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(97)誰でもそうです。灯台下暗し・・・

 二十四節気では、
11月22日に、小雪を迎えました。
季節は私たちの意思に関わらず、正確に時を刻みます。
 七十二候では、
小雪の初候の虹蔵不見(虹を見かけなくなる)から、
次候の朔風払葉(北風が木の葉を払い除ける)です。

栗林公園ライトアップ、いよいよ佳境に・・・
 この3連休、4組のガイド(約50名)をさせていただきました。
声が少しかすれていますが、元気です。
 特に、22日の日曜日は、
栗林公園の近くに住んでいる栗林コミュニティの人々を
2班に分けて、41名の方をガイドさせていただきました。
 朝の8時過ぎから、夕方の5時過ぎまで、2班合わせて
約7時間のガイドでしたが、
皆さん最後まで、嫌がることなく熱心に聞いてくれました。
 それどころか、知らないところが多かったとか、
公園のコンセプト、特に背後にある日本文化など新たな視点でのガイドは、
大いに皆さんの興味を引いたようでした。
 4時間終わって、もう終りですかなどという声もたくさん聞かれて、
うれしい限りでした。

 午後は小雨でしたが、雨だけに一段と公園が潤いを増し、
さらに冷え込んで、池の上の空気が冷やされ、水蒸気となって
湯煙のように漂い、あたり一面、幻想的な雰囲気が漂っていました。
これには、参加者も大喜びでした。

 近所の方は、雨降りには公園には来たことがないという人がほとんどで、
雨の日がこれほど栗林公園に似合っているかと思うと、
今まで一番いい時を見逃していたと、大勢悔しがっていました。
でも誰でもそうです、灯台下暗しです。
 この栗林公園に身近かで、公園を知り尽くしているはずの人たちから、
初めて耳にすることばかりだという言葉を何度も耳にするくらい、
また、最後まで話を熱心に聞いてもらえるくらい、
ガイドとして、心地いいことはありません。

 1班は4時間余、2班は3時間余、これだけガイドしても
まだまだ全体の3分の1くらいの内容です。
栗林公園の奥の深さが深いことがよくわかります。

 先立って、20日の金曜日は、
夜、国立民俗学博物館名誉教授であり、
岡山県の林原美術館の館長である、そして私が尊敬する熊倉功夫先生と、
香川明善短期大学元学長の川染先生のお二人を、
夜のライトイアップされた栗林公園でガイドさせていただきました。
 熊倉先生も、川染先生も、料理には優れた見識をお持ちの方で、
その道の大家です。
 
 川染先生には、今年の春から行っています、
ふるさと香川の新たな発見と情報発信でもある「てくてくさぬき」の
「食」の分野で、アイデアや企画、現地取材、調整など、
隠れた黒子の存在ではありますが、幅広く大活躍していただいています。

 また、熊倉先生も、料理や茶の湯の世界では、第一人者で、
素晴らしい論文などを残しており、
私はここ1年、熊倉先生の著作を読み漁って、
松岡正剛氏に影響を受けた以上に、はまっています。
とにかく、日本文化を語るときには、外せない方たちです。

 20日は、観光振興課職員の某晴れ淑女のおかげで、
ライトアップにはこれ以上のコンディションはないほどの晴天無風でした。
掬月亭から眺める南湖の水面に映った紅葉の美しさ、
あるいは楓岸からみた、掬月亭のあまりの神々しさに
思わず、ため息が何度もでてしまいました。
 お二人の先生方も、
そのあまりの美しさに、最高の賛辞をいただき、
私もガイドの甲斐がありました。
ほんとうによかったです。

 ライトアップは、11月29日日曜日まで開催していますので、
ぜひ一度はお越しください。
水面の姿は、ほんとうにあまりに美しすぎて、怖いくらいです。
ぜひ無風の日にお越しください。

 栗林公園では、このほか、大勢の方が、このライトアップを
盛り上げていただいています。
 県庁の女性職員、OG職員などで結成している
ふるさと民踊の会「翠扇会」の皆さん、
そして連先生とそのお弟子さん香友(かよう)の皆さんの二胡演奏など
皆さん、ボランティア、手弁当で応援していただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。
私の拙いMCにも関わらず、懸命に最後まで踊られ、演奏していただき、
雨の中、大勢の方に観ていただき、お客様にも感謝です。
後半の金土日も、大勢の皆さんが、ボランティアで応援してくれます。
ぜひ、週末も掬月亭までお越しください。
お待ちしています。

 旧民芸館では、ジョージ・ナカシマのテーブルと椅子で、
栗ショコラと飲み物がセットでなんと500円でいただけます。

 昭和の小堀遠州と言われ、島根県安来市の足立庭園美術館の
造園でも有名な中根金作氏監修の
枯山水の庭を、たまにはゆったりとした気分で眺めてみませんか!
 掬月亭は、この期間通常よりもかなりお安くなって抹茶提供していますので、
お立ち寄りください。

◎日暮亭での食の饗宴・・・
 詳細は下記のURLで
  http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/10.html

 伝統と現代・秋の饗宴
 「和」(二蝶の山本料理長)と
「イタリアン」(ラ・サルーテの中野さん)のコラボで、
おいしい料理が楽しめます。
まだ、少しなら余裕がありますので、ぜひご参加ください。

 肝心の日曜日(22日)は、雨で入園者が少なかったです。
ぜひとも残りの日々で挽回しなければいけないと思いますが、
大勢の皆さん、勘違いされています。
栗林のコミュニティの皆さんは、よくわかられたと思うのですが、
栗林公園、なんと言ってもお勧めは雨の日の散策です。
雨ほどお庭に似合うものはありません。
しっとりとした雰囲気は何とも言えません。

 また、このように冷え込んできますと、水が暖かくなって、
水上の空気を冷やして、水煙が漂います。
特に公園南東部の水源でもあります吹上あたりは、
お勧めです。

 雨の日だから行くのやめよう、
かなり冷え込んでいるから行くのはやめようなどとは思わずに
ぜひおいでください。お勧めします。
もちろん晴れの日もいいですよ。

●ビジネス香川BK(2009年10月15日号:第4回)
  那須幹博の 讃岐のほんまですか?
 ○シリーズ4 和三盆

 讃岐三白(砂糖、塩、綿)は、江戸時代、讃岐で出揃った県産品ですが、
なかでも和三盆は、極めて高品質な砂糖で、讃岐の食の代名詞でもある
餡餅雑煮誕生の一因だとも言われています。
 しかし、お雑煮として、餡餅雑煮をすべての県民が食べているかといえば
そうではなく、たとえば、和三盆の原材料の主要生産地引田のお雑煮は、
ほとんどがすまし雑煮です。

 砂糖は、今から約2,400年前の古代インドで栽培が始まり、
奈良時代(754年)に、鑑真が日本に伝え、聖武天皇が薬として食べたり、
大仏に献上されたとの記録が残っています。
 余談ですが、ルイス・フロイスは、日本で初めて金平糖を口にしたのは
織田信長と書き残しています。

 江戸時代、日本は、砂糖を輸入し、銀や銅を輸出していましたが、
その後銀や銅の産出量が減少し始めたため、
8代将軍吉宗は、砂糖生産を奨励しました。
 その頃、高松藩の5代藩主頼恭は、
1747年、栗林荘(現栗林公園)百花園の管理者「平賀源内」に命じて
試作研究させたのですが、和三盆には至りませんでした。
その後、製糖法の研究を命じられた
藩医向山周慶(さきやま しゅうけい)が、
偶然四国遍路で倒れた
関良助(せき りょうすけ 薩摩出身)を助けて介護し、
なんとか一命を取り留め、関は、そのお礼に薩摩に帰郷後、
禁制の竹藷を持ち出し、禁制の製糖法を向山に教えたことから、
白下糖精製に成功、1780年代末には和三盆精製に成功しました。

 白下糖から精製する際、「糖蜜」という液状成分を分離するため、
重石で加圧して蜜を絞り、研ぎぶね(盆)の上で揉み練ることを、
数度繰り返したことから「和三盆」と言われています。
向山周慶と関良助の2名の偉業を尊び、一文字づつ取って名づけた
向良(こうら)神社が、県内に2箇所(東かがわ市白鳥町と高松市松島町)
現在もあります。 


●「金子みすゞ」についての話題ひとつ・・・NO5
 金子みすゞゆかりの山口県日本海側の仙崎市から、下関市までを結ぶ
JR西日本の山陰本線(仙崎駅~新下関駅)で、
ほぼ毎日、平日は各駅停車、土日祝日は快速運転する
「みすゞ潮彩」号が山陰観光列車が1日2往復運行されています。

 日本海を美しく見るために、指定席はすべて窓向きに椅子を配置し、
窓も両手を広げた幅よりも広く、絶景を楽しめるようワイドビュー、
また、車体は、金子みすゞが生きた大正時代のアールデコ調のデザイン。
駅弁も、鯨の竜田揚げ、イワシのてんぷらなど日本海の美味が詰まった
「みすゞ潮彩弁当」(950円で1日8個限定)を用意しています。
 沿線マップ「車窓から楽しむ風景の時刻表」は、沿線のお勧め見ものを
詳細に紹介、また見所には、なんと列車が一時停止というから、
サービスも極まれり。

 新下関駅を出て、しばらくすると川棚温泉を通過しますが、
ピアニストのA.コルトンが、川棚温泉に投宿した際に、
あまりの島の美しさに見とれて、
「自分のものにしたい」と思わずつぶやいた素敵な島もあります。
また、土日祝日には指定車両では、途中紙芝居もあって、
1号車は「金子みすゞ」の生涯、2号車は「風雲児高杉晋作」を
語ってくれます。もう至れりつくせりです。

 金子みすゞ、一度でいいからぜひ逢いたい女性です。

●観光情報発信!
①「瀬戸内今昔観光遊覧」展開催中
 香川大学幸町キャンパスに、博物館が出来ていること、
ご存知ですか?ちょうどキャンパスの北東隅の建物内にあります。

 興味ある企画展が毎回開催されています。
過去には、
「ウズベキスタンの現代建築と世界遺産展」、
「昆虫の不思議展」、
「瀬戸内の海、干潟、海浜の生き物」などが開催され、
人気を博していますが、
今週末の28日土曜日までは、
瀬戸内今昔観光遊覧展が開催されています。

 世界中でもほぼ香川でしか採取されないサヌカイト特集と、
雲仙、霧島と同じく、
1934年(昭和9年)日本で一番最初に国立公園に指定された
瀬戸内海の当時の景観や海の景色を示す資料を展示されています。
瀬戸内海の景観の素晴らしさ、その重要性を力説し、
今後の活用を提案した「瀬戸内海論」(著者は、香川出身の代議士
小西和(こにし かなう))が、国立公園指定の大きな契機となったのは
言うまでもないことですが、瀬戸内海論の序文には、
武士道の著書で有名な新渡戸稲造が、瀬戸内海を世界の宝石と称しています。
特に当初の指定区域においては、来年7月19日から、
「瀬戸内国際芸術祭」が開催されます、

 香川大学博物館の今回の展示は、この備讃瀬戸が中心になっていますので、
ぜひ当時の景観、確認して見てください。
瀬戸内海の今昔遊覧の資料は、
香川大学でも大人気の稲田教授の日頃の行動成果そのものです。
大いに期待できますので、
ぜひ期待してご覧ください。

◎香川大学博物館のURLで詳細情報を・・・
  http://www.museum.kagawa-u.ac.jp/

②第20回香川県ボランティア・NPO交流集会が開催されます!
 11月29日(日)、10時30分から、サンポート高松で、
ボランティアとNPOの交流集会が開催されます。
 基調講演のあと、観光、シニア、青少年、環境など
6つの分科会に分かれて、意見交換しますが、
第2分科会の観光では、
意見交換に先立って、私から1時間ばかり、
観光ボランティアの現状と課題について、講演させていただきますので、
興味のある方は、ぜひお越しください。

◎詳細は、下記のURLで・・・
  http://www.npo-kva.jp/contents/v_meeting/index.php

③青鬼くんの観光情報-イベント情報など、観光香川のとっておき情報
 てくてくさぬき秋 実施中です!

 「てくてくさぬき」の秋は、「さぬき文化祭」をテーマに
様々なプログラムを実施しています。
全98コース実施するまち歩きのほか、文化財遺産の特別公開や、
食文化企画、手業体験などを実施中です。
香川の晩秋を楽しんでください。

 ◇てくてくさぬき香川のまつり
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/08.html

 ◇てくてくさぬきホームページ
   http://tekuteku-sanuki.jp/

 ◇てくてくさぬきパンフレット(秋)
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pamph/index.html
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(96)讃岐版青い鳥 意外と身近なところに宝物が・・・

 二十四節気では、
11月7日に、立冬を過ぎ、22日は、はや小雪を迎えます。
七十二候では、
立冬の次候の地始凍(大地が凍り始める)から、
末候の金盞香(水仙の花が咲く)です。

 先週くらいが、サクラやハナミズキの葉の鮮やかな紅葉の盛りでしたが、
今週は、その紅葉の葉も少しずつ落ちています。
特に、ハナミズキの葉は、
まるで恋の炎のように燃えるがごとく紅色に色づいていましたが、
その葉も落ちかけ、後には真っ赤な実が、美しく寂しく残っています。

 その他の紅葉の色づきは、そろそろ本格的な時期を迎えて、
これから冷えこむごとに、次第に赤く、黄色くその範囲を拡大してきます。
栗林公園ガイドも、少しずつ肌寒くなってきましたが、
ガイドするにはいい季節を迎えています。
 個人的には、土日とガイドは続きましたが、
土曜日は、イタリアからきた歩き遍路のイタリア人。
英語が通じたので、よかったです。
歩くのが趣味で、それが嵩じて今は世界を歩いているという。
日本人はシャイだと聞いていたが、
四国に来て大勢の方に声かけされ、お接待もたびたびあって、
改めて日本を、日本人を好きになったという。
イタリアのガイドブックで、四国遍路を知って、今回出かけてきたが、
毎日が楽しくて仕方ないという。
日本の美しい農村景観には、改めて感動という、好青年でした。

 日曜日には、国の出先機関の幹部職員らをご案内させていただきました。
既に個人用のパスポートチケットは購入されていて、
何度も公園に来られているようで、
さらに深く知りたいというリクエストもあって、
ガイドさせていただきました。

 国の出先機関の幹部職員さんたちは、
1年から2年で転勤して行きますので、
皆さん、香川のことは、栗林公園もそうですが、
さぬきの食、特に魚、さぬき山トレッキング、
四国遍路旅、ラフティング、シーカヤック、小豆島88箇所巡り、
小豆島農村歌舞伎など、寸暇を惜しんであらゆるところに出かけて、
その素晴らしさを満喫しています。

 言われることの共通項は、
これほど香川には素敵なものが存在しているのに、
県民の皆さんがほとんど現場を知らないということに、
共通して驚かれています。
とてももったいないことだとも言われています。
身近かにあって、いつでもでかけられ、体感できるものと
思っているようですが、でも、やはりそれが結局は最後まで
行かれていないのではないかと危惧されています。
栗林公園のパスポートを買って、もっとももっとそのよさを
体感しなければいけないのは、県民自身だと思っています。
ぜひとも、今後とも香川のいいとこ、お勧めどころを紹介していきますので、
ぜひ、時間をわざわざ作ってお出かけください。
 私たち観光振興課の職員は、
香川には、そういう素晴らしいところがたくさんあって、
わざわざ高いお金を払ってでも満足できるところですよと
首都圏、関西に情報発信していますので、それを県民の皆さんが
知らないというのではおかしなことになってしまいます。

 実際、そういう素晴らしいものを体感された方は、香川を離れても
ずっとファンになってくれていて、
またあらゆる機会を通じて、名刺などに香川の写真などを刷り込んで
香川のよさを自発的に情報発信していただいています。

 ぜひ、時間を割いてまで、地元香川の素晴らしいところ、
自身の足で訪れ、五感を最大限に刺激してきてください。
ほんとに香川はすごいとこです。

 そして、今週、高松の旅館・ホテルの女将さんや、
スナックや飲食店のママさんや経営者に、
まずはご自身が高松のよさを満喫していただこうということで、
人材育成コンシェルジュツアーを企画しています。

 お客様のためではなく、まずご自身のために、
香川の歴史や文化の素晴らしさに触れていただき、
感動してもらって、そうすると人間というものは、
人に勧めたくなるものなのです。
ましてや相手が大切なお客さまだと、
自分自身が感動した高松の素晴らしいものということで、
勧めるのにも力が入ります。
おそらく眼からうろこが落ちるツアーになるとは思いますが、
がんばってガイドしてきます。
 通りいっぺんの紹介ではなく、
熱き思いで、文化・歴史なども交えながらガイドできればと
今から楽しみです。
 また、結果は報告させていただきます。
意外と知らないのです、地元の人は、地元のことを・・・。


●第5回香川県フェスタ、開催中・・・

 三越高松店では、11月20日(金)まで、
第5回香川県フェスタを開催しています。

 まず、新館5階催物会場では、
第25回香川の伝統的工芸品展が開催されています。
 香川が誇る伝統工芸の展示実演ということで、
期間中、大勢の人を集めています。
香川漆器、欄間彫刻、組手障子、肥松木工品、志度桐下駄、讃岐一刀彫
菓子木型、讃岐提灯、一閑張、丸亀うちわ、竹一刀彫、古式畳、
讃岐装飾瓦、打出し銅器、保多織、讃岐のり染、
張子虎など香川が誇る伝統工芸・・・。
展示実演されていますので、ぜひまだの方は覗いてみてください。
職人芸の見事さが身近かに観察できますし、
運がよければ、技の秘密を伺えたりとか、
お買い得商品を手に入れることもできます。
 
 特に、漆器は、
津軽塗、川連漆器(秋田県)、鳴子漆器、会津塗、会津喜多方漆器、
江戸漆器、木曾漆器、新潟漆器、高岡漆器、輪島塗、山中漆器、
金沢漆器、越前漆器、紀州漆器、そして香川漆器と数多くの産地がありますが、
このたび、日本漆器協同組合連合会主催の第44回全国漆器展で、
下記の賞を受賞した作品も展示していますので、ぜひご覧ください。
・団体部門(桂宮賞)・・・香川県漆器工業協同組合
・個人部門(経済産業大臣賞=個人最高賞)・・・森繁の飾り棚
 (日本経済新聞社賞)・・・西岡春雪漆工房のキンマ珈琲盆

 油分が溜まった樹齢数百年の老松を使用する光沢が素敵な肥松木工品、
明治40年頃から始まった生産日本一の志度桐下駄、
天保8年金毘羅大権現の旭社建立の折、全国から集まった宮大工によって
始まった讃岐一刀彫、四国88箇所奉納提灯として始まり、
1本の竹ひごでつくる讃岐1本掛けで有名な讃岐提灯、
平安時代から続く古式畳、明より帰化した飛来一閑が創案した柿渋を
活用した一閑張、そして、
先日おじゃましてお話させていただいた市原さんの
菓子木型は、江戸時代に生まれた技巧で、
本県では、明治30年頃から作られており、木型は樹齢百年くらいの
サクラの木を使用しています。
ぜひお近くで、その卓越した素晴らしい技術をご覧ください。

 ただ。惜しむらくは、やはり何を創るかということ。
どうだ、私の技術は素晴らしいだろうと自慢しても、
それはそれですごいと感動してもらえるが、購入までは行きません。
なぜなら、ほしいものではないからです。
 なぜ、私の素晴らしい技術の粋を集めたものが売れないのだという前に、
なぜ買わないのだということを考えなくては、
この業界の将来はありません。
詳しくは次回に述べますが、
モノが売れるということは、そのモノを消費者が待ち望んでいれば
黙っていても売れるということです。

 また、本・新館地階食賓館では、
県産品食品フェスタが開催されています。
讃岐三畜、ブランドハマチ3兄弟、金時人参、
菊みかん、坂出金時芋、黒大根、金時豆を使ったスイーツなど
地元讃岐のおいしいものが大集合しています。
そして、
平成21年度「かがわ県産品コンクール」入賞作品が販売されています。
私もお話したことがある商品ですが、見た目が赤ワインのようですが、
飲めば日本酒という勇心酒造のリセノワール(宇多津の古代米酒)と
少し濃厚な甘さの菓子工房ル-ヴの「讃の岐山 さぬのきさん」、
そして森國酒造の利き酒セットも販売されていますので、
ぜひお試しに購入して味わってください。
ふるさとの素晴らしさ、体感してきてください。、

●香川ロケの「曲がれ!スプーン」 いよいよ公開
 「世界の中心で 愛を叫ぶ」のヒロイン、長澤まさみ主演、
地元出身の本広克行氏が監督する地元ロケの映画、
曲がれ!スプーン」が、いよいよ21日土曜日から、
全国ロードショー公開されます。
 香川のロケは、昨年2008年の12月16日から24日までの間、
香川県観光協会、香川フイルムコミッションの全面協力により
しかしこっそりと実施したのですが、流石人気女優、長澤まさみの動きは、
インターネットで世間にでてしまって、苦笑してしまいました。
 ストーリーは、エスパーパーティに偶然出席してしまった
テレビのAD女性の抱腹絶倒のミラクル超能力コメディで、
サマータイムマシンブルース並みの作品と期待しています。
 ロケは、善通寺市を中心に、絶景の夕焼けが見える観音寺市有明浜、
丸亀京極藩の大名庭園である中津万象園、
我らが世に誇るコトデンの長尾線井戸駅・・・
どんな出来合いか、今から楽しみです。

 香川は、警察犬見習い犬であるきなこの物語である
きな子」の映画ロケも、
10月末に無事終了していて、来年夏の公開が待ちどおしいです。
動物映画では定評のある松竹が制作していますので、
大いに期待できます。

 万年映画青年の私も、最近は、多忙でなかなか劇場に足が運べず、
フラストレーションも溜まっていますが、
映画はやはり劇場でという信念はいまだにもっています。
そして、最近は、ほんとうに涙もろくなってきています。
 忙しい合間に出かけてみた「BALLAD 名もなき恋のうた」でも、
感極まって涙でてしまいました。

 話題作は、続いています。
友人から、絶対みろよの映画は、
マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」これは必見です。
素晴らしい映画だそうです。ぜひよければご覧ください。
私も何とか観ます。
あと、「沈まぬ太陽」も、3時間を超える上映作品ではありますが、
人気の映画となっています。
ぜひとも、「曲がれ!スプーン」大ヒットするように・・・
皆さん、ぜひ劇場でご覧ください。

●時代も変わってきました・・・
 香川大学も、大学祭が終わって、キャンパスも静かになってきましたが、
教育学部の建物には、大学祭の前から、
1枚の懸垂幕が屋上から下ろされています。
そこに何と書かれているのか・・・
確か・・・
「第2回 BEST TEACHER OF 2009 IN 香川大学
  ○○先生、○○先生」
時代は変わってきました・・・
生徒が先生を選ぶ時代です。
もちろん生徒の人気にばかり配慮する先生であっては困るのですが、
教え方がうまくて、生徒にも人気の先生は、本来一致すべきであって、
他の先生の刺激になればと思います。
大学も、先生も、広い意味でサービス業。
如何に満足してもらえる授業を行うか、
満足してもらえるキャンパスライフを送ってもらえるのか、
努力しないと生き残れない世の中です。
視点は常に学生に向いていないといけません。
自分が学生であれば、どういうことで満足いくのか、
常にチェックする必要があります。
少子化で、私立大学を中心に学生数が激減しているところがあります。
そういうところでは、
なぜ学校に学生が来ないのかではなく、
なぜ学校に学生が行かないのか、で考えるべきなのですね。

 この考え、商売にも十分応用できます。
常にお客様の視点を持つことです。
なぜ客が来ないのか、なぜものが売れないのかではなく、
なぜ客が行かないのか、なぜものを買わないのかの視点です。
こういう風に考えると、見えてくるものがあります。
商店街の活性化で、話を頼まれ、事前の打ち合わせをした時に、
こういう話をしましたところ、眼を白黒されていました。
お話するときが今から楽しみです。

●観光情報発信!
①畢竟の庭園 栗林公園 秋のライトアップ始まります・・・
 お待たせしました!
今年も今月20日から10日間、栗林公園南庭を中心に、
秋の紅葉を愛でるライトアップが始まります。

 http://www.pref.kagawa.jp/ritsurin/

飯山町海外交流友の会 川田代表からのお知らせです。
 サンポートホール高松(11/21(土)14:00~)にて、
コンサートを行う予定ですので、ご参加ください。
(通常価格3,000円→2枚以上で2,000円)

 11/6の善通寺偕行社、11/7高松の音楽仲間が集う飲み屋でライブを
行いました。結果は、沢山の方から「素晴らしい!すごい!」といった
評価をいただき大成功に終えることができました。
彼らは本物です!

   http://hefc.web.officelive.com/concert.aspx

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000152-mailo-l37

経緯

1.始まりは10年前・・・
 飯山町海外交流友の会が主催して、アメリカカリフォルニア州
ヴァダループに青少年ホームステイ派遣事業を行う企画を進めていました。
派遣事業は、前年に続いて2回目と言う事でスムースに進んでいたのですが、
直前になり我が会の引率者がどうしても行けなくなり、
代替も見つからず、派遣中止も止む無しという状態に・・・。
 中学生の夢を断ち切りたくないと熟慮していた時に、
ふと浮かんだのが飯山町でホームステイし、
日本文化の勉強をしていた「サンドラ」さんでした。
彼女なら英語も日本語も出来るし、適任ではないか?二度会っただけで、
あまり面識もなかったのですが、引率の件を相談すると、
子どもたちのために協力してくれるという事になり、結果は大成功!
 現地でのハプニングも、情熱と思いやりの心で解決し、
子どもたちには、やさしさと厳しさで接してくれ、
素晴らしい経験が出来たのです。

2.結婚しフランスへ、そして更なる交流・・・
 コロンビア人のサンドラさんは、その後フランスの
サンンソボール市に住むパトリスさんと結婚し、フランスへ渡りました。
パトリスさんは日本の空手をフランスで教えており、
日本びいきの人です。そんな二人から「飯山の子ども達をサンソボール市へ
ホームステイ派遣してこないか!」と申し出がありました。
 縁は一気にフランスへ・・!
 大人・子ども総勢20人でフランスへと旅立ち(H14.8)、
サンソボール市にて夢のような交流をすることが出来ました。
同じ釜の飯を食べた参加メンバーとは、子どもが大きくなった今でも
交流が続き、地域内でのつながりが深まっています。
 その後、サンソボール市から派遣(H17.4)された子ども達を受け入れ、
県知事表敬を初め、地元飯山町の小・中学校での交流、空手、華道、
書道、着付けなどの体験をしてもらい、H18.8には2回目の
青少年のサンソボール市への派遣も行ったところです。
 若いうちに、海外の文化、生活を肌で感じることは、
とても貴重なことです。サンソボール市は、田舎ののどかな街で、
生活の仕方や、文化の違いを感じることができました。
言葉の壁、習慣の違い、食べ物の違い、それを体験できるホームステイは、
心の成長にもなる貴重なものです。

3.青少年派遣から、音楽交流へ・・・
 昨年、サンドラさんから「サンソボールにヤンさんと言う
ジャズ演奏家がいて、ヨーロッパのジャズフェスティバルに参加したり、
世界の様々な国で演奏している。彼は、日本に行きたいという夢があって、
私が日本と交流していることを話すと興味を持ってくれた。
ヤンさんは、精神的な文化がある日本に大変興味があり、
ぜひ日本で演奏したいそうなので、
ライブをどうにか企画できないか?」そんな話がありました。
 音楽イベントは企画したことが無いし、渡航費、滞在費を考えると、
集客が出来なければ大変な赤字になると考えて、躊躇していたのですが、
しかし、今までサンドラさんから受けた恩を考えたとき、
たとえ赤字になってもやろう!と決め、準備を進めて来たところです。
ヤンさんの夢である日本での演奏が、11月に実現します!
11/21(土)14:00~ サンポートホール高松(5F)第2小ホール

4.これからの交流・・・
 姉妹都市という言葉を良く聞きますが、これは本当に血のつながりがある
兄弟姉妹のように交流をしようという思いでつけられているのだと思います。
 そこで、フランスサンソボール市と
飯山北コミュニティとの縁を深めるために、
姉妹縁組をしたいと考えています。
コミュニティには独立した自治権はありませんが、
お互いの人口規模を考えたときに、丁度良いと思います。
 人の交流、文化の交流、物産品等による経済的な交流へと
発展させて行く中で、やはり本当に大切なのは根底にある心の交流です!!
 小さな縁から、国境を越えたつながりに発展した10年間でしたが、
これからも「信頼」をより深め、地球市民としての感性を持つ若者を
育てて行きたいと考えています。  以上

③井伊家の至宝展 いよいよ23日まで
 香川県立ミュージアムで開催されています、
徳川四天王「井伊家の至宝展」は、いよいよ23日までの公開となっています。
 昨日の日曜日15日には、ひこにゃんも来てがんばってPRしていましたが、
高松藩とのかかわりは、改めて語ることもないほど深いつながりです。
ぜひご覧ください。
 私は、図録も購入しましたが、なかなかの力作。
1200円は安いです。

 詳細は下記まで・・・
http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/tennrannkai/tokubetsuten/kokuritsu/kokuritsubotai.html

④四国村 民具コレクションVOL3 内田ディレクション展 和三盆展
 高松市の屋島の麓、四国村では、
香川が世界に誇る「和三盆」を産み出した貴重な用具や工具が
展示されています。
また日時によっては、お茶会や干菓子体験が
用意されていますので、ぜひお出かけください。
会期は12月13日(日)までです。

 詳細は下記まで・・・
  http://www.shikokumura.or.jp/

⑤青鬼くんの観光情報-イベント情報など、観光香川のとっておき情報
 てくてくさぬき秋 実施中です!

 「てくてくさぬき」の秋は、「さぬき文化祭」をテーマに
様々なプログラムを実施しています。
全98コース実施するまち歩きのほか、文化財遺産の特別公開や、
食文化企画、手業体験や瀬戸内海クルーズなども実施中です。
また、いよいよ秋祭りのシーズンが到来です!香川の秋を楽しんでください。

 ◇てくてくさぬき香川のまつり
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/08.html

 ◇てくてくさぬきホームページ
   http://tekuteku-sanuki.jp/

 ◇てくてくさぬきパンフレット(秋)
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pamph/index.html

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(95)こんな素敵な出会いもあるのですね・・・

 二十四節気では、
11月7日に、立冬を迎えました。
七十二候では、
立冬の初候の山茶花始開(山茶花が咲き始める)から、
次候の地始凍(大地が凍り始める)です。

 昨日8日の日曜日は、本当に暑く汗ばむほどでした。
栗林公園にも、この土日の2日間、
大勢の県外観光客で溢れ、大盛況でした。
大型バスもひっきりなしに訪れ、
ボランティアガイドの皆さんも汗だくだくでの大活躍でした。

 たたまたま知り合いの方をご案内している人たちと一緒になりましたが、
熱心に公園のこと、しっかりガイドしてくれていて、
そばで聞いていて心地よかったです。

 また、東出口では、光頭会の皆さんの靴の埃払い、
靴磨きサービスも大人気で、
お客様、異口同音に、「こんなサービス、初めてや!」、
「最高のおもてなし!」と最大級の賛辞の言葉を発していました。
日本一の大名庭園が、最後の締めに提供する日本一のおもてなしサービス、
これこそが、ほんとうのおもてなしと思っています。
この靴の埃払い、靴磨きサービス、今年の4月末にスタートして、
なんともう50回を超えました。
テレビ、新聞など、多くのメディアにも多く取り上げられ、
いまや全国区の人気です。
 先日3日には、光頭会1周年記念祝賀会があり、出席してきましたが、
「わずか1年余前には、こんな素敵な出会いは考えられなかった。
 人生は多くの人との出会い、その素晴らしさと痛感している!」という
感想には、
出席されていた多くの方が同じ気持ちだったと思います。
一度、光頭会の活躍、覗いてみてください。
これほど気持ちのいい出会いのシーンは体感できません。
毎週土日祝日の14時~16時まで、東門駐車場側出口で
活動しています。
 ご自身の靴を磨いてもらってもけっこうだと思います。
靴もピカピカになりますが、
きっとあなたの心もピカピカになります。

 そして、昨日8日の日曜日、
特に、高松と小豆島、直島、女木島で
和服姿の男性、女性が多く目につきました。
先週お知らせしました、(財)中條文化振興財団主催の
「第5回 あ・うんの数寄 海の大茶会」が盛大に開催され、
それに参加された方が、大勢和服を召しておられたからです。
和服はいいですね、見ていてほっとします。
茶の湯という伝統文化に触れ、いにしえを懐かしみ、
今の幸せを改めて感謝することの大切さ、肝要です。
そして、日本の伝統でもある和服を着る機会の提供も大切です。
しかし、その伝統文化も、
皆さんが思っているような固定保守的なものではなく、
実は、「破格と創造」の繰り返しであること、
また機会を見つけてお話できればと思います。

 高松の商店街には、ワードローブのお店が集中しています。
でも県民の皆さん、自宅の箪笥などには、もう入り切らないほどの
洋服、和服、貴金属があると思います。
商店街のお店、商品を売るだけ売って、身に着ける機会を提供しないのは、
やはり以前から話しているとおり、おかしいです。
折角の日本一の長さの商店街、
大規模なファッションショーなどに活用すべきです。
3ヶ月に1度くらいなら、オールナイトのイベントがあっても
いいと思いませんか?
ベストファッションカップルには、ヨーロッパツアー、
お遍路ツアーなど、いい賞品をどんどん提供して、
買っていただいたものを身に着ける機会を
提供してほしいです。
 クルージングが人気なのは、その一番の理由として、
夜のパーティーです。
多くの衣装を持ち込み、夜々着飾り、楽しむ趣向が、
多くの人を魅せています。
 折角買っていただいたものを、しかし身に着ける機会がないでは、
将来まっくらですね。
今度の講演会では、そういうお話をして、
お店の方におもてなしの火をつけたいと思います。

●こんな素敵な出会いもあるのですね・・・
 先週、ある介護士といっても面識もない方でしたが、
電話いただき、
「初めて電話しますけど、お許しください。
 那須課長さんに逢いたい人がいます。ぜひ逢ってほしい」とのこと。
「かまいませんが、私に逢いたい方は、どちら様ですか?」と尋ねると、
「それは逢ってからのお楽しみにしておいてください」ということで、
内心、誰だろうと思いながら、しかしなぜ介護士から・・・と
不思議なことだらけで、不安と期待の入り混じり。

 7日の土曜日の午後に、待ち合わせの栗林公園に出かけてきて、
その方たちに逢ってきました。
 そこにおられたのは、車椅子に座った年配の女性と介護の方でした。
挨拶を交わし、介護士さんが、
「今日はお忙しい中、わざわざご足労いただきすみません。
 この方が、本日那須課長さんにお逢いしたかった方で、○○さんです」と
紹介していただき、「那須です」と名刺を渡し、
しばらく木陰でお話させていただきました。
 実は、その方、お歳は今年で93歳の女性。でも顔や皮膚の色艶は
とてもよく、元気そうでした。
何でも偶然聞いた私のラジオ番組
(NHKは月1回の金曜日朝7時40分~、
 RNC西日本放送は毎月第一月曜日の朝10時30分~)の
大ファンになっていただいているようです。
私もいろいろメディアでは話していますが、
特に、
「人生は天寿まっとうの120年、
 生まれた瞬間から死に向かって走り始めている、
 だからこそ人生は人との出会い、出会いを大切に・・・
 当たり前のことに感謝、今生きていることに感謝、
 あなたがいてよかった、そして少しでも
 ボランティアなどで社会還元貢献を・・・」という放送内容に
いたく感激していただいたようです。
 でも、そのご婦人が感激されていることは、
もちろん私のオリジナルも少しはありますが、ほとんどが
おそらく大勢の方が何度も言われていることだと思うのですが、
そのご婦人は、素直に自分の心に入り込んできたと言うのでした。
また、いろんなところで話しています香川の宝ものの話では、
ここまで自分が香川(さぬき)のことを知らなかったということに
愕然としてしまったようです。
特に近くの栗林公園については認識を新たにされたようです。

 それからというもの、
介護士さんに無理言って、週1回は積極的に外にでるようにして
特に栗林公園の魅力に取り付かれ、
今では、栗林公園を車椅子で散策できる時間が一番楽しみだということを
伝えられ、一度でいいから私に逢えればと介護士さんに相談したところ、
それなら連絡いれましょうとなったようです。
 忙しい方なので、見ず知らずの人からの電話で
逢ってくれるのだろうかという不安だらけで、
何度も介護士さんに相談するのも躊躇されたようです。
「○○さんは、いつも課長さんのこと、話されていて、
 栗林公園に行くといつも今日は逢えるのでしょうか・・・などと
言っておられますよ・・・」との介護士さんの言葉に、
冷静な私も、ここまで聞いて思わず目頭が熱くなりました。
それほどまでにということで、目の前のご婦人を
抱きしめたくなりました。
いい話を聞かせていただきました。

 ご婦人は、草花に関心が強く、
季節ごとの素敵な花の咲く場所を紹介してくれました。
ほんとにいい出会いがありました。
改めて栗林公園の素晴らしさに、介護士さんを含めまた2人絶大なファンが
増えたことに感謝するとともに、
如何に多くの方がラジオを聞いたり、新聞を見たりするなど、
マスメディアの影響力の大きさに驚いたことでした。
改めて、言葉の重み、大切さを痛感した次第でした。

 別れ際に、「もうこれが最後になるかもしれませんが、
那須さん、お元気で・・・」の言葉に、
「そんなこと、ない・・・です」と言いたかったのに、
私はとうとう涙を流してしまいました。
時折振り返ってくれるお二人の姿に、手を振って、
「また、逢いましょう」と弱く言うのが精一杯でした。
まわりの人には泣いている私の姿が、
そして、姿が見えなくなるまでいったい誰に手を振っているのかと
異様に映ったかもしれませんが、
それでも私は、十分幸せでした。
人生、こんな素敵な出会いもあるのですね。
生きてきてよかったです。感謝です。


●写真の裏側・・・感動的な写真の撮り方
 栗林公園のミシュラン観光版(ギード・ベール)日本版で、
三ツ星(わざわざそこに出かける価値がある)庭園に認定されたのを
記念して、「回遊式大名庭園 栗林公園」という16枚入りの
絵葉書セットがこのたび発売されました。

 栗林公園をこよなく愛する大勢の人々の中でも、
その熱き思いは人一倍の二ノ宮さんが、作成されました。
早朝から、ライトアップ時の夜遅くまで、
ここ数年、栗林公園にずっと通いに通い詰めて、撮り貯めした
珠玉の栗林公園の四季折々の、思わずため息でるような数々の写真の中から、
これぞと思う選び抜かれた16点をセットにしています。
私も写真の選別に参画させていただきましたが、
なかなか16枚に絞りきれるものではなく、
これ以外でも甲乙つけがたいいい写真が山のようにあります。

 観音寺市の有明の浜で、海浜植物の保護育成と記録、子供たちへの啓発に
熱心に取り組んでおられる吉田一代さんという、
私がたいへん尊敬している女性がおられますが、
吉田さんの撮影した写真は、それは実に素晴らしいものが多く、
記録としての写真集を出されましたが、
縁あって、いろいろ海浜植物の保護や育成などについて、
説明を伺う機会があって、その折、
「吉田さんの写真は、ほんとうにきれいですね。
 まるで美しく着飾ったような素敵なものもあれば、
 うまく表情を捉えたようなものまであります。
 カメラ技術も相当勉強されたのですね?」と尋ねると、
吉田さん曰く、
「私の写真はずぶの素人、習ったこともありません。ただ言えることは、
 何度も何度も海浜に出かけていますので、単に
 多くのシャッターチャンスに恵まれただけです。」と答えられたのが
印象的でした。

 いい写真は技術だけではなく、如何に多くのシャッターチャンスに
恵まれるかであることも重要で、そのためには現場に何度も何度も
訪れてシャッターチャンスの機会が増えるのですね。
1枚の写真の向こう側に、何度となく、現場を訪れた熱心さや
熱き思いが溢れていることも、忘れてはいけないことだと思います。
二ノ宮さんと吉田さん、大いに共通点があります。
対象は違っても、自分が好きになったものに対する熱き思いと、
そこまでやるのかという常識を超えた熱心な行動力こそは、共通しています。

 そして、この絵葉書セット、
写真以外に、実は、これらの写真を入れているパッケージが、
なんともおしゃれで思わず手に取りたくなるようなデザインです。
そこには、表裏ともに、公園の見所解説や歴史、花々など
盛りだくさんの情報が入っていて、これを見るだけでも楽しいですし、
勉強になります。
この絵葉書は、栗林公園商工奨励館西館の物産販売所で購入できますので、
ぜひ一度立ち寄って、現物をご確認ください。
料金は、600円ですが、これが高いか安いか、
ぜひ一度公園でご覧ください。

●畢竟の庭園 栗林公園
 お待たせしました!
今年も今月20日から10日間、栗林公園南庭を中心に、
秋の紅葉を愛でるライトアップが始まります。
詳細情報は、また次回に提供しますので、
楽しみにしてください。


●日本航空機内誌「SKYWARD」
 浅田次郎連載エッセイ「つばさよ つばさ」第79回
 「話にもなりませんわ」

 今回の話は収録されていませんが、最近、
浅田次郎のこの「つばさよ つばさ」が本になり、10月に
小学館から発売されました。
なかなか読み応えあります。
短い文章ですが、ユーモアあり、教訓あり、
涙ありの珠玉のエッセイが集められています。
ぜひ、書店で手にとってみてください。
お勧めです。購入しても損はありません。
 
  
●観光情報発信!
①植松おさみさん、記念リサイタル!
 「マイクと歩んだ40年」
 それはたまねぎのように、多くの人を泣かせる人生感動ドラマに出会った・・

 県の情報発信アドバイザーでもあります、植松おさみさんの
40周年記念リサイタルが開催されますので、ぜひお出かけください。
植松さんの心のこもったあったかいリサイタルになるはずです。

 日時・・・平成21年11月15日(日)13時30分~
 場所・・・アルファあなぶき大ホール(香川県県民ホール)
 内容・・・
      ①第一部 ピアニストである奥様やお嬢様の応援
           詩の朗読
      ②第二部 水森英夫トークショー
           水森英夫氏は、人気絶頂の氷川きよしの先生です。
           多くのご当地ソングは、水森先生の作曲です。
           デビューは歌手です。
           敏いとうとハッピーアンドブルーのメンバーでも・・。

②さぬき映画祭2009開催されます・・・
 11月13日(金)から、28日(土)まで、
待望のさぬき映画祭2009が開催されます。

 詳細は、下記のURLまで・・・
http://www.pref.kagawa.jp/sanukieigasai/2009hp/eigasai2009/jyoueisakuhin.html

 映画青年である私の個人的なお勧め作品は、
「めおん」、「その日のまえに」、「ニセ札」、「来んかい!?!」、
そして、「ぼくとママの黄色い自転車」

 芸術の秋、お誘い合わせの上ぜひご覧ください。


屋島寺奉納サヌカイト演奏会のお知らせ(再掲)
 源平の里「庵治・牟礼・屋島」アートビレッジART FESTA
芸術祭 参加イベント

 日時・・・平成21年11月14日(土)17時~18時
       雨天時 11月15日(日)17時~18時
 場所・・・屋島寺本堂前
 アーティスト・・・臼杵美智代
 主催・・・ギャラリーアコスタージュ

④笠島まち並みふれあい祭 開催される!
 塩飽本島の笠島地区で、今年も盛大にイベントが開催されます。
この笠島地区は、国の重要伝統的建造物保存地区に選定され、
江戸時代の、白壁や土塀、格子窓の町並みがそのまま残っています。
 
 日時・・・平成21年11月23日(月・祝日)10時~15時
 場所・・・丸亀市本島町笠島まち並保存地区ほか
 内容・・・せんだいろく太鼓
       あげともおちるほどおいしい蛸飯
       筑前琵琶の演奏
       本島歴史散策 ガイドはあの有名な吉田智彦氏


 ○国の重要伝統的建造物保存地区
  http://www.city.marugame.kagawa.jp/sightseeing/history/1_1.html

青鬼くんの観光情報-イベント情報など、観光香川のとっておき情報(再掲)
 てくてくさぬき秋 実施中です!

 「てくてくさぬき」の秋は、「さぬき文化祭」をテーマに
様々なプログラムを実施しています。
全98コース実施するまち歩きのほか、文化財遺産の特別公開や、
食文化企画、手業体験や瀬戸内海クルーズなども実施中です。
また、いよいよ秋祭りのシーズンが到来です!香川の秋を楽しんでください。

 ◇てくてくさぬき香川のまつり
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/08.html

 ◇てくてくさぬきホームページ
   http://tekuteku-sanuki.jp/

 ◇てくてくさぬきパンフレット(秋)
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pamph/index.html

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(94)女性廃墟ツアーと妖怪・・・

 二十四節気では、
11月7日に、はや立冬を迎えます。
季節は初冬なのですね。
そういえば、街中に素敵なコートにマフラーの姿、見かけます。
私の大好きな冬、おしゃれの季節です。

 七十二候では、
霜降の次候の霎時施(小雨がしとしと降る)から、
末候の楓蔦黄(もみじや蔦が黄葉する)です。

 10月31日、11月1日のこの土日は、
香川県内各地で様々なイベントが開催され、
後半は雨に祟れましたが、随分にぎわっていました。

 なかでも、直島では、瀬戸内国際芸術祭のキックオフイベント第2弾
「アートとコメの収穫祭」、
松盆栽のメッカである高松市の鬼無では、
第27回きなし盆栽植木まつりなどが開催され、
真鍋知事も、多忙な公務の合間に、出かけられていました。
特に、直島のアートとコメの収穫祭の「アートと食のマーケット」には、
県内はもとより、私の知る限り、
京都、広島、徳島、岡山などからのお店の出店もあり、
随分とにぎやかでした。

 印象に残ったのは、県指定伝統的工芸品である菓子木型の
市原さんの工房にお邪魔できたこと。
伝統工芸士である市原さんには、三越の伝統工芸展で何度かお話させて
いただいていましたが、工房を訪れるのは今回が初めて。
アポなしでしたが、
たまたま在宅して日曜にも関わらずお仕事をされておられ、
またお嬢さんである上原あゆみさんともお話でき、
生和三盆の木型入れ体験という貴重な経験もしてきましたので、
また、機会を見つけてお話させていただきます。

 工房の近くには、「IKUNASU」(イクナス)の店舗もあり、
セレクトされたさぬきの貴重な小品を展示販売しており、
京阪神を中心に県外からのお客様も大勢訪れていました。
意外な拾いものもあり
ゆったりくつろげる空間がありますので、
これもまた機会見つけて詳細に情報発信させていただきます。
 菓子木型に入れて出来上がった生和三盆は、抹茶と一緒にいただき、
おいしかったし、イクナスで試食した
和風と洋風のオリーブペーストにはすっかりはまり、
購入してきました。詳細は、ご期待ください。

 ○菓子木型
   http://ww8.tiki.ne.jp/~kigata/

 ○イクナス
   http://www.tao-works.jp/ikunas/index.html

●お庭の国宝、メディア・ツアーアテンドガイド・・・
 土曜日31日、早朝からメディア関係のアテンドガイド
栗林公園でさせていただきました。
 青森(東奥日報社)、岩手(岩手日報社)、山形(山形新聞社)、
富山(北日本新聞)、福井(福井新聞社)、岐阜(岐阜新聞社)、
長崎(長崎新聞社)、大分(大分合同新聞社)、宮崎(宮崎日日新聞社)、
愛媛(愛媛新聞社)、徳島(徳島新聞社)など、
中には初めて耳にする新聞社もありましたが、
皆さん、最後まで熱心にガイドの私の話を聞いていただきました。
ほんとうにこの場を借りてお礼申し上げます。

 全員男性、各新聞社の幹部職員。
初めて公園に来られた方が大半でしたが、
雲ひとつない秋晴れの爽やかな天気のもと、
園内散策が進むに連れて、
なぜ香川の片田舎にこれほどの素晴らしい大名庭園が造られたのかなど、
たいへん驚かれていました。
 新聞社の方、いわゆるブンヤさんですから、
見たままの公園の素晴らしさはもとより、
その背後にある歴史や文化のお話を中心にガイドさせていただきましたが、
入園前は、初めての方は、文字通りただの公園と思っていた方も多かった中で、
次第に歴史的にも文化的にもかなりの深さがあると思っていただき、
メモを取る方、質問される方も増えてきて、
語りもゆっくり目に話すこととなりました。
おかげで、予定の時間もすっかり延びてしまって、申し訳なかったです。
 
 この中の数社でも、地元新聞に栗林公園の紹介記事を書いていただければと
張り切ってガイドさせていただきましたが、
おかげさまで、別れ際に電話取材依頼のお話が3件ほど
入ってきて、うれしかったです。

 でも、一番うれしかったのは、地元四国新聞と
四国の各新聞社の皆さんの反応です。
特に、公園には今まで何度も足を運んでいる方もいて、
その方から、
「ここの庭はほんとうにすごい。今まで何を見ていたんだろう・・・」
との言葉です。ガイド冥利に尽きます。

 掬月亭では、茶の湯や数寄の話もさせていただきましたが、
あとは掬月の間で、畳の上に大の字になってしばらく寝っころがって
いただきました。
中には、すぐに気持ちよく寝息を立てる方もおられて、
ほぼ全員の大の字姿が、記念写真になってしまいました。(笑い)
もし記事になりましたら、またご紹介させていただきます。
お楽しみにお待ちください。

 前日の金曜日は、帰宅が遅かっただけに、
土曜の朝の早起きは堪えましたが、
それでもあれだけ喜んでいただけ、
疲れが吹っ飛ぶどころか、元気エネルギーももらって、感謝です。


●女性のおひとりさま旅行
  歴女が、さらに、廃墟ツアーへ

 テレビゲーム「戦国BASARA」から巻き起こった歴女ブームは、
衰えるどころか、いまや大きな旅行界のエポックメーキング的な
動きとなってきています。
戦国時代の武将の名を借りた陣取り合戦ゲームは、
名前だけが、片倉小十郎(宮城県白石城主)、石田三成(彦根市佐和山城主)、
そして高知の長曾我部元親など武将の名ですが、
姿かたちとも似ても似つかぬ超イケメンの、
それも未来兵器を駆使したウォーズゲーム。
ゲームの参加者である若い女性たちが、ゲームの世界になぜか飽き足らず、
なんとゲームを飛び出し、戦国武将に逢いに行き始めたのが、
今から、5、6年前。
そして、誰にもこんな現象は考えれなかったです。

 最近は、「逢いにいく」がキーワード。
昨今の仏像ブームも異常ですが、特に興福寺の阿修羅像などに
象徴されるように、ほとんどの皆さんが、
仏像を見にいくのではなく、「逢いにいく」と答えてくれます。

 かつては、わけありだろうということで、
トラブルに巻き込まれたくない旅館側が、
女性の一人だけの宿泊は受け付けなかったという時代もありましたが、
今は、女性のお一人様旅行が大人気となっています。

 そして、時代は、廃墟ブーム。
廃墟に旅行?なぜって、大勢の方が思うでしょうね。
でも、わけを聴けば納得。
全国には至るところに、かつての時代の繁栄の象徴でもあった、
ホテル、旅館、病院、学校、ホテル、劇場、交通施設などが
適切な撤去なく、建物もそのまま放置され、
傷むにまかされている施設がなんと山ほどあります。
中には、町全体がゴーストタウン化して、何時崩れてもおかしくない
ものもあります。
そういえば、香川にもいくつかこのようなところがあります。
でも、そこに最近、大勢の若い女性が詰め掛けています。
いわゆる廃墟ブームです。
長崎県軍艦島(端島)などが、その典型例です。
書店には、実はもう数年前から、廃墟の月刊誌た特集号が、
何冊も並んでいるのをご存知でしたか。
では、なぜ廃墟?ですが、
答えはこうです。

 廃墟は、当然ながらそこだけ時が止まったかのように
何時までも変わらない姿があります。
人気もなく、手もつかず、クローズされた時のままの姿が
現在も続いています。
ドッグイヤーと言われ、好むと好まざるとに関わらず、
慌しい社会の荒波や時間のあまりにも速い流れに
いつの間にかついていけずに立ち往生している人たち、
あるいは少しその流れから身を遠ざけたいと思っている人たち、
そういう人たちが、実は廃墟を訪れ、
そこだけは変わらずにまるで時間が止まっているかのように
迎えてくれます。なぜか、止まっている時間を感じて、
ほっと心が安堵します。落ち着きます。
そして、本来の自分自身を取り戻すことができる人が多いようです。
うそのような本当の話で、でもなんとなく理解できませんか。
 全国には、シャッター通りと揶揄されている
商店街があまりにも多いです。
日本全国同じようにズッコけるというのは、
それだけ地域に主体性、独自性がなかったということの証左で、
考えることをしなかった反動がきています。
今こそ、過去を反省して、その地域のオリジナリティや
おもてなしでお客様に情報発信してお迎えすべきだと思います。
廃屋や廃墟を片付けて、更地にして新たなハード施設を建設してというのが
今までのお金があった時のやり方、
しかし、今は潤沢な予算がありません。
何とか工夫して、地域らしさを出して、
お客様を迎え入れる工夫が大切です。

 県内にも廃屋廃墟やシャッター通りと揶揄されるところがと言えば、
皆さんそれぞれ思いあたるところがいくつかありますが、
もう一度、活用できること、シャッターを開いて、
お店をまず空けることなど、人が集まる工夫し、
心底からのおもてなしをすれば、絶対にお客様はきてくれるはずです。
 大分県豊後高田の昭和の町は、
廃屋や廃墟ではないけれども、すっかりお客様が少なくなった
絶望の淵から這い上がってきた小さな、しかし地元の方たちの
熱い思いがひしひしと伝わってくる町です。

 そのためには、その地域の人たちが元気にならないといけませんし、
まずは言葉によるおもてなしが出来ることが、最低の要件となってきます。

 想像してみてください。
皆さんが知らない町で、列車を降ります。
寂れた町です。何と言って取り立てて言うほどのものもありません。
でも改札口を出るときに、「ありがとうございました!」の一言。
駅舎で座っているお年寄りと眼があって、
「どこからきたんな、ゆっくりしていきや」とのやさしい声かけ。
ウロウロしていると、「何かお探しですか?」との言葉。
駅前のタクシーに乗りこむと、運転手が
「ご乗車ありがとうございます。本日運転をさせていただく、
 ○○会社の××です。どちらに行かれますか?・・・」
ここまでくると、この町はいったいどうなっているのだと、
うれしくなってきます。
挨拶がここまでしていただけると、町が好きになってしまいます。
いままで何度も語られてきたと思いますが、
旅は人生と同じ・・・。
人の出会いこそが、人生であり、旅だと思っています。
どんなおいしいご馳走も、素晴らしい景色も、
無愛想なおもてなしでいっぺんに醒めてしまいます。
しかし、食が貧しく、景色もいまいちでも
素敵なおもてなしによって、心が暖かくなります。

 観光は、周回遅れの地域も、工夫次第では
トップランナーになれる可能性を秘めています。
だから面白いです。
逆に、トップランナーから、油断すればいつでも最下位にまで
落ちていくから怖いです。
廃墟が、廃屋が、シャッター通りが、工夫次第で
トップランナーになれることへのチャレンジ、したいです。
それには地域ががんばること、地域に火をつけること・・・。
観光は、だからこそ面白いです。


●日本航空機内誌「SKYWARD」10月号
 浅田次郎連載エッセイ「つばさよ つばさ」第79回
 「話にもなりませんわ」

 浅田次郎の好評連載。読んでみてください。これはひどいです。
そして、今回は浅田氏の怒りはもっとも。浅田氏がかわいそうです。
でも、これが観光地の実態だと思います。
情けなくなりますが、多くの観光客をみすみす逃しているのでしょうね。


●これは面白い・・・妖怪展!
 香川大学は1950年に創立されました。、
大審院の判事を勤めたこともある
香川大学初代学長である神原甚造氏は、その蔵書コレクションを
香川大学に寄贈していますが、その内容を見てみますと、
今回の妖怪シリーズのように
判事、学長のイメージとは程遠いものがあります。
それにしても、資料の整理も行き届いていて、
香川大学図書館長もびっくりされています。

 私も、31日午後この妖怪展と、
「妖怪図鑑の誕生」講演を聴いてきましたが、なかなか面白かったです。

 江戸時代18世紀に誕生した妖怪図鑑は、
世相を反映して、風刺に妖怪を活用したものが多いようです。
妖怪がこの世に存在しないことはわかっているが、
いないことをいることにして楽しもうという江戸っ子の楽しみは、
政治にあまりに冷ややかで虚無的な現在よりも、
そのセンスのよさや熱き思いが伺えます。
妖怪の存在を信じていなかったからこそ、
様々な妖怪が描けたようです。

 天狗や河童も妖怪の一種なようです。

 講演された兵庫県立歴史博物館の学芸員は、
妖怪学は、妖怪自体の研究以上に、
背後の人間を研究する学問であるとの説明は納得でした。
現在のポケモンも妖怪学の対象だそうです。
面白いですね。

 香川大学図書館(高松市幸町香川大学教育学部キャンパス内)3階では、
11月7日まで、神原文庫資料展「妖怪展」PART2で、
妖怪に逢えますので、ぜひともお出かけください。
入場料無料です。
会期中は無休で、9時~16時45分までです。

 そして、すごいのは、妖怪展受付で、
10年近く前から始めたこの神原文庫資料展の歴代のパンフレットが
いただけます。これはよかったです。
ある範囲の資料ですが、全資料気持ちよくいただきました。、
これほどのサービスはありません。
 
 偶然ですが、天満屋高松店でも、5階画廊ギャラリーで、
水木しげる妖怪展が開催されています。
気になるのは、日本の代表的な妖怪である「こなき爺」が
徳島県ではなく、愛媛県の妖怪として紹介されていることでした。
つくりものの世界ですから、
正解はないと思えばどってことないのですが・・・。
気になります。
 また、香川の代表的な妖怪が「高坊主」というのを初めて知りました。
ご存知でしたか?
小麦の穂が実る頃に出現すると言われ、
その妖怪を見れば見るほど
背が伸びるので高坊主と言われているようですが、
ここにもうどんの陰が・・・。(笑い)

●観光情報発信!
 ①お勧めです・・・第5回 あ・うんの数寄 海の大茶会
               ぐる~り瀬戸内さ~どうぞ
  主催・・・中條文化振興財団
  日時・・・平成21年11月8日(日)
  参加費・・・大会専用のチャーター船、シャトルバス代込み
        点心席1席のみ、茶席は自由
        このほか香席、コンサートなどもあるます。
  範囲・・・高松市サンポート周辺、小豆島、直島、女木島

   戦前の大茶会が復活して4年。
  規模も回を重ねるごとに大きくなり、今回は島々に焦点。
  ぜひご期待ください。7千円以上の価値、十分です。安いです。
  お得です。

  問合せ先 財団まで(087-826-3355) 


 ②屋島寺奉納サヌカイト演奏会のお知らせ
  源平の里「庵治・牟礼・屋島」アートビレッジART FESTA
 芸術祭 参加イベント

  日時・・・平成21年11月14日(土)17時~18時
        雨天時 11月15日(日)17時~18時
  場所・・・屋島寺本堂前
  アーティスト・・・臼杵美智代
  主催・・・ギャラリーアコスタージュ


③青鬼くんの観光情報-イベント情報など、観光香川のとっておき情報
 てくてくさぬき秋 実施中です!

 「てくてくさぬき」の秋は、「さぬき文化祭」をテーマに
様々なプログラムを実施しています。
全98コース実施するまち歩きのほか、文化財遺産の特別公開や、
食文化企画、手業体験や瀬戸内海クルーズなども実施中です。
また、いよいよ秋祭りのシーズンが到来です!香川の秋を楽しんでください。

 ◇てくてくさぬき香川のまつり
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pickup/08.html

 ◇てくてくさぬきホームページ
   http://tekuteku-sanuki.jp/

 ◇てくてくさぬきパンフレット(秋)
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/pamph/index.html

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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