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(20)久しぶりの農村歌舞伎

5月11月日曜日は、日本を代表する大名庭園である栗林公園
恒例の庭園コンサートがありました。

 今回の出演者は、スーパーセブンという、3人から9人の
香川出身の男女混合グループで、J-POPやゴスペルなど、
素晴らしい歌声を楽しく聴かせていただきました。
MCをさせていただくということで、
始まる前の挨拶にお伺いしましたところ、
お庭の国宝でのライブをとても楽しみにしています、
張り切っていますと言われました。
お庭の国宝もここまで浸透してきたかと思うと、
うれしかったです。

 5人のボイスも、ほんとうに魅力的でのびのびとしており、
雨上がりの公園の緑の美しさをさらに引き立ててくれました。
ほんとうにこの公園には、何ものをも全て
映えさせる不思議な力があることを、改めて痛感しました。
ほんとうによかったです。

 リーダーの金井晴美さんを中心に活躍するスーパーセブンの
今後の活躍を期待したいです。

 そして、実は、2時間前の8時から、
あるフランス人の公園ガイドをさせていただいていました。
前日の雨もあがって、しかし、樹木には水滴がまだ十分ついており、
それゆえに雨上がりの公園は、実に瑞々しく清々しく、
また、緑一色なのに、
これほどまでに緑という色に多様性があるのかと感動するくらい
数多くの緑が、しっとりと輝いており、
まさに茶庭の味わいを十分に醸し出していました。

 また、当日は、月に1回のお茶会「月釜」が開催されており、
当日は、表千家によるお茶会ということで、
正客の末端を汚さないように参加させていただき、
おいしく生菓子と薄茶を頂戴しました。

 出席者の皆さん、異口同音に、掬月亭から見えるお庭の素晴らしい景色に
うっとりとして、話を咲かせていました。
初回のお茶席は、フランス語、英語、日本語が飛びかう
面白いものになりましたが、心地よい空間が広がっていました。

 ガイドさせていただいたフランスの方とは、10時前に
笑顔で別れましたが、お庭の国宝栗林公園を気に入っていただき
正しい評価をしていただきましたら、
早朝からの栗林公園ガイドは、本当にガイド冥利につきます。
いい評価をいただけるように、念じたいと思っています。
吉報を期待したいものです。

 現在、栗林公園は、ハナミズキと杜若、そして
高松市の市花であるつつじ(さつき)が満開ですが、
このあと、北庭を中心に、花菖蒲、ハスなどが次々と花を咲かせて、
皆様をお待ちしています。
栗林公園が本来のお茶室の庭である「露地」とはまた違った
華やかな公園の素晴らしさを提供しますので、
心ゆくまで満喫していただければと思います。

 雨が降れば降るほど、素晴らしさを増す栗林公園
これからは、雨が降る日をわざと選んで訪れていただいた方が
絶対いいかも知れませんね。


●久しぶりの農村歌舞伎

 11日の日曜日とはうってかわって、
5月10日土曜日は、1日中、生憎の雨でしたが、
農家などにとっては恵みの雨。大切な雨でした。

 しかし、実は、夕方18時から、屋島の麓の四国村で、
「肥土山農村歌舞伎 四国村公演」が開催される予定になっていました。
外は大雨、しかし重い腰を上げて、出かけてきました。

 オリーブ植栽100周年を迎えている小豆島では、
今から300年余前には既に農村歌舞伎が上演されており、
昭和の初期までには、約30の農村歌舞伎舞台があったようですが、
今は、肥土山と中山のわずか2つの舞台だけが残り、
2つとも国の重要文化財となっています。
また、農村歌舞伎自体も、国の重要無形民俗文化財となっています。

 さて、演目は、ご存知「義経千本桜 つるべ鮓屋の段」です。
「菅原伝授手習鑑」、「仮名手本忠臣蔵」とともに、
義太夫狂言の3大名作と言われているものです。

 今は落ちぶれ、源氏に追われて、つるべ鮓屋に匿れている
平家の武将 平維盛や妻子を守るために、
部下で命を落としたものの首を首実験用に差し出し、
また自分の妻子を身代わりにして差出し、
己も父親に誤解されて結局は殺されてしまう
つるべ鮓屋の長男であるいがみの権太が主人公の
悲劇です。

 演目自体は、面白く興味津々なのですが、
しかし、四国村でも雨が降り続き、雨がなんとか止まないものかとの
はかない希望もかないませんでした。
四国村では、でも雨の中にもかかわらず、大勢の人が来られていました。
上演中、しかし雨はやむ兆しもなく、時には激しく降るときもあって、
後ろのお客さんのことを考えれば、傘をさすわけにもいかず、
雨合羽着用で、足元は傘でカバーしていました。
 夜気も次第に冷え切ってきて、観劇には厳しいコンディションでしたが、
でも久しぶりの観劇は、素朴で新鮮な印象を強く受けました。

 また、夜の観劇は初体験ということになって、期待していましたが、
夜の方が舞台が浮かび上がり、映えて素敵でした。
細かいことを言えば、荒削りの演出や役者同士のからみ、
あるいは、配役など改善の余地はまだまだありましたが、
全体的には、たいへんよかったとの印象を受けました。
雨の中でも観劇してたいへんよかったです。

 小豆事務所勤務時代に、この小豆島の肥土山や中山の農村歌舞伎を何度か
見せていただいたこともありますが、懐かしかったのと
やはり今回も、アマチュアにも係わらず、懸命に演じている姿に
とても好感が持てました。

 終演後は、降りしきる雨で、全身冷え切って震えもありましたが、
12人の役者さんに地方(じかた)の方など
それぞれに一生懸命に演じていました。

 特に、つるべ鮓屋の娘のお里役の三木亜希恵さん(短大生)と、
平家の武将 平維盛役の三木総司さん(32歳)のお二人は、
出色の出来で、素晴らしい役者さんでした。
 せりふの抑揚といい、間合いといい、しぐさ、駆け引きなど
雨が気にならないくらい、その魅力に引き付けられました。
 もう一度、上演の機会があれば、
ぜひお会いしたいと思ったほどでした。
素晴らしかったです!

 そういう印象が、一夜明けてなお強くよみがえってくるほどで、
ほんとうにいい機会を与えてくれたと、
主催者の四国村、肥土山農村歌舞伎保存会、
㈱ボーセジュールの皆さんには、
雨のために相当お気を遣って心配されたことと思いますし、
でもそのおかげで、素敵な一夜をプレゼントしていただき、
改めてお礼申し上げます。 
そしてお疲れさまでした。

 ところで、歌舞伎の演目で特に有名な「仮名手本忠臣蔵」ですが、
なぜ、「仮名手本忠臣蔵」なのでしょうか?
いろはにの仮名手本と忠臣蔵の関連性、
疑問に思ったことはありませんか?

 これには様々がありますが、
一説には、いろは47文字と赤穂浪士47人を
掛け合わせたものであるというのもありますが、
しかし一番面白いのは、
いろは47文字を7文字ずつ並べてみると、
 
 いろはにほへと
 ちりぬるをわか
 よたれそつねな
 らむうゐのおく
 やまけふこえて
 あさきゆめみし
 ゑひもせす

 となります。

 この最後に字を1字ずつとって並べれば、
「とかなくてしす」、すなわち 「罪が無くて死んだ」という
意味になります。
 大石蔵之助ほか忠臣の家来たちは、江戸幕府の誤ったミスで、
罪が無くて死んでしまったという痛烈な江戸幕府批判です。

 お上に対する痛烈な民衆の批判精神は、遠く江戸の昔から、
培われてきていることに、改めて感服します。
面白いですね。


世界麺フェスタと「おたすけ隊」
 9日の朝、NHKラジオの四国エリアでの生放送に出させていただき、
この世界麺フェスタと「おたすけ隊」のお話を、
10分くらいさせていただきましたが、
おかげさまで、、放送後、「聴きましたよ!」とのメールや声かけを
たくさんの方からしていただき、
大勢の方が、朝からラジオを聴いていただいていることを
再認識させていただきました。

 この「おたすけ隊」に象徴されます、
困っている方への配慮、心配り、そして積極的なクレーム対策は、
今後のイベント対策や観光対策にも
忘れてはいけないことだと痛感しています。

 なお、世界麺フェスタ
来週の土日(5月17日と18日)は、
丸亀麺めぐりと三豊市道の駅「たからだの里」で合わせ麺イベントが
行われますので、よろしければご参加ください。

 詳しくは、下記のURLで!

 http://www.mennfesta.com/program/tieup.php


●その他の情報発信

①第2回瀬戸内海文化助成発表大会が開催されます。
 (財)福武学術文化振興財団主催で、
香川県と岡山県が後援する研究発表会が、
5月17日に、高松市のJR高松駅直ぐ近くのサンポートホール高松
第二小ホールであります。
 また、北川フラムさんの特別講演もありますので、ぜひ
ご参加ください。
 詳細は、下記のURLをご覧ください。

 http://www.fukutake.or.jp/science/culture/pdf/culture_03.pdf


②静かな情熱 藤川勇造とロダンの美 展は、5月18日までです。

 香川県立ミュージアム開館記念展です。
藤川勇造は、実際にロダンと作業を行った、
ただ一人のロダンの弟子だと言われています。
ふるさとが誇る日本を代表する世界的な彫刻家です。
 大伯父には、讃岐漆芸の祖である
玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)がいます。
 
 彼は、わずか51歳で急逝しますが、伝統と近代、西洋と日本など、
常に彫刻と向きあい続けた藤川勇造。
 よろしければ、お出かけください。

 なお詳細は、下記のURLをご覧下さい。

http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/tennrannkai/tokubetsuten/tokubetsuten.html

 それにしても、あまりにも有名なロダンの考える人。
この作品を小学生時代に見た、那須少年は、
実際にこの「考える人」のポーズをとってみて、
腰かけて、右腕のひじを左足にのせるこのしんどいポーズをして、
これが思いのほか苦しいポーズで、
これでほんとうに考えることができるのかと
子供心に疑問をもったわけであります。

 先生に質問してみると、先生も困って、
苦しいポーズだとわからないほど、この人物は悩んでいたに違いないと
なんだか分けのわからない回答で納得したようなしないような、
そんな思い出があります。
 皆さんは、この考える人のポーズ、どう思われますか?(笑い)
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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