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(22)不便さを享受しよう

言わずもながですが、世の中本当に便利になってきました。
そして多くの方がその便利さの恩恵を受けて、快適な生活を
一応送っています。
 しかし、その一方で、便利になりすぎて、
ご存知のとおり、次々と新たな問題も発生してきています。

 交通機関の発達で、従来はのんびりと宿泊をして、
少しは異郷の雰囲気を楽しむこともできた時代から、
日帰り可能となって、早朝出発深夜帰宅という
ハードスケジュールをこなさなければいけなくなっています。

 また、インターネットの発達で、
山のような大量情報が入手できるようになりましたが、
しかし、
その中から本当にかつ真に必要な情報を選別する別の能力も
必要とされてきています。
「まぁ、いいか!」と適当に打ち切れる状況から、
「もっと詳細な情報がわからないものか、探してほしい!」などと
当たり前のように要求される時代になっています。

 快適な生活を追及しているはずが、さらに完璧なものを求めて、
一段と忙しく慌しくなっている状況は、
どうしたものか、わかっていてもなかなか止められません。

 先日、気の置けない悪友たちと話をしていたら、
ペットボトルの功罪の話題になって、議論が一段と盛り上がりました。
なんと、私を除いて、5人の悪友の家では、
急須を使っていないというのです。
いずれも結婚して子供もいる普通の家庭です。
正確には、急須はあるとは思うけど、
最近使ったことがないなあという感じでした。
お茶は、たとえばペットボトル2リットルを買ってきて、
飲んでるという状況でした。
卑近な例だけど、便利さが、日本文化の情緒をすこしずつ
失わさせている一つの例だとは思います。
 中には、まな板もないというつわもの家庭もありましたが、
夫婦はいたって仲のいいカップルです。

 これには他の問題もあります。
たとえば、ペットボトルのお茶の中には、
保存料が入っているものも
ありますし、入れ物自体の再利用も次第に改善はされているものの、
100%までにはまだまだのようです。

 香川大学の学生と話す機会がありました。
最近の恋愛はたいへんなんだと痛感しました。
ケータイ全盛で、個人の気持ちも以前に比べて、
正直に打ち明けられるようになりました。

 気の弱い男女にとっては、ケータイの存在は天からの恵みです。
かつてケータイのない時代には、連絡がつかず何時間でも待たせることも
恋人たちの間ではけっこうあって、
それが結果的にはさらに愛情を深くした場合もあれば、
それをきっかけにきまづくなって別れたカップルも少なくありません。
もし僕の青春時代にもケータイがあれば、もしかしたら
別の人生を・・・これだけはわかりません。(笑い)

 しかし、彼らから話を聴くとどうもケータイ万歳ではなさそうです。
彼らによると、ケータイは確かに便利なんどけど、
いつでも連絡が取れるということは、いつでも直ぐに返事をださないと
それは想いがすくない、ないということにもつながり、
2人の間に不信感が生まれるとのことでした。
いわゆる、即レス(即レスポンス)。
これは、考えによってはとても厳しいもので、彼らにも相当の
プレッシャーがお互いにあるようです。
ケータイでいつでも連絡がとれる状態ということは、
即レスしないことは、想いが少ない、足りないということに
直結しかねないと言うことです。
中には、連絡できないこともありますし、
ハードの不具合で、受信できていないこともたまにありますから、
これはかなり厳しいですね。
 お互いに信頼関係があれば問題ないようですが、度重なると
この信頼関係も危ういものだということが露呈してきます。
便利はまさに不便。

 私自身、実はケータイを初めて持ったのが、今から12年前で
これはかなり早い方です。
しかし、業務用の大きなケータイしかない時代で、
防災担当として、常に緊急出動のための
連絡用として持たされていたことが最初。
ケータイは、自らの意思で持って初めて便利。
持たされるくらい不便なものはありません。
で、結局はケータイに振り回されていました。
(しかし、これは業務、仕方ありませんです。)
だから、当初自発的にケータイをもつことには多少の抵抗がありました。

 便利=いいこと、とはなかなかそうはいきません。
むしろ、便利さの背後には、うまく使いこなさないと
必ずピンチありと思わないといけません。
 私も講演会では、「クレームは宝」のあとに必ず補足で
言っていることがあります。
それは、ピンチはチャンス。チャンスはピンチだと。
ピンチだと、皆死に物狂いでがんばります、
一致団結して真剣に事に対処します。
だから、なんとか急場を凌げます。
しかし、チャンスは、どうしても油断してしまいます。
たとえば、大勢の人が観光に訪れてくれているほど、
肝心のサービスは、実は細かいところまでは手が届きません。
それが結局はピンチになってしまっています。

 香川の観光情報発信サイト。
紙媒体と違って、最新の旬の情報をどんどん追加することができます。
これは相当便利だし、観光客のニーズにも合致しています。
しかし、油断して、最新情報を入れ忘れたりすると、
サイト自体の信頼性も弱まります。
最新の旬の情報を入れられるということは、
便利であり、いいことなのですが、
古い情報が残っていたリ、更新がタイムリーにできていないと、
たちまち、信頼性を失って相手にされなくなってしまいます。
便利さはこのように諸刃の剣的面も往々にしてあります。
怖い存在なのですね。

 多くの人が、今以上の快適な生活を追及しながら、結局は、
主体的な人間の本来の姿を失って、いつの間にかいつまでたっても
本来望むような快適な生活に行き着かないなど、
多くの矛盾を露呈してきています。

 それは、やはりその便利な道具に結局は使われているってことだと
思います。
それとどんなに忙しくても、時間を見つけては、
自分たちの生活はこれでいいのだろうかと立ち止まって
常に問いかけ考えてみる時間を大切にしないといけません。
そうしないと、わずかの甘い蜜を吸わされて、結果、
大きな時代の波に流されてしまいます。

 便利になって、結局は、それがいい結果になっていないことが多く、
なんとかこのあたりで軌道修正しなければいけません。

 便利さの背後には、資源有限の事実があるにも係わらず、
大量生産、大量消費が見え隠れしますし、没個性などに拍車をかけ、
全国金太郎飴現象を引き起こしています。
地方の時代は、まさに地方の個性の時代なのに、
地方の個性、地方らしさがどんどん失われています。
地方(片田舎)にミニ東京などを作っても意味ないことが、
まだわかっていないところもあります。
 大勢の観光客は、非日常を求めて、感動を求めて旅に出ています。
非日常を求めて、地方に来て、その地方では採れない海老やマグロなどが
豪快に出されて、それでおもてなしといえるのでしょうか?
あるいは、鉄筋コンクリートの地方としては巨大な商業ビルを駅前に建てて、
それで、都会の人が非日常体験できるのでしょうか?

 今、元気な地方は、地方が持つ歴史、個性を大切にして、
むしろそれをセールスポイントにしています。
オンリーワンの世界だから、そこに行かないと体感することは
できません。ほかにないのだから人はそれを求めて来ます。

 でも、ほんとうに大切なことは、便利なものも、結局はそういうものを
如何に主体的に扱うかという人間自体の問題であるわけで、
巷では、よく言われているのが、インターネットの功罪。
しかし、それはインターネットが悪いのではなく、それを使用している
人間の使い方が間違っていることに早く気づかないといけません。
結局は、人間の問題なのですね。

 便利さも結局同じなんだと思います。
如何に人間が主体性を持ってうまく使いこなせるかどうかに
かかってきますし、しっかりとした将来設計がなくてその場対応で
物事を処理したりしていると、たちどころに問題が山積して、
行き詰ってしまいます。
 便利なものは、便利です。
しかし、その背後にあるものが肝心なのです。
しっかりした将来構想、信頼関係などがあってこそ、
その便利なものを使いこなせるものだと思っています。
そうでない限りは、その便利さを享受してはいけないと思います。

 給与が振り込みになって、父親の威厳が低下してきたお話を
冗談でよく聞きます。
現金なら、給料日は家族全員で、父親の帰りを持って、
「今月もお疲れ様!ありがとうございました」といいながら
受け取ってもらえた過去も、今では、給料日の朝には既に口座に入金済み。
「亭主元気で留守がいい」という状態になっていませんか?
でも、本来、父親が家庭内で尊敬されていたら、
給与が振り込みになっていようと現金支給であろうと関係のない
ことなんですね。
大切なことは、やはり人間関係の基本となる信頼関係の有無なのですね。
しかし、こういう議論も、最近は友働きが増え、
たとえ夫婦であろうと、個人財産管理は独自で行う家庭も
結構増えてきているので、なつかしい話題になったきたという感もあります。

 少子化がを問題となっている日本でも、
地球規模でみれば、地球上にはどんどん人が増えてきています。
それも恐ろしいほどのスピードで。

 ほんとうに私たちが心がけなければいけないのは、
資源の有限性を考えても、便利さの享受ではなく、
如何に自身の生活に不便さを受け入れていくかどうかなのだと
思います。
 不便さを受け入れることによって、新しい世界が見えます。
モノの大切さ、価値、知恵の大切など、
おそらく今まで見過ごしていたような
景色さえ見えるようになります。
そして、おのずと自然と向き合うようになります。
現代人が一番必要としていることが、必ずや感じ取れます。
自然に対峙するのではなく、自然に畏怖し、
人間は自然に生かされているのだということを
自覚するようになります。

 どうですか、提案です!
少しでも生活の中に不便さを取り入れてみませんか?
たとえば、エコドライブではなく、車にできる限り乗らないことに・・・!

香川県庁舎東館竣工50周年記念

 香川県庁舎東館の価値は、日本どころか世界の建築学会でも
相当認めています。
 先日も、外国人団体客の一行が、バス1台に乗り合わせて、
日曜日に県庁舎東館を見学に来られていましたし、
今でも土日の県庁舎閉館時でも、
建築家やデザイナー志望の若手や、現役でがんばっている建築実務者が
数多く訪れては、外からたくさんの写真を撮っては、すばらしいの一言を
異口同音に残して、去っていっています。
 わざわざ遠いところから、この建物を見に来てくださる方の気持ちを
思えば、閉庁にしているのが申し訳なくいつも思っています。

 県職員の中にも、ほんの少数ですが、
この東館の価値が理解できている人もいれば、
専門的なことはわからないけど、東館がたまらなく好きな職員もいて、
実は、もうご承知のことだとは思いますが、
思いのある情熱あふれる有志が、彼らの余暇を利用して、
がんばって、50周年と言う節目に何かをしたいということで、
現在、プロジェクトチームで動いており、その成果が見えてきましたので
ご紹介させていただきます。
 なお、個人的に私はこのプロジェクトチームに入って
いろいろ活動したかったのですが、時間がなくて、参加できず、
なにもできていません。
ただ、彼らの情熱のある動きは、常に感じる位置にいて、
すごいの一言でいつも感じ入っています。

 それで、皆さんに、彼らの熱き情熱の一端に触れていただきたく、
お知らせです。
 よろしければ、また見にきてください。

 まずは、香川県庁東館1階ギャラリーにおいて、
「あのころの県庁展」を下記の通り開催します。

■あの頃の県庁展
1.開催日   5月26日(月)~6月6日(金) ※土・日を除く
2.開催時間  8時30分~17時
3.展示内容  香川県庁舎東館の竣工当時(昭和33年)をしのばせる
        写真や資料

 このほか、
香川県庁舎竣工50周年記念事業として、
たいへん好評で、既に定員を満たしましたが、
県庁舎ガイドツアー「香川県庁美のツアー~丹下の名品50周年記念~」を
実施します。日時は、5月26日(月)、28日(水)、30日(金)、
そして、6月2日(月)です。

 また、香川県庁舎の歴史、価値、魅力、関わった人々の物語を伝える
ガイドブックガイドブックの発行も予定しています。
神谷宏治氏インタビュー、地元関係者インタビュー、設計・施工エピソード、
香川の建築資源、資料集など内容盛りだくさんです。
広報番組の作成しており、香川県庁舎の歴史、価値、魅力、関わった人々の
物語を伝える広報番組(45分)になっています。
香川県庁舎東館(旧本館)の50年間の歴史を振り返りながら、
東館の魅力をみなさまにご紹介する番組
「生き続ける魂~香川県庁舎建築ストーリー~」です。
既に、高松ケーブルテレビと三豊ケーブルテレビ、
香川テレビ放送網において、下記のとおり放送されています。
なお、香川テレビ放送網とさぬき市ケーブルテレビについては
6月上旬も放送予定ですので、ぜひ、ご覧ください!!

           記

1.高松ケーブルテレビについて(60分番組)
  5月16日~31日の半月間、以下の時間帯で毎日放送
  月曜日 7時~、14時~
  火曜日 9時~
  水曜日 15時~
  木曜日 13時~
  金曜日 10時~、22時~
  土曜日 7時~、20時~
  日曜日 深夜1時~

2.三豊ケーブルテレビについて(45分番組)
  5月17日(土) 8時~、14時~
  5月18日(日) 12時~、16時~
  5月24日(土) 8時~、14時~
  5月25日(日) 12時~、16時~

3.香川テレビ放送網(45分番組)
  5月23日(金) 19時~
  5月24日(土) 19時~
  5月25日(日) 19時~


農村歌舞伎 NHKで取り上げられる!
 小豆島肥土山農村歌舞伎が、NHKで取り上げられましたが、
先日お会いした三木親子とは違った
別の親子2代続いての歌舞伎役者挑戦にスポットあてていました!
 農村歌舞伎という役者へのあくなきチャレンジもよかったけど、
親子に伝わる親への尊敬と信頼、子供への熱き期待など
がんがんに伝わりよかったです。

 やはり、子供は親の賢明な姿を、背中をしっかりと見ていると感心。

 それに比べて、我が家は、父親がいつも外に出て不在で、
親の背中を見せる機会もなく、反省仕切りでした。

 肥土山に残る農村風景、心落ち着くものがありました。
残したい日本の風景でした。

●その他情報発信です!

ミシュラン調査員、お庭の国宝のよさ、
 しっかりアピールしました!
 
 5月中旬の日曜日朝、栗林公園で、ミシュラン調査員の取材がありました。
日曜日早朝ではありましたが、がんばって早起きして、ガイドさせて
いただきました。
雨上がりの公園はしっとりとして、私が見ても
雨に濡れた木々の緑の濃淡がなんとも言えずよくて、
あらためて惚れ直してしまいました。
現在、栗林公園は、★★ですが、なんとか★★★に格上げしたいものです。
売り込みは頑張りましたが、なにせ、フランス語をまったく話せなくて
このときばかりは、ドイツ語選択を後悔しました。(笑い)

 また、日を変えて、イサムノグチ庭園美術館も
ガイド同行させていただきました。
和泉さんの解説は、イサムノグチの素顔も垣間見れて、
とっても参考になりました。
調査員もほんとうによく勉強されていて、
文化論議になると、美術館の池田通訳も困るほどでした。

 このほか、四国村や本島(笠島集落、塩飽勤番所)も訪問しましたが、
いい評価を期待したいものです。
 ちなみに、四国では、現状は以下のような評価となっています。

   高松★ (松山★★  道後温泉本館★★★  道後温泉★★)
   栗林公園★★   琴平★★  四国村
   四国ではこれ以外は、★がないです。

②アメリカのテレビ局「ディスラバリーチャンネル」
 栗林公園を取材!
 世界の日の出シリーズを撮影するために、公園側と、県観光協会の
強いラブコールのおかげで、ロケハンに認められ、
アメリカのテレビ局「ディスラバリーチャンネル」が、
栗林公園を取材しました!
 前回の取材は北極圏でしたから、その地球規模の放送内容が
想像されます。残りは、トルコとアフリカだけだと言っていました。
 オンエアは、アメリカで8月、日本だと秋以降のようです。

 それでも、この日本を代表するお庭の国宝には
すっかり気に入ってもらって、たくさん収録していただきました。
 掬月亭でのインタビューも、
対応させていただきましたが、いい経験させて頂きました。
打ち合わせもあまりなくいきなり本番で、
質問も、日本庭園と茶道、枯山水、日本文化における余白の美など
日本語でもなかなか応えられない内容でしたので、
後半の4分の1は、ほとんど日本語で対応、
たじたじでした。
 世界に流れるかと思うと、恥ずかしい限りです。
英語、日本文化、勉強しなおしです。

 6月に入ると、
お庭の国宝栗林公園の取材で、カナダのテレビクルーが入ってきます。
また、各国のVIPクラスも、次々と訪れる予定になっています。
責任重大ですが、うれしくもあります。
がんばって、ガイドできるように、これからも勉強して
精進を重ねないといけません。
皆さんもぜひ、いらしてくださいね。

 これから梅雨のシーズン。
雨の中の栗林公園は、さらにその素晴らしさに磨きがかかります。
傘をさしての公園散策、
意外と、ほんとうに意外とすばらしいものですよ!
ぜひ訪れてください。

 はすの花や、花しょうぶも皆さんをお持ちしています。

世界麺フェスタ2008INさぬき
 5月31日(土)、6月1日(日)は、舞台を小豆島に移して
開催されます。
 土庄町大部の子安観音寺で、うどん教室が開催されたり、
西安青龍寺寛旭管長を招いての献食品(こんじきほん)の献麺式と、
うどん大師大法要厳修などが開催されます。
 併せて、小豆島霊場絵手紙展示やオリーブクラフトオブジェ展、
手作り腕輪念珠講習会も行われます。

 エンジェルロードも、オリーブ公園も、素敵です。
ぜひともお出かけください。

④県庁舎東館が全国生放送に!
 5月28日早朝6時10分から、NHK全国放送で、
お天気中継の合間に、県庁舎東館が紹介されます。
わずかな時間ですが、この建物の価値が全国に伝われば幸いです。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(21)情熱こそ人を動かす!

 16日の金曜日の夜は、小豆島肥土山農村歌舞伎の三木会長さんと、
主役のお里役の19歳の三木亜希恵さん、平維盛役の三木総司さん、
そして、いがみの権太役の藤原栄二さんを迎えての
にぎやかなパーティに出席させていただきました。

 この公演は、先週土砂降りの雨の中、四国村でで行われたものです。
演目は、義経千本桜「つるべ鮓屋の段」でしたが、
雨と寒さにも関わらず、本当に期待以上の素晴らしい、
そして思わぬ感動をいただけただけでも満足なのに、
出演した若い役者さんに、また実際に会えて
いろいろお話を聞かせていただき、
改めて感激を新たにしました。
 
 この農村歌舞伎、実は多くの人が当日の悪天候で
来られなかったようですが、歌舞伎自体が出色の出来で評判がよく、
行けなかった人は、大いに残念がっているという話を何人もから伺って、
その悔しさよくわかります。
 ぜひとも次回の機会にはお出かけください。とってもいいです、
このメンバーなら、演目違っても間違いないです。

 4人の農村歌舞伎にかける情熱は聴いていて、
たいへんうれしく思いました。

 そういえば、ふるさとに思いを持って活動している関東在住の
四国出身の若者が、6月15日に、
「四国大夏祭り ~東京の真ん中で、四国を叫ぶ~」を
企画しています。

 後述してますが、彼らもとっても元気です。
香川からは、NYでさぬきうどんをPRしたあの伝説の
伊藤智子さんが代表のさぬきプロジェクトのメンバーも入っています。

 県内では、大学進学で、多くの若者が県外に出ていますが、
わずか18歳の若者では、ほとんどふるさとのことを
知らないのではないでしょうか。
それは、私の場合もそうでした。
大学のクラスやクラブでの新入生歓迎コンパでも、
自己紹介などでふるさとを語りたいけど、
実はほとんど何もふるさとのことは、知らなかったということが
とても恥ずかしかったことを、今でも鮮明に覚えています。

 今の若者もそうだと思いますし、受験勉強の熾烈さから考えると、
私たちの頃以上にあしもとのふるさとのこと知りません。

 私が、「世界に誇れるふるさと香川の宝もの」シリーズを書き始めて、
いっそうその思いは募っています。
 ふるさとには、身近なところにさまざまな宝ものがあります。
しかし、残念なことに多くの方がそれに気づいていません。
私もそういう宝ものの存在は、栗林公園ボランティアガイドなどを通じて
県外者や外国人から教えてもらったわけですが、
私たちは、大きく目を開いてそういう宝ものを探し出し、あるいは再認識して
磨き上げていかなければいけません。
そして何よりも大切なことは、それを多くの子供たちに
しっかりと教え伝えていくことの大切さ、痛感します。

 小豆島肥土山(ひとやま)農村歌舞伎の若者は、ほとんどが地元の若者です。
彼らは幼いころから、農村歌舞伎を身近に感じ、
それを通じて、ふるさとの人々とのふれあいをしっかりと実体感しています。
もちろん、干渉しずぎるとか、プライバシーが守られないなど、
ふるさとの悪いこともよく知っています。
しかし、ふるさとの暖かさを知っているものは、
いずれはきっとふるさとに帰ってくるものだとは思いませんか。

 彼らの農村歌舞伎にかける情熱は、話を聞かせていただき、
並々ならぬものがありますが、かといって
思いをぶちまけるという感じはなく、
むしろ淡々と話してくれる態度にますます惹かれます。

 全員が、会社員や大工などの職業を持ったり、学生であったりするので、
公演や演題が決まってもなかなか全員そろうことはなく、
まずは個人で本読みに集中して、その後、パート毎に
せりふ合わせを行い、全員集合はその後ということで、
本格的な練習も土曜日の19時以降が多いようです。
そのせいか振り付けも大変なようです。

 役者、特に舞台で、演じ終わったあと、観客席から
スタンディングオベイションをもらったりすると、
背筋に電流が走り、もうとりこになります。
かつて、文学座が演じたシェークスピアの「真夏の夜の夢」を
見たときのあの感動は、観客席で見ていた私も味わった感動でしたから、
演じた役者さんの感動は想像を超えますね。
これだから役者は、貧乏でもやめられないのですね。

 三木会長さんの話しだと、
資金的にも、時間的にも、また人員も非常に厳しい現実がありますが、
できるだけ支援していければと思います。
 皆さんも、またご支援の機会がありましたら、お声をおかけしますので
よろしくお願いいたします。

 肥土山農村歌舞伎、四国村で上演

 http://www.shikokumura.or.jp/blog/archives/2008/02/14_115532.html

 パーティ会場のサンポートミケイラからすぐのところの帰り道、
最近になって農業経営高校環境園芸科の生徒が種から育てていて
この度移植した4,100株のペチュニアの美しい花々や
香りがなんともいえないほど素晴らしいバラの花に囲まれて、
幸せを実感しました。皆さんもぜひ訪れてください。
バラとぺチュニアが皆さんのお越しをお待ちしています。
ほんとうに花の香りに包まれるという感じです。

 当日は、月もとってもきれいに輝いていました。
ただ、モンスーン災害のミャンマーや地震災害の中国四川省で
被災した多くの人のことを思うと、一瞬にして数万人の尊い命を奪う
自然の驚異にたじろいでしまいます。
いったい何人の方がこの美しい月の輝きを、
胸が引き裂かれる悲しい思いで見てるかと思うと・・・!

 雨の中でも、農村歌舞伎という数百年以上の農村文化を堪能できる
幸せ、美しい花々の香りに包まれる幸せ、
これこそ、平和でなければ味わえない幸せ感。

 先日、ある国の大使を、瀬戸内海に案内したとき、
3日目に、大使から
「那須さん、日本はなんて平和な国なんでしょう!
 この穏やかな瀬戸内海を見ていると、
 つい最近まであった祖国での内戦が、同じ地球で起こったのかと
 疑いたくなります。夢のような幸せを感じます。
 私たちの国は、内戦で多くの人の命が失われました。
 生き残った私は、わが国はもちろんのこと、
 地球上で活動している多くの命を守るために、
 今後も平和のために頑張っていかなければいけません。」

 正確ではないかも知れませんが、内容はこのようなことでした。
心に残る一言でした・・・。

 平和な日本に感謝するとともに、
一人でも多くの人命が早く救出されることを
祈らずにはいられません。


●オリーブ通信が届きました!

 小豆島で、一人の青年がオリーブを栽培しています。
Uターン組の彼は、離れてふるさとのよさを知った若者の一人ですが、
現在がんばってオリーブを栽培しています。
まだまだオリーブ栽培については、初心者の彼で、
毎日が悪戦苦闘の連続のようですが、私の講演を聴いていただき、
お互いに情報交換するようになりました。
 彼が発行しているオリーブ通信は、彼の真摯な気持ちが反映して、
そしてなかなか面白い内容になっていますので、
お知らせしますので、ぜひご一読ください。
 オリーブ植栽100周年を迎えて、少しでも県花・県木の
オリーブが皆さんに身近になっていただければ、幸いです。

○オリーブ通信
★第一の難関★
 年間のオリーブ栽培を通して、第一の難関がやって参りました。
ハマキ虫です。
蝶々や蛾 などがオリーブの新芽に卵を産み、新芽を食べてしまいます。
新芽にくっついて食べるだけなら、まだいい(虫の撤去ができる)のですが、
新芽をうまく家にしてしまうのです。
ハマキ虫が、葉をひっつけ住んでいます。
元気な新芽です。元気に育っていたのに少しショックです。
今まで伸びた新芽を家にするので、家にされた新芽は、
ここで成長が止まります。
農薬のゼンターリを1000倍に薄めて散布するようにと指導を受けていますが、
昨年も今年も、全然していません。
昨年は苗が小さいこともありましたが、
昨年の方が今年より多く卵を産まれました。
昨年は、千枚通しで、葉を一枚一枚開き退治していっていました。
でも、いつ…蝶が飛んでいるのかな?
日中の作業時間には、数匹しか飛んでいないのに…。
一昨日、夜見に行ってきました。
ヘッドライトに照らされ、いっぱい飛んでいました。
夜行性と初めて知って驚きです。
止まった下の方から、また新しい芽を出してくれます。
頑張れ! 頑張れ!

★夏の準備★
 今年の春に植えた1年生オリーブ達が、初めての夏を迎えます。
一夏超えれば 一安心です。
暑い夏に備え、水鉢を一回り大きく作りました。
昨日、すべて完成し準備万端です。
どんどん水をあげるから、どんどん大きくなってください。
もちろん2年生にも…。

 いい天気が続いています。
日に日に大きくなっていくオリーブを見て、
私の方が逆に、元気をもらっているような感じがします。
感謝!

 ハマキ虫に負けずにがんばってほしいです!

●サラリーマン川柳
 毎年恒例の第一生命主催のサラリーマン川柳の入選発表が
ありました。年を重ねるに連れて、なるほどと相打ちをうつ川柳も多く、
見事なまでに世相を反映している句もあり、毎回楽しみにしている方も
多いと思います。
 今年の入選作は、下記のURLか、17日土曜日の新聞をご覧下さればと
思いますが、実は投票で選ばれた入選10作品のうち、
1つは現役の香川県職員の作品があります。
ほんとうに、入賞おめでとうございます。

  http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/200805_best10.html

 またこのほか、100位までにも、切なくなる句も、
ドキッとする句もあります。
以下、思うままに取り上げてみましたが、どうでしょうか!

18位  宝くじ はずれて辞表 また破り
27位  年金は 駆けるつもりで 掛けている
32位  まかせたよ 言われた割には 指示多い
37位  鈍感力 持ってることさえ 気がつかず
56位  レントゲン 今年の思い出 これ一枚
85位  風通し 言っている上司が 防風林

 
●その他情報発信です!
①森林カレッジが今年度も開催されます!
 フォレスターズかがわ主催の、森林カレッジが今年度も開催されます。
森、木材、環境、などについて理解を深める[森林カレッジ]です。 
ゲノムの世界では人間と草・木とは20パーセントは同じだと
言われています。お互いに仲良くするためには、どうすればよいのか、
講師を交え語つてみませんか。
皆様の参加をお待ちしています。

5月25日[日] 13時~16時
  高松テルサ 高松市屋島西町2336-1(℡087-844-3511)

 ※駐車場完備(無料)

 1.今日からできる、私からできる環境への取組み
 【13時~14時30分】 
    池田幸恵  四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)所長

 私たちの毎日の生活と環境問題は密接に絡んでいます。
【私】から始めることが【全体】を変えることになります。
一人一人が担える環境問題についてお話します。

 2.屋久島の魅力 *12時40分ごろから屋久島のビデヲ
  を放映しています。

【14時40分~16時】
  木村康男 香川県山岳連盟理事長(フォレスターズかがわ理事)
 20年間に52回屋久島に行った男がその魅力について語ります。
*森林カレッジ講座は四国労働金庫の助成を受けています。参加料 無料。
* フォレスターズかがわ[代表石川孝]とは県内各地で森林づくり活動の
 リーダーとして活躍しています。
* 申込先 必要事項ご記入の上、郵送、FAX、メールのいずれかで
 お申し込みください。
 
〒761-2103 香川県綾歌郡綾川町陶141-6
         吉田 陽彦方[森林カレッジ]係
FAX 087-876-4458  メール h.yosida@estate.ocn.ne.jp


②情報修正です。

 先週の小豆島の農村歌舞伎についてです。
読者の方から修正のメールが・・・
ご迷惑をおかけしました。

 正確には、以下のとおりです。

・「肥土山の舞台」と「中山の舞台」は、
  ともに、「国の重要“有形”“民俗”文化財」で、
  「重要文化財」とは別のカテゴリーになります。

・「小豆島農村歌舞伎」は、「“県指定”無形民俗文化財」です。
  国の重要無形民俗文化財は、
  香川県では「滝宮の念仏踊」と「綾子踊」の2件です。


③Home Island Projectについて
 SANUKI プロジェクトを中心に四国4県の関東在住の若者が集まって
イベントを企画しています。既に第1回を終了し、それは、3月に実施した
ビジネスフォーラム「世界につながる四国の企業」です。
 多数のご参加や熱い応援をうけ、来場者は100名を越え、
メディアにも多数取り上げて頂きました。

 それを機に四国合同で結成した
プロジェクトチーム"Home Island Project (HIP)"
夏まで待てず、6月14日、やります!今度は、お祭りイベントです!
よさこい・阿波踊り、地酒に地ビール、さぬきうどん、鯛めし、じゃこ天...
四国中から楽しい、美味しいものを集めました!
話題沸騰の愛媛イケメン連のみかん王子 www.ikemenren.com や、
ビッグゲストも登場!

四国の人、四国が好きな人、四国に行ってみたい人、お祭り好きな人、皆さんふるってお越し下さい!
「四国大夏祭り ~東京の真ん中で、四国を叫ぶ~」
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■日時: 6月14日(土) 18:00開場 18:30スタート
■会場:東京サンケイビル メトロスクエア地下2階「ガーデン」(大手町駅E1, A4出口直結)地図
■チケット:前売り2000円 当日2500円 (税込)
申込・詳細 http://www.hipj.net
お問い合わせ:support@hipj.net
主催: Home Island Project(HIP)
協賛: 愛媛銀行、全日本空輸株式会社 (その他現在交渉中)
後援: 経済産業省四国経済産業局、愛媛県、香川県、徳島県、高知県、香川大学大学院 地域マネジメント研究科 (現在交渉中)
協力: まちづくりNPOイケメン連、あいひめユースネット、SANUKI プロジェクト、e-tokushima.net

玉藻公園年間パスポート券 できました!
 指定管理者に代わって、情報発信用ポスターの斬新さ、
月見櫓、丑寅櫓などの公開、堀の鯛の活用、披運閣などでの
様々なイベント開放など、俄然元気が出てきた玉藻公園
実は、この4月から年間パスポート券を発行していること、
ご存知でしたか?
申し込み日から1年間で、大人1,200円と非常にお得感があります。
是非とも購入してください。
ぶらっと立ち寄っての散策もいいですよ!
年間で6回行けば元が取れます。(笑い)

⑤ピサロ展、藤川勇造展出かけてきました。
 18日日曜日が最終日でしたが、大勢の皆さんでにぎわっていました。
とってもいい作品がそろって楽しめました。
市立美術館のカミュ・ピサロ展は、印象派を代表するピサロと
彼の子供8人のうち5人もの子供が芸術家になっているすごさは、
子供教育に環境が如何に大切なのかよくわかります。
農村を舞台の暖かい作品が多く、彼の子供や孫たちの絵も、
その対比を楽しめました。

 藤川勇造展は、香川を代表する彫刻家ですが、
県民への知名度は今ひとつです。もったいないことです。
ロダンと一緒に、唯一共同作業した日本人としても有名で、
バラエティ富む彼の作品は、やはりどこか静かで
しかし迫力はありました。

 本当は、もっと早めに出かけて、是非とも皆さんにみていただきたい
2つの展覧会でした。

 ただ、県立ミュージアムとして再開したのですが、
作品説明のキャプションの字があまりに小さく、
またその貼付位置もかなり低く、いちいち腰をかがめないと見えないこと、
これは今後考えてほしい問題です。
また、学芸員やボランティアガイドの解説は分かりやすくて
好評なのですが、
それがいつ行われるのかという案内には、
ポスターやチラシに、「ギャラリートーク」などというカタカナを使っており、
当日来られていた人に聞くと、
皆さんあまり良く理解できていないようでしたので
「ギャラリートーク」の下に、作品解説会などと書いていただければ
もっと多くの方がわかって、聴きに来てくれるのではないかと思っています。
今後の参考にしていただければと思います。

 それから大発見。
有名なロダンの考える人の作品。

 不思議な格好をしていると先週書きましたが、
筋肉の盛り上がりや、たくましい男性の美しいフォルムなどは
やはり右ひじを左足に置くあの独特のスタイルの方がいいですね。
ところで、考える人ですが、右手のこぶしが実はあごではなく、
口の中に入っていました。
至近距離から見たので間違いないですが、
口の中に手の指を入れるなんて、相当悩んでいたのでしょうか!(笑い)

⑥戸塚刺繍展開催
 20日火曜日から、25日日曜日まで、
高松三越新館5階催し物会場で、
第36回戸塚刺繍展が開催されます。
 今年のテーマは、「白のファンタジー」です。

 昨年は、35回の記念の年でもありましたので、
下水事業PRとして、各市町毎に異なる
マンホールの意匠の刺繍作品を展示していただいたほか、
おいしくて新鮮な県農産物の刺繍も
たくさん作っていただき、人気がたいへん高かったです。
県も後援させていただきましたが、下水道の普及率の向上や
意外と知らない県産農産物の状況など、
反響も結構ありました。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(20)久しぶりの農村歌舞伎

5月11月日曜日は、日本を代表する大名庭園である栗林公園
恒例の庭園コンサートがありました。

 今回の出演者は、スーパーセブンという、3人から9人の
香川出身の男女混合グループで、J-POPやゴスペルなど、
素晴らしい歌声を楽しく聴かせていただきました。
MCをさせていただくということで、
始まる前の挨拶にお伺いしましたところ、
お庭の国宝でのライブをとても楽しみにしています、
張り切っていますと言われました。
お庭の国宝もここまで浸透してきたかと思うと、
うれしかったです。

 5人のボイスも、ほんとうに魅力的でのびのびとしており、
雨上がりの公園の緑の美しさをさらに引き立ててくれました。
ほんとうにこの公園には、何ものをも全て
映えさせる不思議な力があることを、改めて痛感しました。
ほんとうによかったです。

 リーダーの金井晴美さんを中心に活躍するスーパーセブンの
今後の活躍を期待したいです。

 そして、実は、2時間前の8時から、
あるフランス人の公園ガイドをさせていただいていました。
前日の雨もあがって、しかし、樹木には水滴がまだ十分ついており、
それゆえに雨上がりの公園は、実に瑞々しく清々しく、
また、緑一色なのに、
これほどまでに緑という色に多様性があるのかと感動するくらい
数多くの緑が、しっとりと輝いており、
まさに茶庭の味わいを十分に醸し出していました。

 また、当日は、月に1回のお茶会「月釜」が開催されており、
当日は、表千家によるお茶会ということで、
正客の末端を汚さないように参加させていただき、
おいしく生菓子と薄茶を頂戴しました。

 出席者の皆さん、異口同音に、掬月亭から見えるお庭の素晴らしい景色に
うっとりとして、話を咲かせていました。
初回のお茶席は、フランス語、英語、日本語が飛びかう
面白いものになりましたが、心地よい空間が広がっていました。

 ガイドさせていただいたフランスの方とは、10時前に
笑顔で別れましたが、お庭の国宝栗林公園を気に入っていただき
正しい評価をしていただきましたら、
早朝からの栗林公園ガイドは、本当にガイド冥利につきます。
いい評価をいただけるように、念じたいと思っています。
吉報を期待したいものです。

 現在、栗林公園は、ハナミズキと杜若、そして
高松市の市花であるつつじ(さつき)が満開ですが、
このあと、北庭を中心に、花菖蒲、ハスなどが次々と花を咲かせて、
皆様をお待ちしています。
栗林公園が本来のお茶室の庭である「露地」とはまた違った
華やかな公園の素晴らしさを提供しますので、
心ゆくまで満喫していただければと思います。

 雨が降れば降るほど、素晴らしさを増す栗林公園
これからは、雨が降る日をわざと選んで訪れていただいた方が
絶対いいかも知れませんね。


●久しぶりの農村歌舞伎

 11日の日曜日とはうってかわって、
5月10日土曜日は、1日中、生憎の雨でしたが、
農家などにとっては恵みの雨。大切な雨でした。

 しかし、実は、夕方18時から、屋島の麓の四国村で、
「肥土山農村歌舞伎 四国村公演」が開催される予定になっていました。
外は大雨、しかし重い腰を上げて、出かけてきました。

 オリーブ植栽100周年を迎えている小豆島では、
今から300年余前には既に農村歌舞伎が上演されており、
昭和の初期までには、約30の農村歌舞伎舞台があったようですが、
今は、肥土山と中山のわずか2つの舞台だけが残り、
2つとも国の重要文化財となっています。
また、農村歌舞伎自体も、国の重要無形民俗文化財となっています。

 さて、演目は、ご存知「義経千本桜 つるべ鮓屋の段」です。
「菅原伝授手習鑑」、「仮名手本忠臣蔵」とともに、
義太夫狂言の3大名作と言われているものです。

 今は落ちぶれ、源氏に追われて、つるべ鮓屋に匿れている
平家の武将 平維盛や妻子を守るために、
部下で命を落としたものの首を首実験用に差し出し、
また自分の妻子を身代わりにして差出し、
己も父親に誤解されて結局は殺されてしまう
つるべ鮓屋の長男であるいがみの権太が主人公の
悲劇です。

 演目自体は、面白く興味津々なのですが、
しかし、四国村でも雨が降り続き、雨がなんとか止まないものかとの
はかない希望もかないませんでした。
四国村では、でも雨の中にもかかわらず、大勢の人が来られていました。
上演中、しかし雨はやむ兆しもなく、時には激しく降るときもあって、
後ろのお客さんのことを考えれば、傘をさすわけにもいかず、
雨合羽着用で、足元は傘でカバーしていました。
 夜気も次第に冷え切ってきて、観劇には厳しいコンディションでしたが、
でも久しぶりの観劇は、素朴で新鮮な印象を強く受けました。

 また、夜の観劇は初体験ということになって、期待していましたが、
夜の方が舞台が浮かび上がり、映えて素敵でした。
細かいことを言えば、荒削りの演出や役者同士のからみ、
あるいは、配役など改善の余地はまだまだありましたが、
全体的には、たいへんよかったとの印象を受けました。
雨の中でも観劇してたいへんよかったです。

 小豆事務所勤務時代に、この小豆島の肥土山や中山の農村歌舞伎を何度か
見せていただいたこともありますが、懐かしかったのと
やはり今回も、アマチュアにも係わらず、懸命に演じている姿に
とても好感が持てました。

 終演後は、降りしきる雨で、全身冷え切って震えもありましたが、
12人の役者さんに地方(じかた)の方など
それぞれに一生懸命に演じていました。

 特に、つるべ鮓屋の娘のお里役の三木亜希恵さん(短大生)と、
平家の武将 平維盛役の三木総司さん(32歳)のお二人は、
出色の出来で、素晴らしい役者さんでした。
 せりふの抑揚といい、間合いといい、しぐさ、駆け引きなど
雨が気にならないくらい、その魅力に引き付けられました。
 もう一度、上演の機会があれば、
ぜひお会いしたいと思ったほどでした。
素晴らしかったです!

 そういう印象が、一夜明けてなお強くよみがえってくるほどで、
ほんとうにいい機会を与えてくれたと、
主催者の四国村、肥土山農村歌舞伎保存会、
㈱ボーセジュールの皆さんには、
雨のために相当お気を遣って心配されたことと思いますし、
でもそのおかげで、素敵な一夜をプレゼントしていただき、
改めてお礼申し上げます。 
そしてお疲れさまでした。

 ところで、歌舞伎の演目で特に有名な「仮名手本忠臣蔵」ですが、
なぜ、「仮名手本忠臣蔵」なのでしょうか?
いろはにの仮名手本と忠臣蔵の関連性、
疑問に思ったことはありませんか?

 これには様々がありますが、
一説には、いろは47文字と赤穂浪士47人を
掛け合わせたものであるというのもありますが、
しかし一番面白いのは、
いろは47文字を7文字ずつ並べてみると、
 
 いろはにほへと
 ちりぬるをわか
 よたれそつねな
 らむうゐのおく
 やまけふこえて
 あさきゆめみし
 ゑひもせす

 となります。

 この最後に字を1字ずつとって並べれば、
「とかなくてしす」、すなわち 「罪が無くて死んだ」という
意味になります。
 大石蔵之助ほか忠臣の家来たちは、江戸幕府の誤ったミスで、
罪が無くて死んでしまったという痛烈な江戸幕府批判です。

 お上に対する痛烈な民衆の批判精神は、遠く江戸の昔から、
培われてきていることに、改めて感服します。
面白いですね。


世界麺フェスタと「おたすけ隊」
 9日の朝、NHKラジオの四国エリアでの生放送に出させていただき、
この世界麺フェスタと「おたすけ隊」のお話を、
10分くらいさせていただきましたが、
おかげさまで、、放送後、「聴きましたよ!」とのメールや声かけを
たくさんの方からしていただき、
大勢の方が、朝からラジオを聴いていただいていることを
再認識させていただきました。

 この「おたすけ隊」に象徴されます、
困っている方への配慮、心配り、そして積極的なクレーム対策は、
今後のイベント対策や観光対策にも
忘れてはいけないことだと痛感しています。

 なお、世界麺フェスタ
来週の土日(5月17日と18日)は、
丸亀麺めぐりと三豊市道の駅「たからだの里」で合わせ麺イベントが
行われますので、よろしければご参加ください。

 詳しくは、下記のURLで!

 http://www.mennfesta.com/program/tieup.php


●その他の情報発信

①第2回瀬戸内海文化助成発表大会が開催されます。
 (財)福武学術文化振興財団主催で、
香川県と岡山県が後援する研究発表会が、
5月17日に、高松市のJR高松駅直ぐ近くのサンポートホール高松
第二小ホールであります。
 また、北川フラムさんの特別講演もありますので、ぜひ
ご参加ください。
 詳細は、下記のURLをご覧ください。

 http://www.fukutake.or.jp/science/culture/pdf/culture_03.pdf


②静かな情熱 藤川勇造とロダンの美 展は、5月18日までです。

 香川県立ミュージアム開館記念展です。
藤川勇造は、実際にロダンと作業を行った、
ただ一人のロダンの弟子だと言われています。
ふるさとが誇る日本を代表する世界的な彫刻家です。
 大伯父には、讃岐漆芸の祖である
玉楮象谷(たまかじ ぞうこく)がいます。
 
 彼は、わずか51歳で急逝しますが、伝統と近代、西洋と日本など、
常に彫刻と向きあい続けた藤川勇造。
 よろしければ、お出かけください。

 なお詳細は、下記のURLをご覧下さい。

http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/tennrannkai/tokubetsuten/tokubetsuten.html

 それにしても、あまりにも有名なロダンの考える人。
この作品を小学生時代に見た、那須少年は、
実際にこの「考える人」のポーズをとってみて、
腰かけて、右腕のひじを左足にのせるこのしんどいポーズをして、
これが思いのほか苦しいポーズで、
これでほんとうに考えることができるのかと
子供心に疑問をもったわけであります。

 先生に質問してみると、先生も困って、
苦しいポーズだとわからないほど、この人物は悩んでいたに違いないと
なんだか分けのわからない回答で納得したようなしないような、
そんな思い出があります。
 皆さんは、この考える人のポーズ、どう思われますか?(笑い)

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(19)世界麺フェスタとおたすけ隊

今年のゴールデンウィークは、お天気にも恵まれ、
県下各地で、様々なイベントが催され、ご家族、気の置けない友人たちと
楽しいひと時を過ごされた方も多いと思います。

 栗林公園にも大勢の県外ナンバーの車が
この連休中には、目だったようでした。
 県外ナンバーといっても近県ではなく、
北海道、東北、関東など東日本の車が目立ったようです。
 高速道路30キロ渋滞をモノともせずに香川まできていただき、
ほんとうに有難いことです。ありがとうございました。

 公園出口の砂埃を払う手作りのはたき、
ことのほか、大好評でした。
(はたき、最近の子供には死語になっているのですね。)

世界麺フェスタと「おたすけ隊」 世界麺フェスタ

 さて、サンポート高松で4日間開催されました
世界麺フェスタ2008INさぬき」も
初日3日のお昼と、その日の19時のNHK全国放送のニュースにも
取り上げられて、おかげさまで、
大勢の皆様に来ていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。

 「シルクロードは、麺ロード」をキーワードに、食文化やシンポジウム、
音楽、ファッションショーなどを通じて、異文化コミュニケーションを
体感するこの催しもの、大勢の皆さんが何を感じてくれたのか
本当に楽しみです。

 会期の4日間は、とても暑い日が続くとの予報が事前にとれたことと、
大勢の来場者が各国の特徴あるおいしい麺を求めて集まるということで、
何人来て頂けるかが最大の関心事でした。

 ところが、ある方から、何人来てくれたかも大切だが、
それに加えて、来ていただいた方の一人でも多くの方が、
「このイベントはよかった、本当に来てよかった!」と満足してくれるには、
いったいどうしたらいいのか、
大規模イベントでこそ、弱者に対する心配りを最優先に
こころがけてみてはどうかという提案をしていただきました。

 提案いただいた直後から、本当にいいアイデアだと思い、
大規模なイベントであればあるほど必要とされる弱者への気配り、
たとえ1人の人でも感動を与えられるイベントになればというコンセプトで
今回新たに設けさせていただいたのが、「おたすけ隊」なるものでした。

 この「おたすけ隊」なるもの、目立つ格好で歩き回って、
困った人に少しでもお役に立てればと、声をかけやすいように、
お腹側には、「おたすけ隊」、背中側には、
「困った時はお声をおかけください」と書かれた紅白のたすきをかけて、
大勢の人にまずは知ってもらえるようにと会場内を常時巡回しました。

 トイレ、会場内の案内、混雑状況のお知らせから始まって、
困った様子の人にはこちらから積極的に声をかけてあげる、
また、ごみ箱の状況や、会場内の清掃、
会場周辺の案内、県内観光案内、そしてクレーム・苦情対応など、
ありとあらゆることに対応できるように準備して、会場内を
巡回していました。

 結果的には、何時間待たせるのだとか、ごみ箱が少ない、会場周辺の車の
違法駐車が多い、うちわが少ないなどの暑さ対策がなされていないなどの
クレームがやはり多かったですし、結構頭も下げましたが、
その場で即対応できたことも多くて、
わざわざ会場内の総合案内所まで出かけて聞くほどのことでもないことも
尋ねられて問題解決できたと喜んでいただけた方も多かったです。
また、クレームを言われた方も、事情を了解して早くきちんと対応した
おかげで、たすきをかけた目立つ私を探して、
「クレームした20分後には、ごみ箱が置かれていたのには驚いた」、
「残飯が先ほど見たら、きれいに片付いていた」など、
わざわざお礼を言いにきてくれた方も数人いて、これは実に嬉しかったです。

 また、暑さ対策として、氷や、車椅子、熱さましなどの準備、
AEDの確認、看護師士との事前打ち合わせ、緊急連絡先のチェック、
救護所内のベッドの準備などを始め、
あらゆることに対応できるように、トイレや会場レイアウトの再確認、
ごみの回収システム確認などしていたことが、
自信につながりました。

 この年になっても、紅白の「おたすけ隊」のたすきをかけての
会場内巡回は、照れるものがありますし、
たすきが絡まって、皆さんに直していただいていたときに、
子供から、「おたすけ隊がたすけられている」などと
冗談半分で揶揄されたこともありましたが、
今ではいい思い出になっています。

 また、赤ちゃんを預かってほしい、子供の靴を一緒に探してほしい、
主人と離れてしまったので探してほしい、写真を撮ってほしい、
おいしい県内のうどん屋や観光地を教えてほしいなど、
たわいの無いことでも、たすきをかけるだけで、
親近感を持って、尋ねてくれるのがよかったです。

 「クレームは宝」とは、いろんな場で私は前々から言い続けていますが、
クレームは、ほんとうにがまんならなくなったときに噴出することもあるので、
クレームにならない段階で、
何とか対応することはできないものかということは、
大きな問題でしたが、こういう「おたすけ隊」の巡回も、
クレームになるまでの御用聞きと思えば、解決の一つの
ヒントになったのではないかと思います。 

 クレームになれば、それはよほどのことで、
同じような意見を持った方が、その背後におそらく何百人、何千人といると
解さなければいけません。

 そういう意味でも、お客さんの不満の声を早く知って、
適切に対応することの大切さを痛感しました。
お客様の声、意見の吸い上げは大切なことなんですね。

 意見箱なども置いていますが、即対応できること、
書く手間が省けることなど
人海戦術でのおたすけ隊、いい意味で人間味がありそうです。

 そういうこともあってか、おかげさまで大きなトラブルも無く、
無事まずはサンポート高松での大きなイベントが終了しました。
ほんとうにありがとうございました。

 この後、世界麺フェスタ2008は、ステージを県下各市町に移して、
6月8日まで、土日を中心にイベントが開催されますが、
ファイナルステージは、善通寺において、6月13日金曜日から3日間
盛大に開催される予定になっていますので、
またそれぞれの会場にぜひお出かけください。

 詳しくは、下記のURLをご覧ください。

   http://www.mennfesta.com/

 私自身、屋外イベントだけに、色白で有名だったきめ細かな肌が
ほんとうに真っ赤になってしまいました。(笑い)


●香川から、瀬戸内海などの情報発信 一度ご覧ください!

 香川県、栗林公園小豆島
外国語動画(英語、韓国語、中国語)について、
カナダ、北米のサイトからの直接配信が調いましたので、お知らせします。
アドレスは下記のとおりです。

 http://www.podcastjapan.net/

 日本から発信しているサイトでは、
香川県や瀬戸内海を紹介する動画を配信しています。

 http://setono-bi.jp/

 香川県の観光PRのポータルサイト「エンジョイ香川」からはいること
もできます。

 http://www.21kagawa.com/

 こちらの動画は、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、
中国語(繁体字)、中国語(簡体字)に対応しています。
国内、海外の方に、香川県を紹介する場合などに積極的にご活用ください。


●こどもの日に思う

 今年のゴールデン、最長では11日間のところもあったようですが、
実際は、前半が飛び石、後半は4日連続と言うことで、
多少は休めたかなという人も多かったのではないでしょうか。
天気にも恵まれ、各地の行楽地では大勢の人が、
家族そろって楽しめたことだと
思います。

 しかし、愛知県豊田市の女子高校生殺害事件は、
特に、愚息嬢を持つ親としては、ご家族の心が壊れるのではないかとも
思うほど、いたたまれない事件でした。
 被害者の彼女が中学3年生のときに書いた文集の「感謝の気持ち」は、
思わず新聞を濡らしてしまいました。
なぜこんなかわいい子どもと思うと、はらわた煮えくり返ります。
ご家族や関係者の心を思うと、いたたまれなくなります。
早く、ご家族の無念を晴らしてほしいです。

 また、倉敷でも信号待ちの家族4人に高齢者の運転する車が
突然突っ込んできて、保育園児が車の下敷きになって亡くなりました。
言葉もでません。
こどもは社会の宝、身を挺して守らないといけないのに・・・

 輝かしい未来を一瞬のうちに奪う大人。
やり場のない憤り感が体を襲います。

 また、ミャンマーでは、サイクロンにより
一説には、およそ15,000人の犠牲者が発生したとの情報もあります。
日本政府も緊急救援するということですが、
軍事政権下で、援助を一時中断しているとはいえ、
緊急援助が、まずは、2,000万円、テント330はりなど
およそ世界のリーダーたる国が行う援助ではありません。
こういうときこそ、しっかりと援助してほしいものです。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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