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(34)100万人のラブレター募集開始

北京オリンピック雑感
 16日間の北京オリンピック、終わりました。
香川には、事前合宿で、選手コーチなど併せて、
25日間で、
フィンランド50人(うち選手26人)、デンマーク7人(同3人)、
エストニア4人(同2人)、エジプト1人(同1人)、
アイスランド6人(同3人)、スウェーデン1人(同1人)の
計69人(同36人)が、陸上競技を中心に、
ボート、カヤックの選手も参加しました。
 アテネ後の4年間の集大成を北京で実現ということで、
選手やコーチの張り詰めた気持ちに配慮しながらと思ったら、
選手、コーチとも意外にリラックスした雰囲気だったようです。

 それでもお世話は大変だったと思います。
地元の人や、ホテル、競技施設、
それに丸亀市や県にぎわい創出課、国際課など関係機関、
通訳ボランティアなど、皆さんのご尽力で、
その結果、オリンピックの本番でもいい成績がでたようで、
例えば、男子円盤投げでは、
エストニアのG.カンテルがゴールドメダリスト、
ボート女子軽量級ダブルスカルでは、
フィンランドのM.ニーミネンとS.ステンがシルバーメダリスト、
男子ハンマー投げでは、フィンランドのO.カルヤライネンが
6位入賞しました。

 改めて祝福のエールを送りたいです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。

 なかなか雨が降りません。
北京オリンピックでは、開会式を成功させようと、
開会式会場の国家体育館を中心に、最大半径120キロに及ぶ
対雨雲防衛線を設定して、設備や人員を配置。
防衛線に近づく雨雲を、人工的に刺激して北京に雨雲が来る前に
雨を降らせてしまう大作戦を挙行し、
雨を降らせる化学物質を積んだケット弾を合計で1,104発
雨雲に向かって打ち込み、
北京の手前で雨を降らしてしまったということですから、
なんとも驚きで複雑な気持ちです。
 作戦は、大成功で開会式は天気に恵まれましたが、
上空にロケットを打ち込まれた地域では、
かなりの集中豪雨に見舞われて、農作物などに大きな被害が
でているとのこと。
 人工降雨と言うのは、早明浦ダム上空でも実験していますが、
人工消雨と言うのは、すごい発想です。
底知れぬ国、中国です。

 世界を熱狂させた北京オリンピックも、
欧米の多くのテレビ観戦者を意識してか、
競技が深夜に始まる種目もあって、睡眠不足が続きましたが、
そういう意味ではなんとなくほっとしています。
 競泳で応援していて、
その背後にある北島プロジェクトチームのすごさや、
女子マラソンに見られたストイックまでの練習への取り組みと
心理的肉体的な重圧との過酷で孤独な戦い、
人間技とも思えないような体操競技、
パワフルな女子レスリング、
五輪のトラック種目では実に80年ぶりの
男子400mリレー銅メダル、
感動的で思わず熱いものが込み上げてきた女子ソフトボールの金メダルなど、
そこにはやはり今回も数多くのドラマがありました。

 また、世界のトップアスリートの活躍も胸踊るものでした。
昨年の大阪世界陸上で事前合宿に参加していた
ロシアのイシンバエワ選手がWRで女子棒高跳び優勝、
ジャマイカのウサイン・ボルトは、100mのWRを出し、
200mも当分破られないと言われていた記録を更新、
世界を驚かしましたが、身長196cmで小股走行は、
身長のある人は不利という短距離の常識を破るものでした。
 アメリカのマイケル・フェルプスは、8個の金メダルを獲得しましたが、
個人メドレーを2種目制したのは、驚きでした。
母子家庭で育ち、先生からは、
「母子家庭のおまえは、いい人生は歩めない」などと中傷されながらも、
母親といつもその言葉を言い合って、
絶対にあの先生を見返してやるんだとの思いで
がんばってきたということですが、
スーパーアスリートは、恵まれてばかりの環境ではないのがよくわかります。
中国の多くのメダリストも貧しい生活から抜け出ての努力の成果が
表れています。
 逆境を跳ね返す底力こそが、本番で出てきたのだと思います。
世界のトップ選手が集まり、競うわけで、結果は出せない選手の方が多く、
でも、戦う姿は素晴らしいものがあり、感動を与えてくれました。

 しかし、スポーツも、スポーツの舞台以外で左右されることが多く、
残念なこともあります。
たとえば、野球は、次回のロンドンから、
五輪の肥大化抑制を理由にオリンピック種目から外されるようですが、
それは建前で、実は、野球の最高峰であるMLB(米大リーグ機構)が、
オリンピックに選手を派遣しないなど非協力的で、
さらにWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)なる
新たな世界一決定戦を創設するなど、
以前からのIOC(国際オリンピック委員会)と仲が悪く、
その制裁だともうわさされています。
そして、あおりを受けたのが、女子ソフトボールで、
これも今回が最後のオリンピックとなりました。
競技以外のところの事情で決まるのは、複雑です。
女子ソフトボールの表彰式後の記念撮影で、選手の前に
ソフトボールで、地面に数字の「2016」と並べたのは、
実は、アメリカとオーストラリアの選手からの強い提案であったことは、
なんとかソフトボールを復活させたいという選手の思いがあって、
胸にじんとくるものがありました。
2016が東京開催となれば・・・。

 オリンピックに参加された選手の皆さん全員に、
お疲れ様と心から言いたいです。

 期間中には、地域の紛争も停戦するように国連決議があったにもかかわらず、
グルジアでは紛争が勃発して、約2千人の尊い命が失われました。
洞爺湖サミットでもそうでしたが、国連を代表するような
いわゆる先進諸国のリーダーシップがうまく取れない状況が続いています。
発展途上国の言い分もわからなくはなく、富や水の地域的な偏在の解消が
今後の大きな課題となってきます。
 農業国からたくさんの農産物を、水産国から多くの水産物を輸入していた
日本は、一昔前には感謝される大口輸入国でしたが、
今では、世界には10億人以上の飢餓に苦しむ多くの人々が現実に存在して、
たくさんの農水産物を輸入している日本は、
そして、カロリーにして、贅沢にも4分の1は、
食べられるのにもったいなく廃棄している飽食の国日本は、
そういう人たちに食糧がうまく渡らない原因を作っていると考えられ、
現在は、一斉に批判を受けています。
 
 今から、食糧、エネルギーなど全ての面で、
不便さを享受した生き方を実践していないと、
大変な事態に遭遇したときに、対応できなくなります。
全てに腹八分目の生き方を実践しないといけません。

 早明浦ダムの貯水量がだんだん少なくなってきて、
さらに節水には心がけなければなりません。
街路樹などを見ると、一部枯れてきています。
また葉全体に勢いや生気が少なく、ぐったりしているのがよくわかります。
枯れているのは、樹木が生き残るために、わざと枯らさせているのだと
思います。いわば生き残るためのリストラなんですね。
何も語らない樹木ですが、懸命にこの渇水に
耐えている様子は、なんともいえないほど哀れです。
雨がほしいです。

 北京オリンピックは終わりました。
観光客が数名死傷したことは、遺族の気持ちを思うとやりきれないものが
ありますが、それ以外は大きなトラブルもなく、国家事業としては、
まずまずだったと評価されています。
 鳥の巣を中心としたオリンピック会場周辺は
金網で囲まれ、小銃を持った武装警官が大勢警護にあたり、
さらには、地対空ミサイル積載車の配置まであったというほどの、
およそ日本では考えられないほどの警備で、
選手役員以外の観光客にはすこぶる評判が悪かったようですが、
世界規模のスポーツ大会開催の経験の少なさから不安視されていた
運営自体も、英語通訳ボランティアなどを大量に用意しており、
また情報部門も驚くべき対応でスムースにいって、
評判はとてもよかったと聞いています。

 日本やアメリカでは、チャイナフリーでは現在の生活が維持できない
現実の世界がある一方で、実は中国も今後は、生産国から大きく消費国に
変わってきている現実は、もはやすでに私たちの生活を根源から変えなければ
いけない時代に突入しているのかもしれません。
お金を出してもモノが買えない時代が目の前に迫っています。

 日本文化の根源であり、身近な中国にもかかわらず、
私たちが中国の何を理解できているのかと問われれば
はなはだ自信がありません。
もっともっとお互いが相手の国を学習して、理解しなければいけませんし、
そのためには、今後真の意味での草の根の交流が必要だと痛感しています。

100万人のラブレタープロジェクト
 ホテル旅館料理組合や、源平屋島地域運営協議会、
香川まち歩き観光連絡協議会、塩江温泉観光協会、青年会議所、
香川大学、むれ源平まちづくり協議会、旅行代理店やマスコミなどの
各民間企業、それに県、高松市などが加わり、、
民を中心に組織する
かがわの元気再生「100万人のラブレタープロジェクト推進協議会」で、
地域資源を活用してにぎわい創出を図るプロジェクトの第一弾として、
県民が発掘した香川の魅力を情報発信する事業を始めます。

 観光による交流人口の増加こそが地域振興の一助となり、
地域を活性化するとのコンセプトで、今後盛り上げていきます。

 内閣府が今年の5月に全国に公募をかけた、
地方の元気再生事業で、7月に採択決定。
 全国で1,186件の提案のうち、120件採択。
四国でみれば、63件のうち、7件採択。
香川県からは8件のうち、唯一選ばれました。

 プロジェクト名は、
「うどんの国から、讃岐日和の国へ」
~高松から始まる100万人のラブレター・プロジェクト~。

 内容は、
①複合的な地域資源を活かした観光コンテンツの開発
②能動者たる地域リーダーの養成と市民への広がり
③持続可能な情報ネットワークの構築

 100万人のラブレターは、このうち③の事業であり、
人やもの、風景、文化、食材、歴史、史跡など自分がぜひとも全国に
アピールしたいもの、わがまちの自慢などを写真に収め、
100字程度のメッセージを
添えて応募するものであり、
応募の中から厳選して100程度を選び、
1冊100円で販売予定の冊子にして、京阪神を中心に
香川にぜひおいでよと誘客するものであります。
 なお、選ばれなかったものも、ホームページ「MYトリップ
エンジョイかがわ」にて紹介させていただきます。
 
 作品の募集開始は、8月30日からで、
郵送やインターネットで、10月末まで受け付けますので
ぜひどんどんご応募ください。
 8月30日と31日には、サンポート高松で、
キックオフイベントにもなる、「香川まるごとフェスタINサンポート」で
大々的に募集のPR活動をしますので、
こちらの方にもぜひお越しください。
 香川の素晴らしい特産品や、まちあるきをもっと知っていただくために
パネル展も実施していますので、ぜひお出かけください。

 冊子は、12月から、関西や四国など、
約400の書店で販売します。

 なお詳しくは、下記のURLまで・・・。

 http://www.my-kagawa.jp

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(33)先人が築いた水文化!

 
 お盆を過ぎて、暑さも一段落したような気がしますが、
私たち人間以上に植物には、一雨も二雨もほしいところです。
節水は常に心がけなければなりません。

 参考ですが、平成19年の年間日照時間数は、香川は全国で6位です。
ちなみに1位は、山梨県、続いて、高知県、宮崎県、岐阜県、
和歌山県、そして香川県となっています。
ちなみに、最下位は、秋田県で、香川の4分の3の日照時間となっています。
ブービーは富山県です。

 ところで、この年間日照時間は、あくまで、19年の結果であって、
18年は16位、17年と16年は13位と
意外と香川は、低い順位となっています。

●世界に誇れる水文化
 香川(さぬき)は、昔から雨の少ない地域。
だから水に関しては、他の地域以上に苦労した歴史があります。
確かに水に恵まれた地域から比べれば、香川は想像を超える
水をめぐる壮絶な争いもあり、恵まれた地域とはいえません。
しかし、そこで培ってきた少雨は少雨なりに、
如何に水を無駄なくうまく効率的に使うか
さらには、水をめぐる地域住民の自治意識の高揚など、
幾多の争いを通じながらも、少雨とうまく付き合う生活の知恵を
工夫してきました。

 たとえば、まず思いつくのが、ため池
香川県のため池実態調査(平成13年4月現在)によれば、
全国第3位の16,304か所あります。
ちなみに、1位は、兵庫県の43,972か所、
2位は広島県の21,010か所です。
4位は山口県、5位は大阪府となっています。
 しかし、ため池の密度は、香川は面積が全国最狭だけあって
順位がぐ~んとあがって、ダントツ1位であり、
これゆえにため池王国と言われるわけであります。
ちなみにため池密度の2位は、大阪府、3位は兵庫県となっています。

 そのほか、ため池にも上流から下流に向かって、
親池、子池、孫池というレベルがあって、用水路などを活用して、
最後の一滴まで無駄なく使う工夫がされています。
ちなみに日本一のため池である満濃池には、
59か所もの子池、孫池があるようです。

 また、水利慣行などもいい例だと思います。
ため池に貯水するために上流の水利団体との「承水慣行」、
貯水したその水を如何に配分するかという「分水慣行」
そして、分水された水を如何にそれぞれの田んぼにうまく
配分するかという「配水慣行」などがあります。

 特に「配水慣行」には、順番に水を配る「番水制」や、
田を湿らせるくらいにしか水を引かない「走り水」などの
慣行があり、
中でも、「水ブニ慣行」は、香川特有の慣行です。
水ブニとは、各人の水の持分を言います。

 たとえば、よく言われている「線香水」は、
各人の水の持分を台帳に記録しておき、
池にある水の量や田の大きさに合わせ、線香の長さを予め決めておき、
線香が燃えている間は、その田に水が引けるというものです。
だから、風が強い時にあたると、線香が早く燃え、悔しがったようです。
また、線香の代わりに「抹香」が使用されたこともあったようで、
香箱に抹香を敷き詰め、予め各人の持分を印つけておくものですが、
順番を決めるくじでカーブのところにあたると、燃える時間が長くなるので、
親戚や近所の方にご馳走を振舞ったというようなことも言われています。

 また、先人の活躍も見逃せません。
歴史的に水の確保に尽力した偉人は、地域ごとにたくさんいます。
中でも、日本一のため池満濃池といえば、空海や西嶋八兵衛
空海も西島も満濃池の改修工事に功績がありましたが、
特に、直接間接に、信長、秀吉、家康と3人の殿に使えた世渡り上手な
藤堂高虎の家来である西島は、
記録上も立派な改修工事をおよそ90か所も行っています。

 ちなみに、当時の状況を思えば、世渡り上手を批判することはできず、
藤堂高虎は、そういう意味では、処世術に長けた殿様であると思われます。
伊賀上野城主であり、生駒の殿様4代目生駒高俊の外祖父にあたる
藤堂高虎は、城造りの名人であり、
外様大名で、ただ一人家康の臨終の席に立ち会えた大名とも言われています。

 話は少しそれましたが、
西島八兵衛は、私たちが忘れてはいけない郷土の偉人の一人です。
子供たちは学校でしっかりと学習していますので、知っていますが、
いかんせん、大人はほとんど彼の偉業を知りません。
もっと勉強しないと子供に笑われます。
彼は、現在の栗林公園の基礎を作った優れた土木技術者でもあり、
その偉業を示すものが、栗林公園商工奨励館中庭に、
しっかり設置されていますので、ぜひご覧ください。
西島のため池や河川工事の仕事は、現代土木技術を持ってしても
かなわないほどの優れた技術力で対応できている箇所も
数多くあります。恐るべき技術力を持つ天才です。
彼の出身は現在の静岡ですが、香川の恩人です。

 おそらくその西島のひとつの成果でもある、
松平の初代殿様頼重公が来る前の生駒の時代の大井戸が、
最近、三越高松店近くから発掘されたようです。
また、頼重公は、全国に先駆けて、高松で、
日本で最初の地下式の上水施設を造らせた殿様でもあり、
それは、玉川上水よりも9年も早かったという素晴らしい記録が
残っています。

 そのほか、年代順に見ますと、
1643年には、
香川の西地域の三豊の井関池を築造した近江の豪商である平田与一左衛門、
1650年頃には
同じ三豊の奥谷新池を築造した西山治右衛門と九郎右衛門、
1669年頃には、
高松の南の新池を築造した、矢延平六、
1689年には、
小豆島肥土山の蛙子池を築造した、庄屋の太田伊左衛門、
1707年には、
萱原用水を完成させた、久保太郎左衛門
1857年には、
さぬき市弥勒池への導水トンネルを貫通させた富田村の軒原庄蔵、などが
挙げられます。
 いずれも、郷土の発展には欠かせない、郷土の誇りである
偉人です。

 私は、これら先代の偉人が築きあげてきたため池築造技術や
河川改修技術、あるいは水利慣行などは、「水文化」と呼べるものであり、
「郷土が世界に誇れる香川の宝物」であると思っています。

 世界は、少雨傾向にあり、多くの地域で、水不足が深刻化し、
砂漠化も一挙に広がっています。
もともと、淡水は、地球上にある水のわずか3%と言われています。
わずかな淡水の量ですが、1日必要な最低限度の水20リットルも
得ることの出来ない人々がなんと11億人もいます。
さらに、今、水が豊富な地域も、だからといって、
それは決して将来保証されたものではないはずです。
 世界が少雨傾向にあるなか、近い将来香川のこの水文化というものが、
日の目を見、世界のお手本となるべき時がきっと来るはずです。

 香川は確かに水には恵まれていません。しかし、そのおかげで
水を大切にして、無駄なく理由する知恵、自治意識が
他地域より抜きん出ています。
 水不足をマイナスと思わず、水不足を克服してきた、いやそうじゃなくて
相手は大自然だから、克服すると言うよりはもっと謙虚になって
水不足とうまく付き合ってきたその生活の知恵こそが、
今後の地球的規模での水不足に対するプラスの水文化として
活用できる、そういう発想こそ必要ではないかと思います。

 ただ、最近の県民の水使用状況を見てみますと、
決して褒められるものではありません。
蛇口をひねれば、水がでることを当たり前だと感じている人が
多くなっています。
(余談ですが、蛇口は、水の安全性を確かめるために、蛇口の先から
 逆行して蛇を入れて、その安全性を確かめたから、「蛇」口と
 言われるようになったとも聞いています。)

 1日5リットルも使えない人々が世界にたくさんいる中で、
日本人は、平均300リットルも使っています。
21世紀は、水の時代です。
今こそ、水の大切さを再認識して、感謝し、節水に努めることが
求められています。先人の偉業を無駄にしないためにも、
私たち現代人がやらなければいけないことだと思います。

 ピンチはチャンスです。
水不足はけっしてマイナス面だけではありません。
水不足とうまくつきあう生活の知恵、優れた土木技術、井戸掘り技術
優れた上水システム、下水処理技術、海水淡水化装置などこそが、
私たちの誇れる水文化であり、プラスの面であります。
しかし、そのことと同時に、
県民のさらなる水への感謝と節水意識が不可欠です。

 先人の築いた「水文化」、ふるさと香川が世界に誇れる宝ものです。

●私たちが捨てているものが、宝ものに・・・
 高知県の道の駅四万十とおわが元気です!

 もう知っている方が多いかも知れませんが、
高知県四万十川中流にある、道の駅「四万十とおわ」が元気です。

 最近の観光客の参加・体験型観光ニーズをしっかりと捉えて、
思わず体験したくなるようなメニューを豊富に取り揃えています。
詳細は、下記のウエブサイトをご覧いただければと思いますが、
そのいくつかを紹介しますと、
 ・お茶摘みとお茶の入れ方体験コース、
 ・エコ体験マイ箸作り体験コース、
 ・紅茶の茶摘みと紅茶の入れ方体験コース、
 ・川エビ伝統漁法「ころばし」「エビたま」「ツガニ」
  「伝統のうなぎ漁」体験コース、
 ・四万十川フロートトリップ、
 ・四万十川水中体験コース
 ・四万十川屋形船とカヌー体験コース など 盛りだくさんです。

 道の駅とおわのウェブサイト
  http://www.shimanto-towa.com/

 なかでも、大人気なのが、
新聞紙で作る新聞バック作りです。
地元の主婦である伊藤正子さんが、発案した新聞バック作
数キロの荷物まで耐えられるようです。
今や、NYやロスの美術館、ロンドンのファッションメーカーにも
年間併せて約5千袋も輸出されています。

 新聞紙は資源ごみとしてリサイクルに回すだけだった私たちにとって、
この新聞紙バックは、まったくの予想外。
面白くて、意外性があってほんとうにいいですね。

 そして、もう一つ、
これは、あのさぬきプロジェクトの伊藤さんと安武さんから
最近、教えてもらったのですが、
従来は捨てるしかなかった間伐材の端材を、
10センチ四方の、厚さ3ミリの角材にして、
1パック1枚で包装して売り出しています。

 お風呂に入れて、ひのきの香りを楽しむもので、
包装の外からもいいにおいがしています。
我が家のお風呂にも使わせていただきましたが、
これが実にいいにおい。
これなら直ぐ欲しくなります。

 なんと、1枚200円で50万枚売って、
1億を売り上げたというヒット商品になっています。

 捨てていたものが宝に・・・
ちょっとの発想転換で、面白いほど大人気に・・・
こういうものはもしかしたら、私たちの身の回りに
たくさん転がっていて、私たちが気づいていないだけかもしれません。
もっと大きく目を開いて、周りのものを見ないといけませんね。

 なお、先ほど紹介させていただいたさぬきプロジェクトの
お二人は、現在、首都圏に住む四国出身の若者を中心にまとまって、
ホーム・アイランド・プロジェクトを実施しており、
次回は、「農」と言える四国を企画しています。
8月23日には、東京農業大学で、ワークショップを行い、
9月から10月にかけては、四国の農地訪問ツアーを企画し、
11月8日には、四国大収穫祭を企画しています。

 ワークショップは、四国の若手農家の方たちが上京し、
東京食プロと在京四国出身の若者が加わり、
それぞれの立場からアイデアを出し合い、
新商品とマーケティリング戦略を一緒に考えるワークショップです。
これからの農業、特に若者が自由な発想で取り組む農業に
新境地が開けそうです。

 いい商品開発ができて、販路も開けるといいのですが、
がんばってほしいです。

 ホーム・アイランド・プロジェクトについては、
下記のURLをご覧ください。

 http://hip.seesaa.net/category/5096352-1.html
 
 お二人とも言っていましたが、
若者には意外と農業に関心がなく、これは大きな課題であると
指摘していました。同感です。

 韓国に2年2ヶ月の徴兵制があるのなら、
日本だって、負けずに2年2ヶ月の徴兵制に代わる
徴農制、徴福制があってもいいのではないかというのが
私の15年前からの持論です。
当時は一笑されてしまいましたが・・・。

 30歳までに、日本国民は、2年2ヶ月間、
農業(福祉)の現場で従事することを義務化してはどうかという
提案です。
 私を含めて現場を全く知らずにいる人が如何に大勢いるか、
これが大きな課題であり、しかしここをうまく対応することよって、
明るい未来が開けると思います。

 話は脱線しましたが、
在京の四国出身の若者の取り組みには、応援したいです。

●クイズです!
 ちなみに、下記の野菜の旬はわかりますか?
お店には、年中置かれています。
いったいいつが旬なの言えますか?
正解は、最後の方です。
(ケーブルテレビでオンエアされていたものですが、
 私は、割と成績よかったです!)

 ニンジン、キュウリ、ネギ、オクラ、ハクサイ、ホウレンソウ、
 ナス、キャベツ、ピーマン、ブロッコリーの10種です。

 春、夏、秋、冬の何れかに分けてください。

●第4回四国霊場88サイクル駅伝、無事ゴールに・・・
 今月8月8日午前8時にスタートしました、
第4回四国霊場88サイクル駅伝の最終サイクリストが、
無事、16日土曜日に善通寺にゴールしました。
 自転車リレーの駅伝方式で、9日間で
約1,400kmの道のりを走りきりました。
 サイクリストは、総勢211名。

 裏方の善通寺市役所職員の皆様、たいへんお疲れ様でした。

 それにしても、県庁から参加の「鉄人チーム」の皆さん、
過酷な酷暑のなかでの駅伝、
完走、心から祝福しますとともに、
敬意を表したいと思います。お疲れ様でした。
観光交流局チームもがんばりました。

●野菜クイズの答えです!
 夏:オクラ、キュウリ、ナス、ピーマン
 冬:ホウレンソウ、ブロッコリー、ニンジン、ネギ、
   キャベツ、ハクサイ

 冬は、葉もの、根菜類が多いですね。
春と秋は、今回はありませんでした。
秋ナスは嫁に食わすな、といいますが、旬は夏だったのですね。

テーマ : 香川
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(32)四国霊場88サイクル駅伝がスタート

四国霊場88サイクル駅伝がスタート
 先週の金曜日8日午前8時に、第4回四国霊場88サイクル駅伝
スタートしました。
 自転車リレーの駅伝方式で、9日間で
約1,400kmの道のりを走ります。
 初日は、香川の75番札所善通寺を朝8時にスタートして、
88番目の結願寺大窪寺に、真っ暗の21時に到着しました。
翌朝2日目の9日は、朝5時に大窪寺をスタートし、
徳島県の1番札所零山寺に入り、四国霊場を1周します。

 サイクリストは、総勢約200名ほどですが、
今年は、香川県庁からは2チームがエントリーしています。
 私も参加させてもらっている香川県観光交流局主体のチームは、
香川県内コースだけを走るチームで、
初日8日と、最終日である9日目の16日に走行しますが、
最終日は、愛媛県の三角寺から入ってきて、雲辺寺にのぼり、
善通寺にゴールする予定です。
 
 我がチームは、初日、国分寺~白峰寺~根来寺、屋島寺~八栗寺、
長尾寺~大窪寺と急勾配のコースもありましたが、
全員、完走しています。

 もう1チームの県庁チームは、県庁サイクリング部を中心に、
サッカー部などのつわものの混合鉄人チームで、
このチームは香川県内だけを走るのではなく、
四国1周してきます。

 コースによっては、全日本トライアロン上位入賞者でも、
音をあげる過酷なところもありますが、
なんとか全員元気で、気持ちよくゴールインできることを切に望みます。
速さを競うレースではないですが、炎天下での自転車ですし、
大型車の通行する公道を通りますので、事故のないように
無事帰ってきてほしいです。

 なかなか地元の方たちとのふれあいは難しいかもしれないし、
夜の走行は、まっくらで周りに人がいなく、
沿道から声をかけられることもないですが、
それでも昼間は、がんばれよとの声もかけられたりします。
 特に夜は暗いですが、陽が沈んでとっても涼しく気持ちよく、
さわやかさは十分です。

 観光が地域振興の大きな一翼を担っている現在、
四国は一つとして、これからも全世界に向けて
情報発信していかなければなりませんが、
現在、世界から注目されている四国といえば、
①徳島県上勝町のいろどりビジネス(葉っぱビジネス)
②世界の宝石「瀬戸内海」
③ウォータースポーツ
 ・高知県東洋町のサーフィンビーチ
 ・徳島県大歩危の吉野川ラフティング
 ・高知県沖の島、柏島のスキューバダイビング
 ・瀬戸内海のシーカヤック
そして、
④阿波おどり、よさこいおどり
⑤工業製品
・水族館などの水槽のアクリル加工=日プラ株式会社
・LED=日亜化学工業株式会社
・造船=今治造船など
⑥農水産加工物
そして
四国霊場88箇所  などが
世界から注目されていると言えます。

 先週の観音寺市での遍路小屋銭形の落成式のあとの懇談会で
お話させていただいたお遍路先達の皆さんのことも思い出し、
ここは、現場主義の徹底で、なんとか時間を見つけて
歩き遍路にチャレンジなどという気持ちも芽生え始めてきています。

 ちなみに、私は、毎日最低100分のウォーキングを始めて、
もう10年目に入っていますが、
ぎっくり腰などで、途中5回ほど(1回につき、1日~4日間くらいお休み)
残念ながらリタイヤしていますが、距離換算すると、
現在歩き遍路廻り16巡目です。
継続は力ですが、我ながら感心しています。
皆さんもがんばってください。

 ところで、歩きお遍路への一番のおせったいは何でしょうか?
休憩場所の提供、食事・飲み物の饗応など、
様々なものが考えられますが、
一番は、やはり声かけだそうです。
知らない土地で、その土地の方から、
励ましや応援の声をかけてくれることの楽しみ、やさしさは
何ものにも得がたいものだそうです。

 皆さん、歩き遍路さんにはどんどんお声をおかけください。
「がんばってください」、「どちらから来られましたか?」など
ほんとうに軽い挨拶程度でもいいですから、お声かけを
お願いします。
それが香川の強いいい印象になると、強く思っています。

●驚くべき農産物情報・・・
 先々週から、種無しで皮ごと食べられる
桃太郎ぶどうの話をさせていただいていますが、
こぼれ話をいくつか入手しましたので、薀蓄に・・・

桃太郎ぶどうは、岡山での名称。
 通称は、「瀬戸ジャイアンツ」です。
しかし、岡山のタイガースファンの
お客様が購入してくれないのではないかという懸念から、
ジャイアンツの名称をできるだけ使用しないようとのことから
考え出されたという説もあります。

②東京情報
○週末に高島屋日本橋店「果山」で目撃した情報です。
桃太郎ぶどう(瀬戸ジャイアンツ)一房なんと15,000円也!
(ちなみに高松では、2房で6,500円くらい。)
同じ岡山の清水白桃は1玉3,000円也。
(ちなみに高松では、1玉1,000円くらい。)

 高島屋日本橋店の地下野菜・果物売り場は、
ある程度厳選されたものを品質の割にリーズナブルな値段で売って
おり、いつも活気があるお店です。
ぶどうは、農家の人がずっと中腰で上を見ながら摘果したり、
しゃがんで下草を取ったり、温度管理も手抜かりなく、
手間を一つづつ重ね・・・
ある外国人は日本の農業を見て「これは農業ではなく園芸だ」と
言ったそうですが・・・

 しかし、ぶどう一房15,000円で売れたとして、
農家にはいくら入るのでしょうか?
ぶどうの高値の値段は、高島屋日本橋店の「ブランド力」に
負うところが大きいのです。

 だから、想像ですが、生産者である農家には、それほど驚くべき収入は
ないのではないでしょう。

 宮崎では、マンゴが最高値2個で10万円のときがあって、
おかげで通常のマンゴも高値がつきすぎ、結局売れ残りが
続出したというニュースも流れてきています。

 最終小売価格が高値でも、生産者への実入りが少ないと問題です。
また、最高級においしいだけに、自然相手にこれを常時供給していく
技のすごさは、神技に近いものがあります。
また、糖度は機械で測定できるものの、トータルなおいしさは
結局食べてみなければわからない状況では、生産者に厳しいものが
あります。

 ブランド力のあるお店で売るからこそ、
高値がついていることは否定できませんが、ブランド力のあるお店で
売ってもらえることを繰り返すことによって、
品物自体にブランド力をつけていく・・・。
そういう中で生産者の収入も増やしていくのですが、
しかし、生産者の不安は、自然相手に常に高い技術力を如何に続けられるか、
あるいは、他地域の強力なライバルの次々の出現。
悩みは尽きないと思います。

 生産者のひとことが印象に残っています。
「とってもおいしい!」食べられる方のその一言が、
私たちの苦労を一挙に解消してくれます。
ものづくりの原点だと思います。

 忘れてはならないもの、
それは「消費者のために」という一点。
これはものづくり全てに共通することです。
連日マスコミで取り上げられている「偽装」。
いつのまにかお金儲け優先で、
「消費者のために」が忘れられてきた結果と
多くの人が思っています。
ものづくりの基本、忘れてきている日本。
情けない国になってはいけません。

 日本人としての気概、忘れずに・・・!

○「カクメロ」って、ご存知ですか?
 愛知県内で生産されている「四角いメロン」のことなのですが、
東京のデパートなどでは、
善通寺生産の四角いスイカのとなりにディスプレーされることが多く、
値段もスイカよりお手ごろで食べられる(しかもおいしい?)とあって
最近人気がでてきました。
 双方とも海外でも人気があり、模倣も出ているようです。
しかし、四角いスイカは食べられず、味で勝負できないこともあり、
少しピンチではないかと心配しています。

●追加情報
 前回、蝉の求愛鳴き声を説明しましたが、追加情報を。
蝉のオスの鳴き声は、メスに聞かせる求愛行為ですが、
同時に、天敵である鳥に自分自身の居場所を教えることでもあり、
それは、両刃の剣となっています。

 オス蝉は、防衛策の一つとして、そろって鳴き、それは
大音響となって鳥への脅威となっているおり、
居場所をわからないように工夫しているようですが、
自然界の不文律とも言うべきか、
犠牲になる蝉も予め予想しての大合唱かもしれません。

 路上に転がる蝉の亡骸を手にして、
そっと草むらに置くことくらいしか出来ませんが・・・。

●四国の3大祭り・・・
○よさこい祭り
 四国3大祭りのひとつ、「よさこい祭り」が、
土曜日9日にスタートしました。

 全国のよさこい関連祭りは、最大規模の
1992年開始の北海道YOSAKOIソーラン祭りなど
100以上とも言われています。

 日程の詳細は、以下のURLをご覧ください。

 http://www.welcome-kochi.jp/event/yosakoi/about_yosakoi.html

 昭和29年、当時の不況を吹き飛ばそうと市民から湧き上がった
よさこい祭りですが、お手本は「阿波踊り」でした。
よさこい祭りの条件は、確か3つあり、
①裸にならないこと、
②鳴子を携帯して使用すること、
③よさこいのメロディを残しておくこと だったと思います。

 これ以外は何をしてもいいということで、
一気に若者に浸透しました。

 よさこい祭りの本祭は、10日と11日、
12日は後夜祭と全国大会が開催されます。

○阿波踊り
 そして、本家「阿波踊り」は、
12日から4日間開催されます。
 昨年で言えば、のべ約1,000連が参加しているようです。

 阿波踊りがすごいのは、起源は諸説ありますが、
蜂須賀氏の徳島城築城を記念して住民がお祝いに踊ったとする
築城起源説によれば、既に400年以上の歴史があると言われているほど
長く引き継がれている歴史的な経緯もありますが、
現代では、かなり洗練されたため息が出るほど
踊りが美しい連があることのほかに、
毎年5月ごろから、この夏のために大勢の様々な人が練習であつまり、
それが大きな人と人のつながりとなっていることです。
希薄になった街において、踊りを核につながる人間関係。
大切にしなければいけません。

 日程の詳細は、以下のURLをご覧ください。

 http://www.awanavi.jp/tokusyu/category/0000175.html

 以上が、四国3大祭りのうち、2つをご紹介しましたが、
残り一つは・・・。

 諸説ありますので、皆さんでお楽しみください。

その他
高松まつり
 よさこい祭りより遅れること10年。
ちょうど東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された年、
昭和39年、高松まつりが生まれました。

 昭和26年から始まっていた「高松港まつり」としての
「商工港まつり」と、屋島山上で行われていた「盆踊り大会」が
一緒になって、「さぬき高松まつり」がスタートしました。

 高松まつりは12日から、3日間開催されます。
13日は、どんどん高松の花火大会、
14日が総踊りとなっています。
県庁連もでますし、私も参加しています。
ぜひ大勢の皆様のご参加、お待ちしています。

 日程の詳細は、以下のURLをご覧ください。

 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kankou/43summer/43matsuri.html

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(31)石あかりと遍路小屋!

 先週に「桃太郎ぶどう」のお話をさせていただきましたら、
知っています、食べたことありますという
リプライメールが予想以上に多く、驚いています。

 早いものは、今週には店頭に並ぶようですが、
おいしさは格別、しかしお値段も破格のようです。
まだ食べていない方は、この夏、清水の舞台から飛び降りたつもりで、
一度召し上がってください。

人に語れる超美味です、ベンツ食べてるみたいです、お勧めです!

 この酷暑で植物に中には、
枯れかかっているものも見られるようになりました。
私たちにはともかくも、今は、とにかく植物のためにも
ここはひと雨ほしいと願ってやまないものです。
香川用水の水源である早明浦ダムの水も、減少してきています。
節水には十分気をつけなければいけません。

●充実した人生を・・・
暦の上では、あっという間に8月です。
真夏の名物、蝉も、このあまりの暑さにうんざりのようです。
 クマゼミは午前中、
アブラゼミやツクツクボウシは午後、
ヒグラシは朝夕などに多く鳴くとよく言われていますが、
午前中と夕方のあのかしましい鳴き方に比べて、
暑すぎる日中はかなり静かです。
あまりに暑すぎると、最近のメスには耳障りなのかもしれません。

 暑さの中、ほっとする緑陰の木々からジーンジーンと
やかましすぎるくらいの蝉の鳴き声が聞こえてきますが、
この時期、ふと足元の歩道に目をやると、
哀れにもいくつもの蝉の亡骸が腹部を上に
仰向けの姿で落ちているのがあちこちに目につき、心が痛みます。
また、多くの蝉の亡骸が、車や自転車によって、無残につぶされている姿は、
あまりにも哀れで、目を背けたくなります。
土であれば、同化できるのにと思いながら、
アスファルトの冷たさに、考えさせられるものがあります。

 ご存知のように、蝉は地上に出て、
わずか1週間から10日でその生命を閉じると俗に言われていますが、
最近では1ヶ月説も有力になってきています。

 鳴くのはオスだけです。
従ってオスの腹腔は、共鳴室として空洞になっていますが、
メスの腹腔は、卵巣が詰まっています。
オスが求愛して、メスは受け入れ、卵を枯れ木などに、
産卵管を差し込んで産卵します。
その後孵化して、最初の脱皮を行って、地上に降りて、
木の根の近くに穴を掘って、木の根に長い口吻を差し込んで、
長い地中生活の養分補給の手段とします。

 蝉は、地中生活が、3年から17年とも言われており、
通算すると、昆虫の中でもけっこう長生きしています。
しかし、地中には、モグラ、ケラなどの天敵、あるいは冬虫夏草などの
菌類に刺される危険性、羽化して地上にでれば、蟻やスズメバチ、
そして、成虫でもクモ、蟷螂、鳥など、
常に周りに多くの天敵がおり、本当に厳しい人生ならぬ蝉生です。

 長い地球の悠久の歴史に比べれば、
蝉の一生が短いのか、人間の天寿120年が長いのか、
考え方はいろいろありますが、
問題はどれだけ生きたかではなく、どのように生きたかだと思います。
懸命に充実して生きる点においては、蝉に負けたくはないですね。

●元気な地域 県下にも・・・
 この土日(8月2日・3日)の間に、
高松市牟礼の夏の名物となりました
①「むれ源平石あかりロード」のオープニング、
 桜製作所ジョージ・ナカシマ記念館上棟式、
それから、
②四国88ヶ所遍路小屋プロジェクトの観音寺地区
「遍路小屋 銭型」の落成式に出席させていただきました。

 ①「むれ源平石あかりロード」は、
今年で既に4年目を迎えますが、年々地域での盛り上がりには
目を見張るべきものがあります。
地域挙げてのこういうイベントがありますと、
地域の住民とのコミュニケーションがうまくとれ、
イベントだけで終わらずに、
例えばいざ災害というときには、
どういう人が地域に住んでいるのかがはっきりしているため、
住民パワーが集結されますと、ほんとうに大きな力を発揮します。

 かつては当たり前だった世代を超えての地域住民同志のふれあいが、
こういう形で復活してきているのをみると、
ほんとうに嬉しくなります。
人と人とのふれあいは、接触するところから始まらないといけません。
そういう意味では、かつては、銭湯がありました。
そこには社会生活の肩書きがない、裸のふれあいが自然に生まれました。
意識するとしないと、裸で付き合わなければいけないのであり、
いい意味、悪い意味でもコミュニケーションはとれていました。
廃れていく銭湯を復活という動きのある地域もあるようですが、
形にはこだわらず、地域住民の交流の機会がどんどん増えていくことを
願ってやみません。
行政は表にでることなく、サポートできたらと思います。
地域住民主導こそが、継続できる大きな要素であり、
真の意味での地域活性化につながると思います。
なぜなら、自分たちが生まれ、あるいは現実に生活している地域ですから、
地域にどういう人が住んでいるのか、
交流は大切だと思います。
マンションだから、アパートだからといいうようなことは
あまり理由にはなりません。
特に県職員は、市町職員に比べて、
地域活動に取り組んでいる方は少ないように思われます。
ぜひとも、地域住民の一員として、がんばってほしいです。
私ももっとどんどん地域活動に参加していかなければいけないと
自省しています。

 石あかりロード、ほんとうにすごいと思います。
このパワーを、これからは逆に行政も活用させてもらわないといけません。
この暑い夏、9月20日までの50日間、がんばってください。
応援します。

 余談ですが、石あかりロード、陽が落ちた夜よりは夕暮れ時が、
石あかり自体もよく外観が見られていいと思われます。
ぜひ、1度ならずとも2度、3度訪れても満足されると思います。
毎週土曜日は、洲崎寺で、「石あかり月あかりライブ」があります。
お勧めですので、是非見に聴きに、素敵なひと時を体感してください。

 http://www.ishiakari-road.com/index.html

 20世紀を代表する家具デザイナー、ジョージ・ナカシマ記念館が
上棟式も終わり、11月14日オープンに向けて、工事も急ピッチで
進みます。今秋、大きな楽しみの一つです。
期待してお待ちください。

 http://www.sakurashop.co.jp/

②の四国88ヶ所遍路小屋プロジェクトの観音寺地区
「遍路小屋 銭型」の落成式ですが、
日曜日の朝に出席させていただきました。

 http://jiuxia.web.fc2.com/Henropage/HenroProj/HenroProject.html

 徳島県海部市出身の歌(うた)近畿大学教授が、
2001年に提唱されたものですが、
子供心にお遍路接待を経験されてその感謝された気持ちが
忘れられなく、また何らかの活動をしたいとの気持ちがわきおこり、
2001年、歩き遍路1400キロの遍路道に89ヶ所、
遍路さんのための休憩所や仮眠所である「遍路小屋」をボランティアで
作っていこうというプロジェクトを立ち上げました。

 今回で県内は、丸亀、高松一宮、多度津に続いて4箇所目、
四国内でも40箇所目となっています。
建物もその地域の特色を活かしているもので、
今回は観音寺の名物「銭形」を型どっています。

 このプロジェクトのすごいところは、
土地の提供、建築資材の提供から始まって、設計、工事など、全て
ボランティア活動で行われていることです。
また、当日の来賓も、
このプロジェクトの推進部隊の四国各県の支援組織の支部長さんらが
皆さん来られており、裾野の広がりのすごさを物語っています。

 皆さん、すごい情熱の持ち主だと思いながら、
式典後に、場を変えてお話させていただいたところ、
意外なことに、このようなお遍路イベントにかかわったのは、
ここ数年の人がほとんどで、
「まさか、自分がここまでこのようなお遍路さんへのおせったいに
 夢中になるとは思わなかった、自分自身のどこにこれだけの情熱があるのか
 今でも時々不思議となることもある・・・」と意外な答えで、
妙に安心感。
 
 しかし、中心になって活動している人は、さすがのつわもの。
歩き遍路4回、5回の人もいて、さすがと・・・。

 この遍路小屋が、今後お遍路さんの休憩場所に、
そして地域の住民からのおせったいの場所に、さらには、
地域住民同志の交流の場所に、積極的に活用されることを
望んでやみません。

 地域住民パワーのすごさを改めて体感したこの土日でした。
住民が本気になって力をあわせると、財政事情の厳しい今の時期に
行政の支援できることなど、ほんとにちっぽけなことだと思います。

 行政マンは、今こそ、地域の中に溶け込んで、現場での住民の動きを
しっかりと体感することが必要だと思います。
これは企業の民間の方にも言えることだと思います。
異業種交流の大切さ、痛感します。

●栗林公園のNHK番組が、世界に飛躍します・・・
 今年2月15日金曜日、20時から約45分間、NHKテレビで、
また、6月25日には、NHKBSハイビジョンで全国放送された
香川スペシャル「栗林公園」が、
今度は、なんと8月9日(土)午前7時30分から、
「ワールドプレミアム」という番組から、世界約100カ国に向けて、
世界に情報発信されます。

 とうとう世界に向けて情報発信する日が来たのですね。
感無量です!
 
 栗林公園が世界に発信される日が
こんなにも早く来るとは夢にも思っていませんでした。

 初快挙です。
これも、NHK高松放送局の三谷局長様を始めとする皆さんの
栗林公園に対するご理解と熱き思いとご尽力のおかげです。
ほんとうに感謝しています。
出演していただいた川井郁子さんもほんとうに喜ばれていると
思います。

 しかし、残念なことに、この「ワールドプレミアム」という番組、
生で、香川では見れる方法がよくわかりません。すいませんです。
またわかりましたら、緊急でお知らせします。

 皆さんが、再度、香川スペシャル「栗林公園」を、NHKで見たければ、
高松放送局にリクエストしていただきますと、
件数が多い場合は、もしかしたら再放送されるかもしれないというのは
私の淡い個人的な思いですが・・・。

 暑い夏ですが、公園内の緑陰や、掬月亭や日暮亭の中は、風も通り抜けて
実に涼しいです。

 まずは、多くの県民の皆さんが、
久しぶりに、今度の休みにでも、公園行こうかと
足を運んでいただければ、これほどうれしいことはありません。
 400年にも及び公園の歴史、登場する様々な人物の紹介を絡めながらの
実際に目にする景色の美しさと、
目には見えないけど、なぜか伝わってくる公園の
いやしややすらぎ感の摩訶不思議さ、
少しでも感じていただければ幸いです。

●全国アマチャアオーケストラが高松で開催されました。

 昨日の日曜日の午後、
第36回全国アマチャアオーケストラが、サンポートホール高松で
開催されました。

 全国から、約500人のアマチュア演奏家、
そして韓国からも、この微妙な時期にもかかわらず、
参加していただき、
そして、大勢の香川の皆様が会場で聞かれて、
ほんとうにいい交流ができました。

 第一部のコンサートマスターは、
地元出身の若手ミュージシャンが構成する讃岐あんさんぶっかけでも
活躍中の、高松市牟礼出身の「筒井志帆」さんでしたが、
勤務する群馬交響楽団から来ていただき、
大いに盛り上がりました。

 多くの方が、高松及び周辺に3泊されて、
合同練習に明け暮れたわけですが、
あと1日でも余裕があれば、県内をご案内したかったです。

 いい思い出ができたことを願ってやみません。

 ほんとうにお疲れ様でした。

 サポートしていただきました関係者の皆さん、
ありがとうございました。  

 サンポート高松からみた瀬戸内海の素晴らしさに、
多くの県外の方が感動する様が、ほんとうに気持ちいいものでした。
瀬戸内海、最高ですね。

 気をつけて帰ってほしいです。
そして、韓国からわざわざきていただいた子供たちと少し話しましたが、
私が、先日までソウルにいたことをお話すると、
ほんとうに喜んでくれました。
韓国の方、皆さん優しいですね。

 いい交流、図られたと期待しています。

 皆さん、暑さ厳しき折、お体ご自愛ください。

テーマ : 香川
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