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(125)高齢化社会は、桃源郷

 二十四節気、6月6日には芒種を迎えています。

 七十二候では、
次候の腐草為蛍(腐った草が蒸れ蛍になる)の候から、
末候の梅子黄(梅の実が黄ばんで熟す)への移りの候です。

飛鳥童(あすか わらべ)さん 栗林公園に・・・
 先週は、カナダトロントから、夕方突然、
世界的な絵本作家である香川出身の飛鳥童さんが、ご子息を連れて、
「所長、会いにきたよ!」と
栗林公園を訪れてくれました。

 初めてお会いしたのに、
初めてでないようなとてもきさくな感じのする優しいまなざしの方で、
閉園の19時まで、1時間半ほどでしたが、
夕暮れ時のとても静謐な園内を案内させていただきました。

 私の週一のメールをいつもカナダで読んでいただき、
また、いつか機会があれば、訪れてみたかったというお言葉は、
ほんとうにうれしかったです。

 香川にゆかりがあり、海外で活躍されている方に、
香川の情報発信をお願いしようと、
県は、「KAGAWAアンバサダー」を委嘱しており、
飛鳥童さんもその一人です。

 飛鳥さんは、トロント名誉市民にもなっているほど
素晴らしい方です。

 アーティストでもあり、絵本作家でもある飛鳥さんは、
1944年高松市生まれで、地元の高校を卒業後、
自動車会社の宣伝マン、フリーランスの広告デザイナー、
挿絵画家などを経て、1979年からカナダに移住。
1982年に、永住権を取得しています。

 1984年に初めて描いた絵本
「WHO GOES TO THE PARK」が
トロント出版文化大賞を受賞。
その後数々の絵本を出版して、
たとえば、ライプチヒ国際図書展栄誉賞などを受賞、
1997年には、
高円宮妃久子殿下(たかまどのみやひ ひさこでんか)原作の
「氷山ルリの大航海」の絵を担当しました。
高円宮妃久子殿下は、昭和天皇の弟である三笠宮親王の三男
高円宮憲仁親王の妃(奥さん)です。

 この「氷山ルリの大航海」は、自然環境に特に関心がある
高円宮妃久子殿下が書き下ろした作品ですが、
様々な動物が暮らしている北極の氷山ルリが、
キョクアジサシのキキが教えてくれる南極に関心を持ち、
とうとう南極への冒険旅行を決心してでかけ、
道中に様々な体験をして、
地球環境の大切さを訴える内容になっています。
昨年7月28日から3日間、
横浜で、横浜開港150周年記念イベントの一つとして
朗読者に女優の三田佳子さん、坂本美雨さん、
紫吹淳さんを迎えて上演され、大成功でした。

 縁あって大阪香川県県人会の和田副会長の
ご紹介で、一度電話で飛鳥童さんと少しお話したことはありますが、
香川出身でこのような素晴らしい人がいることを誇りに思っています。
一度ぜひお会いしたい方でしたので、
今回訪れてきていただき、
それも香川に着くやいなや真っ先に
栗林公園を訪れてくれたということで、
感激もひとしおです。ほんとうに会えてよかったです。
これからもご活躍、お祈りしています。

●四国の元気な高校生と話して・・・
 日曜日は、栗林公園ヘルマンハープ庭園コンサートに
大勢の皆様にお越しいただき、大盛況でした。
雨が降る中ではありましたが、
会場の商工奨励館北館には大勢のお客様で溢れ、うれしい悲鳴でした。
感謝しています。ありがとうございました。

 誰でも演奏できるというバリアフリーなハープ、
ヘルマンハープに初めて出会う方も多く、
興味引かれたことと思います。
障害を持った子供の父親が、いつか子供と
楽器を合奏してみたいとの強い思いの一念が、
この楽器の誕生となったのです。
ほんとに音色の美しい聞き惚れる楽器でした。
そして、子供に対する両親の強い愛情を感じ、圧倒されました。
雨の中、
ほんとうに大勢の皆様に来ていただき、感謝しています。

 今、見ごろのハナショウブ、ほんとうにきれいに咲き誇っています。
日曜日は、このハナショウブを多くの方が
雨の中、見ていただき、その美しさに感動されたと思います。
ぜひ、雨の日に一度見に来てください。
ほんとに素敵です。
お待ちしています。

 午後からは、お休みをいただき、
四国中央市での国際ロータリークラブ主催の
四国4県の高校生を集めた
インターアクトクラブ会長・幹事研修会に参加させていただき、
4県のリーダー格の高校生約100人を対象に、
「多角的なモノの見方と、人とのふれあいがあなたを変える」をテーマに
これからのものの考え方、生き方などについても絡ませながら、
1時間少し講演させていただき、その後
グループに分かれての討議にもアドバイザーとして
参加させていただきました。

 子供については、最近すごいと思うことが何度かあって、
自分自身のいい加減な子供時代が恥ずかしいと思うことがよくあります。

 1つは、皆さんにも9ヶ月ほど前にお話させていただいた
鉛筆のプレゼントの話です。

◎鉛筆のプレゼント(再掲)
 アフリカやアジアの恵まれない子供たちに、ノートと
鉛筆を送ろうとの先生の提案に子供たちも大賛成。
ノートは学校で用意するから、鉛筆は皆さんの家にあると思うから、
児童の皆さんが持ってきてください、
未使用の鉛筆を一人3本ずつ持ってきてくださいと・・・。
子供たちは、わかりましたと、翌日それぞれが自宅から鉛筆を3本ずつ
持ってきました。
 でも、一人の児童だけが、どうしたわけか、未使用の鉛筆ではなく、
3本とも、鉛筆の先が削ったものでした。
 先生は、その児童の鉛筆を見て、
(そうだったんだ、この児童の家庭は、少し経済的に恵まれていない
 家庭で、未使用の鉛筆がなかったから、使用している鉛筆を
 持ってきたんだ。貧しいけれど、心のやさしい子供だ)と思って、
先生は、他の児童にそれがわからないようにさっと児童から
鉛筆を受け取りました。
 鉛筆を児童から受け取った時に、その児童がにこっと笑ったので、
先生は、なぜかほっと心が安堵するのを感じたのでした。

 夕方、その先生が学校から帰ろうとすると、
貧しくてでも心の優しい使用済みの鉛筆を持ってきた子供と
偶然出会って、先生が子供に、
「今日はありがとう。鉛筆持って来てくれたんだね。
 おうちには未使用の鉛筆はなかったけど、ちゃんと持ってきてくれたんだね。
 たとえ、未使用でなく使用していても、あなたの優しい気持ちはきっと、
 その鉛筆を受け取った外国の子供たちは、喜んで大切に使ってくれるよ。
 気持ちが一番、あなたの優しい気持ちが一番。ほんとうにありがとう。」

 しかし・・・・。

 子供は、先生の言うことが理解できないのか、怪訝な顔。
しかし、すぐに笑顔に戻って、
「先生、アフリカやアジアの子供たちは、家が貧しくて、
 食べるものも十分食べられなくて、だから、ノートも鉛筆も
 ないかもしれないね。だから、私の鉛筆、使ってもらったら、
 とってもうれしい。
 きっと、貧しいから、鉛筆削り機もないのだろうなあ。
 だから、私、鉛筆削ってきたんだよ。」

 先生、「えっ・・・」

 私は、この話を聞いた時に、体から熱いものがこみ上げてきました。
子供は子供なりに懸命に考えています。
むしろ大人の方が、考えが浅はかです。
このまま大きくなって、素敵な大人になってほしいです。

 そして、2つめは、
②全盲の若い女性、タイの農村で移動図書館を・・・
 5月30日の朝日新聞朝刊の紙面に掲載されていて
ご存知の方も多いと思いますが、
高知県の農家に生まれ、高校1年の時に生後すぐの障害が原因で失明、
全盲になった堀内佳美(よしみ)さんのお話です。

 失明後はかなり落ち込んでいた彼女も、
点字図書館に通って、点字本を読み漁ることによって
不安を解消するどころか、本によって、
人の表情やしぐさ、世界の文化の豊かさまで教えてくれたようです。
高校時代には、なんとアメリカにも留学。
両親や友人の心配をよそに、元気な留学生生活を送っていた彼女も
実は、そのときに出会ったタイからの留学生と知り合い、
その開放的なタイの国民性にすっかり魅せられたようです。
帰国後、国際基督教大学時代には、
タイのバンコクの大学にも留学、そのときにタイの農村を訪問し、
視覚障害者が、その原因が「悪業の結果」という迷信で
家に閉じ込められたままであるという悲惨な現実を体感。
何か自分で出来ることはと思いが募り
大学卒業後に、ドイツの全盲女性がインドで開設した
社会起業家を育てる学校で1年間学び、
今月から、デイバックに点字本を詰め込んで、
タイ現地の乗り合いバスに乗って、
自ら移動図書館となって、タイの農村を巡って、
視覚障害者の子供たちに本を届けています。

 普段なかなか言うことを聴かないのんびりやさんの私の次女でさえ、
この記事を読んで、涙流していました。
目は見えなくなってしまったけど、
彼女はそれと引き換えに多くの幸せを手に入れたと思います。
失明しなかったら見えなかったものが見えてきた彼女に
事故や災難が降りかからないように、
毎日子供とお祈りしています。

 彼女の印象的な言葉
①流暢に英語やタイ語などの外国語を話す彼女にその秘訣はと
尋ねると、
「視覚障害者は、しゃべらなければ生きていけないから」

②困難を乗り越えた障害者こそ、社会に変化をもたらす者になれる

 恵まれた体に感謝し、
仕事を仕事としてするのではなく、
彼女のように、社会貢献の一環として出来る仕事、
あるいは、余暇時間をボランティア活動に当てたいという
要求は最近強くなってきており、
自分の持つ能力の少しでも社会還元できるシステムこそ、
今、求められています。

 人は、この世に生を受けて、いつかは確実に死ぬことは決まっています。
ただ何のために生まれてきたかです。
がんばって仕事して、お金持ちになって、それで幸せでしょうか。
確かにお金で買える幸せを否定は出来ませんが、
幸せの全てを買えるとは思いません。
なぜなら、お金は幸せになるために手段だとしても、
決して目的ではないはずです。

 あなたがいてくれたから私は幸せ、
あなたのおかげで大勢の人が助かっている、
あなたの笑顔で私は何度も救われたなど、
自分の存在価値を認めてもらえるほど、生きていてよかったと
思う瞬間はないはずです。

 高齢化社会、超高齢化などと言われ、とかく長生きすることが
いけないようなマスコミの最近の論調には辟易していますが、
でも外国人と話していて、やはり日本人の長寿は素晴らしいと
評価しています。
 こんな狭い日本におよそ1億2千万人もの人がいること自体が、
驚きですが、世界のトップクラスの長寿国という点での評価は
驚くべきほど高いものがあります。

 今年、バンク-バーで冬季オリンピックゲームが開催されましたが、
26年前の1984年には、ユーゴスラビアのサラエボで
冬季オリンピックゲームが開催されたことを覚えていますでしょうか?
ユーゴスラビアは、
その華やかなりし過去にも関わらず、その後民族紛争が再勃発し、
内戦状態となり、とうとうユーゴスラビアという国は崩壊して、
ボスニア・ヘルチェゴビナ、クロアチアなどの
新しい国に生まれ変わりました。
当時、開会式のセレモニーが行なわれた会場は、
亡くなった民間人や兵士の卒塔婆の山となっていたこともあります。
多くの若者たちが戦争の犠牲になりました。
このような民族間抗争は、世界の至るところで発生しています。
アフリカのルワンダのツチ族、フツ族の抗争もそうです。
一夜にして大勢の若者が亡くなっています。
一説には、100万人を超えるとも言われています。
 
 また、エイズなどの疾病で、平均寿命が30歳代の国が、
アフリカに集中しています。ボツワナ、ジンバブエなどがその例です。
世界の人口のわずか1割しかいないアフリカに、
なぜエイズ患者の7割もアフリカに集中しているのか、
大きな問題となっています。
 しかし、内戦や抗争が勃発した国や、
医療制度が十分ではない国や地域においては、
高齢化というのは、実は夢のまた夢なのですね。
現在ではまだあこがれて手が届かない、しかし目指すのは
長寿(高齢化)社会なのです。

 高齢化社会は、実は国や地域によっては、ユートピア、桃源郷なのですね。
日本はそういう意味で世界でもトップクラスの長寿国ですから、
世界が憧れ注目する国の一つなのです。

 だから高齢化社会がいけないのではなく、
たくさんの元気な方が大勢おられて、
さらにその人毎に、宝ものとも言うべき技術や経験、
人のネットワークを持っているのですから、
それらをうまく生きがい対策と絡めて、
上手に活用できるシステム作りが
喫緊の課題として考えていくべきだとは思いませんか。
高齢者を如何にうまく動かせていけるのかという対策が急務です。
自分が社会から必要とされていると思うことが、
如何に行動の動機付けになるのか、
考えてみればすぐにわかります。

 折角この世に生を受けた以上、
誰かのために一生懸命尽くしたいのが人情ではありませんか。
また、それ以上の行動の動機付けがあるのでしょうか?
そういうことで頑張っている高齢者を見て、
若者が感動しないわけはありません。
退職して、会社はリタイヤしても社会からリタイヤする必要はなく、
むしろ肩書きのないところから、
その人の人間としての価値が発揮され、
いわゆる真価が問われるときです。
会社の重役や団体の役員を経験した人ほど、
いつまでもその肩書きに無意識に頼って行動、思考してしまうほど
世間から軽んじられている人はいません。
でも、現実はいつまでたってもそういう意識でおられる人は
大勢おられます。

 日曜日は、高校生とずいぶん多くの意見を交わしました。
思うことはひとつ、ほんとうに純粋で素晴らしいです。
理想に近い考えを持っていて、
しかし、うらやましいと思う瞬間も何度かありました。
何か社会のためになるようなことをしたい、
自分でそのようなことが出来ること、いったい何があるのか、
微力だけど果たして力になれるのだろうか、
など、ほんとうに真剣に社会貢献を考えています。
子どもたちのこういう純粋な意見は、どこかで吸い上げられる
システムがあるのかと思うと不安ですが、
今回もロータリークラブの方が今後フォローしていくようです。

 若い人といい時間を過ごさせていただき感謝しています。
それとまだまだ若い人には負けたくありません。
一人の高校生に、どうしてそのように熱いのですかとの
質問も貰いましたが、
そういうことを質問されて、
気持ちだけでも負けたくないと、
変なライバル意識を持つ自分の人間の小ささに、
思わず苦笑してしまいました。
遠く、四国中央市に出かけた甲斐がありました。

 さすが、「書道ガールズ」の本場、
圧倒されました。
四国の若者、ほんとに元気です!
希望に燃えています。

●所長・副所長通信NO4(2010年5月6日号)
 マナー講座の後藤先生を「あっ!」と驚かせましょう!
 最近、マナー・おもてなし講座で、お世話になっている後藤先生が、
気遣って応援団として、園内の様子を見てくださっています。
後藤先生に、「最近は変わったね、明るくなったね、すごいね!」と
言われるように頑張ってチャレンジしましょう!


〇GWの入園者は、速報値で27,974人。
・昨年・・・  30,664人
・一昨年・・・ 24,063人


●情報発信

 今週も、ロス、台湾、韓国、中国などから
今後情報発信をお願い期待できる外国人が訪れてきてくれます。

 栗林公園の魅力伝達に努めます。
一人でもファンが増えてくれることを祈って頑張ります。


1 『Deep in むれ』のまち歩きイベントのお知らせ
 今年度も7月31日から9月20日の日程で
『むれ源平石あかりロード』が開催されます。
それに先駆けて、石のまちにふさわしい街並み整備事業が
2年間の工事を経て完成しました。
完成記念イベントとして、7月10日に源平史跡と
石材工場見学を取り入れた『Deep in むれ』の
まち歩きイベントを開催します。
ぜひお誘い合わせのうえご参加ください。

 当日は記念品として源平合戦の史跡をなぞった史跡せんべいの
プレゼントと地元の婦人会の皆さんによる振る舞いうどんも
ご用意しています。ぜひご参加ください。

Special Beauty Spot RitsurinGarden
Ritsurin Garden,a Daimyo's garden was designated as the 8th special beauty spot in Japan in March,1953.It is the largest,representative“Kaiyushiki-teien"(landscape garden designated for strolling through) in the country.
Under the Cultural Properties Protection Act,at present,a total of 23 gardens have been classified as special beauty spots. Of these,6 are Daimyo gardens and 13 are temple gardens.

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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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