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(18)サパトスと犬島アートプロジェクト

 毎日、慌しく走り回っています。
およそ人間らしくないハードな生活を送っています。
わかっていながらもなかなかゆとりを持てないもどかしさ、
仕方ないと思う反面、でも考え方一つで、
マイナスもプラスに・・・!

 たとえば、時々、食事も食べられない時、あります。
でも、持ち前のプラス思考で、考え方変えて楽しく過ごしています。

 朝、昼と2回続けて食べられないと、
夕食が、たとえそれが香大の学食でも、例えば20円のお味噌汁、
50円の冷奴、その他副食 なんでも、おいしいこと、おいしいこと。
涙が出るほどおいしいです。

 現代社会、日本では大勢の人がおなかをすかしてご飯を食べるのではなく、
食事の時間が来たから、ご飯を食べています。
これは、皆さん意識しとぃないと思うのですが、
講演会などで話すと妙に納得してくれます。
そしてそれは、すごく贅沢なことなのです。

 おなかをすかして食べるご飯のおいしさ、
たべもののありがたさは、1、2回食事を抜かしてみてください、
十分味わえます。
空腹は最高のシーズニング(調味料)とはよく言ったものです。

 いつまでも満足いく食料があるとは限りません。
今、大切なことは、少しでも我慢すること、
不便さを享受することだと思います。
ただでさえ、過剰カロリー摂取です。一食抜いて丁度いいかもしれません。

 食料自給率100%、大切だと思います。
でも世の中、今日の夕食すら満足に食べられない人が
10億人を超えています。
世界をリードする日本、ならばこそ
食料自給率を考えるときに、こういうことも考えるべきだと思います!

 短い人生、天寿まっとうも、天寿120歳、わずか120年です。
だからこそ、人とのかかわりを大切にして、
お互いを尊敬しながら、生活を楽しまないといけません。
モノでは幸福になれません。やはり人です。人とのふれあいが
多くの人を幸せにします。

 毎日が新しい人との出会いは、刺激的で人生楽しいものです。
大切にしていかないといけません。

 おかげさまで、こういう慌しいなか、
この週末は、人生の時の流れをしばし止めて、ゆったりとした時間を
過ごすことができ、心が少し潤いを取り戻すことができました。
 それは、ボサノバデュオのサパトスのおかげです。
世界の宝石「瀬戸内海」、お庭の国宝「栗林公園」のおかげです。
ありがとうと感謝したい気持ちでいっぱいです。

サパトスコンサート
 27日日曜日はほんとうに爽やかないい天気に恵まれ、
午前中は、栗林公園で庭園コンサートがありました。

 つい10年前までは、世界を飛び回っていた元商社マンでもある
ギタリストの木村純さんと、
バークレー音楽院で作編曲とサックスを学び、アメリカでの
ストリートミュージシャンで活躍していた三四郎(藤本三四郎さん)という
2人のボサノバユニットで、今年で結成5年目。
サパトスは、石原東京都知事公認ストリートミュージシャン
「ヘブンアーティスト」でもあり
56歳の木村さん、48歳の三四郎さん、いずれもナイスミドルで、
今年は、昨年の6月末に続いての2年連続高松公演。

 今年は、サパトスの希望もあって、
思い切って芝生での屋外コンサートにしてみました。
高松藩の歴代藩主が下屋敷とした檜御殿の跡地の芝生広場で
少し汗ばむくらいの暑さの中での、気持ちいい演奏。
観客の中には、追っかけの人も多くて、熱狂的なサパトスファンが
大集合。

 昨年も、MCさせていただきましたが、あまりにも素晴らしく感動して、
おそらくアンコールも4回ほどしたほど、はまってしまったボサノバ音楽。

 ボサノバの歴史は比較的新しく、まだ60年くらい。
ブラジルの中産階級の支持で生まれたこの音楽は、知的で洗練されていて
とても心地よい音楽です。
ボサノバ、それは「新しい波」、「新しい傾向」を意味するポルトガル語。
サパトスも、ポルトガル語で「靴」という意味。

 私の持論ですが、中南米の音楽、特にブラジルのボサノバは、
熱狂的な日本人の気質にぴったりで、おそらく多くの日本人が
引き込まれてしまう世界。
 どうしても最初は、及び腰になってしまっている日本人も、
ひとたびその垣根を越えれば、後はラテンの血が流れていると
思わんばかりに狂おしく、没頭してしまうボサノバ。
サルサだって、日本人はきっとはまります。

 ほんとうに素晴らしいコンサートでした。
40分のコンサートが、アンコールなしで今回は、
60分もの拡大バージョンになって、お客さん大喜びでした。
芝生に座って聞けるこのボサノバなどは、
背景となる紫雲山の鮮やかな濃薄の緑と真っ青な空が見事が溶け合って、
また、小鳥のさえずり、風のささやきなど、
聞いている私たちも演奏しているサパトスの皆さんも、
幸せ気分を満喫しました。いつまでも続いてほしい時間でした。

 サパトス、この後の演奏は、下記のURLをご覧ください。

   http://jun-kimura.jp/schedule/200804.shtml

 10年前に商社マンから転進した木村さんの演奏中のお顔は
本当に楽しそうです。
三四郎さんも、本当に好きな音楽を、ストリートミュージシャンの形で
実現させています。
2人の夢を実現させていくお二人の姿に、うらやましいものを感じますが、
夢はやはりいつまでも心に抱いて、
しっかりと向かっていかなければいけません。

 夢を捨てたとき、それが年をとることなんですね。

 お庭の国宝でのコンサート、サパトスも大のお気に入りでした。
できれば、次回は、夕焼け、そして夜の公園でのコンサートとも
強いリクエストありましたので、実現できればと密かに企画しています。

 サパトス、丸亀町商店街壱番街ガラスのドーム下のガレリアでも
その後、午後に2回公演しました。
2回目を聞きましたが、地元のアマチュアバンドのベースとドラムスが加わり、
音に厚みがまして、よかったです。

 サパトスのお二人、金曜日夜はサンポート地区のミケイラでも
コンサートがあり、瀬戸内海の夕焼けの美しさ、
大のお気に入りになったようです。
ほんとうに瀬戸内海の夕焼け、きれいですね。

犬島アートプロジェクト
 26日土曜日は、
豊島の北海上にある岡山市の犬島で開催されました、
(財)直島福武美術館財団主催の犬島アートプロジェクト
第一期完成披露に出かけてきました。

 おそらく、香川県民のほとんどの方がこの犬島を知らないと思いますし、
私自身も、数年前に桃太郎研究で調べ物をしていたときに、
例の、雉、猿、犬の件で、この島の存在を知ったものでした。
ただ、現地には行ったことがなく、まったく知らなかったのです。

 犬島は、岡山県から南に2.5キロの海上にあり、
面積0.54平方キロメートル、周囲3.6キロ、
6つの島からなる犬島諸島のうち唯一人が住んでいる島です。(64人)
 1万年前から人が住み、良質の花崗岩が切り出せた島です。
地域の代表者に伺うと、菅原道真が大宰府に向かう途中に、霧が出てきて
この犬島の沖合いに停泊していたときに、島から犬の遠吠が聞こえてきたという
ことで、犬島となったようですが、
今はしかし犬島の名前の割には猫が異常に多いとも語られていました。
(笑い)
 また、西部警察のロケでは、派手な爆破をやりすぎて、
住民たちがその後の映画などのロケについては、
拒否反応を示していたこともそっと教えてくれました。

 一時期は、医療産業廃棄物の最終処分場の話もあり、土地が高く
売れるような状況下にあったようですが、
福武会長が、住民たちにこの犬島プロジェクトの話を説明して、
その結果、住民たちの理解を得て、土地を取得できたようです。

 犬島アートプロジェクトは、
循環型環境創生、資源再利用などと現代アートのコラボをコンセプトに
犬島の約90年前に廃墟となった銅の精錬所の跡をうまく活かした
現代アートの芸術村構想。
精錬所は、1909年にできて、わずか10年で
クローズしたようです。

 ぜひともお出かけください。
特に、島に残された6本の工場煙突が、
なんともいえない雰囲気を醸し出しています。
海上から初めてあの光景を目にすると、思わず、「おっ!」と感動、
圧倒されます。
 ぜひ機会を見つけてお出かけください。
また今までとは違った瀬戸内海のよさを満喫できます。

 犬島の真ん中には、石の切り出し所である丁場もあって、濃い緑の水が
小さな池のようにたまっていて、これがまた実に幻想的です。

 犬島は、循環型環境創生、資源再利用などと現代アートの
コラボをコンセプトに
建築家の三分一博志氏が、
太陽や地熱などの自然エネルギーと煙突の気圧を利用し、
館内の空調を保つなど環境に優しい建物を設計。
世界で活躍している、広島県立大学であり芸術家の柳幸典准教授も
参画しています。
 特に柳氏の作品は、古墳と三島由紀夫を素材に死を通じての精神性の
輝きをテーマにしており、
精神のタフさや感性の豊かさが問われます。
なかなか興味深い展示となっています。

 このほか、岡山大学環境理工学部が、施設の排水を
みかんなどの植物を使ってろ過して海に返す高度な
水質浄化システムを採用して実験するようです。

 精錬所の廃墟は、ほんとうに野外演劇でも十分使えそうな舞台であり、
感動します!
(財)直島福武美術館財団の福武会長は、現代アートは
矛盾に満ちた現代社会へのメッセージだと言われています。
そのメッセージは、警鐘でもあり、提言でもあり、助言でもあります。
だからこそ、「公」が主体ではなく、
「民」が主体になるべきだと言っています。
現代の日本は、経済が目的化しているが、それはおかしい、
経済は文化の僕(しもべ)であるべきであるというのが会長の主張です。
そして、もっと経済界の多くのトップが、こういうことに目覚めるべきだと
強く言われています。
現代アートのメッセージ性は、難解なものもありますが、
要は、それを見た皆さんがどのように感じるかが問題であって、
わからなければ、理解できなければまた来て考えればいいとも
言われていますし、また敢えてわかろうと無理することもないとも
言われています。

 そこにあるものを壊す今までの開発行為が、日本の原風景を壊してきた、
だからこそ、これからは、あるものを活かすことの大切さを訴えています。
同感できる人は多いと思います。
 
 瀬戸内海の島々で今後展開される、2010年の夏から秋にかけての
「瀬戸内国際芸術祭」の核のひとつとなる
犬島アートプロジェクト。
瀬戸内海から、文化の発信を、そして瀬戸内独立国へとの考えも、
すごい発想で面白そうです。

 昨年から始まった1期工事が完了。
全体計画では、10年計画の総工費10億円。
これからがまだまだ楽しみです。
 
世界麺フェスタ2008 INさぬき

 世界麺フェスタが、このゴールデンウィークの
5月3日から始まります。
「シルクロードは麺ロード」をキャッチコピーに、
サンポート高松地区で盛大に開催されます。
各国、国内の有名な人気うどんばかりでなく、
民族ファッションショーやバザール、
記念シンポジウムも開催されます。

 うどんの元祖、味わえますので、是非とも大勢の皆様のご来場を
お待ちしています。

 詳しくは、下記のURLをご覧ください。

   http://www.mennfesta.com/

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テーマ : 香川
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(17)美しい瀬戸内海

春の夕焼けの
穏やかな瀬戸内海が見えます。

 日曜日は朝から実にいい天気で、波もほとんどなく、
航行する多くの大小の船の軌跡が、まるで鏡のように滑らかな水面を、
カンバスに見立てて、
自由自在に操られたブラッシュタッチのように感じられ、
しかも、夕陽が海面に反射して、刻々とその色彩を変えていく様は
思わず「おっ!」と乗り出したくなるような魅力的な光景です。

 瀬戸内海の多島美の魅力は、
ほんとうにオンリーワンに近い魅力で、
しかし、その魅力をほとんど理解していないのが、
一番身近かに住んでいる県民の方なのです。
 ありふれた当たり前の風景は、いつでも逃げずにそこにあるし、
多くの県民の皆さんが物心ついた時から存在する、
いわゆるあって当たり前の世界なので、
どんなにそれが素晴らしいものでも、
次第に意識しなくなります。

 私がこの3日間、通訳案内ガイドをさせていただいた
海外のあるVIPの方も、今回のツアーの中で、
瀬戸内海の夕焼け、穏やかな日中、クルーザーでの移動中など、
変化し続ける表情を見るたびに、
何度も「DRAMATIC!」、「EXCELLENT!」
「SUPERB!」、「BEYOND DESCRIPTION!」等を
連発、最高の賛辞をいただいています。

 この瀬戸内海の魅力については、改めて、勉強し直して、
再認識する必要がありますし、それよりもなお必要なことは、
実際に県民の皆さんが瀬戸内海に出かけて行き、
自ら瀬戸内海のその素晴らしい価値を体感することこそ、
一番の近道だと思われます。
 
 1時間で、いいです。これから季節もよくなります。
まずは、瀬戸内海の夕焼けを、1時間ずっと見つめてください。
潮風を実際に肌で感じて、潮騒をご自身の耳で聞いて、
実際に自分の手足を瀬戸内海に浸けてみてください。
おそらく今までに見たこともないほどの興奮と感動を得ることと思います。
 たった1時間です。お試しください。
もしかしたら、人生ってなんだろうって、
自分は何のために生きているのだろうなど、ほんとうに根本的な
問いかけが生まれてくるかもしれません。
 あるいは、深く考えなくて、美しさ、素晴らしさを
単純に味わっていただければ、それが
瀬戸内海の魅力を探るツアーの第一歩になるかもしれません。
ぜひチャレンジしてください。わずか1時間です。

 欲言えば、一人ではなく、複数の方とその時間をお過ごしください。
感動は、早く人に伝えたいものです。共通の話題として
語りたくなります。そして倍加されるかもしれませんから・・・。

 この3日間は、海外VIPの通訳ガイドなどで、
ほんとうに慌しく、あっという間に過ぎました。
でも改めて、瀬戸内海の美しさを痛感し、大切な依頼ガイドも
何とか無事終了し、ほっと一息ついて
今、コーヒーをおいしくいただいています。

 観光振興課に異動して、休日のイベント等が目白押しで、
休む間もなかなかありませんが、観光客の皆さんの生の声も聞けて、
充実した時間を過ごさせていただいています。

 ガイドさせていただいたVIPの方については、
またいずれ機会を見つけてお話させていただくことがあると思いますが、
今回もまだまだ英会話の力量不足を痛感しました。
多忙な中、毎日、がんばって英会話の練習はしていますが、
年齢のごとく、寄る年波には勝てず、もっぱら現状維持が
精一杯です。
 しかし、継続も絶対に力になることはわかっていますので、
くじけずがんばって勉強していくつもりです。
駄目だとあきらめることはいつでもできます。
下手な英会話でも、なかなか聞き取れず何度も繰り返し聞いても、
そんなことは、相手が困惑した表情でない限り、
あきらめないでおこうと思っています。

 英会話のスキルも大切ですが、もっと大切なことは、
自分の考えをしっかり持って、きちんと相手に伝えることができる
ことです。それには、普段から多くの情報を手に入れて、
自分の考えやスタンスを整理して、しっかりとそれを説明できることが
大切です。日本語でしっかりと言えることこそ、肝要なのだと思います。

 異文化の体感は、最終的には、自分を知ることだと思っています。
見えなかった部分が、異文化のフィルターを通じて、理解できるかも
知れません。
 世界には、ほんとうに様々な考えがあって、
それは何が正しいとか、何が間違っているという単純なものではなく、
多様な考えがあって、それが当たり前だということを知ることも
大切だと思います、頭ではなく、
体で感じることが肝要だと思っています。

オリーブ植栽100周年記念式典に出席して

 小豆島で、オリーブ植栽100周年記念式典が
4月20日(日)、オリーブ公園内サンオリーブ
盛大に開催されました。

 私も案内をいただき、出席させていただきましたが、
穏やかで晴れ渡った天気は、実に最高でした。
お昼からの、女優である浜美枝さんの講演会は、
引き続き通訳ガイドあり、出席できませんでしたが、
多くの地元の方も講演を機器に来ていただいたようで、
盛り上がったようです。

 日露戦争後、オイルサーディンなどオリーブ油を活用した
軍隊の食料改善ということで、当時の農商務省が国内生産を目指し、
そして、三重、鹿児島、そして香川の3箇所で試験栽培を開始、
結局は。小豆島だけが成功して、それからはや100年!
 
 ほんとうに、オリーブの木が小豆島には
数多くあり、似合っています。

 なぜ、小豆島だけがオリーブ栽培に成功したのかは、
オリーブ栽培等功労者被表彰者の「笠井 宣弘」さんの受賞者代表の
謝辞によく表れていました。

 小豆島の土地は、肥沃ではなく、やせ細っています。
確かに気候は地中海式気候ですが、土地は違っていました。
成功したのは、オリーブ栽培に取り組む多くの人の
情熱、こだわり、たゆまない努力などですというお話は
確かに説得力がありました。

 いつの時代も、成功の可否を握るのは、人間の情熱なのですね。
忘れてはいけないことだと痛感しました。

 今年1年小豆島をよろしくお願いいたします。

オリーブ100年祭
http://www.shodoshima.or.jp/olive100/


 瀬戸内海に、夜の帳(とばり)が落ちてきました。
室内灯を消すと、それはまた違った魅力に変わります。

 瀬戸内海は、ほんとうに素晴らしいところです。
それだけにどんどんまずは体感してほしいです。

 イギリスのトラベラー社が、2000年3月に発表した
死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の7観光地のうちのひとつに
「直島」が入っていますが、
その直島も、選定理由のひとつに
瀬戸内海にあるからだということは間違いないと思われます。

 もう一度、ご自身で瀬戸内海を体感してください。
よろしくお願いします。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(16)まち歩きと地域活性化!

現在、13日(日)の17時過ぎ。
観光振興課に異動後、息つく間もなく、
大小の課題に、取り組みながら、がんばっています。

 瀬戸大橋20周年オープニングイベント及び関連イベントも
第一弾は、まず無事に終わりました。
慌しかったこの2日間も、今思えばあっという間に過ぎ、
ほっと一息ついています。瀬戸大橋開通20周年

 私は、ほんのチョイ役をこなしただけですが、
裏方の関係者の皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。

 瀬戸大橋20周年オープニングイベント及び関連イベント
  
  http://www.pref.kagawa.jp/kotsu/seto-ohashi20/

 県民などが長い間待ちわびていた瀬戸大橋が完成して、
すでに20年という日が経過したことがまるで夢のようです。

 香川県が晴れて独り立ち(独立)して、その翌年の1889年、
明治22年に、当時の香川県議会議員の大久保之丞県議が、
瀬戸大橋の必要性を訴えてから既におよそ120年。
おそらく当時は大久保県議の瀬戸内海に橋を架ける壮大な構想を、
何と馬鹿げたことなのかと、多くの人から大ほらふきと
中傷揶揄されたにちがいありませんし、
その光景は想像に難くありません。
 でも、彼にはすばらしい先見性があったのです。

 地球が回っている、鳥のように空を飛ぶ、宇宙旅行など、
いつの時代も、その時代の価値観で判断されると、
なんと馬鹿げたことかと批判されることも、
先見性があれば必ずや後世の人たちに感謝されるので、
如何に先見性が大切なものであるかがわかります。
そういう発想をする人の考えは、やはりしっかり受け入れて
聞かなければいけません。
ややもすると、その時代の価値観などに照らして
奇抜な発想や考えは、敬遠しがちだし、
軽視しがちですが、そのためにはきちんと聞く耳を持つことの
重要性を痛感しています。しかし、これが実に難しいことなのです。
 おそらく、古代から不便を感じた何人もの人が、橋があればと
時代を超越して考えたに違いありません。
しかし、技術的にはかなり困難を極めるために
こんな大それたことを言ったのでは仲間はずれにされたり
変人扱いされることを恐れて、結局は、多くの人が
思っているだけということになってしまいがちです。

 でも、思うだけでは何も世の中変わりません。
思うこと、考えることは確かに大切ですが、その次に自分の信念に基づく
行動、そして不屈の意思が不可欠です。

 20周年と祝うその一方で、解決しなければいけない多くの課題も
あります。
 瀬戸大橋の通行料金は、他の高速道路に比べてもかなりの
割高感はあります。物流や人の流れに大きく貢献し、
その存在の大きさは、計り知れないものがありますが、
多くの人にとって気軽に活用できる生活道路というには、
残念ですがまだ遠い存在だというのが、大方の意見だと感じています。
 なんとしてでも、料金を下げて、せめて他の高速道路と同じ
料金設定にすべきだと思うし、ぜひとも実現しなければいけません。

 また、一方では、この瀬戸大橋をもっと活用して、
さらに人とものの交流を活発化させなければいけません。
地域の活性化には、人とものの交流の増大が不可欠です。
そして、そのための前提としては、やはり香川や四国がもっと魅力的な
地域になっていかないと、橋の通行料金が格安になっても、
人やものの交流は活発化することはできません。

 その地域の輝く魅力を作るのは、
まずはそこに住んでいる地域の住民だと思います。
地域の住民が、自らの地域をもう一度見直し、勉強して、
あるいは地域外の意見も多く聞いて、
すばらしい地域資源を発見し、磨き上げることが必要です。
地域住民にとって、当たり前のごくごくありふれたものでも、
それは地域の宝ものになることも十分ありうるし、
地域の歴史などももっと勉強すれば新たな発見もあるはずです。
個人的な経験から言えば、身近な地域の住民の方が意外と
地域のことを知らなかったり、気づいていなかったりするものです。
それはえてして、当たり前の状況となっています。

 この機会に一度地域のことを見直すことを始めてみませんか?
そんな大それたことをするのではなく、まずは地域住民との接触から
始めていろいろ話を聞くことも、実は地域を学ぶことだと思います。
思いは必ず必要ですが、大切なことは、その思いだけではなく
何か具体的な行動を起こすことだと思います。
もちろん、地域のごみ拾いからでも、十分だと思います。
そしてそれを継続することの大切さ、感じて実行していただければ
いつの間にか、あなた自身が変わると思います。
行動の積み重ねの先には、必ず意識が変わっています。
そうです、意識改革は結果だと思います。
意識改革して行動することは、簡単なように思えて
実は非常に難しいことなのです。

 さらに、地域資源の中のもっとも大切なものは、
「人」だと思います。
 地域の活性化には、この「人」の存在。魅力ある「人」の存在が
不可欠です。
この人の存在こそ、地域を活性化させます。
地域の活性化は、人づくりといっても過言ではありません。

 それぞれの地域が、地域資源を磨き上げ、人を育てることによって
そこに地域の魅力が生まれ、それが人をひきつけます。
瀬戸大橋の活用には、通行料の値下げとともに、重要な課題です。
 たとえ通行料金が下がらなくても、
四国に、香川に素晴らしい魅力があれば、高い通行料金を支払っても
さらに大勢の皆さんが来られます。
経済的に多くの人が豊かになって、自宅にはあふれんばかりのものが
あります。もうある程度のものは多くの家庭に存在します。
多少のこと、ある程度のものでは皆さん満足しない状況になっています。
でも、いいものは高くても手に入れたい、経験したいという人も
増えてきています。
そうなのです、むしろ多少値がはっても、本当にいいもの、
本物であれば、大勢の皆さんがお金を払ってくれます。
そういう時代になっています。
東京から、往復航空運賃5万円を出して、
わずか1杯100円のうどんを食べにくる方が珍しくない
時代に突入しています。

 また反対に、お金に換算できないものでも、あるいは安価なものでも
人にとっては、垂涎のものでもあるわけで、それが逆におもしろいものと
なっています。ものの価値は、お金だけでは評価できないところに
まちの宝もの探しの面白さがあります。

 県下では、今まち歩きが、各地で盛んです。
参加された方は、今まで知らなかった地域の魅力に触れて
驚いて、地域を見直していますし、
ガイドされた方は、地域の見直しとともに、
人と人とのかかわりの大切さを今更ながらに痛感しています。
まち歩きは、まだ緒に就いたばかりで、これからが楽しみですが、
一方で、こういう動きは全国各地で現在展開されていますので、
香川のオンリーワンをさらに磨いていかなければいけません。

 香川県内のまち歩き
  http://www.21kagawa.com/udon-t/index.html

 まち歩きには、大勢の県民が参画しています。
県下のまち歩きに参加された方にとって、地域資源を見つけること、
体験することの新鮮な感動に惹かれていますが、
それ以上に、ガイドの人間的な魅力に触れて、ほんとうに楽しい
ひと時を過ごせることも惹き付ける魅力の大きな要素だと思われます。
それほどユニークな情熱あふれるガイドとのふれあいは、
特筆すべきものがありますので、
いつの日か、何人かの魅力的なガイドさんたちも
紹介できればと思っています。

 まだ、まち歩きに参加されていない方には、ぜひともこのイベントに
積極的に参加してほしいと思います。

 一方、ガイドになられている方も、人のつながりの大切さを
ガイドを通じて、学んだ人も多いと思います。
ガイドするために勉強して、意外な発見をして感動し、
それを人に伝えてお礼を言われて感動し、
ガイドには確かに言葉には出して言えない様な苦労も
数多くあると思いますが、
しかし、それ以上のものも得る可能性も大きいものがあります。
実際、魅力的なガイドの方たちもおられます。

 皆さんの中には、
実際、魅力的なガイドになれる方もたくさんおられると思います。
ぜひとも、まち歩きを体感して、そして、地域の宝ものを探して
ガイドにもチャレンジしてほしいと思います。
ガイドこそ宝ものということも当たっていると思います。
情熱、これがあれば、魅力あるガイドの一歩が踏み出せます。

 皆さんも、地域を見直すために、このまち歩きに参加してみませんか?
また、まち歩きの企画づくりもなかなかおもしろいものがあります。

 まだ、意見として出すにはまとまっていなく迷っていますが、
できれば大勢の皆さんの意見を聞いて、さらにいい発想ができればと
考えていることがあります。
それは、この地域作りに欠かせない視点として、
観光客のニーズの把握と競争システムなどが考えられないかということです。

 ややもすると、まちの魅力作りで、まちの資源の
発見や磨き上げから入っていきますが、そこに欠かせないのが、
観光客の視点です。
まちの宝ものと観光客のニーズがうまくかみ合ってこそ
さらに大勢の人を惹きつける素晴らしい地域資源ができると思います。
オンリーワンの地域資源を、如何に磨き上げるかとともに、
今、観光客が何を欲しているかや時代の流れをしっかりと把握して、
それを売りこんでいく視点も不可欠です。
そして、その視点を地域資源の付加価値として加味したり、
また情報発信の仕方に活かしていかなければいけません。
この消費者のニーズを常にアンテナを張ってつかむように努力することが
大切であると感じています。

 県で言えば、まずは職員の感性による時代のニーズの把握や
さらには、大都会にある東京事務所や大阪事務所、
アンテナショップの活用も考えられます。
特に香川のアンテナショップである、新橋の「旬彩館」は、
売り上げの額以上に、本来の目的の一つででもある
アンテナショップとして、香川の県産物や観光へ参考となる
消費者のニーズを把握して、フィードバックしなければいけません。

 わがまちには、これしかないというすばらしい地域資源を
発掘して磨き上げても、それが観光客や消費者のニーズと
かけ離れてしまえば、そっぽを向かれます。
磨き上げた地域資源の付加価値として、情報発信の仕方として、
観光客のニーズをうまく取り入れるかが、成否を決める重要なポイントに
なると思います。

 そして、地域資源の磨きに、いい意味で競争システムを導入して、
一挙にそのスピードを加速させたり、工夫させることも忘れては
ならないと思います。

 2年間、農政分野に身をおいて痛感したのは、やはりこの点でした。
農業、水産業、畜産業、どの世界でもそうですが、
しっかりと消費者ニーズを捉えて、生産物に活かしている事業者は
事業に成功しています。
反対に、自分たちが生産できる能力、過去からの継続事業、
地形や気候から考えて既にこれだけしか生産できないと漫然と
思って昔ながらの生産活動をただただ繰り返している農家、
これらの農家は、軒並み生産がジリ貧状態になっています。

 ものを売ることを商売にするには、
自分の作れるもの、今用意できるものを売ることよりも、
きちんとマーケティング調査をして、
多くの消費者が今何をほしがっているかを調査して、
それらを用意する方が、ものは売れるはずです。
理解していただけると思います。
今までのの農業は、昔ながらに生産したものを、
農協に渡していたのが大半ではないでしょうか!
消費者が欲しいものを生産する、これこそ商売の基本だと思います。
前提となる消費者ニーズの把握こそが、
大きく今求められているものだということを
心に刻まないといけません。
今後はこの視点がますます重要になってきます。

 そして、次に大切なことが競争システムの導入です。
農政にいて感じたことは、農業が衰退するひとつの原因として
必ず言われるのが、担い手の高齢化です。
これ、必ず言われます。もう何も考えずに条件反射で出ます。
でも果たしてそうでしょうか?
担い手の高齢化が即農業の衰退でしょうか?
職員が作成する調書は、必ず決まり文句のように
担い手の高齢化がマイナス要因と書かれています。
私もつい最近までそう思い込んでいました。
 でも、ここに存在する問題点は、
もしかすると担い手の高齢化ということではなく、高齢者=弱者と
決めつけてしまう私たちの考えこそ問題なのではないでしょうか?
 
 高齢者の担い手でも、すばらしい生産額、高収入を得ている農家の方、
たくさんおられます。高齢者=弱者でない事例は、数多くあります。
大切なことは、潜在的に持っている、しかし今は忘れかけている、
眠ってしまっている「農家魂」に火をつけることだと思います。
 それには、農業の重要性などを訴えかけるよりも、
即物的に、競争システムを導入することだと思っています。
農家の高齢者には、数十年も農作業を行ってきたという
それなりのプライドがあります。そしてまじめな方が多いです。
だからこそ、そのプライドや農家魂にうまく刺激を与えることによって、
火をつけてみることはどうでしょうか?
産直市での競争システム導入も一案です。

 さらには、いいものを持っていても、その情報発信の仕方如何では
この情報社会の中では埋もれてしまう恐れが十分ありますし、
効果的な情報発信なければ、多くの人の目には写りません。
このプレゼン、情報発信の方法もかなりの工夫が必要です。

 香川には、ほんとうにいいものがたくさんあります。
まだまだ多くの方はそれを知りません。
もっともっと、情報発信する必要性を痛感します。

 地域の魅力づくりも、
こういう観光客のニーズを加味すること、
競争システムの把握、情報発信の工夫などを検討することも
大切ではないかと思い始めています。
県外の観光客のニーズを図りながら、お互いよきライバルとして
常に刺激を与えることも、大切ではないかとも考え始めています。

 皆さんのご意見を伺いたいと思います。
ご遠慮なくご意見ください。

 この2日間は、個人的にはあっという間に過ぎ去りました。
体力的にもまだまだ大丈夫という自信はありますが、
継続するためには、無茶はいけませんね。

●情報提供です!

○オリーブ100年祭

 小豆島で、オリーブ植栽100周年記念事業が、
昨年度はプレイベント、そして今年度から正式にスタートしています。
4月20日(日)には、記念式典がオリーブ公園で盛大に開催されます。
多彩なイベントが1年間に渡って展開されますので、一人でも多くの方が
小豆島に出かけていただけるよう、また県外の友人や親戚、知人にも
声かけして、どんどんお誘いください。
小豆島は、四季折々の、まだ多くの方が知らないようなすばらしい魅力が
いっぱい詰まっています。機会を見つけては情報提供していきますので
今年1年小豆島をよろしくお願いいたします。

 オリーブ100年祭
  
  http://www.shodoshima.or.jp/olive100/

世界麺フェスタ2008INさぬき
 今年のゴールデンウィークは、ぜひともサンポート高松で開催されます
世界麺フェスタ2008INさぬきにお越しください。

 シルクロードは、麺ロードをキャッチコピーに、
日本の食文化の起源を探るといっても過言ではない今回のイベント。
普段は体感できない、異郷の地の文化を存分に楽しんでいただければと
思います。皆さん、お誘い合わせの上、ご来場ください。

 なお、詳細は、下記のURLをご覧ください。

 世界麺フェスタ2008INさぬき
  
   http://www.mennfesta.com/

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(15)観光はおもてなし

週末から、日曜日にかけては、日曜日の雨予報もなんのその、
我が観光交流局内の伝説的な某晴れ淑女のおかげで、
ほぼ日本中が好天に恵まれ、汗ばむくらいの暖かく穏やかな日々でしたが、
大勢の皆様が行楽地に行かれて、
お花見などに興じられ、家族サービスをしたり、
友人たちと盛り上がったことと思います。
 栗林公園にも、駐車場係員の話だと、
土曜日はそうでもなかったのですが、
日曜日は、県外ナンバーの車が比較的多く入っていましたが、
この土日の瀬戸大橋通行料の半額施策の影響かもしれません。

 しかし、一方で、4月1日付けの異動事務の関係や、イベント業務で、
それどころではなかった方もおられると思います。
休めなかった人たちもお疲れ様、ご苦労さまでした。

 私は、栗林公園のガイド3件と、
自治会の総会出席、そして、新しい課の勉強会など、
慌しい、2日間でした。

 ガイドのうち、1組は、十勝・帯広県人会の会長夫妻と友人の
3人様でした。
 満開の桜と掬月亭でのお茶を楽しんでいただけました。
公園は何度か訪れているようでしたが、桜は初めてだということと、
公園もガイドといっしょに回ったのは初めてとのことでしたが、
ガイドさせていただき、目に見える景色以上に、
歴史や文化などが、面白いほど詰まっている素晴らしい公園との認識を
改めてしていただき、短い時間でしたが、ガイド冥利に尽きました。
また今度香川に来るときには、もう少し時間をとって、
もっとじっくりガイドしていただきたいとのお言葉は、
お世辞とわかっていてもうれしいものです。
ふるさとに帰ってくるのが、毎回楽しくなっているとも言われていました。

 日曜日の昼前は、自治会総会に出席しました。
普段、帰宅が遅く、土日もほとんど家を空けている私ですので、
近所の方とのお付き合いがたいへん少なく、
それでも、こういう自治会総会や、初夏の早朝草抜き清掃、大型粗大ゴミ回収、
地域の運動会、自治会の班長活動など、節目節目のイベントなどには
極力参加するようにしています。
 15年ほど前から、縁あって地元の幼稚園のPTA会長を
7年間務めたこともあって、近所のおかあさんたちには比較的顔を
知られているのですが、高齢者とのお付き合いは、このような自治会活動を
通じて、かろうじてお付き合いさせていただいています。
本来なら、もっと地域に溶け込んで、地元活動をしなければいけないと、
自省しています。


●春の行楽シーズンに突入 県民こぞっておもてなしの心で!
  観光客にやさしくは、結局県民同志もお互いに優しく・・・

 4月から5月にかけては、春の行楽シーズン。
大勢の方が移動し、交流人口が一挙に増大します。

 私はよく皆さんにお話しますが、
一生のうちで、人が旅行に行けるのは、50年間で年2回行けるとしても、
わずか100回くらいなのですね。
 そして、多くの観光地から、わざわざ香川の地を選んできていただいている
観光客に、来てよかったと思っていただけるおもてなしで、
県民こぞってお迎えできればと思っています。

 高松空港で、あるいは県内高速道路のSAやPAで、JRの県内主要駅で、
または、高松港などで、旅行の帰路についた家族連れや友人同志が、
旅行を振り返って、お互いに
「香川に来てよかった、たいへん楽しかった、親切にしてもらって
 おもてなしたくさんうけて、また絶対来たいなぁ!」と語り合って
いただく光景をあちこちで見かけることが
私の夢です。それに満足したお客様の口コミは、強力な応援団。
 たとえ本人が来なくても、その話を聞いた人が、
行きたいと思うおもてなしを県民こぞってできたならと思っています。

 全国的な爆発的さぬきうどんブームも一段落してきましたが、
香川にはまだまだ多くの観光客が、個性に満ちた店それぞれの
さぬきうどんを食べに訪れています。さぬきうどん恐るべしです。
 しかし、それと併行して、
ふるさと香川には私たちが思う以上に芸術性・文化度の高い美術館や
建築物があり、
それらアートを鑑賞するためにも、県外から大勢の観光客が訪れています。

 全体の観光客の中では、まだまだこれらアートを求めてくる人は
少ないと思いますが、
それでも年間観光客28万人と驚異的な人が訪れている直島を
例に出すまでもなく、
その数は一昔前に比べてほんとうに桁違いに増えています。
 また、外国人の占める割合も高く、質的にもたいへんおもしろい結果が
でています。

 県では、これら観光客のニーズに応えたり、香川の持つアートの魅力を
戦略的に情報発信するためにアートツーリズムに力を入れています。
 また、うどんツーリズムも大きな柱となっています。
観光は、アートかうどんかという選択問題ではなく、
観光客の様々なニーズに応えることや観光の本来の目的である人の交流や
地域の活性化を考えなければいけません。

 近年、観光分野では、団体旅行が減少し個人・グループ旅行が
増加するとともに、
見る観光に加えて体験型実践型観光のニーズが急増しています。
 また、国民の多くが経済的にも豊かになり、物質的生活が充足され、
ワンランク上の精神的かつ上質な体験を望むいわば本物志向もあります。
それは、ニーズの域を超えてまさに意識の変化とも考えられます。
その結果、大勢の方が、アートを鑑賞、体験したくて、
香川の美術館や建築物などに、人の移動の波となって押し寄せてきています。

 アートを求めて香川を訪れる観光客の増加は、
香川に、オンリーワン、他にないものがあるということを如実に示しています。
アートを求めてくる観光客の増加こそが、
香川には、世界に誇れる「お庭の国宝」栗林公園イサムノグチ庭園美術館、
直島地中美術館、猪熊弦一郎現代美術館など観光客にとって
一度はぜひ訪れてみたい美術館や、世界に丹下ありとその名を轟かした
香川県庁舎東館など
後世に継承すべき素晴らしい建築物が存在すること、
さらに香川がアートの宝庫であり、
全国のあこがれの的であることを観光客が気付かせてくれていることは
特筆すべきことです。

 今こそ、県民こぞって、ふるさとのこと、たとえばアート面での魅力などを
学習し、
その素晴らしさを再認識して、ふるさとの将来を担う子供達に
教え伝えることが必要不可欠であり、
また、長い歴史の中、お茶やおへんろ接待で培われ、
県民のDNAに組み込まれているとも言うべき「おもてなし」の心で、
自信を持って、できるだけ多くの観光客を気持ちよく迎えるべきであると
思います。

 今はこの絶好の機会であり、一人一人が、
やさしく観光客をおもてなしすることの大切さを再認識しなければいけません。

 観光地を訪れる観光客も、観光地から観光地までの間は、
瞬間移動することはできず、
例えば車で来られた方は、多くの県民ドライバーの車と道路を
並走するわけであり、
また公共交通機関では、席をとなりにする場合もあって、
県民と観光客の接点は意外と多いのです。

 観光客にとっては、観光地だけが香川の印象ではなく、
一般道路や公共交通機関、あるいは商店街などあらゆるところでの県民との
接触が、県民の接遇が、香川の印象になるわけであります。
 県民一人一人の印象が、県の印象と言っても過言ではけっしてないと
思います。
 ましてや、ホテル・旅館、お土産物店、レストラン、カフェなど
およそ観光客が立ち寄るところ全てが観光客が持つ香川の印象なのです。
観光地だけ応対良くても、それで十分とは言えないのです。

 観光が、経済的には裾野の広い産業であると同時に、
県民が一丸となって取り組まなければいけないわけはここにあります。

 できるだけ大勢の皆さんが、観光客にやさしく声をかける、あるいは
相手の立場にたって丁寧に応対するということを心がける必要がありますが、
そういうことは、結局普段からしっかり訓練して、日常化していくことが
不可欠です。
 いきなり観光客にだけというのは無理ですね。

 普段から、県民同志お互いに思いやりの気持ちを持って、行動し、
配慮することの大切さこそ、肝心だと思っています。

 みんなで力を合わせて頑張らないといけません。

●観光のブランド

 先週は、「ブランドはこうしてつくられる!」ということで、
日本橋千疋屋で売られているイチゴ(クイーンストロベリー)と、
ひけた鰤の話をしました。
(記述の中で、香川は、全国に先駆けて、1991年、産学官(栽培農家、
 香川大学、県農業試験場)で、何度も協議や試験栽培を重ねて、
 「高設栽培」を産み出しました。と書きましたが、スタートは
 1991年ではなく、1994年(平成6年)の誤りでした。
 お詫びします。)

 5日から、「第24回四国こんぴら歌舞伎大芝居」が始まりました。
今年は、例年より早く座席が早くから完売したのは、
人気役者の成田屋の市川海老蔵や、嶋屋の市川右之助などの出演に
よるものが大きいですが、
 今年で24回目を迎えて、今ではすっかりブランドとして定着しています。
今ではあたりまえのこのこんぴら歌舞伎
よくもまあこんなアイデア、考えたものだと感心しています。

 実際に金丸座を見た役者さんの、「できれば、このような観客1人ひとりの
顔が見え、自然の採光で、手作りの舞台で、江戸の舞台が再現できれば
いい」の一言が実現に向かった大きなきっかけと聞いていますが、
しかし、それにしても、実際には、大勢の裏方の地元のボランティア
スタッフなどの協力なくしては実現がなかったものであり、
一人一人の小さな力が、まとまればこれだけすごいものになるのかと
感動すら覚えます。関係者の情熱を、ひしひしと感じます。
 
 4日金曜日に実施された「お練り」も、好天に恵まれ
主催者発表で、およそ22,000人という予想以上の人出でした。
お練りコースなどは、人、人、人で埋まり、紙ふぶきが舞っていました。

 一瞬、江戸時代にタイムスリップしたかのような印象すら感じました。

 香川の観光地の代表、こんぴらさん、
「香川」はどこか知らなくても、
さぬきうどんとこんぴらさんは、ほぼ全国ブランドになっています。
田窪さんの影響も大きく、こんぴらさんは、「書院の美」展で、
アートのこんぴらと
全国区に一挙に躍り出て、クローズアップされています。

 当時、海の神様として信仰されてきた金刀比羅宮は、
北前船を運航する業者から多額の寄進を受けたり、
また、当時多くの人が全国から参詣に来て、
金刀比羅宮は、人とものの集まる拠点であったということです。
今でこそ、古典のイメージがありますが、
当時金刀比羅宮は、アバンギャルドな雰囲気が十分ありました。

 こんぴらにくれば、当時の面白い最先端なものがたくさんあったと
いうことです。
 以前にも書きましたが、「常若(とこわか)」、常に新しさを取り入れる
時代の先駆者、アバンギャルドとして、今後もこんぴらは
輝いていかなければいけません。
それには、これからもお客様の視点にたって、
どんどん新たな改革をしていく必要があると痛感しています。 
ふるさと香川の世界に誇れる大きな宝ものです。
ぜひとも今後も応援していかなければいけませんし、
多くの方からのご意見をお願いいたします。

●お庭の国宝「栗林公園」春のライトアップ、
大勢の方に楽しんでいただけました。

 今年は、2週目の週末と桜の満開が重なり、好転に恵まれて、
週末の3日間は、ほんとうに大勢の入園者に恵まれました。
ありがとうございました。

 ただ、園内の通路は、乾いていて砂埃がたち、
お客様の靴やズボンすそも砂誇りで真っ白になっていましたが、
公園事務所の手作り手箒が大活躍していました。

 春は、花見があって、公園本来のよさをじっくりとみていただくには
程遠い状況ですが、こういう時期もあってもいいとも思います。
これをきっかけにまた訪れていただければと強く思います。
よろしくお願いします。

 また、園内の商工奨励館では、県産物のお土産や伝統工芸品の製作実演を
行っていますので、ぜひのぞいてみてください。
興味があれば、実演者にどんどんお声をおかけください。
皆さんが話しかけてくれると、
意外と面白い話が聞けるかも知れませんね!

 園内の椿の落花が遅れて、今頃落ちています。
北庭広場の南にある椿の花が、苔のうえにそのまま落ちている様は
大変風情があり、「散り椿」の形容がぴったりです。
またご覧ください。

●情報提供

 4月12日土曜日は、瀬戸大橋のたもとから、
NHKが、生放送します。
藤澤恵麻さんが出演します。
 また、KSB瀬戸内海放送(キー局は大阪朝日放送)は、
人気番組「朝だ!生です旅サラダ」が生でオンエアされます。
是非ご覧ください。

 また、13日は、瀬戸大橋20周年記念イベントが開催され、
大勢の皆さんが県外からお越しになります。
 マラソンなど素晴らしい体験を橋上でしていただき、
またぜひ来ていただきたいです。
さらには、番の州の県有地では、4月29日まで、
土日と祝日の菜の花畑が公開されます。

 おととしに地元のNPO法人が種を蒔いた菜の花が
番の州の県有地11ヘクタールに、なんと400万本も咲き乱れます。
満開見ごろは、まもなくですので、
これもお勧めです。
ぜひ黄色の菜の花が咲き乱れているのをぜひご覧ください。

 瀬戸大橋20周年記念事業の一環として、高松サンポートでも、
JR四国が、鉄道模型を走らせるなど多彩なイベントを
実施するよていです。鉄道模型は、たいへん精巧な模型ですので、
ぜひご家族連れでご覧ください。
なお、上空には、航空自衛隊松島基地第4航空団第11飛行隊、
別名ブルーインパルスの飛来がありますので、
イベントに花を添えます。
ぜひお楽しみに・・・!

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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