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(43)真行草の世界

 少し遠出して、
「動乱の時代を美しく生きる
 白洲次郎と白洲正子展」に出かけてきました。

 以前から疑問でした。
こんな価値観のまったく違う2人が、なぜ一緒に暮らせたのか、
いや、2人は、夫婦が仲良くうまくいくには、
できるだけ離れること、一緒にずっと生活しないこととまで
言い切っています。

 戦後の混乱の中で、あいまいさや妥協を決して認めなかった次郎と、
能、骨董、陶器、自然などおよそあいまいさと不確実性をなくしては
語れない世界に身を投じた正子、
2人の強烈な美意識と個性が、武相荘で
いかに融合していたのか、昔からの疑問でしたが、
でも今回も結論はでませんでした。

 最近は、次郎よりも、個性的な生き方をした
正子に興味があります。
いい資料がありましたら、また教えてください。
 
栗林公園と「真・行・草」の世界
 日曜日、早朝から、栗林公園
大勢の高校生であふれていました。
実は、全国合唱コンクールが高松で開催され、
25日土曜日は高校生の部、
26日日曜日は中学生の部が開催され、
コンクールを終えた彼らが大勢訪れていました。

 園内で何人かの高校生と少しお話しましたが、
東京の高校生は、先生から、
高松には、
素敵な公園があるからぜひとも行かなければいけないということで、
今回訪れたようですが、生徒たちは異口同音に、
「えっ~と、なんと言っていた?くりばやしこうえん?」などと笑いながら、
でも、「この公園は、ともかく広いし、緑が鮮やか、松も立派で、
落ち着く!」
などと、たいへん喜んでいました。

 小雨降る公園は、若い人たちにも、素晴らしい感激を与えたようです。
気温もぐっと冷え込み、セーターやジャケットがほしいほどでした。
緑の木々に小雨は似合います。緑が一段と映え、雨もしっとりとした
雰囲気を園内に届けてくれます。

 おかげさまで、先週18日土曜日に、63年ぶりに茶室披きしました
栗林公園内の茶室「新日暮亭」にも、大勢の方が詰め掛けて、
今から300年以上前の江戸時代初期の様式を伝え、全国的にも
珍しい土間のある茶室を、露地から覗き込み、あるいは、
全国的にもこれまた珍しい、降つくばいや噴水もどきの渦巻き井、
そして、石灯篭をまじかに見ては感嘆していました。

 たまたま私が居合わせた時に来られていた造園家の団体さんは、
わざわざこの茶室と露地を見に来たと話されていました。
どこからこられたのかうっかり聞き忘れてしまいましたが、
専門家らしく、敷石の配列のバランスのよさや、巧みな踏み石の配置、
また石灯籠の笠の部分の面白さなど、いろいろ教えていただきました。

 あいにくの雨ではなく、まさにうってつけの雨でありました。
大勢の方にそう思われていたと思います。
園内の緑が輝いていましたから!

 そのような中で、26日日曜日は、栗林公園内のお茶室「掬月亭」で
東儀秀樹さんのお姉さんにあたる東儀雅美さんを迎えての、
雅楽のミニコンサートが午前と午後の2回ありました。

 笙、ひちりき、龍笛など、実際にそこで楽器を演奏しての生コンサートは
一瞬平安時代にタイムスリップしたような不思議な雰囲気でした。
最後の曲は、感動的で、体が震えました。
まさに、心の琴線に触れてくる音楽でした。
実に素晴らしいコンサートでした。
雅楽が合います、この栗林公園には。

 私と建築家の後藤さんとも、2回、コンサートの前の25分ほど、
公園や掬月亭、日本文化について、対談でお話させていただきました。
皆さん、最後まで熱心に聞いていただき、よかったです。
特に後藤さんは、宮本亜門さんの沖縄の家(カレーのCFでテレビでよく
オンエアされましたので、思い出す方もおられますが)を
2年の歳月をかけて設計建設した有名な建築家です。
宮本さんは優しそうな顔をしていますが、実はたいへん厳しい人で、
後藤さんは、隈研吾事務所をやめてまで、その厳しい環境で、
ものづくりの素晴らしさを学んでがんばった2年間が
自分自身の宝となっていますと言われていました。
うらやましいと思いました。
彼の最初の作品が、宮本亜門さんの沖縄の家でした。

 私は、目に見える栗林公園の数々の日本一をお話する以上に、
栗林公園には、目に見えないところで、実は素晴らしいものがある、
また目に見えていても、実際よく理解してはいないもの、
たとえば日本文化や、日本人の自然に対する考え方など
数多くあるのではないかとのお話もさせていただきました。

 たとえば、「真・行・草」
これは、建築を始め、茶道、華道、絵画、書道、料理などほとんどの
日本文化の共通コンセプトになる言葉ですが、
自然に生かされている、自然を畏怖尊敬する日本人の考えであり、
四季に恵まれ、おいしい農水産物も豊かである日本だからこそ、
今までも続いていて、日本文化の大きな屋台骨を支えているのだと思います。

「真」:人工的なもの
「草」:ほとんど加工していなく、より自然に近いもの
「行」:真と草の間

 「真・行・草」は、本来中国で考えられたものです。
真は一番優れたものであり、付随するものとして行や草がある考えが、
日本に伝わって、価値がまったく逆転、
一番優れたものは、草とまで考えられています。
侘びさびなどの考えは、基本的にはこの草の思想の現れです。

 対談の中で、日本人の「真・行・草」に触れ、
侘びさびの話を出しましたが、
東儀さんは、実はわびさびの前に「雅の文化」があったことも
忘れないでほしいということは、感じ入るものがありました。

 今の日本は、私たちも含めて、情報過多になって、
目の前に起こる出来事に翻弄され、1年先を考えるのも容易ではありません。
しかし、同時に、50年後、100年後の国や世界を考える、
いわゆる天下国家を論ずる必要があります。
そのためには、普段から自然を意識するとともに、
外国の情報もどんどん取り入れていかなければいけません。

 栗林公園で、たまにはのんびりしませんか?
まずは、公園の中でゆったりした時の流れに身を任せてみませんか!


オリーブ植栽100周年記念収穫祭
 19日の日曜日に小豆島を訪れ、収穫祭に参列してきました。
私たちが思う以上に、小豆島オリーブ公園には、
多くの県外ナンバーのバスが連ねてやってきています。
特に、愛知県などの中部地方のバスがやたらに目立ちました。

 収穫祭ですが、本格的な収穫を迎えている品種はまだ少ないですが、
これから11月にかけてが本番です。

 でも、オリーブの新漬けでは、特に「ミッション」がとってもおいしく、
出す手がとまらないほどでした。お勧めです。
お土産にいくつか買ってきましたが、
いつの間にか家の冷蔵庫からは無くなっていました。
ぜひ、皆さん、今年のオリーブの新漬け召し上がってください。

 「ミッション」は、癖になるおいしさです。含まれるオリーブオイルも
体の中から、抗酸化作用で、老化防止にきっと貢献してくれるはずです。

 この際、ぜひ小豆島にお出かけください。
11月は、島の観光シーズンです。
近くで意外といけていないところではありませんか?

 寒霞渓の紅葉は、ロープウェイから見るのもいいですが、
たまには下の道を歩いてみませんか?
奇岩変岩がまじかに迫ってきますし、目の前の紅葉は、
きれいです。
予約すれば、野の花や真里のランチも食べられるかもしれません。

 島88箇所は恵門の不動や奥の院の笠が滝も、
修験道のようなところにあり
おもしろい体験ができます。
また、恋人や夫婦などのカップルには、土庄町の「エンジェルロード」が
いいかもしれません。

 土庄町には、まちあるきで「迷路のまち」ツアーがあります。
小豆島の醤(ひしお)の郷(さと)では、
歴史のある産業観光が体感できます。 

 また、地域食品ブランドとして、小豆島には「本場の本物」が11のうち
なんと3つもあります。
「本場の本物」は、現在「沖縄黒糖」「鹿児島の壷造り黒酢」「足柄茶」
「草加せんべい」「奥久慈凍みこんにゃく」「大豊の碁石茶」
「船橋三番瀬海苔」、「伊勢本かぶせ茶」の8品目が認定されているほか、
小豆島からは「小豆島佃煮」「小豆島桶(こが)仕込醤油」
「小豆島オリーブオイル」の3品目が認定されています。

○「小豆島佃煮」:約400年前からのしょうゆづくり。
         小豆島佃煮として60年余の歴史。年間1万トン。

○「小豆島桶(こが)仕込醤油」:微生物が住みついている桶(こが)という
                大きな杉桶を利用。

○「小豆島オリーブオイル」:約50ヘクタールで栽培。オリーブオイルの
              製造量は年間9420キロ、
              販売額は年間約9260万円になり、
              島の重要な産業になっています。

 ぜひ、この秋は、ご家族そろって、また心の置けない
友人たちと小豆島にお出かけください。

 楽しい一日がきっと過ごせること確信しています。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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