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(38)お茶は、香川を代表する文化 !

 残暑厳しき毎日ですが、実は、深夜も1時を過ぎると、
東の空には、冬の星座で有名なあのオリオン座が、もう見えます。
季節は、意識しなくても着実に変わっています。

 今年の夏は、地球が木星に大接近ということで、
夜になると、まるで天空の星で一番明るく輝くかのように
南の空にとっても明るい木星が見え、
毎夜私の目を楽しませてくれています。
それは地球と木星が大接近しているためです。

 14日の中秋の名月もきれいでしたが、16日の夜の月(立待月)は
ほんとうに清涼で美しく神々しさがあり、
思わずうっとり見とれてしまいました。
まさに神が依代として降臨しているかのようでした。、

 月や星をほとんど見ない現代人が多いですが、
静かな屋外の庭園などで、星空のもと、月や星を見ながら、
酒などを酌み交わせば、
100年後の天下国家を語る人も増えてくるにちがいありません。
自然に生かされている人間が、ちっぽけに見えるとともに、
「我生きて何を為す」、そういうことを考える時間こそ、
これからは必要であると考えるのは、私一人でしょうか!

香川官休会のお茶会に・・・
 玉藻公園披雲閣での香川官休会のお茶会に出席させていただきました。
ご存知香川は、武者小路千家の発祥の地でもあり、
お茶文化満載の土地柄でもあります。
お茶を経験している人、そして団体や個人所有のお茶室など、
特に高松市内はたいへん多く、
戦前は、1日中何度もお茶室を訪れ、抹茶を堪能できた
「大茶会」が盛大に開催されていました。
(現在、香川の文化振興に取り組んでおられる中條文化振興財団主催の
 大茶会が、今年も10月19日(日)に計画されており、復活後4回目を
 迎えます。)
そして、お茶そのものが他県以上に私たちの日常生活に入り込んでいます。

 お茶の世界を少し説明させていただくと、
一説には平安時代には中国から日本にもう既に輸入されていたお茶、
しかし通説では鎌倉時代の禅僧栄西が中国から薬用としてお茶を伝え、
その後日本で広まり、
あの有名な一休禅師と、禅僧の村田珠光の2人によって
当時室町時代のきらびやかな文化に対抗するかのように
質素な茶道「侘び茶」が生まれたと言われています。

 だから、当時の文化事情から見れば、お茶というものは、
誕生直後で、きわめて前衛的なアバンギャルド的な色彩を放っていたもので、
現在の伝統の中で息づいているお茶の世界とは
まったく趣を異にしていたと考えるべきだと思います。

 その後、堺の商人武野紹鴎、そして千利休と続くわけですが、
明日の命も保障されない、そして下克上の戦乱うずまく戦国の世の中で、
堺、そして戦国大名の間で重宝された茶道。
 おそらく、例えば当時日本を訪れた南蛮人にとってみれば、
異様で異質な光景に映ったと想像するに難くありません。
お茶碗ひとつが人の命よりも大切に扱われた時代。
皆さん、理解できますか?

 そして、千利休の流れをくむ三千家につながるわけですが、
利休の切腹事件はあまりにも有名です。
 私は、秀吉の朝鮮征伐に強く異を唱えた利休の存在が、
さらには利休の精神性を尊ぶ価値観が、
秀吉にはあまりにも恐ろしすぎたのではないかとの思いで
起こったものと推測していますが、
それは置いといて、利休切腹後、
お茶道具すべて没収、子供の少庵は関西を逃れて、会津に
かくまれることになります。
 そして利休の孫宗旦は、茶道具返却に東奔西走するわけで、
それが功を奏し、子供たちには大名についてお家が栄えることを強く訴え、
その結果、後妻の長男宗左が表千家(紀州の茶道頭)、
次男宗室が裏千家(加賀の茶道頭)、そして、前妻の次男宗守が
武者小路千家=官休庵(讃岐高松の茶道頭)を開き、
三千家に流派が分かれました。
前妻の長男は、茶道の世界を離れて塗師になったようです。

 讃岐では、生駒時代は表千家
松平時代は、武者小路千家となっており、
2つの家元と讃岐はたいへん深い関係です。

 茶の湯に関係の深いお庭焼(理平焼)もこの場から発祥しています。
今から約250年前の古絵図にも、
今の場所である北門北100メートルのところに、しっかりと
描かれており、現在でも理平焼14代目は実際に公園北口のその土地で
窯を持っています。

 官休庵は、官(高松藩の茶道頭)を辞して(休して)、京都武者小路で
新たな流派を興したということで、名づけられました。

 お茶席に招かれるたびに思います。
お茶はほんとうに季節感を大切にしています。
まさに自然を感じています、
そして私たちは意識すると否と
自然に生かされていることを痛感させられます。
 
 香川官休会のお茶会は、床(掛け軸)、花、花入れ、釜、茶碗、
菓子(当日は2席あり、それぞれ里芋薯蕷とこぼれ萩)など
季節感を意識しての亭主のお迎え、おもてなし。
心憎い演出で、うれしい限りです。
(なかには、露地に植わっている樹木の葉っぱの一つ一つの汚れをふき取る
 おもてなしも実施されているようですが・・・。)

 先週の栗林公園庭園コンサートの植松さんの言葉、
人間は生まれた時から死に向かって生きていること、
そして、お茶会の席でとなりのご婦人から、
私たちは自然に生かされている、感謝、感謝の言葉。

 私が常に皆さんに訴えかけている言葉を2つも偶然に伺えたのは、
よかったです。
この2つのことを早く意識して、自分の人生観に取り入れた人こそ、
人生を充実させて過ごせることができるのではないでしょうか!

 吉田兼好の「徒然草」で書かれている無常観は、
世界にあるものは有限であり相対的であるという世界観ですが、
しかし限りあるものだからこそ、死というものがあるからこそ、
生は尊く輝やくものだと説いています。
兼好の説く「もののあわれ」とは、
限りあるからこそ輝く美しさをいつくしむ気持ちと考えたら
いいのではないでしょうか。

 さらに西方浄土の仏教思想からみれば、
「死」は無ではなく、
自然の中での輪廻が太陽で象徴されているように、
生まれ変わるのであることに
人々の気持ちが今日まで引き付けられています。
 そして、この無を追及するのが禅宗です。
無はもう滅びることはなく、永劫不滅なるものです。

 このような考えは、能の幽玄、茶道の侘びさびにつながる、
日本人の美意識につながると思いますが、
自然から遠のいている現代人には、縁遠いものになりつつことが
私には残念でなりません。

 ところで、あの本田宗一郎が説いていること、
「時間は全ての人に平等、如何に効率的に使うかが鍵。そういう意味では、
 成功者は、時間を経営資源として大切に使っている。
 大切にするということは、時間を稼ぐことでもある」

 私は、この考えには後半部分は賛同しますが、
前半部分はいつも疑問に思っています。
時間は決して平等ではないのです。
早世する人もいれば、長寿の人もいます。
 ただ、それはあくまで結果論。誰にも事前にはわからないこと。
時間の長さは、恐ろしくほど冷たい運命によって、
冷酷と言えるほど、人によって違います。
自分にこの世でいくら時間が与えられているのか、
誰もわからないのです。だからこそ、無駄にしてはいけないのです。

 一説によれば、すべての野生動物は一生に打つ心臓の鼓動が
15億回、したがって象は100年生きても、その30倍も早く鼓動を
打っているねずみの寿命はわずか3年。

 お茶会に出席しているのは、9割以上は女性。
これではいけないと思います。
男性もどんどん参加すべきです。
 そして、亭主がおもてなしに用意した季節感に、
改めて自然を感じ、感謝する、そういう時間も大切にしなければいけません。

 香川県では、一世帯あたりの貯蓄額が、
1,600万円~1,700万円で、ここ3ヵ年連続
全国第一位であること、
あるいは、小豆島では、
世界の債券に投資する投資信託「グローバル・ソブリン・オープン」の
小豆島の残高が、本来、長期の運用成果が投資の尺度となるこの手の投資は
まったく素人相手だと不安材料も多いなかで、
昨年末にはなんと100億円を突破しており、
それは人口対比で、日本全体の3倍の濃度で保有ということで、
現実感がないなか、香川は数字的には大変恵まれており、
でもそれだからこそ、
もっと内面的な充実感や満足感が求められていると考えるのは
けっして私だけではないはずです。
無粋な例でしたが・・・・。

 我が家では、最近テレビが突然壊れて、
たいへん静かな日々が続いています。
子供たちは、いつ新しいテレビが来るのかと期待しているようですが、
テレビの無い生活も、ほんとうに静かでいいです。

 玉藻公園披雲閣は、吹き抜ける風が心地よく、
のんびりさせていただきました。
それにしても、正客さんの知識には、脱帽でした。
そして、ほんとうにおいしい緑の抹茶を、
ゆったりといただきました。

 ご亭主さん、ありがとうございました。

●情報提供します・・・
①四国の祭が大集合 始国はちはち祭 9月28日(日)開催!

 四国を繋げ、四国を元気に!今、四国から始まるをキャッチフレーズに、
地元四国を再び見直そうと、
四国在住の若者らが中心になっての大イベント。

 皮切りは、29日(日)の高松中央公園で10時から開催されます。
各県を代表する踊りや、四国のおいしい名店も集合します。
マイ箸で環境問題に取り組んでもいる彼らは、
今後、10月4日は徳島市新町で、
10月19日は高知市丸の内緑地で、
11月9日は松山市道後公園東グラウンドで、
そして、ゴールは、徳島県四国三郎の郷で開催します。

 これからは、行政主体でなく、市民が自らのために行う行動が
期待されています。彼らの熱き思いは、必ずや力になると思います。
よろしければ、高松中央公園にお立ち寄りください。

 詳細は、下記のURLをご覧ください。

 http://shikoku88.com/

 http://shikoku88.ashita-sanuki.jp/


②獅子舞フェスタ開催!

 9月27日(土)夕方から、三木町総合運動公園で
第17回獅子舞フェスタが開催されます。28日(日)もあります。

「獅鼓舞(しこまい)」

 獅子たちの里、三木で、町制50周年を記念して創生されたお祭が
今では、三木町を代表する祭となりました。
山車は禁止ですが、オリジナルの手具を使う「獅鼓舞」は
一見の価値ありです。

 ぜひ一度お立ち寄りください。

 詳細は、下記のURLをご覧ください。

 http://www.shikomai.com/

③かがわ国際フェスタ2008が開催されます!
 
 今年は、神戸港からブラジルに移住するための移民船が出発して
100周年という記念すべき年を迎えています。

 それらを中心に、今年も10月5日(日)9時30分から
16時まで、アイパル高松と高松市立中央公園で盛大に開催されます。

 9月23日(祝)には、プレイベントとして、
日本人ブラジル移住100周年記念ブラジル移住ドキュメンタリー上映
&岡村監督トークショー(参加無料)が、アイパル香川で実施されます。

 10月1日は、
多文化共生フォーラムや日本人ブラジル移住100周年記念写真展、
2日と3日は、日仏交流150周年記念フランス映画
「サン・ジャックへの道」上映
4日は、外国人による日本語弁論大会
そして、5日は、グランドフィナーレとして、
ブラジルサンバ、世界料理体験コーナー、
その他様々な外国人との交流コーナーがありますので、
ふるってご参加ください。

 みんな同じ人間、
けっこう面白い外国人多いですよ!
言葉の壁、なんのその、気持ちこそ肝要です。

 http://www.jica.go.jp/shikoku/event/docs/080905.pdf


④瀬戸内海サンセットクルーズ、引き続き10月中旬まで行っています!

 瀬戸内海に沈む夕陽を眺めながらの、
サンセットクルージングが始まっています。
素晴らしい瀬戸内海の夕焼け体験をしてみませんか!

 瀬戸内海の夕焼けの美しさは、もしよろしければ、
1時間半ほど、連続的に見ていると、時間の経過とともに、
素晴らしい色彩の移り変わりを堪能できます。
ぜひとも、マジックアワーのひとときを、優雅にお過ごしください。

 詳細は、下記のURLをご覧ください。
(すいません、前回のURLは、見えなかったようです。お詫びします。)

 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kankou/what's_new/sunsetcruise.pdf

⑤アンケートご協力ください。
 「世界に誇れるふるさと香川の宝もの(第3版)」でも
ご紹介させていただいたように、香川の農産物は、優れた品種が多く、
例えば、キウイなどのように、チリなどからの海外からも
オファーが来ているものもあり、
また国内でも、そのおいしさは、首都圏や京阪神などの市場などで、
とても高い評価を得ています。
 おいしいものを特にK.ブランドと称して、
現実には、有利販売ができる首都圏や京阪神に大量に出荷していますので、
なかなかおいしいものが、県民の皆様の口に入っていないというものも多く、
香川の農産物は、ほんとうに評判がよくおいしいんだよと言うと、
怪訝な顔をされる人が多いです。
 今後機会を設けて、いろいろおいしさを紹介させていただきますが、
ぜひとも今回のアンケートの機会を利用して、
バラエティあふれる香川の農産物を少しでもぜひ知っていただくとともに、
100の選定にご協力いただければ幸いです。

アンケートは、下記のURLからお入りください。
よろしくお願いいたします。

 http://www.pref.kagawa.jp/nousei/santa/

⑥募集中
100万人のラブレタープロジェクト
 観光による交流人口の増加こそが地域振興の一助となり、
地域を活性化するとのコンセプトで、盛り上がってます。

 香川のお勧めを募集しています。
香川のお勧めの景色、人、食べ物、自然、伝統工芸など
とにかく何でもいいです。
郵送やインターネットで、10月末まで受け付けますので
ぜひどんどんご応募ください。

 なお、詳しくは、下記のURLまで・・・

 http://www.my-kagawa.jp

⑦森林カレッジのご案内

 フォレスターズかがわ主催の、
森、木材、環境などについて理解を深める「森林カレッジ」が、
今年度も開催されます。

日時 9月26日(金)10時30分~13時30分
場所 香南アグリファーム 高松空港の直ぐ北側です。
内容 講演 「剪定の心」
   実技  剪定の実習 
       植樹
参加料は無料です。

申し込み FAX 087-876-4458(吉田方へ)
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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ホント?

初めまして。
茶道でネットサーフィンしていてこちらに辿り着き
ました。
武者小路千家が讃岐発祥って本当ですか???

武者小路千家の発祥は?

武者小路千家のお問い合わせ、ありがとうございました。お返事がたいへん遅くなって申し訳ありませんでした。ブログにありますように、初代千宗守は、高松藩の初代茶道頭として、2年余勤めています。その後、京都に帰り、武者小路でお茶の新しい流派を開いたといわれており、高松が発祥の地と言われています。官休庵というのも、高松藩の茶道頭を辞めてという意味です。現在の家元も何度も高松に足を運んでいて、そのお話をよくされています。この10月18日には、63年ぶりに江戸時代初期の様式を伝える武者小路千家の茶室日暮亭の茶室披きが予定されています。これからもブログ、よろしくお願いします。

ご説明ありがとうございました。
千宗守は千利休のひ孫。ですから宗守はおそらく京都か堺のご出身ではないでしょうか?
讃岐に2年いらっしゃったことで茶道を始められたわけではないですよね?
武者小路千家のHP上でもその歴史がわかりやすく解説されています。

 武者小路千家の発祥についての再度のお問い合わせにお答えします。
 ご指摘のとおり、初代千宗守は、高松でお茶を始められたわけではありません。ただ、流派の名前の元となった武者小路は、彼が高松藩の茶道頭を辞した直後の京都のお住まいであり、既に説明させていただいています武者小路千家の別称「官休庵」について、「官」は高松藩の茶道頭のこと、「休」は、茶道頭を辞めることであり、そういう意味からも、高松を発祥の地とみなしても一理あるということで、このことは現家元もそのように考えても特に問題はないとのお考えです。
 発祥の地と言うことについては、発祥の定義を如何に設けるかで、本当に諸説あると思います。ただ、高松発祥説は、以上の理由で、高松を武者小路千家の発祥の地と考えても、一応納得いく説明ができます。
 ご理解いただければ幸いです。決して高松がオンリーワンで、他の地域を認めないととの考えではなく、高松もこういう理由で発祥の地であると言えるということをご理解いただければ幸いです。
 香川県はお茶の盛んなところであり、武者小路千家の流派の割合が他県に比べて高いのもその一つの表れだと思っています。以上です。

 ブログ、読んでいただき、またご意見もいただき、感謝しています。今後とも引き続きよろしくご覧下さい。ありがとうございました。

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