知り得た知識などを通じての、素晴らしき日本文化、
四季折々の自然に恵まれ、育まれてきた日本人の美意識、
また生きていることの素晴らしさ、生きるための哲学、
生き様などの話など、話の内容もずいぶん脱線もしましたが、
心地よい90分間を過ごさせていただきました。
お話させていただきましたこと、聴講生の皆さんに
ありがとうと心底、お礼申し上げます。

 いつも講演依頼があるのは、ある組織化された会の主催講演なので、
予め聴講者は動員され、聴講する人数は確保されるので、
聴講者の人数はあまり気にしていなく安心しているわけですが、
今回は、ほんとうに一般に公開しての講演なので、
読売や四国新聞にはお知らせの告知が掲載されましたが、
参加者の数が何人になるのか、たいへん気になっていました。
幕が上がって、聴講者がいなかったらどうしょう?という
怖い気持ちもありました。
聴講者が3人など少数人数でもしなければいけませんが、そのうちの
1人が寝たらどうしょうなどと、考えれば考えるほど不安は募り、
たいへんでした。

 ところが、当日会場に行くと、既に始まる前から
お客さんが椅子に座って待ってくれており、
最終的には、30人から40人くらいの聴講者となりました。
たいへんうれしく、また感謝しています。ありがとうございました。

 県職員の方も数人見えられており、またお顔のわかる方も半数近くいて
頼もしい限りでしたが、残りの半数の方は知らない方であり、
知らない方が私の話を聞いてくれることに、
感動しました。ありがたいことです。

 90分一方的にしゃべりっぱなしでしたが、
脱落者もなく、最後まで皆さんついてきてくれました。

 あとで、感想をお伺いすると、以下のような感想をいただきました。

①ガイドする人が、実はガイドされていることもあるということは
 実に意外で、面白かった。

②異文化コミュニケーションの面白さ、
 特に、言葉はツールで、大切なことは相手の国の文化をよく知ることで
 あることには共感した。
  また、異文化コミュニケーションを通じて、あって当たり前の違いを
 再認識し、そして、日本文化そのものや自分自身を知ることに
 つながっていくということには、目からうろこが落ちた。

③特に、日本文化の根源でもあると主張して、「能」の話をしていたが、
 これは興味をぐっと引かれ、おもしろそうだった。
 全世界どこにもない死者が語る「能」というものについて、
 もっと知りたくなった。また話してほしい。

④世界に誇れるふるさと香川の宝ものの話もあったが、講演を聴いていると、
 オリーブ、ハマチ、イチゴ、さぬきゴールド、桐下駄など何をとっても、
 その背後には、それを世に出した人の熱き思い、情熱があることには、
 改めて驚いた。
  単に地中海式気候だからオリーブ栽培に成功したというのではなく、
 先人の驚異的な努力と根気でやせ細った土地の土壌改良を成功させた・・・
 引田で養殖したからひけた鰤ではなく、しっかりした品質管理にしたがって
 稚魚の買い付けからえさやり、そしてタイミングのいい活きジメと
 血抜きなどが行われた鰤(全体の10数%)こそ、
 地域ブランドとして出荷できていること・・・
  イチゴも自然との闘い、わが子を育てる以上の神経と労力を使って、
 なおかつ他地域のイチゴと比較して地域間競争に打ち勝って、初めて1粒
 600円で、日本橋千疋屋で売れていること・・・。
 さぬき讃岐ゴールドもしかりです。

 こういう話を聞くと、ほんとうに元気が出てきます。
そしてそういうことを知ったうえで、
もう一度味わって食べてみたい、体感してみたい。

⑤意識改革ではなく、まず行動ということで、行動の大切さを痛感。

⑥夢を、希望を失って人は年を取る考えに驚く。
 感性を磨き続ければ、夢や希望をしっかりと持っていれば、
 年はとらないものというのは、納得できた。
 よかった。

 それでも、中には数人、話は面白かったが、盛りだくさん過ぎて
整理ができなかった。もう一回話してほしいというようなことも言われて、
反省とうれしさで、そういう意見もよかったです。

 主催者である香川県国際交流協会にお礼申し上げますとともに、
今回の講演でも、結果的にはまた私の方が皆さんから元気いただきましたこと、
聴講生の皆さんにもお礼申し上げます。
ありがとうございました。

 また、19日夕方には、
100人の大学生を対象に授業させていただきます。
香川のよさをもっとどんどん知っていただき、元気になって、自信も持って
いただき、そしてさらには情報発信の一翼をぜひ担ってほしいものです。
今から、若者の反応が楽しみです。
 
●虎丸社中 こんぴらアート2008
 13日午後、講演直後にこんぴらに出かけてきました。
21人の現代アート作家による競演。
場所は、こんぴら石段坂92段目にある虎丸旅館と、
昭和7年に建築された「公会堂」です。

 私は、素敵なご婦人お二人と、コトデンの一日乗車券
(1日乗り放題で1,200円)を購入して出かけました。
偶然にも、琴電琴平駅で、真鍋知事に声かけられ、
知事も私の同行のご婦人も相互に知っておられたので、
ご一緒することになりました。

 全国的にも、全世界的にも、現代アート華やかなりし現在ですが、
これが感性以上のものもあって、理解には難解ですが、
今回は、虎丸旅館という現在実際に旅館として使われている
現役施設の中での展覧会ということもあって、なかなか興味深かったです。

 時々、虎丸旅館の各部屋の床の間の柱や欄間などの素晴らしさに
感動したり、どの部屋とて同じものはないほど違った部屋の集まりで、
それも館内で迷路のようにあるのは、それだけで面白かったです。
また、作品も、今回は原則アーティストや彼らのサポーターが、
その場所に待機して説明したり、質問に答えてくれたりしたので、
作品の意図するところや、アーティストの姿勢が理解できてよかったです。
アーティスト自体も、謙虚な人が多く、
こんぴらの階段を苦労して登りきった直後に見上げた空の写真、
天井を川に見立てて、子供のころに体験したナスやトマトが
浮かんでいる様など、
あるいは、室内のインテリアや窓、壁などの着目して、デフォルメして
作品を楽しむなど、様々な視点があることに
改めて驚かされました。

 見る方の感性も強く要求されるので、
がんばって理解しようと努力しましたが、
こういう姿勢は本来好ましくないのかもしれません。
ともかく不思議な体感でした。

 こんぴらと現代アート、
一見そぐわない様に思えますが、実は、
私がかつて何度もお話していますように、
伝統的なものや歴史的なものは、
一夜にしてそういうものになったのではなく、
長い年月を重ねるに連れて、
また重ねた後に、結果的にそういう伝統的、歴史的な評価を
いただいたものなのです。
だから、最初からそういうものではなく、
むしろこんぴらさんなどは、最初はその時代の先端を走る
アバンギャルド(前衛的)なものではなかったのではないかと思っています。

 こんぴらに行けば何かある、
ワクワクドキドキするものがある、
信仰のほかに、演劇、食べ物、歌舞音曲、風俗、娯楽、
ギャンブル、お土産など。
十返舎一九も、その作品「金毘羅道中膝栗毛」で、
京都からこんぴらまでの道中記を書き表しています。
「こんぴら」という言葉の響きは、一回聴けば日本語の響きではなく、
これは明らかにサンスクリット語の「クンピーラ」というワニのことでした。

 また、江戸時代は、こんぴらさんは、海の神様でしたけれども
お寺でもあったわけです。いわゆる神仏混合です。
でもこのおかげで、明治初期の廃仏毀釈を免れたわけですから、
すごいことです。

 最近では、書院の美展が盛大に開催され、
お参りに来る人に加えて、アート鑑賞に来る人も
増えています。また、作品は、東京、津、パリと世界を駆け巡っています。
27日からは、凱旋展覧会が開催される予定ですので、
ぜひともまたお越しください。

 「お山」ががんばり、山下(さんげ)の人たちもこれからまちの活性化を
考えていかなけれがいけません。
そのひとつの表れが、今回の虎丸社中こんぴらアート2008だと
思います。

 こんぴらさんには年間300万人以上の方が訪れており、
これは四国の観光のへそ(中核)になる観光施設でもあります。
しかし、実際に宿泊している方は、その10%強だとも言われています。
なぜ宿泊していただけないのか、
夜は、温泉町として活況を呈しているのか、
こんぴらの名物は、地産地消は何?
お土産ものは何がお勧め? などなど
どんどん手をつけていかなければいけないとこ、たくさんあります。
一度皆さんで考えてみませんか、こんぴらの活性化について・・・。

 今回の虎丸社中こんぴらアート2008が成功して
こんぴらの活性化について考えるいいきっかけになればと思います。

●テレビで思わず・・・
 我が家には、分不相応の52型の大型テレビが、居間に鎮座していますが、
なぜこんな大きなテレビがあるのかは置いといて、
しかしながら、この1年私は、ほとんどテレビを見ていません。

 ところが、昨日の14日に偶然にもテレビがついていて、
何気なく見ていたら、立て続けにわずか30分間くらいの間に
不覚にも2度ほど涙流してしまいました。

 ひとつは、男子新体操団体の部全国高校選抜選手権大会の模様。
頂点に立ったのは、宮崎県立小林高校ですが、
その厳しい練習と、挫折、感動、チームワーク、そして
最後に見事な演技で、ほんとうに素晴らしく一糸の乱れもない
演技での優勝・・・。
男子新体操団体、これはすごいスポーツであり、人間ドラマです。
ほんとにすっかり引き込まれ感動しました。
ライバル校も、今後展開されるインターハイや国体での熾烈な戦いに
また臨むわけですが、今後も目が話せません。
ぜひともまたいずれかの機会にご覧ください。
感動ものです。

 二つ目は、NHKの阪神淡路大震災のときに、被災し、
ピアノの下敷きとなって、生存率わずか3%の地獄から
這い上がってきた当時15歳の女性の社会復帰のドキュメント。
一命は取り留めたものの、言葉も十分に離せなく、脳にも後遺障害があって
今年になって13年経って、初めて就業にチャレンジしている
けなげな生き方に思わず涙。
ぜひともがんばってほしいです。
地震は一過性だけでも、13年経っても、傷さえ癒されていない人の
多いこと。
地震はまだ終わっていないこと、痛感しました。

 平凡に生きること、生きられることの楽しさ、
幸せに思わないと罰があたります。
平凡に暮らせるのも、大勢の方の影のサポートがあったればのこと。
そういうこと、忘れてはいけないと思います。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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