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(123)もし、ドラ・・・

 二十四節気、5月21日には小満を迎えました。
これからはすべてにとって、実にいい時候です。

 七十二候では、
次候の紅花栄(紅花が盛んに咲く)から、
末候の麦秋至(麦が熟し麦秋となる)への移りの候です。

 お庭の国宝「栗林公園」では、
まもなく公園が輝きを一段と増す素敵な梅雨を迎えます。
確かミシュラン調査時の時も雨上がりでとっても素敵な雰囲気でした。

 現在、北庭の花ショウブ園では、
年間を通じ、入園者に最も人気のある花ショウブが咲き始めています。

 この花ショウブ園、1970年(昭和45年)7月に設置され、
面積規模は、約500㎡あります。
翌1971年に明治神宮より35種類300株を譲り受けました。
その後、香川県農業試験場や、香川県園芸総合センターからも譲り受け、
平成15年には、高松栗林ライオンズクラブ様から、
なんと50種類、750株の寄付を受けました。
おかげさまで、現在は、137種類約3,750株の
花ショウブが植えられています。

 花ショウブは、伊勢系が主体であり、三英系、六英系が混在しています。
色は、紫、白を中心に、青、ピンクなどがあります。

 カキツバタは、平安時代初期に書かれた伊勢物語にも
記載されていますが、
花ショウブの観賞は、約800年前から始まっているようですが、
実際に花ショウブの栽培が行なわれた文献上の記録は、
17世紀後半、尾張藩主松平光友公が、江戸の下屋敷戸山荘に
花ショウブを植えて観賞したのが初めてのようです。
一足早く咲いていました、カキツバタや黄ショウブとはまた違った
雰囲気を持っていますので、ぜひ栗林公園にいらして愛でてください。

 さらに、同じ北庭にあります芙蓉沼では、
いつの間にか蓮が元気に成長して、
蓮の花も咲き始めてきています。
芙蓉とは、蓮の古語です。
およそ千株あると言われている蓮の花、
明治時代のわらべ歌
「ひらいた ひらいた」のレンゲの花が開いたというレンゲは、
蓮華のことですね。

 また、南庭では、紫雲山の麓の西湖(せいこ)や
掬月亭近くの涵翠池(かんすいち)で、
赤、白、黄色、ピンクなどあの印象派画家モネの作品でも有名な
スイレンの花が咲き誇っていますし、
クチナシの甘い香りも漂っていますので、
ぜひおいでください。

●NHK総合TV ワンダーワンダー
「極上の京都!特別公開 大富豪の別荘群 
  驚嘆自然と響き合う巧の技 四季を満喫」
 5月29日にオンエアされたこの番組は、
京都南禅寺界隈にある
極上の天下無双15の別荘群の特集でした。 
もちろん個人の別荘ですから、どんなガイドブックにも載っていません。

 たとえば、野村財閥の創始者が7千坪の敷地に建設した
「碧雲荘(へきうんそう)」など、垂涎の特集でした。
15別荘とも東山を借景にうまく琵琶疎水から引き込んだ豊かな水を
取り込んでいます。
でも、それらは、まるで、紫雲山を借景に、旧香東川の伏流水を
うまく取り込んでいる畢竟の庭園「栗林公園」を彷彿させますし、
むしろ敷地面積約23万坪(平地部分だけでも、5万坪)もある
栗林公園の素晴らしさを改めて再認識させられます。
再放送がありますので、ぜひともご覧ください。
再放送は、少し先ですが、
7月6日(火)深夜午前1時5分から予定されていますので、
ぜひご覧ください。
そして、よろしければその素晴らしい栗林公園にぜひお越しください。
心からお待ちしています。

●もしドラ・・・
 もしドラって?
昨年出版され、ベストセラーにもなっている
「もし高校野球の女子マネージャーが、ドラッカー
 『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著)のことですが、
もう皆さん、読まれていますね。
私も勧められて読みましたが、なかなか面白かったです。

 『マネジメント』の著者ピーター・ドラッカーは、
1909年、オーストリアに生まれた社会経済学者ですが、
本人は、社会生態学者と言っています。
ちょうど昨年2009年が生誕100周年記念ということで、
大ブレイクしたことは記憶に新しいことです。
ドラッカーは、2005年に亡くなっています。
でも、今頃こんな話をするということは、
私も少し時代に乗り遅れています。(笑い)

 ドラッカーの名を一躍世に出したのは、
イギリス首相のチャーチルが激賞した、
「経済人の終わり・・・新全体主義の研究」ですが、
この本は1939年に書かれ、
ナチスドイツのユダヤ人大虐殺や独ソ不可侵条約を予言しました。
特に、当時当事者以外は誰も考えなかったドイツとソ連の連携は、
実は、両者とも経済至上主義の点で一致していたことを
見抜いていた彼には当然の出来事のようでした。

 そのほか、今回の「もしドラ・・・」の元になった「マネジメント」など、
著作は多数あります。
 
 彼のマネジメントは、
不足する労働者に、街中にたむろする黒人の娼婦を雇用するなどした
第二次世界大戦時のアメリカのGMの経営戦略に学んだことが
多く生かされています。

 彼のマネジメントのキーワードは、
 ①マーケティング(なぜ客は買わないのか、誰が客なのか?という視点)
 ②フィードバック(試行の繰り返し)
 ③イノベーション(常に変革を求めて)です。
   
 経営に倫理を導入したり、経営のリーダーは才能より真摯さが必要だと
いう主張こそ、現代でも、30代、40代のサラリーマンに
受け入れられている要素だと思います。
また、私もいつも思うのですが、不況になったり売り上げが落ち込むと
私たちは、常に「コスト削減」を浮かべて実行していますが、
事業費削減、人件費削減が如何に従業員の士気を下げるかの考察が
行なわれていません。
経営困難な時ほど、大胆で積極的な攻撃型の経営が必要な時もあり、
逆転の発想が必要だと痛感しています。
また、人員削減ほど、その会社、組織に対する熱き思い、モチベーションを
下げるものはありません。
この目に見えないけれども、経営や組織で一番大切な従業員の心、
モチベーションの低下が、
誰も考慮できていないというのはどうでしょうか!
企業や組織も、こういう点で多大なる損失をしている事実に
もっと早く気づかないといけないのです。
そのような大事な指摘を、すでにドラッカーは行なっていることに、
ドラッカーの偉大さを感じざるをえません。

 まだ、ドラッカーを十分知らない方は、
また、知っている方も再度、この機会に、
「もしドラ・・・」読んでみられたらどうでしょうか!
そして、「マネジメント」も興味深くて面白い本ですので、
お勧めです。

 ユニクロの柳井社長など、ドラッカリアンとも言うべき
ドラッカー心酔者で、ドラッカー哲学を大いに取り入れている
企業家も大勢いますし、経営の神様がおられる
パナソニックのような大企業でも、
ドラッカーの影響を受け、事業別の組織を見直しているほどです。


●所長・副所長通信 NO2(2010年4月17日号)
1 まずは、自分自身が少しでも変ろう!
  ~「あなた、少し変ってきたね。」~

〇お客様への挨拶
・以前より「大きな声」で、はっきりと・・・
 ようこそ、いらっしゃいました!
・造園関係者など作業している方からの挨拶は、
 まだまだ予想外なのでサプライズ
 
〇もう一度入園者の視点で、考えてみましょう!
・表示や看板が見えにくくなっていないか・・・
・垣根の植栽が、徒長枝など不揃いになっていないか・・・
・右回りコースは?・・・

〇私にそこまでしてくれるの?と驚かそう・・・
入園者を、おもてなしで驚かせようと考える意識が常に必要
・サプライズをどんどん仕掛けよう!
  可能なら売札係が起立して、
  頭を下げて「いらっしゃいませ」の挨拶を・・・

◎毎日、1~2行でも1日の反省を書き留める・・・

◎目標設定しましょう・・・(年間、月間でもいいです)

2 日本一のお庭で働ける喜びと誇り!
・園内で働く人は、民官問わず皆「チーム栗林」の一員。
 共に努力しましょう!

3 公園活性化新企画を提案してください!
〇県民の利用促進(案)
 たとえば、
栗林公園カップ 「ストリートミュージシャンコンテスト」
・栗林公園学(月1回研修、漢文読解、造園のすごさ、
       おもてなしのスゴ事例など)


●那須幹博の 讃岐のほんまですか?
 ビジネス香川BK(2010年3月下旬号:第14回)
  シリーズ14  讃岐の宝ものを見つけるためには?

 この半年間、目からウロコともいうべき郷土の宝ものについて
お話してきましたが、読者のみなさまからの問い合わせの中で
一番多かったのは、どうしたらそのような宝ものが
発見できるのですかということでした。
偉そうに言える立場ではありませんが、それはこういうことだと
思うのです。
 私は、土日は、余暇を利用して栗林公園の観光ボランティアガイドを
もう13年近くさせていただいていますが、
お客様との会話の中で、私たちが当たり前と思っているようなことが、
実は県外の方にとっては素晴らしいものと評価してくれるなど、
まさに目ウロコの世界が何度もありました。
 たとえば、私たちは瀬戸内海の夕焼けを素晴らしいと
誰もが思っていますが、
しかしその夕焼けを2時間も連続的に見ることはほとんどないです。
ところが、県外の方や外国の方の中には、「世界の宝石」と言われる
瀬戸内海の夕焼けを楽しむためにわざわざ香川にきて、
そして2時間も夕焼けを見続けて楽しんでいる方たちが
たくさんおられます。
 私も言われて実際に夏の日にサンポートの防波堤に腰掛けて
じっくり夕焼けを見ましたが、暮れなずむ夕焼け空から夜の空に
変わるのはもちろんのこと、海までその輝きの衣を何度も替え続ける、
その自然のダイナミックな変化には驚き圧倒されました。
まさに夕焼けを動的に体感でき、それは初めての経験でした。
灯台下暗しとはこういうことをいうのですね。

 身近かなものは見えているようで、意外と見えていないものです。
外からの目は、ほんとうに必要です。
うどんやにおでんが置いてあること、生煮えの豆腐は当たると
信じていること、ソフト豆腐や豆パンの存在など、
それらは県外ではありえないワンダーランドなのです。
そんなことを教えてもらって、まさにガイドしているつもりが、
いつの間にかガイドされている状態になっています。
人との出会いもガイドの魅力なら、このような目ウロコの世界体験も
ガイドの大きな魅力なのです。
 それに加えて、瑞々しい若い感性(これは年齢が若いということとは
必ずしも一致しません)と好奇心を常に持ち続け、溢れんばかりの
情熱でふるさとを愛する馬鹿者になれば、
必ずやたくさんの宝ものに出会えます。
 私の「讃岐のほんまですか?」は、10月まではおやすみして、
11月から再スタートです。
ふるさとの宝もの、まだまだたくさんありますので、
再開をご期待ください。
人物、歴史、建物など、讃岐の宝ものは、もう今かと出番を待っています。


●情報発信
1「船の祭典2010」のブログが作成されましたので、
  一度ご一読ください。

  http://blog.canpan.info/kagawa/

2 栗林公園イベント
①「庭園コンサート」について
 6月13日の日曜日、午前10時から約30分間、
栗林公園の商工奨励館前で庭園コンサートを開催します。
香川県ではまだ演奏者の少ない(ドイツ生まれの楽器の)
ヘルマンハープのグループ「ラビッツ」により、
「もののけ姫」、「星に願いを」、「涙そうそう」などの演奏があります。
ヘルマンハープは中世のパイプオルガンのような響きで、
奥深い音色が聞いている人に安らぎを与えます。
また、演奏者により、その独特な演奏方法や魅力についても
紹介していただくことになっています。
庭園コンサートの後には、恒例の栗林公園のこぼれ話も
用意していますので、是非ともおいでください。

②掬月亭での定例茶会「月釜」
 6月13日の日曜日の庭園コンサートの後にお薦めしたいのが、
掬月亭での月釜です。定例茶会で、午前9時から夕方4時まで、
最終受付は15時30分までです。
料金は入園料とは別に710円必要ですが、
お得な入園料とのセット券がありますので、ご活用ください。
歴代藩主が大茶屋と呼んで愛用した掬月の間で、
新緑のさわやかな風を感じながら、抹茶を一服いただき、
至福のときが過ごせます。ぜひ、お立ち寄りください。

③夏のお玄関飾りと一閑張再生家具展
 また、6月4日の金曜日から8日の火曜日まで、
これも毎年恒例となり大好評でファンも多い、全国から集めた
夏のお玄関飾りと一閑張再生家具の展示即売会が商工奨励館で
開催されます。時間は午前9時から16時30分まで
(最終日は16時まで)です。

 新緑の映えるこの季節、初夏の心地よい日差しを浴びながら、
園内を散策して、心と身体をリフレッシュしていただけたらと思います。

 栗林公園の開園時間は、6月は、朝5時30分から午後7時までで
兼六園とほぼ同じくらい日本で一番長い開園時間とも言われています。
その他、栗林公園に関するお問い合わせは、栗林公園観光事務所、
電話番号087(833)7411、または観光振興課、
電話番号087(832)3359までお願いします。

3「船の祭典2010」開催のお知らせです!           
・「船の祭典2010」は、
~海に親しみ・船を愛する3ウィークス~を合言葉に、
5月22日から、船と海にまつわるイベントとして
6月13日まで県内各地を舞台に繰り広げられます。
・今年は、1910年(明治43年)6月12日に
 宇高(うたか)航路が開設されて
 100周年であり、瀬戸内海にある塩飽諸島出身の水夫たちが活躍した
 咸臨丸の渡米150周年でもあります。
・その節目の年に、船や海の大切さや楽しさを次世代に伝えようと、
 香川県観光協会、JR四国、造船会社、海運業界などが中心となり、
 「船の祭典2010」を開催します。
・会場は、サンポート高松をメーンに、
 中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島や金刀比羅宮・琴平地域で、
 船や海にちなんださまざまなイベントを実施します。

「船の祭典2010」について
    ・日時 : 5月22日(土)~6月13日(日)の3週間
    ・場所 : 【第1会場】サンポート高松・高松地域
【第2会場】中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島 
【特別会場】金刀比羅宮・琴平地域
   
〇具体的なイベント内容          
 ◇大型船の高松港への寄港(帆船「日本丸」・「しんかい6500」など)
 ◇サンポート高松会場でのその他のイベント
 ◇中讃・西讃・塩飽諸島でのイベント
 ◇金刀比羅宮・琴平地域でのイベント
  
1.大型船の高松港への寄港
○注目のイベントは、期間中の土・日曜日のサンポート高松への大型船の
 寄港です。
「しんかい6500」・「よこすか」の寄港
・6月5日(土)から7日(月)までは、6500メートルまで
 潜水できる有人潜水調査船「しんかい6500」が母船「よこすか」と
 ともに寄港します。高松港初寄港です。
・6月6日(日)、10時から16時まで一般公開が行われます。
 予約は不要で、入場無料です。
・一般公開では、まず母船「よこすか」に乗船し、その中に格納されて
 いる「しんかい6500」を見学することになります。
「しんかい6500」が寄港する6月6日(日)には、
 連携イベントとして、国土交通省の海洋環境整備船「わしゅう」も
 一般公開されます。
・また、フィナーレを迎える6月12日(土)・13日(日)には、
海上保安庁の大型練習巡視船「みうら」が寄港し、12日(土)に
一般公開とイルミネーションの点灯が予定されています。

2.サンポート高松会場でのその他のイベント 
(1)各種シンポジウムなどの開催
・期間中、船と海にまつわるさまざまなシンポジウムやセミナーを
 開催します。
・「しんかい6500」が一般公開される6月6日(日)に
 「しんかい6500」の初代パイロット長であり、
 香川県出身の田代省三(しょうぞう)さんによる
 「深海の不思議セミナー」が
 e-とぴあ・かがわにて開催されます。

(2)その他のイベント
・宇高(うこう)連絡船が100周年を迎える
 6月12日(土)・13日(日)には
 大型テント広場などで宇高(うこう)連絡船メモリアルイベントが
 開催されます。
・期間中、かがわプラザでは「船旅を彩るポスター展」や
 「船の歴史・模型展」を実施します。

3.中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島でのイベント 
・第2会場は「中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島」です。

(1)塩飽(しわく)諸島公開討論会の開催
・塩飽(しわく)諸島出身の水夫たちが活躍した咸臨丸が渡米して150周年。
 今年は節目の年です。
・その塩飽(しわく)諸島の島々で、塩飽(しわく)水軍や咸臨丸についての
 公開討論会が開催されます。
 
 6月5日(土)には粟島にて「瀬戸内水運と海の文化を支えた人達」
というタイトルで開催されます。

(2)その他のイベント
・6月5日(土)には、まるがめ競艇にて、ペアボート試乗会など、
 ご家族で楽しめる「海と舟とのふれあい体験」イベントを開催。

4.金刀比羅宮・琴平地域でのイベント 
・特別会場として「金刀比羅宮・琴平地域」を設けています。
・海の神様と親しまれている金刀比羅宮でも、船や海にまつわるイベント
 を実施します。

(1)船の祭典特別展「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」の開催
・奥書院と高橋由一(ゆういち)館では、伊藤若冲(じゃくちゅう)の
 障壁画「花丸図」などが公開される特別展
「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」が6月13日(日)まで開催中。
・修復作業が行われていた「花丸図」のほか、伊藤若冲(じゃくちゅう)の
 掛け軸6点が初公開されるなど、注目の企画展です。

(2)伊藤京子コンサート、堀江謙一特別講演会の開催
・6月5日(土)には日本を代表するソプラノ歌手・伊藤京子さん
 によるコンサートがレストラン神(かみ)椿(つばき)にて行われます。
・事前申込は、5月25日(火)まで受付を終わっていますので
 ご了解ください。
・5月30日(日)、レストラン神(かみ)椿(つばき)にて、太平洋を1人で
 横断した海洋冒険家・堀江謙一さんの特別講演会が行われましたが、
 その堀江さんが太平洋横断時に乗った「モルツマーメイド号」が、 
 金刀比羅宮に奉納されます。

■まとめ                  
・短期間に、これだけの大型船が相次いで寄港するスケールの大きい
 イベントは全国的にも珍しいです。
・宇高航路開設100周年、咸臨丸渡米150周年の節目の今年、船の
 大切さについて考える機会にもなれば幸いです。
・そして、ぜひこの機会に、実際にサンポート高松などの各会場を訪れ、
 船の楽しさを体感していただきたい。

・7月19日(海の日)からは、「海の復権」をテーマにした現代アート
の祭典「瀬戸内国際芸術祭2010」がスタートします。
 同じ「海」をテーマにしたこの「船の祭典」からつながって、香川が
盛り上がっていってほしいと願っています。

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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(122)ベニバナトチノキと瀬戸内海

 二十四節気、先週5月21日には小満を迎えました。
小満とは、麦畑が緑黄色に色づくなど、
万物が成長して、一定の大きさになることを言います。
これからはすべてにとって、実にいい時候です。

 七十二候では、
小満の初候である蚕起食桑(蚕が桑を盛んに食べ始める)から、
次候の紅花栄(紅花が盛んに咲く)へと移りの候です。
紅花は、古来から紅色染料や食用油の原料として用いられ、
山形県の県花にもなっています。
かつての紅花国体(平成4年)を思い起こされる人も多いかもしれません。

●ベニバナトチノキと瀬戸内海
 紅花と言えば、現在中央通りでは、
「ベニバナトチノキ」が、紅の花を咲かせて通りに彩を添えています。
普段から草花や樹木、星の動きなどアンテナを張っていますと、
いろいろなものが目につきます。

 ふと街路樹を見ると、
季節の花が、ほんとうに正直に次から次へと
季節の変化に伴って咲いています。
私たちの身の回りから、次第に季節感が遠のいている現在ですが、
この地球上でも、数少ない四季に恵まれた豊かな国日本だからこそ、
もっと自然に目を向けるべきだと思います。
植物の中では、数百年いや千年を超えて生き続けるものも珍しくありません。
それに比べて、人間の命の儚いこと、存在の小さきこと。
自然に生かされて来た人間、自然を侮ってはいけないと思います。

 私たちは、便利さを追求したおかげで、
確かに生活は考えられないほど快適になっていますが、
しかし、それで満足かというとそうでもなく欲望は尽きません。
もしかすると、快適になった分だけのいくつかは、
大切なものを失ってきたのではないかと、最近特に強く感じています。

 22日から始まった、「船の祭典2010」は、
23日は雨でしたが、
それでも前夜祭の21日の夕方から夜にかけてや、
22日の土曜日のセイルドリルには、
サンポート高松の日本丸を一目見たい人が大勢こられて、
岸壁から海に落っこちそうなくらいの人、人で、
港はあふれかえっていました。
そういう風にして、「船の祭典2010」は幕を開けました。
これから毎週末が楽しみです。
そして、7月19日からは、「瀬戸内国際芸術祭2010」も始まります。

 この「船の祭典2010」も、「瀬戸内国際芸術祭2010」も、
実は、船や現代アートをフックにして、もういちど目の前の海や島などを
考え直してみませんかという呼びかけでもあるのです。
多島美、夕焼け、段々畑などの自然景観に加えて、
漁村集落、白砂青松の人工美などの素晴らしい誇るべき景観、
私たちが失いかけているゆったりとした貴重な時間の流れ、
永い間人々から人々へ世代を超えて伝わってきた伝統芸能、
島の人々との触れ合い、瀬戸の地魚や輝く太陽と讃岐の土地が育んだ
おいしい野菜や果物などの食の魅力など、
ややもすれば忘れかけている自然の恵み、
失いかけている心のゆとりなどを、
もう一度見直してみませんかとの問いかけでもあるのです。

 海といえば、橋がないと不便、島は過疎高齢化の象徴などと
つい考えがちな現代の私たちですが、
実は、私たちの現在享受じている生活は、海を越えてやってきたものです。
人、モノ、情報、文化全て、海から船に乗ってやってきました。
それほど大切で身近なものであるはずの海や島が、
今はどうしことか、効率や便利の尺度で図れば、
非効率、不便とのレッテルを貼り、疎んじてきたのが現在の姿だと
思います。

 古の人々は、海さえあれば、海外に通じると
危険を度外視して、大海原に船を出し、未来に向かって船出したものでした。
遣隋使4回、遣唐使15回も、
命を顧みずして、日本の将来のためにと大陸に渡ろうとチャレンジし、
海の藻屑と消えてしまった才能ある留学生、留学僧の数を思っても、
なおくじけず中国を目指した当時の人々の熱き情熱には、
現代日本人が失いかけているものがあります。

 また、7世紀から10世紀にかけて
朝鮮半島の北側からロシア、中国にかけて存在した
渤海との交易も、実に渤海からだけでも34回の
使節団が日本に渡ってきて、
特に北周りで来た渤海使節団は、東北から北陸、山陰地方に
文化面でも多大な影響を及ぼし、そのおかげで
その地域は、中央以上に栄えた時もあり、天皇すら輩出しています。

 栗林公園にも、高松城跡の玉藻公園にも、
樹齢300年を超える素晴らしい蘇鉄が植樹されていますが、
それらは、関が原の戦い、大坂冬の陣、夏の陣、そして島原の乱も終わって、
世の中がどうにか平和になって来た時に
一躍、諸大名の間でブームとなった大名庭園造りに、
遠く鹿児島薩摩の島津氏が、全国の大名に
琉球産の蘇鉄を船で送った、その蘇鉄が現在元気に育っているわけです。
このような生きている蘇鉄でさえ、船を使えば、川を下って
海を渡って、モノが運べたのです。

 思い起こせば、そもそも「さぬき」という地名も、
その語源は、
かつては神事で使用するいい竿竹がさぬき地方で採取でき、
朝廷に、地域の特産物として「調」という税金を納付していたことから、
竿調国:サオツキノクニ」と呼ばれていたものが、「さぬき」に
変化したとも言われています。
 また、さぬきは、歴史の表舞台になることも多く、
古事記の世界では、豊島にいる海の神様である豊玉彦
長女である男木島の豊玉姫が、山幸彦との間にお子さんを産み、
そのお子さんと、女木島の神である玉依姫豊玉姫の妹)が
結婚して生まれた子供のうちの一人が
初代天皇の神武天皇であることが語られています。

 また、7世紀、
朝鮮半島で、唐と新羅の連合軍に滅ぼされた百済についで、
白村江の戦いでは、日本軍も敗戦して、
その後連合軍が日本に攻めてくるということで、対馬、奈良と同様に、
屋島にも守りの砦である屋嶋の城(やしまのき)を
677年に造営したことも、
瀬戸内海が当時のメインストリートだった証左でもあります。

 また、今年遷都1300年を迎えてにぎわっている奈良の平城京の
ひとつ前の都である藤原京は、
初めて瓦の屋根が使用されたことで有名ですが、
その屋根瓦も、実は三豊市の三野町の宗吉瓦窯でも
生産されたものなのです。
菅原道真が国司として讃岐に派遣され、4年間活躍したことや、
崇徳上皇が流されてきたのも、それだけの国だからこそです。
また、有名な源平合戦の舞台にもなっています。

 少し日本語離れした発音の「こんぴら」は、実は
サンスクリット語のクンピーラ「鰐」から転じたものだと
言われていますが、
手置帆負命(たおきほひのみこと)という神事の神様の子孫である
讃岐忌部氏(さぬきいんべし)が「さぬき」の国へ来られて、
神事やお墓、宮殿に使う良質な石が、実はさぬきから切り出されて
いたと言う意味で、こんぴら船々の元唄は、実は、
次のように解されています。

 こんぴら船々 追い手に帆かけて シュラ シュシュシュ・・・で

 追い手に帆かけてというのは、
神事の神様である手置帆負命(たおきほひのみこと)が変化したもの、
シュラ(修羅)とは、巨石を運ぶ台車や台船を意味し、
さぬきから良質な石が切り出されて、修羅に乗せられて、
川を下って、メインストリートの瀬戸内海を通って、
順風満帆にシュシュシュと、
都に届けられたということになります。

 このように私たちの生活とは切っても切れない瀬戸内海ですが、
香川県選出の国会議員である小西和(こにし かなう)が、
瀬戸内海の有効活用を提案した瀬戸内海論という書物の序文に
新渡戸稲造が、瀬戸内海を、「世界の宝石」と称したのも、
シーボルトやアインシュタイン、チャップリンまでもが
絶賛したこの瀬戸内海、
あるいは、アドリア海の真珠と言われているクロアチアの駐日大使が
ここはまさに世界の宝石であると絶賛した瀬戸内海、
しかし、多くの県民が今この瀬戸内海の素晴らしさに
残念ながら無頓着になっています。

 県外から、国外から瀬戸内海の多島美や夕焼けを、
こんな素晴らしいところは世界中どこにもないといって、
見に来られて絶賛しているのにです。
それも、1時間も2時間も夕焼けを見て、
その変化の素晴らしさを楽しんでいます。
実は、夕焼けひとつとっても、毎日毎日が異なった夕焼けで
二度とお目にかかれないものなのです。
でも、県民で夕焼けを2時間も見て楽しむ方は本当に少ないし、
それが残念です。そういうことが体感できるのが
ほんとうに贅沢で、それは前回のお遍路歩き旅にも言えることです。

 ぜひとも、22日から始まった、「船の祭典2010」、
7月19日から始まる「瀬戸内国際芸術祭2010」には、
ドンドン参加していただき、また知り合いにも声をかけていただき
瀬戸内海や島に残された数々の素晴らしさを堪能していただければと
思います。もちろんそのフックとなる船や現代アートなども
素晴らしいものがありますので、体感したりしてください。


●所長・副所長通信NO1(2010年4月8日号)
 栗林公園に異動になって、
毎週、所内会を開催して、情報共有を心がけています。
ここ栗林公園で働く職員のみならず、委託団体の職員や民間売店の
人たちにも「チーム栗林」としてがんばって努力してほしい、
今までのことは忘れてどんどん変わってほしいとの思いで、
「所長・副所長通信」も同時に配布しています。
所外に出す予定はなかったのですが、
そういうものがあるのであればぜひとも読ませてほしいとの声が
意外と多かったものですから、
今回から皆様にも配布させていただきますので、
また意見がありましたら、どんどんお寄せください。
時期は、2ヶ月ほどずれますが、内容にはそれほど影響がないと
思われますので、ぜひお読みください。

〇所長・副所長通信NO1(2010年4月8日号)
1 さあ、始めよう!おもてなしの徹底
  ①全職員挨拶運動の徹底
   ・まずは、職員間で挨拶しましょう。
   ・大きな声で、ゆっくり、はっきりと挨拶しましょう。
   ・お客様である入園者には必須。出入り業者にも
    声かけしましょう。
   ・挨拶の言葉は、いろいろ。
    「いらっしゃいませ」、「こんにちは」、
    「ありがとうございました」
    「またお越しください。お待ちしています。」、
    「この公園はどうですか」

  ②結局は、自分自身のためのおもてなし
   ・おもてなしの気持ちも、長続きしないことには
    意味がありません。
   ・長続きするのは、結局自分自身のためになるからも理由のひとつ。
    たとえば、おもてなしすることによって、入園者からの
    お礼の言葉が、心の火をつけることもあります。
      ↓
    今度の入園者を、如何にして満足させようかという
    積極的な気持ちが大切。

  ③入園者の視点は、不可欠
   ・退園時に、気持ちよく時が過ごせたと感じることが大切
    ⇒公園は素晴らしくても、職員の対応がいまいちでは
     そのような気持ちにはなれない。
   ・「なぜ公園に来ないのか」ではなく、
    「なぜ公園に行かないのか!」の発想
   ・「作った製品を売る」のではなく、「売れる製品を作る」発想     
  消費者が何を求めているのかの把握が重要
   ・常に、入園者の視点で園内を見回してください。
     立看板・・・汚れてないか、読めるのか、位置はいいのか
     巡回時は、ゴミ拾いも。

●那須幹博の 讃岐のほんまですか?
 ビジネス香川BK(2010年3月上旬号:第13回)
  シリーズ13  讃岐は素晴らしき日本伝統文化の宝庫

(2)茶の湯について
 徳川家康が、世継ぎを絶やさないために、
朝廷の五摂家に倣って、御三家を創設。9男義直に尾張家、
10男頼宣に紀州家、11男頼房に水戸家を興させたが、
最初の男子が末弟の水戸家に誕生。
兄に先んじて世継ぎが産まれることなど厳しい秩序を重んじる
封建武家社会ではあってはならぬこと。
生まれた頼重公は、危うく難を免れ、京都の天龍寺預かりとなったが、
京の都では、後水尾天皇との運命の出会いが待っていた。
しかし、当時朝廷は次第に幕府に圧され、
2代将軍秀忠の娘の和子(東福門院)が後水尾天皇の中宮となり、
禁中並公家諸法度が制定され、過去にあり得なかった天皇の二条城行幸、
そして紫衣事件で、天皇の権威はすっかり失墜し、
唯一残された存在力は、「文化」であった。
後水尾天皇は、江戸幕府に文化で対抗しようと、
「京都寛永文化サロン」を主宰し、立花の池坊専好、
書家・陶芸家の本阿弥光悦、画家の俵屋宗達、尾形光琳、
茶道の千宗旦(千利休の孫)、小堀遠州など、
当時最高水準の錚々たる文化人が参集した。
この「京都寛永文化サロン」に、頼重公も立ち寄り、
和歌では後水尾天皇から指導を受けるなど、文化人との交流を深めた。
1642年、文化芸術など高い教養を身につけた
若干20歳の松平頼重公(水戸黄門(光圀)の実兄)が初代藩主として
高松藩に赴任してきた。
頼重公は京都から、お庭焼き、保多織、小品盆栽、能など、
優れた文化芸術を持ち込んだが、茶の湯もその一つだった。
高松藩の茶道頭として、利休のひ孫で当時72歳の千宗守を招き、
凡そ2年半ほど指導を受け、その後、宗守は京都に戻り、
武者小路で、新しい流派を開き、武者小路千家を興した。
別名官休庵と言われるのは、高松藩の茶道頭という官職を
休して(=辞して)創設したからである。
高松が三千家のひとつである武者小路千家発祥の地と言われ、
現在もさぬきが茶の湯王国なのは、
頼重公や栗林公園(当時は、御林、栗林荘)に起因していると
言っても過言ではない。
四季に恵まれた環境で育まれ、茶の湯、能、お庭などに代表され、
「真行草」や引き算の文化とも言われる日本文化は、
同じ伝統的と言っても、ヨーロッパのように保守不変的なものではなく、
たとえば茶の湯では、利休、織部、遠州に見られる「守破離」
(能では「序破急」)の如く、破格と創造を繰り返し、
常に、革新、アバンギャルド、常若(とこわか)を目指し、
しっかりと権力(茶の湯で言えば、利休が仕掛けた禁裏茶会)と結びつき、
あるいは権力を超えて存在してきたことを忘れてはならない。
時代の転換期には、能の世阿弥、茶の湯の利休などが登場し、
彼らの思想や行動が後世の価値観を変え、導いてきたのである。
このような日本文化に触れられるのがさぬきであり、
さぬきには眼からうろこが落ちる素晴らしき文化の世界が広がっている。


●情報発信

栗林公園からのお知らせ
 公園の5月末から6月の花の見頃ですが、
この時期は、水辺の花が元気です。
西湖(せいこ)や掬月亭近くの涵翠池(かんすいち)で
赤、白、黄色、ピンクなど、あの印象派画家モネの作品でも有名な
スイレンの花が咲き誇っていますし、
北庭の花しょうぶ園の花しょうぶがまもなく見ごろとなります。
また、園内にクチナシの甘い香りが漂いますので、是非おいでください。

①「庭園コンサート」について
 6月13日の日曜日、午前10時から約30分間、
栗林公園の商工奨励館前で庭園コンサートを開催します。
香川県ではまだ演奏者の少ない(ドイツ生まれの楽器の)
ヘルマンハープのグループ「ラビッツ」により、
「もののけ姫」、「星に願いを」、「涙そうそう」などの演奏があります。
ヘルマンハープは中世のパイプオルガンのような響きで、
奥深い音色が聞いている人に安らぎを与えます。
また、演奏者により、その独特な演奏方法や魅力についても
ご紹介していただくことになっています。
庭園コンサートの後には、恒例の栗林公園のこぼれ話も用意していますので、
是非ともおいでください。お待ちしています。

②掬月亭での定例茶会「月釜」
 6月13日の日曜日の庭園コンサートの後にお薦めしたいのが、
掬月亭での月釜です。
定例茶会で、午前9時から夕方4時まで、
最終受付は15時30分までです。
料金は入園料とは別に710円ですが、
お得な入園料とのセット券があります。
歴代藩主が大茶屋と呼んで愛用した掬月亭の中でも品格のある
掬月の間で、新緑のさわやかな風を感じながら、
抹茶を一服いただき、至福のときが過ごせます。ぜひ、お立ち寄りください。

③「夏のお玄関飾りと一閑張再生家具展」
 6月4日の金曜日から8日の火曜日まで、
これも毎年恒例となり大好評でファンも多く、
全国から集めた夏のお玄関飾りと
一閑張再生家具の展示即売会が商工奨励館で開催されます。
時間は午前9時から16時30分まで(最終日は16時まで)です。

 新緑の映えるこの季節、初夏の心地よい日差しを浴びながら、
園内を散策して、心と身体をリフレッシュしていただけたらと思います。

 栗林公園の5月の開園時間は、
朝5時30分から午後6時30分までです。
6月になると、朝5時30分から午後7時までで日本で一番長い
開園時間とも言われています。
その他、栗林公園に関するお問い合わせは、
栗林公園観光事務所、電話番号087(833)7411
までお願いします。


◎「船の祭典2010」開催のお知らせです!           
・「船の祭典2010」は、
  ~海に親しみ・船を愛する3ウィークス~を合言葉に、
   船と海にまつわるイベントとして
   6月13日まで県内各地を舞台に繰り広げられます。
・今年は、1910年(明治43年)6月12日に宇高(うたか)航路が
 開設されて100周年であり、瀬戸内海にある塩飽諸島出身の水夫たちが
 活躍した咸臨丸の渡米150周年でもあります。
・その節目の年に、船や海の大切さや楽しさを次世代に伝えようと、
 香川県観光協会、JR四国、造船会社、海運業界などが中心となり、
 「船の祭典2010」を開催します。
・会場は、サンポート高松をメーンに、
 中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島や金刀比羅宮・琴平地域で、
 船や海にちなんださまざまなイベントを実施します。

「船の祭典2010」について
      ・日時 : 5月22日(土)~6月13日(日)の3週間
      ・場所 : 【第1会場】サンポート高松・高松地域
【第2会場】中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島 
【特別会場】金刀比羅宮・琴平地域
   
〇具体的なイベント内容          
  ◇大型船の高松港への寄港(帆船「日本丸」・「しんかい6500」など)
  ◇サンポート高松会場でのその他のイベント
  ◇中讃・西讃・塩飽諸島でのイベント
  ◇金刀比羅宮・琴平地域でのイベント
  
1.大型船の高松港への寄港
 ○注目のイベントは、期間中の土・日曜日のサンポート高松への
  大型船の寄港です。
(1)「しんかい6500」・「よこすか」の寄港
・6月5日(土)から7日(月)までは、6500メートルまで
 潜水できる有人潜水調査船「しんかい6500」が母船「よこすか」と
 ともに寄港します。高松港初寄港です。
・6月6日(日)、10時から16時まで一般公開が行われます。
 予約は不要で、入場無料です。
・一般公開では、まず母船「よこすか」に乗船し、その中に格納されて
 いる「しんかい6500」を見学することになります。

(2)その他の大型船の寄港
・5月29日(土)・30日(日)には、連携イベントとして
 海上自衛隊の掃海母艦が一般公開されます。
・「しんかい6500」が寄港する6月6日(日)には、
 連携イベントとして、国土交通省の海洋環境整備船「わしゅう」も
 一般公開されます。
・また、フィナーレを迎える6月12日(土)・13日(日)には、
 海上保安庁の大型練習巡視船「みうら」が寄港し、12日(土)に
 一般公開とイルミネーションの点灯が予定されています。

2.サンポート高松会場でのその他のイベント 
(1)各種シンポジウムなどの開催
・期間中、船と海にまつわるさまざまなシンポジウムやセミナーを
 開催します。
・「しんかい6500」が一般公開される6月6日(日)に
 「しんかい6500」の初代パイロット長であり、
 香川県出身の田代省三(しょうぞう)さんによる「深海の不思議
 セミナー」が、 e-とぴあ・かがわにて開催されます。

(2)その他のイベント
・宇高(うこう)連絡船が100周年を迎える
 6月12日(土)・13日(日)には
 大型テント広場などで宇高(うこう)連絡船メモリアルイベントが
 開催されます。
・期間中、かがわプラザでは「船旅を彩るポスター展」や
 「船の歴史・模型展」を実施します。

3.中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島でのイベント 
 ・第2会場は「中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島」です。

(1)塩飽(しわく)諸島公開討論会の開催
 ・塩飽(しわく)諸島出身の水夫たちが活躍した咸臨丸が渡米して150周年。
  今年は節目の年です。
 ・その塩飽(しわく)諸島の島々で、塩飽(しわく)水軍や咸臨丸についての
  公開討論会が開催されます。
 ・5月29日(土)には本島にて「塩飽(しわく)水軍とそれを利用した人達」
  というタイトルで開催。
 ・5月30日(日)は、佐(さ)柳(なぎ)島にて「咸臨丸とそれを支えた
  人達」、
  6月5日(土)には粟島にて「瀬戸内水運と海の文化を支えた人達」
  というタイトルでそれぞれ開催される。

(2)その他のイベント
・5月29日(土)には、丸亀の太(た)助灯(すけどう)籠(ろう)から
 旧こんぴら街道(丸亀街道)をたどりながら琴平を目指す
 ウオーキングイベントを開催。
・6月5日(土)には、まるがめ競艇にて、ペアボート試乗会など、
 ご家族で楽しめる「海と舟とのふれあい体験」イベントを開催。

4.金刀比羅宮・琴平地域でのイベント 
・特別会場として「金刀比羅宮・琴平地域」を設けています。
・海の神様と親しまれている金刀比羅宮でも、船や海にまつわるイベント
 を実施します。

(1)船の祭典特別展「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」の開催
・奥書院と高橋由一(ゆういち)館では、伊藤若冲(じゃくちゅう)の障壁画
 「花丸図」などが公開される特別展「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」が
 6月13日(日)まで開催中。
・修復作業が行われていた「花丸図」のほか、伊藤若冲(じゃくちゅう)の
 掛け軸6点が初公開されるなど、注目の企画展です。

(2)伊藤京子コンサート、堀江謙一特別講演会の開催
・6月5日(土)には日本を代表するソプラノ歌手・伊藤京子さん
 によるコンサートがレストラン神(かみ)椿(つばき)にて行われます。
・事前申込は、5月25日(火)まで受付中。
 応募多数の場合は抽選で、小学生以下の親子ペア30組をご招待します。
・堀江さんが太平洋横断時に乗った「モルツマーメイド号」は
 金刀比羅宮に奉納されます。

■まとめ                  
・短期間に、これだけの大型船が相次いで寄港するスケールの大きい
 イベントは全国的にも珍しい。
・宇高航路開設100周年、咸臨丸渡米150周年の節目の今年、船の
 大切さについて考える機会にもなれば幸いです。
・そして、ぜひこの機会に、実際にサンポート高松などの各会場を訪れ、
 船の楽しさを体感していただきたい。

・7月19日(海の日)からは、「海の復権」をテーマにした現代アート
  の祭典「瀬戸内国際芸術祭2010」がスタートします。
 同じ「海」をテーマにしたこの「船の祭典」からつながって、香川が
 盛り上がっていってほしいと願っています。

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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(121)トイレの神様、母さんの下駄

 二十四節気、5月21日には小満を迎えます。
小満とは、麦畑が緑黄色に色づくなど、
万物が成長して、一定の大きさになることを言いますので、
これからはすべてにとって、実にいい時候です。

 七十二候では、
立夏の末候である竹笋生(筍が生えてくる)から、
小満の初候である蚕起食桑(蚕が桑を盛んに食べ始める)への
移りの候です。

 栗林公園では、16日日曜日に、お天気にも恵まれ、
たくさんの素晴らしいお客様を、お隣の韓国や
ドイツからお招きして、職員一丸となってガイドさせていただきました。
また、ミス日本グランプリの林さん、川島画伯夫妻なども訪れていただき、
皆さん、公園の魅力にすっかり魅せられて、
たくさんのお褒めの言葉いただきました。

 タイトなスケジュールなのに、どのグループも時間延長していただき、
目ウロコの世界を満喫されていました。
別れ際に、ありがとうございました、訪れてよかったです、
また訪れたいですと笑顔で握手を求められた時に感じる
強く握り締められた手の感触は、そのお気持ちが
心から出たものだと感じ、ほんとうにうれしいさいっぱいでした。
色白の顔も益々真っ黒になってきていますが、
うれしい限りです。

 また、表千家四国地区香川大会も同時に開催され、
900名余もの大勢の方が来園され、
こちらはほとんどの方が和服姿で、公園もたいへん華やぎ、
お茶席を楽しまれていました。
会場の掬月亭で、公園や数寄屋である掬月亭の魅力をお伝えしたところ、
一番驚かれていたのが、実は香川県の人が一番多かったというのは
いつもながらですが、灯台もと暗しを痛感しました。

 でも、16日だけでも多くの方が、栗林公園の魅力を再発見して
いただいたと思われますので、公園にとっても素敵な1日でした。
今日の訪問団のリーダーが、実は全員栗林公園の大ファンだということこそ、
心強いものはありません。
だから、香川に来たからには、
絶対栗林公園を訪れないといけないと勧めてくれたおかげでの
実現企画でした。

 新たな人との出会いがまた新たな世界を産み出し、
今後素晴らしいネットワークとなって広がればと願う次第ですし、
そのように努力していければ結果も幸いとなるはずです。
今後ともがんばりますので、皆さんご支援よろしくお願いいたします。

●トイレの神様と母さんの下駄
 「トイレの神様」と「母さんの下駄」という2つの曲、ご存知ですか?
CDショップでは、最近売れ始めてきましたので、
これらの曲をすでに知っている方もおられるとは思います。
まだの方は、これから耳にする機会もあろうかと思います。
とにかく、とってもいい曲で、聴いていて心にジーンと
こみあげてくるものを感じます。

 皆さんの中には、両親から、幼い頃に、
トイレには神様がいるのだから、いつもきれいにしておかないといけないと
よく言われていませんでしたか?
かつて、イエローハットの相談役である鍵山秀三郎氏の
トイレ掃除の話を聞いて甚く感動したことがあります。
トイレ掃除の大切さは、
かつては家庭でも親子で語り継がれてきていましたが、
今はどうでしょうか?
トイレを磨く人に悪い人はいません。
ぜひともこの機会のトイレ掃除、まずは家庭のトイレ掃除を
実践してみませんか!
歌詞だけを抜き出してみましたので、一度お読みください。


〇トイレの神様
  唄:植村花菜
  作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜 

小3の頃からなぜだか、おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど、おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして、五目並べもした
でもトイレ掃除だけ苦手な私に、おばあちゃんがこう言った

トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

その日から私はトイレをピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて毎日磨いてた

買い物に出かけた時には二人で鴨なんば食べた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを泣いて責めたりもした

トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

少し大人になった私はおばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず、彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも二人の間から消えてった

どうしてだろう 人は人を傷付け大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた おばあちゃん残して
ひとりきり 家離れた

上京して2年が過ぎて、おばあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまったおばあちゃんに会いに行った

「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど、ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って 病室を出された

次の日の朝 おばあちゃんは、静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを待っていてくれたように

ちゃんと育ててくれたのに恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに、こんな私を待っててくれたんやね

トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を
べっぴんさんにしてくれてるかな

トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私は
今日もせっせとトイレをピカピカにする

おばあちゃん、おばあちゃん、ありがとう
おばあちゃん、ホンマにありがとう

 どうでしたか?
いい歌詞でしょう!
また、機会を見つけて、曲も聴いてください。
お勧めです。

「母さんの下駄」という歌にも火がつき始めました。
タクシードライバーやトラック運転手も、運転中にこの曲を聞いて、
涙が出てとまらなかったという話を、インターネットで知って、
私も同じ気持ちで、ぜひとも皆さんに知っていただきたいと
この歌詞もここで紹介させていただきますので、
よろしければご一読ください。

〇母さんの下駄
  唄 中村ブン
  作詞作曲 中村ブン

世界中で一番嫌いなものは 母さんの怒った顔
世界中で一番嬉しいのは  母さんの笑った顔
世界中で一番辛いのは   母さんの泣いた顔

隣のおばさんと出かける時も、父兄会で学校へ行く時も
母さんはいつでも すりへった男物の下駄を履いて行った

これしかないんだから仕方ないって、大きな声で笑っていたけど
ぼくには どうしても 母さんのように笑うことができなかった

新聞紙に包んだ新しい下駄を、両手にかかえて 
息を切らして「ただいま!」ってエバって戸を開けたら
母さんは 今日も内職してた

「母さん、これ...」って包みを渡したら
「何だい?」って、少し頭をかしげた
「いいから早く開けてみてよ、ぼくのプレゼントだよ」

包みを開けると母さんは、こわい顔して僕に言った

「お前、これどうしたの?この下駄どこから持ってきたの
 いくら貧乏しても、人様の物に手をかけるような子に育てた
 覚えはないよ、情けない...」って震えながら下駄と僕をにらんだ

「違うよ母さん、ぼく買ったんだよ」
「うそをつきなさい、おまえにどうして、そんなお金があるの?
 こづかいあげたことないのに」
「弁当代ってもらうから、毎日5円ずつ貯めてたんだよ、
 タコ糸に通してずうっと前から貯めていたんだよ」

赤いハナ緒の下駄を買いたくて
母さんをびっくりさせたくて内緒にしていただけなんだ
悪いことなんか、ぼくしてないよ

下駄を包んだ新聞紙の上に大きなしずくがポトポト落ちた

「悪かったね」って言って、子どもの僕に何度も何度も頭を下げた
「すまなかったね」って、もう一度言ってあとは言葉にならなかった

僕は初めて、生まれて初めて、母さんの涙を見たのは
それは 小学6年生の冬

 この唄も実にいいですね。
目頭が熱くなるのは、年取ったせいでもないと思います。


●平成22年度市町等初任者研修
「かがわの魅力」受講者感想・意見

 4月21日、県下の今年度採用の市町等の職員の初任者研修会で
ふるさと香川の魅力などを3時間ほど、話をさせていただきました。
休憩は途中1回しか取りませんでしたが、最後まで
メモを取ったりして、熱心に聴いていただき、感謝です。

 素晴らしいふるさとに生まれたことや当たり前の生活が
送れていることへの感謝、
明るい未来を作るのは、
きみたち若者の情熱や常識にとらわれない生き方、
そして、いつまでも持ち続けなければいけない瑞々しい気持ち、
灯台元暗しを避けるためにも、他者の目からみた意見の大切さなど、
話をしてきました。

 自分の話した内容が、どこまで伝わり理解してもらえたのか、
一歩間違えれば説教や愚痴になりかねない内容だったので、
とても不安な面はありましたが、
最近、講話の感想をいただき、心底安堵しています。
その一端をご紹介させていただきます。
うれしい限りです。
 
【感想・意見】
○もっと香川県のことを知りたくなりました。まずは、自分のまちを
 説明できるよう、日々知識を増やして、情報発信していきたいと思います。

○少し視点を変えてみると、かがわにはまだまだアピールできる所が
 たくさんあると思いました。

○自分たちの目で、中から物事をみるのではなく、相手の立場で
 外から見ることが大切だと思いました。

○他県の人に香川の魅力を伝えられるように、
 行ったことのないところにも行ってみようと思いました。

○生まれも育ちも香川県なのですが、自分の知らないかがわの魅力が
 まだまだ沢山ありびっくりしました。
 かがわのことをもっと知りたいと思いました。

○地元の常識が、県外の人にとっては常識ではないという認識が、
 個性を伸ばすのだと感じました。

○香川には、アート、文化、歴史などで多くの伝統が
 受け継がれていると思いました。

○県外の人に香川の魅力を聞かれたときに、
 ほとんど答えることができていなかったことを恥ずかしく思いました。
 答えることができるようにたくさん魅力を見つけていきたい。

○これから意識して、物事をいろいろな方向から見るようにしていきたい。

○本当に知らないことがたくさんあり、勉強になりました。
 まず、何でも知ること、興味を持つことが大事だと思いました。
 地元の良さ、アピールできる所を、自分なりに見つけ、
 多くの人に広めたいと思います。

○いつも香川を紹介する時に、うどんとお寺しか紹介できて
 いなかったので、とても参考になりました。

○自分の自治体の名所を、住民や観光客の方に自信を持って
 案内できるようにならないといけないと感じました。
 そのために実際に足を運ぶ必要があり、その背景も
 語れるようにならなければならない。

○香川って本当にいいなあと改めて思える時間でした。
 今すぐ自慢したくて仕方ありません。
 まだ行ったことのない所がたくさんあるので、
 休日を利用して香川をマスターします。

○普段、あたりまえのものとして捉えている香川の姿を
 多角的に捉えて、魅力あるかがわをもっとPRできるように
 していきたいと思います。

○私の仕事は観光振興だが、県外出身で、県内に住んで1年と短いので、
 観光推進は難しいのではと考えていたが、今後は、フレッシュな考えで、
 観光客に近い視点でPRしていきたいと思いました。

○お話を伺っていると、自分は香川のことをほとんど
 知らないのだなあと思いました。せっかくの自然や観光地を
「知らない」ということで見逃してしまわないように、
 改めて香川を見直してみようと思います。

○灯台もと暗しで、県民である自分たちが当たり前だと思っていることや
 知らないことが、県外、海外の人にとって名所であり、
 魅力であることに気づくことができました。

○他者の目線を持つことが大切だが、そのためには視野とネットワークを
 広げることが大切だと思いました。

○お話を聞き、香川県で生まれ育ったことをとても誇りに思えました。
 私も勉強して、いろいろな人に自慢して「香川に来たいな」と
 思ってもらえるように努力したい。

○香川県が世界に認められるほど、魅力あふれた場所であることに
 驚きました。これから私たちにできることは、この魅力あふれた
 香川県を誇りに思い、PRしていくことだと思いました。

○魅力がないと思って放置するのでなく、自ら知ろうと学び、
 熱い心を持つことが大事だと思いました。

 以上です。
若いってことはやはりいいことだと、素直に思いました。

●情報発信
◎「船の祭典2010」開催のお知らせです!(再掲です)
この土日は、ぜひお出かけください1
           
・「船の祭典2010」は、
 ~海に親しみ・船を愛する3ウィークス~を合言葉に、
 5月22日から、船と海にまつわるイベントとして
 6月13日まで県内各地を舞台に繰り広げられます。
・今年は、1910年(明治43年)6月12日に宇高(うたか)航路が
 開設されて100周年であり、瀬戸内海にある塩飽諸島出身の水夫たちが
 活躍した咸臨丸の渡米150周年でもあります。
・その節目の年に、船や海の大切さや楽しさを次世代に伝えようと、
 香川県観光協会、JR四国、造船会社、海運業界などが中心となり、
船の祭典2010」を開催します。
・会場は、サンポート高松をメーンに、
 中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島や金刀比羅宮・琴平地域で、
 船や海にちなんださまざまなイベントを実施します。

船の祭典2010」について
 ・日時 : 5月22日(土)~6月13日(日)の3週間
 ・場所 : 【第1会場】サンポート高松・高松地域
      【第2会場】中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島 
      【特別会場】金刀比羅宮・琴平地域
   
〇具体的なイベント内容          
  ◇大型船の高松港への寄港(帆船「日本丸」・「しんかい6500」など)
  ◇サンポート高松会場でのその他のイベント
  ◇中讃・西讃・塩飽諸島でのイベント
  ◇金刀比羅宮・琴平地域でのイベント
  
1.大型船の高松港への寄港
○注目のイベントは、期間中の土・日曜日のサンポート高松への大型船の
 寄港です。
(1)帆船「日本(にっぽん)丸(まる)」の寄港
サンポート高松 2万トン級岸壁には世界最大級の帆船
日本丸((にっぽんまる)」が寄港します。
 高松港寄港は昭和60年、平成16年2月、平成19年2月に続き
 4回目です。
・帆を広げた様は美しく優雅で、“太平洋の白鳥”と呼ばれて、
 一般公開も無料で実施されます。予約は必要です。
・寄港は25日(火)までで、25日(火)の14時からの実習生が
 帆(ほ)桁(けた)に登り高松港に別れを告げる儀式「登しょう礼」は必見です。
・また、5月23日(日)、24日(月)の日没から22時までは
 イルミネーションも点灯されるので、こちらも見どころです。

(2)「しんかい6500」・「よこすか」の寄港
・6月5日(土)から7日(月)までは、6500メートルまで
 潜水できる有人潜水調査船「しんかい6500」が母船「よこすか」と
 ともに寄港します。高松港初寄港です。
・6月6日(日)、10時から16時まで一般公開が行われます。
 予約は不要で、入場無料です。
・一般公開では、まず母船「よこすか」に乗船し、その中に格納されて
 いる「しんかい6500」を見学することになります。

(3)その他の大型船の寄港
・5月29日(土)・30日(日)には、連携イベントとして
 海上自衛隊の掃海母艦が一般公開されます。
・「しんかい6500」が寄港する6月6日(日)には、
 連携イベントとして、国土交通省の海洋環境整備船「わしゅう」も
 一般公開されます。
・また、フィナーレを迎える6月12日(土)・13日(日)には、
 海上保安庁の大型練習巡視船「みうら」が寄港し、12日(土)に
 一般公開とイルミネーションの点灯が予定されています。

2.サンポート高松会場でのその他のイベント 
(1)各種シンポジウムなどの開催
・期間中、船と海にまつわるさまざまなシンポジウムやセミナーを
 開催します。
・「しんかい6500」が一般公開される6月6日(日)に
 「しんかい6500」の初代パイロット長であり、
 香川県出身の田代省三(しょうぞう)さんによる
「深海の不思議セミナー」が e-とぴあ・かがわにて開催されます。

(2)その他のイベント
・宇高(うこう)連絡船が100周年を迎える
 6月12日(土)・13日(日)には
 大型テント広場などで宇高(うこう)連絡船メモリアルイベントが
 開催されます。
・期間中、かがわプラザでは「船旅を彩るポスター展」や
「船の歴史・模型展」を実施します。

3.中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島でのイベント 
・第2会場は「中讃・西讃・塩飽(しわく)諸島」です。
(1)塩飽(しわく)諸島公開討論会の開催
・塩飽(しわく)諸島出身の水夫たちが活躍した咸臨丸が
 渡米して150周年。今年は節目の年です。
・その塩飽(しわく)諸島の島々で、塩飽(しわく)水軍や咸臨丸についての
 公開討論会が開催されます。
・5月29日(土)には本島にて「塩飽(しわく)水軍とそれを利用した人達」
 というタイトルで開催。
・5月30日(日)は、佐(さ)柳(なぎ)島にて「咸臨丸とそれを支えた人達」、
 6月5日(土)には粟島にて「瀬戸内水運と海の文化を支えた人達」
 というタイトルでそれぞれ開催されます。

(2)その他のイベント
・5月29日(土)には、丸亀の太助灯籠(たすけどうろう)から
 旧こんぴら街道(丸亀街道)をたどりながら琴平を目指す
 ウオーキングイベントを開催。
・6月5日(土)には、まるがめ競艇にて、ペアボート試乗会など、
 ご家族で楽しめる「海と舟とのふれあい体験」イベントを開催。

4.金刀比羅宮・琴平地域でのイベント 
・特別会場として「金刀比羅宮・琴平地域」を設けています。
・海の神様と親しまれている金刀比羅宮でも、船や海にまつわるイベント
 を実施します。

(1)船の祭典特別展「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」の開催
・奥書院と高橋由一(ゆういち)館では、伊藤若冲(じゃくちゅう)の障壁画
「花丸図」などが公開される特別展「百花若冲(じゃくちゅう)繚乱」が
 6月13日(日)まで開催中。
・修復作業が行われていた「花丸図」のほか、伊藤若冲(じゃくちゅう)の
 掛け軸6点が初公開されるなど、注目の企画展です。

(2)伊藤京子コンサート、堀江謙一特別講演会の開催
・6月5日(土)には日本を代表するソプラノ歌手・伊藤京子さん
 によるコンサートがレストラン神(かみ)椿(つばき)にて行われます。
・事前申込は、5月25日(火)まで受付中。
 応募多数の場合は抽選で、小学生以下の親子ペア30組をご招待します。
・5月30日(日)、レストラン神(かみ)椿(つばき)にて、太平洋を1人で
 横断した海洋冒険家・堀江謙一さんの特別講演会が行われます。
・事前申込は、5月18日(火)までで締め切り。80名をご招待。
・なお、堀江さんが太平洋横断時に乗った「モルツマーメイド号」は
 金刀比羅宮に奉納されます。

■まとめ                  
・短期間に、これだけの大型船が相次いで寄港するスケールの大きい
 イベントは全国的にも珍しい。
・宇高航路開設100周年、咸臨丸渡米150周年の節目の今年、船の
 大切さについて考える機会にもなれば幸いです。
・そして、ぜひこの機会に、実際にサンポート高松などの各会場を訪れ、
 船の楽しさを体感していただきたい。

・7月19日(海の日)からは、「海の復権」をテーマにした現代アート
 の祭典「瀬戸内国際芸術祭2010」がスタートします。
 同じ「海」をテーマにしたこの「船の祭典」からつながって、香川が
 盛り上がっていってほしいと願っています。

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(120)さぬきうどん、ついに世界一周の旅に・・・

 二十四節気、5月5日の立夏を過ぎ、
暑さも今後本格化しています。
 しかし、紫外線は今頃が特に強く、
そのせいか、
GWほとんど休みなしの職員の色白の顔が、
ほぼ全員黒く日焼けしています。

 5月21日には小満を迎えます。
小満とは、麦畑が緑黄色に色づくなど、
万物が成長して、一定の大きさになることなので、
これからはすべてにとって、実にいい時候です。

 七十二候では、
立夏の次候である蚯蚓出(蚯蚓が地上に這い出る)から
末候の竹笋生(筍が生えてくる)への移りの候ですが、
でも、今頃に筍なんて、季節がずれているようで、
なんか変ですね。

●ファンあっての栗林公園
 栗林公園には、多くの観光客が来られていますが、
VIPの方も大勢来られています。
4月にも、東証上場の大企業の会長夫人や、
世界的なピアニストなど、幾組かのVIPの方が来られていますが、
特に、今月5月16日の日曜日は、
どうしたわけかVIPの方が集中し、
たとえば、国際ロータリークラブの前会長(韓国の方)ご一行、
ソウル永東(ヨンドン)ライオンズクラブ(韓国)会長ご一行、
ドイツ神戸大阪総領事館の副総領事らご一行、
そして、今年度ミス日本グランプリの林史乃(みな)さんと
川島画伯などが来られる予定で、
その後も予定ではありますが、幾人かのVIP訪問予定者も来られると
関係者からお便りをいただいており、
うれしい悲鳴を挙げています。

 共通することは、
それぞれのご一行を裏方でお世話している関係者の皆様が、
お客様に、香川に来てもらったからには、
ぜひとも時間を空けてでも栗林公園を見てもらわなければと
積極的に勧誘していただいた結果でありまして、
感謝の気持ちでいっぱいです。
このような民間の方々の栗林公園の大ファンの力がないと、
この公園には明るい未来はありません。
これからも地道ではありますが、
公園としても、所長としても、
出来るだけ多くの公園ファンを産み出していかなければいけないと
心に強く決めていますので、皆様のご協力、
よろしくお願いいたします。

 最近、特に韓国ソウル特別市のハイブラウなご婦人方の社交界では、
なんと、今、日本の栗林公園が重要なキーワードになっていて、
栗林公園を訪れたことがないと、少し恥ずかしくて、
話題に入れないとか、疎外感を抱かざるを得ないということで、
先日も、ソウルのご婦人方の団体(13名)ご一行が見えられたとき、
ソウルで話題になっているだけのことはある素晴らしい日本庭園だ、
栗林公園の素晴らしさを体感できたので、
これからはソウルで肩身の狭い思いをしなくてすむ、
どんどん栗林公園の話題ができると、
皆さんご婦人方が笑顔で話されていたということを
対応された副所長から伺って、
驚き、かつうれしく思いました。
ほんとにありがたいことです。
信じられないことですが、うれしい限りです。

 9日の日曜日も、掬月亭では、月釜が開催され、
江戸千家不白会香川支部主催のお茶席が催され、
大勢の方でにぎわっていました。
掬月亭でのガイドも、時間を見つけてさせていただきましたが、
毎回月釜に来られている方も、
掬月亭の話になると、知らなかったことが多いと
皆さん最後まで熱心に聴いていただき、
目ウロコの世界とはこのことだと、異句同音に話されていました。
文化や歴史の話をしだすと、栗林公園の魅力は、尽きません。
ほんとにここは、恐ろしくなるほどの魅力満載のお庭です。
 
 ところで、栗林公園では、
思い出の場所として、結婚式の前写しで来られるカップルが多いことを
ご存知ですか?
多いときには、1日に10組を超え、そんな日が何日も続きます。
彼らにとっては、中国から伝来した六曜も関係なく、
たとえば、昨日の9日の日曜日は六曜では仏滅ですが、
前写しのカップルはどんどんきていました。
人生の最良の瞬間を、最良の伴侶と記念写真、それもお庭の国宝で・・・。
これほどめでたいことがあるでしょうか。
長寿と幸せのシンボルである、園内の約1,400本ある松、
約3,000匹生息する鯉、そして、鶴や亀を模った松や石の造形、
公園には幸せが満ち溢れています。

 以前は、一時期、なぜか、若いカップルが公園に行けば別れるなどと、
根拠のない噂があったこともありましたが、
いまや公園に来れば、幸せになれるという若いカップルが多く、
その根拠として、前写しの増加が挙げられます。
今後とも、栗林公園、よろしくお願いします。

 ハナミズキ、黄ショウブ、フジ、ツツジ、カキツバタに加えて、
これからは、おそらく園内でも一番人気のショウブやスイレン、ハスが
咲き乱れます。
梅雨時期の公園は、もしかしたら、年間を通じて、
もっとも公園らしさが体感できるかもしれませんので、
幸せになりたい方はぜひ訪れていただき、
園内を散策していただければと思います。

さぬきうどん 世界クルーズに・・・
 ひや天おろしと言えば、泣く子も笑う、
宇多津どころかさぬきうどんの代表格ともなっています
おか泉(おかせん)」さんのお勧め人気商品メニューで、
登録商標にもなっていますが、
このおか泉の社長である岡田文明さんも、
師匠格のお店であるかな泉で長年修行して、
かな泉の一字をいただき、おか泉として独立して
はや今年の3月18日で、18周年を迎えています。

 常にお客様の笑顔、喜ぶ姿を見たいとの信念のもと、
がんばって来られた結果だと思います。
何度かお話させていただき、
本当に職人気質の真面目な方です。

 そして、ひや天おろしチケットを作ったり、
ホ-ムペ-ジのでの中で「今週の笑顔」をアップするなど
次々と新アイデアを出し続けています。
ゴ-ルデンウィ-ク中も、大勢の人が並んで行列をつくり、
お客様の3組の外国人の笑顔をおか泉のウエブサイトで
アップさせていただきたいとお話しましたところ、
母国の両親に見て貰えると、大変喜んでいただいたそうです、
彼らの笑顔の写真は、5月12日(水)にアップの予定だそうです。

 そのおか泉の社長さんである岡田文明さんが、
実は、世界の豪華客船である飛鳥Ⅱによる世界一周クルーズに
讃岐うどんのゲストシェフとして、選ばれたのです。
来月6月3日にニューヨークから乗船し、
北大西洋を南下、フロリダ半島を廻って、
カリブ海クルーズを体験、パナマ運河を通って、
太平洋に出て、メキシコの高級リゾート地である
アカプルコ・デ・フアレスで18日下船するまでの間、
ゲストシェフとして讃岐うどんを乗客に振る舞います。
私もこの話を聞いて、本当にすごいと思いました。
讃岐うどんを世界に知ってもらういい機会であると思い、
大変、悦ばしい限りです。

 地元丸亀・宇多津では、有志で、
本格手打うどん「おか泉」社長壮行会実行委員会を創設、
5月31日に壮行会を開催し、私も出席させていただきます。
この壮行会では、飛鳥のゲストシェフに選ばれた経緯を
郵船クルーズ(株)ホテル部の波里次長氏から窺うことができますし、
あっと驚くような来賓の方も出席予定です。
また、岡田社長によるうどんの手打ち実演のほか、
ボサノバ歌手「山本なつき」さんのライブや、
飛鳥の航海ビデオの放映も予定されていますので、
今からとても楽しみです。

 最近、岡田社長さんからメールをいただき、
昨年秋に、坂出市倫理法人会のモ-ニングセミナ-で
私が皆様にお伝えした言葉、
「誰にでも出来ることに磨きをかけるのでなく
 誰にでも出来ないことに磨きをかける」
この言葉を、おか泉の、「経営の軸」として精進しているという
うれしい内容のメールでした。

 本格手打うどん おか泉(せん)
〒769-0208 香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10
 TEL.0877-49-4422 FAX.0877-49-1168

 おか泉のウエブサイトもぜひご覧ください。

  http://www.okasen.com

 ひや天おろし、とっても美味しいです。
あと、メニューにない優れものがあるのですが、
この話をしていいものかどうか、岡田社長のお許しを得れば
話させていただきます。
おか泉、幻のメニューです。極美味です。

●那須幹博の 讃岐のほんまですか?
 ビジネス香川BK(2010年3月上旬号:第13回)
 シリーズ13  讃岐は素晴らしき日本伝統文化の宝庫

(2)茶の湯について
 徳川家康が、世継ぎを絶やさないために、
朝廷の五摂家に倣って、御三家を創設。9男義直に尾張家、
10男頼宣に紀州家、11男頼房に水戸家を興させたが、
最初の男子が末弟の水戸家に誕生。
兄に先んじて世継ぎが産まれることなど厳しい秩序を重んじる
封建武家社会ではあってはならぬこと。
生まれた松平頼重公は、危うく難を免れ、京都の天龍寺預かりとなったが、
京の都では、後水尾天皇との運命の出会いが待っていた。
しかし、当時朝廷は次第に幕府に圧され、
2代将軍秀忠の娘の和子(東福門院)が後水尾天皇の中宮となり、
禁中並公家諸法度が制定され、過去にあり得なかった天皇の二条城行幸、
そして紫衣事件で、天皇の権威はすっかり失墜し、
唯一残された存在力は、「文化」であった。
後水尾天皇は、江戸幕府に文化で対抗しようと、
「京都寛永文化サロン」を主宰し、立花の池坊専好、
書家・陶芸家の本阿弥光悦、画家の俵屋宗達、尾形光琳、
茶道の千宗旦(千利休の孫)、小堀遠州など、
当時最高水準の錚々たる文化人が参集した。

 この「京都寛永文化サロン」に、頼重公も立ち寄り、
和歌では後水尾天皇から指導を受けるなど、文化人との交流を深めた。
1642年、文化芸術など高い教養を身につけた
若干20歳の松平頼重公(水戸黄門(光圀)の実兄)が初代藩主として
高松藩に赴任してきた。
頼重公は京都から、お庭焼き、保多織、小品盆栽、能など、
優れた文化芸術を持ち込んだが、茶の湯もその一つだった。
高松藩の茶道頭として、利休のひ孫で当時72歳の千宗守を招き、
凡そ2年半ほど指導を受け、その後、宗守は京都に戻り、
武者小路で、新しい流派を開き、武者小路千家を興した。
別名官休庵と言われるのは、高松藩の茶道頭という官職を
休して(=辞して)創設したからである。
高松が三千家のひとつである武者小路千家発祥の地と言われ、
現在もさぬきが茶の湯王国なのは、
頼重公や栗林公園(当時は、御林、栗林荘)に起因していると
言っても過言ではない。

 四季に恵まれた環境で育まれ、茶の湯、能、お庭などに代表され、
「真行草」や引き算の文化とも言われる日本文化は、
同じ伝統的と言っても、ヨーロッパのように保守不変的なものではなく、
たとえば茶の湯では、利休、織部、遠州に見られる「守破離」
(能では「序破急」)の如く、破格と創造を繰り返し、
常に、革新、アバンギャルド、常若(とこわか)を目指し、
しっかりと権力(茶の湯で言えば、利休が仕掛けた禁裏茶会)と結びつき、
あるいは権力を超えて存在してきたことを忘れてはならない。
時代の転換期には、能の世阿弥、茶の湯の利休などが登場し、
彼らの思想や行動が後世の価値観を変え、導いてきたのである。

 このような日本文化に触れられるのがさぬきであり、
さぬきには眼からうろこが落ちる素晴らしき文化の世界が広がっている。

●情報発信
①うたんぐらからのご案内です。

 うたんぐらは、私が大ファンでもある
FM香川の看板美人アナが主催しています。 

■14日(金)は夜のコース 19:00~「龍馬伝~裏話~」
NHKの吉川局長さんの持ちネタで、今凄いことになっている
「龍馬伝」の撮影裏話
ex.「時系列で変化する岩崎弥太郎メイクの手間隙」・・
なんて面白いです。
さすがに好評で、残りがないかもしれないので、
必ず連絡してお出かけください。

■16日(日)13:30~15:00くらい「平賀源内と源内焼」
 こちらは、志度の平賀源内顕彰会のメンバーでもあり、
数年前定年を迎えられて地元にUターン後、
一時途絶えていた陶芸手法「源内焼」を復活させた、志度町在住の
池田昌三とおっしゃる方の話。
決して陶芸の先生(専門家)でもなく、
平賀源内の研究者というのでもないそうですが、
第二の人生で地元と関わる喜びを嬉々として語ってくださる内容に
耳を傾けていただくのも一興かと。
(珍しい源内焼も数点持参くださいます。)
一方的に喋ってもらうのではなく、
後半はいろいろなまちの取り組みや交流のの話・・・みたいな
流れになるのでは??

 詳細はうたんぐらのHP

 http://www.vtangra.com を覗いてみてください。

 参加いただける場合は、HPから申し込んでいただくか、
直接連絡いただいても結構です。
宇多津町役場が駐車OKですので、お気軽にどうぞ!

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(119)究極のツアーとは・・・?

 二十四節気では、5月5日の立夏を過ぎ、
七十二候では、初候の蛙始鳴(蛙が鳴き始める)から
次候の蚯蚓出(蚯蚓が地上に這い出る)への移りの候です。
蚯蚓(きゅういん)とは、ミミズのことです。

 この連休中、栗林公園にも大勢の県外客が訪れてくれました。
特に今回は、最後の高速道路千円利用かもしれないということで、
多くの皆さんが、5日連続の休暇、好天などの条件がそろって、
香川を通り越していつもより遠出するような印象が強かったですが、
それでもよく健闘して、多くの入園者に恵まれました。
また、この連休を利用して大勢の皆様に所長室まで
激励にきていただき感謝です。
この場を借りまして心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。

 園内最大の数寄屋造りの掬月亭(きくげつてい)では、
お客様の満足度を高めるための初めての試みとして、
連休初日の29日から、連続7日間、連日5回、
掬月亭に関するガイドを実施しました。
特にリピータの方には、こういうことは初めての経験で、
眼ウロコの世界が広がったと大好評でした。
 また、初ガイドをしました職員やボランティアガイドの皆さんも
20分ほどのガイド終了直後には、
大きな拍手をいただくことも珍しくなく、
ガイドの方も満足度が急上昇して、皆さんにこにこ顔でした。
しかし、ガイドも日を経るに連れて、皆さんエンジンが全開してきて、
それぞれ独自の資料を作成してきたりで、
連休半ばから、1日5回のガイドが、
ほとんど連続ガイドになってしまって、
大賑わいで、亭内の混雑に拍車をかけたこともありましたが、
それもお愛嬌でした。

 「掬月亭ミステリー」と名付けて、
数枚の雨戸が、次々と90度回転して部屋の周りを
スムースに動き回るシーンを見た入園者は、
もうすっかり魅せられてしまいます。

①古図で確認できる限りでは、今から少なくとも約310年前に
 建築されたと推測される数寄屋造りの建物は、しかしながら、
 設計者は不明。 
 
②初代藩主松平頼重公が、千利休のひ孫の千宗守を、茶道頭として
 京より招いたことより、三千家のひとつ武者小路千家(官休庵)発祥の
 地となってこと

③空から見れば、北斗七星の形はなぜ?(星斗館 ⇒ 掬月亭
 古代中国や日本では、権力の象徴が北極星、それを掴むのが
 北斗七星であり、南斗六星であったことから、武田信玄の軍扇の
 裏にも、北斗七星のデザインがあったこと。
 初代藩主頼重公、2代藩主頼常公とも、実は運命のいたずらで、
 将軍を狙える水戸家の藩主になれなかったこと。

④数寄屋建築の第一人者建築家故村野藤吾氏も大絶賛した
 デザイン「井桁菱格子」と「和紙貼り天井」は、
 村野氏が設計したなだ万山茶花荘本店、帝国ホテルや
 新高輪プリンスホテルにも使用されていて、その斬新性と
 シンプル性がモダンに拍車をかけていること。

⑤四季折々に恵まれて、自然に生かされている
 日本の文化(真・行・草)の粋を集めた建物

⑥大名庭園は、道教(タオイズム)の神仙蓬莱思想の具現化
 3島一連の池(庭)など

 今まで知らなかった、知らされなかった
掬月亭の歴史、誕生秘話、作庭のコンセプトなど、話題は尽きません。
この企画は、今後も継続していければと思っていますので、
詳細が決まりましたら、またご案内させていただきます。

栗林公園 お花の見頃
 栗林公園は、本来は茶庭(露地)ですから、
あまりお花の話はしない方がいいと個人的には思っていますが、
それでも、公園では、可憐な花々が入園者の眼を楽しませてくれ、
園内のゴミ拾いの途中でも、はっと胸が高鳴るほどの
美しい花に出会えます。
現在出会える花で、その一端をご紹介させていただきます。

〇ハナミズキ(DOG WOOD)
 北門から入園して10メートルくらい進むと、そこは白やピンクの
ハナミズキの世界。
 明治45年に、当時のタフト米大統領夫人の希望をかなえるがごとく、
当時の尾崎東京市長が、アメリカに桜(=ソメイヨシノ、
現在のワシントンDCのポトマック河畔にある桜がそうです)を送った
お礼に、日本に送ってきたのが、このハナミズキ。
花言葉は、「お礼」です。
同じく、ハナミズキは、公園北東側の三木武吉広場の中にも咲いています。

 英語名のDOG WOODは、その樹液を煮て犬に塗ると、
ダニがわかないとの言い伝えがあり、そのような名前になっていますが、
日本名からは想像がつきませんね。
香川は意外と街路樹にもこのハナミズキが多いです。

〇カキツバタ(燕子花、杜若)
 アヤメ科の植物で、ひときわ鮮やかな紫色の花をつけます。
燕子花といえば、江戸絵画を代表する琳派の尾形光琳作の
国宝「燕子花図屏風」を思い出します。
現在、所蔵する東京根津美術館で一般公開されていますが、
ぜひこの機会にご覧ください。

 余談ですが、尾形光琳は、京都の呉服商雁金屋に生まれた次男坊。
父が若くして亡くなり、相続した莫大な財産を湯水のように浪費し、
衆道にものめり込み、遊蕩三昧の生活を送っていました。
しかし、40歳を過ぎて借金生活に入り、借金を返すために
絵の世界に入ったとも言われています。
天賦の才能があったのか、彼の絵心は、染織、陶器や小袖の絵付け、
漆の伝統工芸品にも及び、その才能を余すことなく発揮しています。
そして、光琳は、絵画で2つ、工芸品で1つの国宝を生み出しています。
特に、国宝「燕子花図屏風」は、伊勢物語にでてくる燕子花をモチーフにし、
背後の金箔に、わずか2色で燕子花を表現している力量は
他の追づいを許していません。
そして、その国宝「燕子花図屏風」をよくみると
同じ絵の部分が、左隻、右隻とも2箇所ずつ使われており、
それが染織手法を取り入れてリズムを醸し出していると評価されています。
また、X線で詳細に調査すると、燕子花の花や葉の背後には金箔は
使用されていなく、末代までこの絵図が伝わるように工夫されています。
(金箔の上に描くと、はがれやすいのです)
おそらく、紙で燕子花や葉の形を紙型で作って貼って、
金箔がのらないようにしたのだと思われます。
 
 栗林公園では、燕子花は、南西隅の小普陀と言われているところにある
シンバツリョウという橋の袂に可憐に咲いていて、
心が洗われるようです。また、南東側の吹上というところにも
咲いています。

〇ショウブ
 本格的なショウブは、まだまだですが、
今、北庭の群鴨池の北側岸辺に、黄ショウブが美しく咲いて、
カメラを持った皆様の素敵な被写体となっています。
あっと思うようなところにひっそりと咲いており、
可憐さが引き立っています。

〇フジ
 江戸時代初期の様式を備えた大名茶室で、
全国でも唯一土間のある茶室で有名な新日暮亭付近には、
現在、白フジは少し盛りを過ぎましたが、
青フジは見事に咲き誇っていますので、ご覧ください。
江戸時代から、フジの花はこの場所で咲いていたようです。

〇ツツジ・サツキ
 園内至るところにあり、
新緑の青葉と対照的に眼を楽しませてくれています。
ぜひ、おいでください。

●金沢伝統芸能公演 IN 栗林公園の反響
 メールをいただきました。
金沢の伝統芸能公演のメールを読まれた方が、
香川県もかなり文化度は高いのではないかと思いましたという内容でした。

 実は、文化度は高いのではないかではなく、非情に高いです。
ただ、それを十分認識理解していない人が意外に多く、残念です。
そういう民力の弱さがずっと気になっていました。
今回金沢から一流の芸妓さんの招聘は、
金沢の素晴らしい伝統芸能を体感していただきたいとの思いと、
それを通じて、実は香川も素晴らしい伝統芸能などが存在することを、
多くの県民に理解してほしいということ、
さらに、金沢の素晴らしい伝統芸能家の方たちにも
改めて香川の素晴らしさを体感していただきたいという、
数年来の構想・思いでの実現でもあったのです。

 それと、同じような似通った時代で育った両地域の方たちが、
相互交流を通じて、お互いのいいところを学ぶことの大切さ、
無いところを学び刺激を受ける大切さを学んでいければと思っています。

 そういう話を先日、小豆島で泊り込んでお話しましたが、
香川の魅力についての話が、
思わず涙が出るほど感動いたしましたという
お礼状をいただいたことからも、
話せばよく分かっていただけるものだと思っています。

 今回の金沢の伝統芸能公演を鑑賞された県民の方の意見が、
さすが鍛えられた加賀百万石の芸妓の演技という感想とともに、
それにしても改めて、舞台となった栗林公園の素晴らしさに
感動し、再認識したという意見が多く、
そういう意味で今回の公演はある意味を持ったのではないかと
思っています。

 他の地域のよさを実体験することを通じて、
それを舞台にした香川の素晴らしさにも気づいてほしいという仕掛けが
これからもどんどん必要だと思っていますので、
今後とも皆さんのご支援ご協力をお願いいたします。

●究極のツアー 歩き遍路
 先日、縁あって、四国遍路の講演依頼がありました。
私自身は、四国88か所を完全踏破していませんし、
それほど詳しくはないのですが、とお話させていただいたのですが、
どこでどう間違ったのか、その道の先達ということを聞いてきたので、
ぜひともという依頼。
お話させていただいているうちに、誤解はとけたのですが、
あとでお話しますが、その時にお話した話の内容が面白かったようで、
それではそのような内容をお話くださいという話になって、
結局は、1時間くらいの話ということで、
引き受けお話させていただくことになりました。
ほんとに縁というのは不可思議なものです。

 当日は、身支度や遍路の歴史から始まって、
四国遍路の父と言われていますが、今ひとつ知名度がない
真念についても、お話させていただきました。
彼の生没年は不詳ですが、17世紀の江戸時代に活躍し、
へんろ道の整備(200本以上の道しるべを設置)や、
へんろ宿の整備などを行い、また、
「四国遍路道指南(みちしるべ)」、「四国遍路霊場記」、
「四国遍路功徳記(くどくき)」などのへんろガイドブックを出版、
現在の姿であるへんろの順番を決定した人でもあります。
お墓は、高松市牟礼町の洲崎寺境内にあります。
現在、お遍路は行程1440キロメートル、
年間約15万人が巡礼、うち3千人は歩き遍路と言われています。
外国人や女性の一人歩き遍路もよく眼にします。
私自身も、何人もの歩き遍路とお話させていただきましたが、
彼らにとって、一番うれしいのは、
地域の方からお声をかけていただくことだということは
皆さん、異口同音にお話されていました。
「こんにちは」、「気をつけてお参りください」という
何気ない言葉や挨拶などの声かけが、心の琴線に触れるようです。
香川に入ってくるお客様は、徳島などを歩くお遍路さんとは違って、
もう30日以上も歩き遍路を続けてきた方であり、
いくつかの困難や試練に耐え、堂々とし、風格もできていますので、
声をかけにくい要素もありますが、それでもうれしいと言っておられます。
それと、なぜ歩き遍路をされているのですかという質問を
いつもさせていただきますが、皆さん答えは決まっていて、
「それは、歩けばわかります!」と笑っています。

 歩き遍路は、皆さん先入観で、結構リーゾナブルな費用で
回れると思っておられますが、
実は、毎日野宿するわけにもいかず、
時間も順調にいって約40日もかかりますから、
これが意外と費用がかかるのです。
四国までの旅費や準備費用、宿泊費や食費、雑費などを考えると、
平均1日約1万円、40日間の旅ですから、
トータル約40万円必要になります。
また、40日間という期間が必要になり、時間に余裕がないと
チャレンジできません。
さらに、健康かつ、ある程度どころか、
強靭な体力や意思がないと遂行できません。
また、あらかじめ決められたコースをたどってはいきますが、
そこで出会う人や体感することは、
実はまったく予測できないことであって、これはもう
ワンダーランドの世界が広がります。
不安ではありますが、またワクワクドキドキ感の期待も
てんこもりです。
時には、思いもかけない人に優しさに触れることもあって、
実は、歩き遍路というのは、費用もかかり、時間もたっぷり必要で、
強靭な体力や精神力も兼ね備えていて、
そして、新たな大発見も期待できるという、
これはもう究極のツアーだと言っても過言ではありません。
だからこそ、実際に歩き遍路されている方に、
なぜ歩き遍路をされているのですかという質問をすると、
いつも、皆さん答えは決まっていて、
「それは、歩けばわかります!」と話されることはそういうことなのですし、
だからこそ、リピーターも多いわけです。
歩き遍路は誰にだって出来るわけではなく、
究極のツアーですから、なかなか出来ないもので、
しかし、歩き遍路できると言うことが、実は「幸せ」なのですね。
多くの方が、様々な悩みを抱えて歩き遍路にチャレンジされているとも
窺っていますが、いつの間にか、その運命を素直に受けいれ、
悩みを昇華させてもらえ、
ついには回れることが幸せなのだと感じさせてくれる、
そういう究極のツアーが歩き遍路なのです。
歩き遍路こそ、究極のツアーなのです。

●ソウルでさぬきうどん店新たにオープン
 現在、ソウル及びその近郊では、さぬきうどん店が2軒がんばって
おられます。
ソウル特別市南の京畿道にある、
「山田家」(ペク・チョルギュンさん経営)と
ソウル市内の「天狗うどん」(ミンさん経営)の2軒です。
2店ともとってもおいしく本場さぬきうどんに近い美味しさです。
2軒とも、さぬき大使館として香川の情報発信をお願いして、
香川の認知度向上に大きく貢献されています。
2軒とも、メール交換させていただいており、
香川(さぬき)に対する熱き思いは、頭が下がります。

 そうして、最近
ソウルでうどん屋をオープンしましたというニュースが入ってきました。
天狗うどんで働いていました若者の神内さんが、自分のお店を出すという
長年の思いを実現させたのです。
お店は、いろいろな方にブログ等で紹介していただいているようなので
一部添付しておきます。

  http://www.cyworld.com/vanilla83/3027419

  http://hudo.tistory.com/151

 がんばってほしいですね。

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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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