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(89)ちょっといい話

 二十四節気では、
9月23日の秋分を過ぎ、
七十二候では、
次候の蟄虫坏戸(虫が土中に掘った穴をふさぐ)の候から、
末候の水始涸(田畑の水を干し始める)の候です。

 クルム伊達公子さんが、13年ぶりに女子テニスツアー
コリアンオープンで優勝しました。通算8勝目。
1996年に世界4位というランカーで引退し、
世界の檜舞台に再チャレンジ。
39歳という史上2番目の高齢優勝で見事な復活。
心から拍手を送りたいです。

 イチローを始め世界の大舞台で活躍する日本人、
私たちが、日本と言う国を意識する瞬間。
これからも大いにがんばってほしいです。

 こちらスケールは大分小さくなるけど、
26日、27日と、高松での大道芸人の熱演見てきました。
サンポートのデックスガレリアと丸亀町壱番街ドーム下の2箇所で
5組の大道芸人が、大熱演。
 笑いと芸の素晴らしさは、
汗の飛び散りが真近かに見えるほどの場所でのパフォーマンス。
一昔前までの泥くささはなく、洗練された芸に対しては、
惜しみなく観客から拍手が送られていました。

 しゃれっ気たっぷり、シュールな女性「加納真実」、
コミカルで芸にも優れた2人組の「FUNNY BONES」、
女性1人で巧みに男女2人を同時に演じる「バーバラ村田」、
(彼女の演技には、切なさとおかしさが混じって心が動かされました)
その他中国雑技芸術団、ブラノワなど、
高松の通行人を釘付けにしていました。
 どの芸人さんも、200人以上の観客をそこに立ち止まらせて
最後まで魅せていました。
演技終わってからの投げ銭も、皆さんどんどん投げ入れていましたので、
ホクホク顔でした。
今後も、集客パフォーマンスとして、
ドンドン見せてほしいものです。
ほんとうに生の迫力、観客との掛け合いなど、
ストリートの魅力盛りだくさんでした。

讃岐三白 綿(棉ともかく)
 今まで、砂糖、塩と続きましたで、今回は、
讃岐三白最後の「」の話をさせていただきます。

 綿を衣類として使用したのは、
インダス文明、古代インカ帝国であり、
黄河文明では絹、エジプト文明では亜麻と言われています。
国内では、綿の栽培普及は室町時代から始まりました。

 香川では、1587年から讃岐を治めている生駒親正が、
朝鮮出兵から持ち帰ったようで、讃岐ではこの頃から、
綿栽培がら盛んになりました。
「小物成」(1642年、1643年)には、
高松藩には棉作地帯が多くあったと記録されています。
1695年(元禄8年)、丸亀藩において、
夜間の「綿打ち禁止令」が出されたようで、
深夜の騒音が相当やかましかった証左でもあります。
高松藩では、5代藩主頼恭が保護奨励しましたし、
特に、丸亀藩や支藩である多度津藩でも、大阪方面に出していたようです。
丸亀藩においては、幕末には藩による売買の専売制を強めています。

 江戸時代終りの天保期においては、
「丸亀繁盛記」で、
「国々へ積み出す雪綿は、大阪屋与吉郎が門前に山をなし、
夕陽に照らされては、比良の高根を争う景色」とまでも記述され、
盛んな綿の積み出し風景が眼に浮かびます。

 後、丸亀の商人(太田岩蔵・高貴清八)が、
かせ糸業独占を藩からもらって、事業を独占化し、
丸亀藩には運上金を収めるシステムになり、
丸亀藩は、城下にかせ糸小寄所(綿を糸に加工)を設置し、
保護奨励したようです。

 豊浜町でも、幕末には盛んになり、
川口(現豊浜港)からたくさんの綿が積み込まれて出港していました。

 明治の後半になって、紡績機の機械化が進みましたが、一方では、
海外産の方が、綿糸が長い、価格が安価、機械化に適しているなど、
原綿の輸入が増え、国内生産が急速に減少し続け、
昭和37年の2haを最後に県内での営利栽培は終了しました。
全国的には、当時、静岡県と鳥取県の4haのみとなりました。
そして、その時から、県内における営利目的による綿花栽培は
なくなりました。

 木綿の魅力は、
 ①肌触りのよさ 絹のように冷たくはなく暖かい、
  やわらかさと摩擦の心地よさ
 ②染が容易   染織技術の進歩
         絣(かすり)、縞(しま)、型染め、絞り、筒描きなど
         草木染めのやさしい色つかい、肌触りのやさしさ 

 現在、豊浜地区では、子供たちの綿花栽培経験ということで、
数件の農家が綿花栽培を行っています。

 また、観音寺市の豊浜ちょうさ会館の隣には、
豊浜町郷土資料館があり、
中に入ると、綿や綿栽培の資料が山のようにあります。
ほとんど立ち寄る方もおられないようですが、
ぜひとも一度覗いてみてください。

●ちょっといい話2題
1 鉛筆のプレゼント
 アフリカやアジアの恵まれない子供たちに、ノートと
鉛筆を送ろうとの先生の提案に子供たちも大賛成。
それじゃ、ノートは学校で用意するから、
鉛筆は皆さんの家にあると思うから、
児童の皆さんが持ってきてください、
未使用の鉛筆を一人3本ずつ持ってきてくださいと・・・。
子供たちは、わかりましたと、翌日それぞれが自宅から鉛筆を3本ずつ
持ってきました。
 でも、一人の児童だけが、どうしたわけか、未使用の鉛筆ではなく、
3本とも、鉛筆の先が削ったものでした。
 先生は、その児童の鉛筆を見て、
(そうだったんだ、この児童の家庭は、少し経済的に恵まれていない
 家庭で、未使用の鉛筆がなかったから、使用している鉛筆を
 持ってきたんだ。貧しいけれど、心のやさしい子供だ)と思って、
先生は、他の児童にそれがわからないようにさっと児童から
鉛筆を受け取りました。
 鉛筆を児童から受け取った時に、その児童がにこっと笑ったので、
先生は、なぜかほっと心が安堵するのを感じたのでした。

 夕方、その先生が学校から帰ろうとすると、
貧しくてでも心の優しい使用済みの鉛筆を持ってきた子供と
偶然出会って、先生が子供に、
「今日はありがとう。鉛筆持って来てくれたんだね。
 おうちには未使用の鉛筆はなかったけど、ちゃんと持ってきてくれたんだね。
 たとえ、未使用でなく使用していても、あなたの優しい気持ちはきっと、
 その鉛筆を受け取った外国の子供たちは、喜んで大切に使ってくれるよ。
 気持ちが一番、あなたの優しい気持ちが一番。ほんとうにありがとう。」
しかし・・・・。

 子供は、先生の言うことが理解できないのか、怪訝な顔。
しかし、すぐに笑顔に戻って、
「先生、アフリカやアジアの子供たちは、家が貧しくて、
 食べるものも十分食べられなくて、だから、ノートも鉛筆も
 ないかもしれないね。だから、私の鉛筆、使ってもらったら、
 とってもうれしい。
 きっと、貧しいから、鉛筆削り機もないのだろうなあ。
 だから、私、鉛筆削ってきたんだよ。」

 先生、「えっ・・・」

 私は、この話を聞いた時に、体から熱いものがこみ上げてきました。
このまま大きくなって、素敵な大人になってほしいです。

2 子供は宝
  子供は宝・・・。確かに自分の子供はかわいいと言う人は多い。
 そういう意味で「子供は宝・・・」というのは、よくわかる。
 しかし、そういう狭い意味ではなく、子供は私たち大人全員の宝。
 もし、この世から子供がいなくなったら、どうだろうか。
 他人の子供でもいい、子供がいるから、私たちの子孫が、
 また次の世代を作り出す。そして、次の世代にバトンタッチ。
 自分たちの時代を引き継いでくれるから、将来に希望が持てる。
 子供がいない世の中。自分たちの世代が消滅すれば、それで終りでは、
 希望がないだろう。きわめて自明の理だが、しかし「子供は宝」。
 みんなで大切にしたいです、世界の子供を・・・。


●金子みすゞ
 私が大学時代に、彼女の詩を読んで感激したのを今でも鮮明に
覚えています。
世の中にこれほど優しい人がいたのかと・・・。
彼女の優しさは、感じたものの心をほんとうに癒してくれます。
そこには、現代社会に欠けてきているものが、見え隠れしています。
多くの方は知っているとは思ったのですが、
私より若い人は、彼女のことをほとんど知らないということが、
最近わかって、少しでも彼女の魅力、優しさをお伝えできればと思って、
しばらくの間、ご紹介させていただきます。
知っている方も、しばしお付き合いください。

 金子みすゞさんは、大正時代末期から昭和初期にかけての詩人です。
不幸にも最後は幼い娘がいながらも、
主人とのトラブルなどで最後は、自ら命をたったのでした。享年26歳。
私の大好きな詩人のうちのひとりです。
彼女の詩を皆さんはいくつ知っていますか?
彼女の視点は、眼からうろこが落ちるほど、はっとします。
これからは少しづつ紹介してみます。
きっと、彼女の優しさに触れて、心が落ち着きます。

◎大漁
 朝焼け小焼けだ大漁だ
 オオバいわしの大漁だ

 浜は祭りのようだけど
 海の中では何万の
 いわしの弔いするだろう


◎わたしと小鳥と鈴と
 わたしが両手を広げても
 お空はちっとも飛べないが
 飛べる小鳥はわたしのように
 地べたを早くは走れない

 わたしが体をゆすっても
 きれいな音は出ないけれど
 あの鳴る鈴はわたしのように
 たくさんな歌は知らないよ

 鈴と小鳥と それからわたし
 みんな違って みんないい


●情報発信
 てくてくさぬき、秋のまち歩きスタートしました
詳しくは、下記のURLをご覧ください。

  http://www.tekuteku-sanuki.jp/teku_menu/index.html

 今回もご一読ありがとうございました。
1週間、お元気でお過ごしください。 
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(88)シルバーウィークにあれこれ

 二十四節気では、
月日の経つのは早いもので、
9月23日には、秋分の日を迎えました。

 七十二候では、
初候の雷乃収声(雷が鳴り響かなくなる)の候から、
次候の蟄虫坏戸(虫が土中に掘った穴をふさぐ)の候です。

 醤油製造関係者からメールいただきました。
「気温の低下とともに、8月末から、「かけうどん用のつゆ」の注文が
 増加しました。消費者の季節感だと思います。
 ちなみに、「ぶっかけうどん用のつゆ」は、
 4月から気温の上昇とともに、増加します。」

 教えていただければなるほどと思います。
メール、ありがとうございました。

 さて、初めてのSW(シルバーウィーク)、いかがお過ごしでしたか?
いつから、SW(シルバーウィーク)と呼ばれるようになったのかと思い、
調べてみましたら、
実は、映画関係者が、映画全盛期の1950年代から1960年代に、
春のGW(ゴールデンウィーク)を定着させた勢いをもって、
1960年代の後半から、秋にSW(シルバーウィーク)を設定して、
映画を見ようとPRしたのが始まりのようです。
 しかし、肝心の休みがうまくつながらず、
当時、いまひとつ盛り上がりにかけ、
いつのまにか消えかかっていました。

 ところが、昨年、三菱電機ビルテクノサービスが
SW5連休の呼称募集の調査を実施、
その結果をテレビで発表、
第1位は、SW(シルバーウィーク)でした。
 その後、そのSWを旅行代理店が一斉に使い始めて、
急速に広まったようです。
しかし、残念なことに、今回のような5連休も
現行のいわゆる祝日法が変わらない限り、
2015年までは、5連休はありません。
すみません、夢を壊して申し訳ないです。(笑い)

 各行楽地も、春のGW(ゴールデンウィーク)ほどではないにしても、
にぎわったところが多く、私もこの連休は
できるだけ観光地などを廻らせていただきましたが、
高速道路の渋滞には、結構巻き込まれて閉口しました。
途中のSAにも寄り、観光情報端末機利用状況や、
レストランでの観光客の皆さんからのお話などを聞きましたが、
やはり関西方面のお客さんが非常に多い印象を受けました。
ほとんどが日帰りで、
でも四国は今まで橋の料金の高さがネックになっていて、
来たくてもなかなか来れなかったようですが、
料金が千円になって、
気軽に来れるようになったということでした。

 奈良や京都からの方などは、
瀬戸内海の夕焼けを見に来ましたと言う方が
何人もおられて、普段皆さんに夕焼けは特に勧めていてうれしい反面
しかし関西かわざわざ来てくれているということで驚くとともに、
どこでその情報を手に入れましたかと聞くと、
テレビや雑誌、友達からという方が多かったです。
 瀬戸内海の夕焼けは、評判がよく、
ビュースポットもいくつか教えてあげましたところ、
喜んでいただけました。
そういえば、奈良や京都の方にとっては、海に沈む夕焼けなど
普段は眼にすることはないのですね。
私たちには当たり前のことでも、彼らにとってはとても新鮮で、
大自然のパノラマが見れて、香川の人がうらやましいですと、
述べられていました。
 何組かの方には、
小豆島のサンセットシーカヤックを教えてあげましたが、
ぜひとも、日を改めて来たいと感謝されました。

 各SAには、
観光情報端末もインターネット利用でということで設置していますが、
しばらく見ていましたが、
利用率は芳しくなく、
香川県や県観光協会のウェブサイトを見れても
何を調べようかとはっきり決まっている方には使いやすいですが、
私はどこへいけばいいんだろうというような、
目的が決まっていない方には、
すこぶる使いにくくなっているようです。
ちなみに、各SAには、係員が対応するインフォメーションコーナーが
ありますが、こちらの方で必要情報を手に入れる方が多く、
また会話を通じてなので、いわゆる「痒いところに手が届く」式の
情報収集ができていて好評でした。
それにしても、SAなどでは、うどんを筆頭に
お土産物がよく売れていました。

 そのほか、引田の讃州井筒屋敷やとらまるパペットランド、
白鳥温泉を中心に、東かがわ市まちづくり観光にぎわい感謝フェアに
出かけてきましたが、
引田では、ガイドの方がとても親切だったこと、
さらには街を抜ける風の心地よさはなんとも言えませんでした。

 仁尾町では、第12回仁尾八朔人形まつりも行われていましたが、
かつて平成15年にふるさとグランプリ日本一の栄冠に輝いた翌年の
賑わいに比べれば、かなり集客は弱くなったとの印象はありましたが、
それでも、ここも連日地区の方が各ポイントに出ての道案内や
種々のサポーターの役割は、街で、地域でがんばっている思いが
感じられてよかったです。
ほんとうに皆さん、お疲れ様でした。
仁保城跡 仁尾八朔人形まつり 仁尾雛人形
仁保城跡          歌舞伎 児雷也       仁尾雛人形
 このほか、第24回萩まつり(大野原町の萩原寺ほか)、
国営讃岐まんのう公園コスモスフェスタ(11月8日まで)、
瀬戸内海クルーズ「瀬戸の夕景・海散歩」、
屋島四国村、栗林公園
そしてこんぴらさんなどに、大勢の観光客が
つめかけていました。

 瀬戸内海クルーズは、前半天気もよくて、
素晴らしい夕焼けが望め、お客さんは満足のようでした。
クルーズは、10月25日までの土日祝日の夕方
(9月は17時30分発、10月は17時発)となっていますので、
まだの方は、ぜひお試しください。
詳細は、下記のウエブサイトをご覧ください。

  ○瀬戸内海クルーズ
  http://www.tekuteku-sanuki.jp/tts/info261.html

 県内のうどん店もにぎわっていましたが、
特に今回は、高松市内の「竹清」さんが大人気で、
連日長蛇の列、
長い時には、私が確認しただけでも、
店の前からずっと東に列をなして、
100メートル以上離れた英明高校の前まで、
列ができて、300人を超える人の列。
その列は、午後3時前でも、
短くはなったものの、店外で列が残っていました。
近くの人気うどん店、「さか枝」さんも「松下製麺所」さんも
にぎわっていましたが、
今回の「竹清」さんのような長蛇の列はなかったです。
人気歌手福山雅治のお気に入りのお店という以上に、
今回の休みは大人気でした。

 今回は、連休でしたが、日曜日以外は、
通常営業しますというお店が多かったので、
多くの観光客が、うどん店巡りで
レンタル自転車で走っていました。
 ただ、市内の数軒のうどん店でお話を聞いてみますと、
観光客の皆さんは、3,4軒うどん店をはしごするので
かけうどん小(一玉入り)を2人で分けたりするなど、
複数のもので、単品を分け合うというスタイルが多く、
お店としては、行列の割には商売にならないと、
県民のように豪快に食べてほしいと話されていました。

 一方、栗林公園では、
23日香川大学シニアカレッジが開催され、
県外からの50歳以上で応募のあった方に対し、
公園ガイドと、公園を通して考える日本文化について、
お話させていただきました。
皆さん、最後まで熱心に聴いていただき感謝です。
 公園ガイドとお話と、最後は、これはサプライズ企画で
当日皆さんには予告なくお連れしたのが、
高松市内の扇町にあります重森三玲作庭の茶庭と茶室、それに
三玲好みに内装を変えた江戸時代後期の書院などの増井邸。
当然ですが、今回私を除く全員が初めてであったため、
ほんとうにサプライズとなり、たいへんな驚きで、
また大学関係者も大学の近くにあり存在は知っていたけど、
まさかこれほどすごいとは思っていなかったと口にされていました。
私も改めて、素晴らしさに感動、
まさに参加者全員が、このサプライズはよかったと
喜んでいただき、企画者として、安堵しました。
栗林公園で、あと1時間時間があったので、
掬月亭で横になって、自然の風を感じながらの至福の時をとも
思いましたが、全員が知らないところにご案内するのも
乙なものかなと心密かに思いましたが、よかったです。

 岡山が生んだ偉大な作庭家である重森三玲
「永遠のモダン」をコンセプトにした庭は、
世界最大の大名庭園である栗林公園との対比がさらに拍車をかけ、
満足度がかなり高かったです。

 増井家も、増井さん夫妻に、お茶の先生である妹さんも応援に
駆けつけていただき、素敵な解説とわざわざ前日に、
おもてなしのお茶用の水を、高知県の高原まで汲みに行っていただき、
水道の水とは全然違うおいしさに、
これだけでも、参加者は大満足でした。
ほんとうにおいしくお茶を、季節感溢れる生菓子もいただきました。

 香川大学シニアカレッジ。
公園ガイドと
日本文化(能と茶の湯と日本庭園)のお話、
そして増井邸でのおもてなしと、
約6時間コースではありましたが、参加者の数人からいただいた
「あっという間に時間が経った・・・」という素直なお言葉が
なによりもうれしかったです。
香川と能、香川と茶の湯の深いつながりなど、
一生懸命に勉強した甲斐がありました。
こちらが感謝です。

●情報発信
○朝日新聞・日本経済新聞別冊「ビジネス香川BK」9月下旬号
 9月17日掲載「讃岐のほんまですか?」

シリーズ2 さぬきうどんのこだわり

 瀬戸内の温暖で雨の少ない気候に恵まれて、
二毛作で栽培されてきた小麦、瀬戸内海の塩、そして、
日本一おいしいと言われている伊吹島周囲のいりこなど、
さぬきでは、小麦、塩、水だけで作るうどんが生まれ育つ環境や要素は
昔から十分にあった。
 しかし、意外なことに、
「生めん類の表示に関する公正競争規約」(事業者団体等の自主規制)で、
「名産、特産、本場、名物」等を表示する場合以外は、
「さぬきうどん」の定義や作り方で、
これでなければいけないというものはない。
原材料を香川県産には限っていなく、土三寒六常五杯などの口伝はあるが、
塩加減も厳密には定義されていない。
 また、県人経営、県内経営するなどの要件もない。
麺の太さ、長さ、固さ、噛み心地、だし(いりこか鰹節か昆布)についても、
制約がない。しかし、されど「さぬきうどん」なのである。
 今年2009年1月に日経リサーチが地域ブランド力調査結果を発表、
全国の名産物390ブランドを対象に、高くても購入したい、
ぜひとも知人に贈ってあげたい総合ランキングで、
なんと「さぬきうどん」が、2位を大きく引き離してダントツ第1位で
選ばれたのである。まさに恐るべきさぬきうどんである。

 私たちが、「さぬきうどん」のPRパンフレットを作ろうとした時に、
各うどん店は電話番号の掲載にはたいへん消極的だった。
目の前にいるお客様をまず優先したいので、
忙しい時期に電話対応はできにくというのがその理由であった。
 毎日通ってきてくれるお客様を大切にしなければいけないという
こだわりのある店は、ほんとうにおいしいさぬきうどんを
提供してくれる。お店の経営者との何気ない会話、
田舎で看板もないお店を探す楽しみとともに、
このそれぞれのさぬきうどん店の経営者のこだわりこそが、
「さぬきうどん」の魅力なのである。

                        以上が掲載記事でした。
●情報発信
○うまいやん!元祖かっしゃ焼き
  たこ焼きとは一味違います。

 かつて、コトデン長尾線終点の長尾駅前で
名物になっていた「かしわ焼」。
当時は、おばちゃんが一人で切り盛りしていた
なつかしきお店の味。
 現在は、
学校帰りに毎日寄り道しては食べていたことが忘れられず、
とうとう当時のお客がさんがお店をオープンしました。
通称「かしわ焼」。
 当時は、多くの利用者が「かっしゃ焼」と呼んでいたので、
愛称をそのまま店名にしたようです。
昔のままの味をうまく生かしつつ、さらにおいしさを求めて、
改良を重ね、パワーアップした味に仕上げています。
カレー味のかしわ肉はほんとうに美味いです。!!

 現在お店は、長尾店、香川大学教育学部正門前、
コープ栗林近くの高架下店があります。
一度ためしにお食べください。
はまります。
これも香川の新しい味として、売っていきたいです。

 経営者の真鍋くんは、
今年の4月に、若者の香川PRイベントを、数人の若者と立ち上げ、
成功させたガッツある青年です。
私も彼らの熱意に打たれて、そのイベント
「おいでまいフェスタ」の総合MCを引き受けました。
出店したお店のほとんどの方が、
彼らの熱意にほだされたと異句同音。
これからの香川を支える青年になってほしいです。

   ○元祖かっしゃ焼きの詳細は・・・
    http://www.kassha-yaki.jp/

○第18回獅子舞フェスタ
 9月26日(土) 17時50分から、
三木町総合運動公園内の野球場で開催されます。

 けっこう面白くワクワクするお祭りです。
一度も見られていない方は、ぜひお勧めします。
 
  ○第18回獅子舞フェスタ
   http://www.town.miki.lg.jp/section/sangyo/shishimai.html

 獅鼓舞も結構見頃感あります。
ご家族で、気の置けない仲間とお出かけください。

○第1回高松大道芸フェスティバル開催されます!
 高松では、昨年から、高松初の大道芸がぼつぼつ見れています。
しかし、高松に限らずまだまだ地方都市では、
本格的なプロの大道芸はもの珍しく、
まるでカメラを知らない地域の人々が、
最初は遠巻きに見ていて、次第に関心を持って、
恐る恐るカメラに近づいてくるのとまったく同じような動きで、
この大道芸に対しても、遠巻きで関心を持って
面白そうだということで、
近づき芸に感動して拍手をいただけています。

 その大道芸が、実はこのたび、
高松市丸亀町商店街新興組合と
高松丸亀町まちづくり株式会社主催の
第1回高松大道芸フェスティバルとして、
本格的に高松に登場します。

 パントマイムあり、ジャグリングあり、パペットパフォーマンスあり、
雑技ありで、すべてプロの技ですので、
ぜひご覧いただきお楽しみください。

  http://www.kame3.jp/info/event/

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(87)月も雲間のなきは、嫌にて候!


 二十四節気では、
先週、白露 を迎えています。

 七十二候では、
次候の鶺鴒鳴(鶺鴒(せきれい)が鳴き始める)の候から、
末候の玄鳥去(燕が南へ帰って行く)の候です。

 ○鶺鴒とは・・・水辺に棲む鳥類の1グループです。
  セキレイは、
 日本神話の男神であるイザナギとその妻で女神であるイザナミの
愛のキューピットとも言われています。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4
鶺鴒


●月も雲間のなきは嫌にて候
 深夜も1時を過ぎると、
もう東の空には、冬の星座であるオリオン星座が見えてきます。
その頃は、山の端にかかるように見えますので、
とても大きくダイナミックです。
寝る前に窓を少し開けて、覗いて見てください。
季節は、私たちが意識する、しないに関わらず変化しています。

 明るく輝く、真ん丸い満月も神々しくて美しいですが、
日本人が伝統的に美しいと評価しているものは、
「月も雲間のなきは嫌にて候」と、
侘び茶の祖である村田珠光が述べているように、
雲間に絶え絶えに見え隠れする不完全な月の美しさなのです。
まさに、「不足の美」なのです。

 「月も雲間のなきは嫌にて候」、
この言葉は、能楽師の金春禅鳳(こんぱる ぜんぽう)の
談話集「禅鳳雑談」の中で、
彼が崇拝する村田珠光の言葉に同感したということで、記されています。
確かに一点の曇りもなく、くまなく輝きたる満月も、
円満具足の美でいいのですが、
もっと美しいのが、完全ではない雲間の月であるという意味です。

 ところで、村田珠光自身については、
実はもしかしたら彼は存在しなかったのではないかと
思われるくらい、彼についての記録がほとんど残っていないのですが、
千利休らが、村田茶聖こそ、侘び茶の創始者と言っているので、
ここではそうしておきます。

 珠光は、一休さん(一休宗純)に出会ったことから、参禅して、
お茶と禅宗の融合を図っていったのは、旧知のことです。

 おそらく一休禅師や村田珠光の周辺には、
能、連歌、茶の世界に共通する美の意識があったものだと推測されます。
完全な美を志向するのではなく、
不足の美、余白の美しさを追求することこそ、
彼らがめざすものであり、お茶の世界では、
当時の豪華な書院の茶に対する粗相の茶を目指したのでした。

 書院の床と言えば、床に紙を貼り、
その上に山水画の水墨画などを描いたものですが、
珠光は、白紙の鳥の子紙を貼っただけにして、
「やつしの美」を表現しています。
利休の師であり、珠光の弟子である武野紹鴎は、
さらに革命的であり、
鳥の子紙を剥ぎ取り、土をじかに見せることにしました。

 侘び茶は、こう書くと、
如何にも物理的な貧しさのようにも思えますが、
これは、不足の美を求めるものであり、
実は、「侘び」というのは、むしろそういう心境や境地を指すものだと
思われます。

 栗林公園で外国人を案内していると、
日本文化にやたら詳しい人にであったりしますが、
彼らはほんとうによく勉強しています。
美とは、完全なもの、均整のとれたもの、左右対称な
シンメトリーなものなどと考える欧米人やイスラム人にとって、
日本文化を代表するようなこのような「不足の美」は、
違和感を覚えるようでもありますが、
しかし憧れるものでもあるようです。
公園での英語ガイドは、
ほんとうに異文化コミュニケーションの楽しみがあります。

てくてくさぬき「秋」スタート!
 09(まるく)香川まちめぐりてくてくさぬき

 かがわ秋のPRオープニングイベントが、
12日土曜日の朝、国宝の寺 本山寺で開催しました。
お昼前から雨が降り出しましたが、
約70名近い方が、香川にある文化遺産の素晴らしさを
体感されました。

 てくてくさぬき、第3弾、秋バージョンにおいては、
テーマを「さぬきの文化祭」として、
国宝など貴重な文化遺産などを公開し、
それらをうまく結びつけ、面的なつながりが構築できないかとの思いで、
様々な資源を提供しています。
この秋、まちあるきも約100コース、瀬戸内海夕焼けクルーズ
県外の方も大勢お越しになっている秋祭りの紹介など盛りだくさんです。

 詳細は、下記のURLまで。

 ○てくてくさぬき
   http://www.tekuteku-sanuki.jp/

 また、秋祭りの面白さということで、
てくてくさぬきでも、規模の大小に関わらず、
歴史があり、多くの県外客も来ており、
面白くユニークな秋祭りなどを、
文化遺産などとともに紹介していますが、
その第一弾の「ひょうげ祭り」が、昨日13日に
晴天のもと、盛大に開催されました。
今年も高級カメラを持ったたくさんの県外観光客が
行列の支障になるくらい、沿道に押し寄せていました。
今回も、松山、倉敷、大阪など近県からの観光客が多かったです。

 マスコミ取材陣も多く来られていて、
初めて見られた記者の中には、
「実にユニークで面白い、全国ニュースでも扱ってもいいほどだ」と
すっかりファンになられた方もいて、
年々盛大になっていく祭りの面白さをもっと多くの方に
知っていただくようにこれからも情報発信に努めなければいけないと
痛感しました。


●情報発信
朝日新聞別冊「ビジネス香川BK」掲載
「讃岐のほんまですか?」

 先日、9月3日、第1木曜日に出ました
「ビジネス香川BK」、
いよいよ、「讃岐のほんまですか?」がスタートしました。
 多くの県民の皆さんが、まだまだ知らないふるさと香川の宝ものを
どんどん紹介していきますので、ご期待ください。
 なお、この記事を目にすることが出来ない方もおられますので、
2週間ほどの遅れですが、お届けします。
ますは、第1回目の内容です。

 シリーズ1
  村上春樹とさぬきうどん

 2006年にフランツ・カフカ賞を受賞して、
一躍ノーベル文学賞候補になり、
また今年の2月にエルサレム賞を受賞して、
その記念講演が話題になった人気作家「村上春樹」の
新作「1Q84」が、売り上げ部数200万部を超える
超ベストセラーになり、世間を騒がせている。
出版前にほとんど情報を出していなかっただけに
驚異的な売り上げである。
 しかし、彼が「さぬきうどん」の名を一躍全国に広げた
功労者の一人であることは、意外、いやほとんど知られていないことは
残念至極である。
 今から18年前、村上春樹は、
当時の人気女性雑誌「ハイファッション」の香川出身の編集者に
半ば強制的に?さぬきに連れ込まれ、
しかししっかりとさぬきうどんの魅力にはまってしまった顛末を
「讃岐・超ディープうどん紀行」というタイトルで、
1991年3月号に掲載している。その記事を読んでみると、
そこには、今でも垂涎のおいしさと言われて超人気店舗の
「小懸家」、「中村うどん」、「山下うどん」、「がもううどん」、
そして今はなき名店「久保うどん」などで、
村上春樹が体験した驚きの世界が書き込まれており、
ぜひとも訪れてみたいと思わせる内容となっており、
当時の若い女性読者が香川に押し寄せていたことは、
実はほとんど知られていない。さぬきうどんとの出会いは、
まさに彼のうどん観に革命的な転換があったとも述べている。
 そして、7年後の1998年に出版した、「辺境・近境」には、
なんと世界の辺境地のひとつに、日本代表?として、
さぬきがさぬきうどんとともに紹介されている。
さぬきうどんは、世界的に見ても、超ディープなおいしさなのである。

●情報発信
ミシュラン三ツ星記念「中秋の名月 観月会
 
 既に情報発信していますが、中秋の名月を約2週間後に控え、
栗林公園でも、10月3日土曜日の夜に、
ミシュラン三ツ星記念として、
「中秋の名月 観月会」を行うようにしていますが、
なんと定員20名のところに、13日日曜日現在で、
12倍を超える250人近くの方が申し込みをされ、
その人気の高さに驚いています。
締め切りは、15日火曜日17時までですが、
まだまだ増えるようです。
参加者は、定員を超えると、
厳正なる抽選ということになりますが、
それにしても、この有料(3,700円)イベントの人気度には、
うれしさいっぱいです。

・「中秋の名月 観月会
  http://www.pref.kagawa.jp/ritsurin/index.html

○庭園コンサート
 13日日曜日の栗林公園庭園コンサート、

 今回は、地元香川で大活躍しているボサノヴァデュオの
「フェリアード」。
フェリアード自体も、
なんと栗林公園でコンサートするのは初めてという
ことでしたが、本人たちも後でお話していましたが、
栗林公園のなんとも言えない心地よい雰囲気の中で、
演奏することができたということが、ほんとうに気持ちよく、
なんと予定に30分の倍の1時間、演奏してくれました。
聞いている私たちも、すっかり2人の奏でるボサノヴァの
魅力に聞き入ってしまいました。
当日は、300人を上回る人出で、
皆さん、幸せな心地よい時間を過ごされたことと思われます。
ほんとうにフェリアードのお2人、
ありがとうございました。
香川が誇るボサノヴァデュオ「フェリアード」
今後の活躍を祈りたいです。

・フェリアードライブ情報
http://feriadonatsukikanji.blog98.fc2.com/

 それと、今回もコンサートのあと、栗林公園よもやま話ということで、
15分ほど時間をいただき、お話させていただきました。
テーマは、「栗林公園を通じて知るお茶と能」でしたが、
300人ほとんどのお客様が席を立たずに最後まで
話を聞いてもらえたのには驚きでした。
 拙い話でしたが、
私たちがほとんど理解していない日本文化の境地である侘び寂びの世界、
なぜ香川が武者小路千家の発祥の地と言われているのか、
あるいは、利休の切腹の真相、
茶道や能と香川の関係など、時間の割にはとても盛りだくさんでしたが、
最後まで聞いていただきほんとうに感謝です。

 次回の庭園コンサートは、
箏と尺八の演奏会で、
三好慶子さんと関琢也さんのジョイントコンサートで
2人とも実力、実績ある方で、今からとても楽しみです。

 10月11日10時~です。
ぜひお楽しみください。

 きっと心地よい気持ちにさせてくれるはずです。

 私の方の「栗林公園よもやま話」も
ぜひご期待ください。


○NHK放送
 「白洲正子が愛した日本人~美の旅人 西行と明恵~」
 9月19日(土)深夜1:20~3:10
 
 好評だった、NHKハイビジョン番組
2007年2月オンエア分が再放送去れます。

 個人的にはぜひ見たかった番組なので、
この情報提供はうれしかったです。
だから、皆様におすそ分けです。

 お楽しみください。
崇徳上皇ゆかりの地と鼓岡神社も紹介されますので、
ぜひご覧ください。
ふるさとの認識が大きく変わります。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(86)陰陽 奇数の極みが重なる重陽 !

 二十四節気では、
本日9月7日は、白露です。
白露とは大気が冷えて露が出来かけるという意味ですが、
新暦との違和感はあります。
季節感を感じるためには、たまには旧暦で暦計算しても
面白いかもしれません。

 それにしても残暑厳しいです。くれぐれもお体ご自愛ください。
台風12号、なんとか四国は逸れそうです。
そして、台風の風が、雲吹き飛ばしてくれて、
夜空の星は、ほんとうにきれいです。
中秋の名月を約1ヵ月後に控えて、
栗林公園でも、10月3日土曜日の夜に、
ミシュラン三ツ星記念として、
「中秋の名月 観月会」を行うようにしています。
ぜひとも、お越しください。
詳細は、次回くらいお知らせします。
今夜のお月様も、ほんとうにまん丸できれいです。

 七十二候では、
初候の草露白(草に降りた露が白く光る)の候です。

 9月9日は、重陽(ちょうよう)の節句。
七草の1月7日の人日(じんじつ)、
桃の節句の3月3日の上巳(じょうみ)、
菖蒲の節句の5月5日の端午、
たなばたの7月7日の七夕、そして重陽と5節句です。
この節句は、季節の変わり目、不老長寿を願うお祝いとして、
平安時代に中国から伝わったのですが、
平安時代には、菊に長寿の力があると考えられ、
菊の花は多用されていました。
だから、菊の節句でもあるし、また栗の収穫と重なるので、
栗節句とも言われています。

 本来、陰陽思想では、奇数は陽数であり、
それが重なるのはいいことであり、
さらに、その極みとなる9が重なるので、
重陽」となったわけです。

 平安時代、宮中で行われていた掬酒もその一つです。
菊を鑑賞し、花びらを酒に浮かべて菊酒を飲んで
長寿を願ったことと思われます。

 ところで、
昨日6日日曜日のお昼下がりのアナブキホール(県民ホール)周辺は、
女性陣で、大混雑。
いったい何があるのかと思ったら、
氷川きよしの2009年ツアーコンサート。
コンサートトラックも2台駐車していました。
そして、なんとこの日、昼夜2回公演も、チケット完売。
大ホールは、座席2001あるので、
今日一日で約4千人が集合というから、すごい。
人気があるのは知っていたけど、ここまでとは思わなかったです。
会場周辺では、氷川きよしグッズの販売の臨時のテント村もできて、
大にぎわい。
バッジ、Tシャツ、ブロマイド、生写真など飛ぶように売れていました。
おばちゃんたち、皆さんそれぞれトートバックや紙バックを
持っていて、中から、派手な応援グッズがあふれんばかり。
 年配と思われる方に話しかけると、
なんと御歳86歳を先頭に、若い人でもそのグループは、63歳。
だけど一方、20台の若い女性もいました。
それにしてもすごい動員力です。
平均しておばちゃん女性パワー、
想像するに、会場内は、黄色い声援で、すごいのでしょうね・・・。
すごい人気です。参りました。

●お庭の国宝の「日暮亭
 厳しい暑さ、残暑が続いています。
ガイドも汗だくだくですが、皆さんがんばっています。
そして、お昼間が暑いだけに、
夕方になると、ほんとうに心地よい風が吹いて、
気持ちすこぶるいいです。

 栗林公園には、「日暮」という名のつく茶室が、2つあります。
日暮亭、新日暮亭という茶室です。
日暮亭は、明治32年に完成した石州流の茶室、
新日暮亭は、江戸時代初期の今から300年以上前の様式を備えた
茶室で、全国でも珍しい土間付の大名茶室となっています。
当然入り口は、にじり口ではなく、立ったまま入れる貴人口となっています。
露地(茶庭)には、これも全国でも珍しい降つくばいとなっています。
貴重な茶室ですので、ぜひこの機会にご覧ください。
土日祝祭日に、公開しています。

 特に新日暮亭は数奇な運命を潜り抜けてきた生命力の強い茶室です。
中に入ると、大きなエネルギーを感じるのは、私だけではないはずです。
茶庭=露地には、古い灯篭が1基あります。
おそらく、新日暮亭と運命をともにした灯篭だと思われます。
苔むした傘の部分と支柱とは、明らかに製造年代が異なっていますが、
特に傘の部分は、その古さをが歴史を感じさせ、
長い間の風雪に耐えてきた感が十分うかがえ、味わい深いものです。
ぜひ、注意してご覧ください。

 また、栗林公園の西には、紫雲山(しうんざん)があります。
公園は、この紫雲山が借景となって、
初めてその素晴らしさを発揮していると言っても過言ではないです。
それほど存在価値の大きい紫雲山ですが、
しかし、地図には標高何メートルという意味でのこの紫雲山
載っていません。
実は正確には紫雲山という山はありません。
八甲田山、八つガ岳のようにそのような山はなく、
あくまで複数の山の総称なのです。
したがって、紫雲山も実は北の稲荷山、南の室山の2つを総称して
紫雲山となっています。

 その紫雲山に日が沈みます。
山に夕日が沈むということは、その山の分だけ、
陽の沈んだ夕暮れを楽しめる時間が長くなるということで
「日暮」という言葉には、そういう貴重な時間をのんびり過ごせるという
人生の至福のひとときを過ごす意味にも使われています。
ぜひとも、この素敵な時間帯、お庭の国宝で過ごしてみてください。

 日本文化のひつとの大きな特徴として、
自然との共生があります。
ささやかではありますが、心地よい風、緑溢れる樹木、
生命の源の水、小動物の命の営み、青き空など、
自然のありがたさ、感じられます。

 (参考)
 8月来園者のアンケート調査の中の声
・さすが、名園に恥じない見事な公園である。
・茨城県出身だが、偕楽園もいいが、この公園も負けていない。
・何も言うことはない、大満足である。
・楽しかったです。
・心が豊かになったです。
・とても素敵な公園だった。
・想像以上の広い美しさに感動した。
・とてもよかった。このままであってほしい。
・また来たい。

 入園者から、感動という言葉を聞くと、
うれしいです。
県の施設で、「感動」を与えられる施設って、
全国見回してもそれほどないはず。
「宝もの」として、しっかり保存していかなければいけませんし、
今後、活用も含めて、工夫した情報発信を考えていかなければいけないと
痛感しています。

 ちなみに、今年の3月にミシュラン三ツ星を獲得しましたが、
その英語版が、9月7日発売されます。
既に発売されているフランス語版は、手元にありますが、
これが実にわかりにくく、英語版を待望していました。
楽しみです。2310円です。
フランス語版では載っていなかった栗林公園の写真が、
英語版で掲載されていることを密かに期待しています。

●再び岡山後楽園について
 岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が
家臣の津田永忠に命じて、1687年に着工、13年後の1700年に
完成しています。
栗林公園は、1637年頃に着工、100年以上の歳月をかけて、
1645年頃に完成しています。)
後楽園は、昭和9年の水害、そして昭和20年の戦災で大きな被害を
被りましたが、江戸時代の絵図を頼りに再現しました。
栗林公園の特に南庭は、幸運にも大きな災害や戦災にあうこともなく、
ほぼ江戸時代の姿を今に残しています。再現と現存の違いは
明らかです。)

 そして、実は江戸時代の後楽園の絵図を見ると、
園内の大半は田畑であり、現在の芝はほんの一部園内の池である
沢の池西側の延養亭から見える範囲でしかなかったのです。
能舞台もありますが、戦後に再建されたものです。
高松藩は、能の宝生流の家元に近い存在ですが、しかし今や
能といってもほとんどの県民は反応しません。
悔しいけど現実です。
香川には、能の舞台が3箇所もあります。
志度の「海士」伝説、コトデンの房前(ふささき)がその名残を
示していますが、残念です、ほとんどの県民が
この駅の名前の由来を知りません。
源平合戦の「義経」も能の作品です。
平景清もしころ伝説で有名ですが、のち「景清」という
作品になっています。
五色台白峯寺(しらみねじと読みます)の「松山天狗」は、
崇徳上皇と西行のシテとワキとの話ですが、
これも有名な作品です。

 ところが、現在の香川はどうでしょうか?
能を語ろうにも、関心を持つ人の少ないことに
驚きを隠せません。
もっと子供たちに能の魅力を伝えないといけません。
能こそ、実は日本文化の大きな流れでもあるのです。
能の演者が誰もがあこがれる横浜能楽堂、
これこそ高松松平家の能舞台でもあったわけで、
なぜ横浜にあるのか、
関心の低さが原因なのです。悔しいですね。

 ある調査によると、習い事、芸事などに支出する金額が一番多いのが、
石川県民となっています。
この調査結果、思わずなるほどとうなってしまいます。
実は、今年の夏に、徳島で阿波踊りを「娯茶平連」で、一緒に踊った
金沢の方たちは、小唄、長唄、地唄、日舞、琴、三味線など
芸事の師匠さんたちでした。
師匠さんたちの芸の極みを、いにしえから伝わる日本文化の素晴らしさを
ぜひとも栗林公園で披露できればと、
考えています。

 小学校で英語を習わせるべきかどうかという議論が起きて久しく、
現実問題として、小学校での英語教育が実現されようとしていますし、
また、ある高校では、授業すべて英語で行っているというすごい
高校もあります。
英語を習うことが悪いこととは思いませんが、私たちの先人が生み出して
世界に誇れる日本文化を体感して理解しなくて、
なにが英語かと思うこともあります。
自分たち日本人はどういうものなのか、しっかりと学習する必要が
あると思います。
外国人と話していると、特に欧米系の方からは、
ほとんど自国文化を説明できない、
あるいは日常であまり触れることがない人が
あまりにも多いことに驚いていることがよくわかります。
こういう私も、確かに耳が痛いことです。
だからこそ、今、日本文化を猛勉強しています。
日本人なのに、ほとんど日本文化を語れないのは、あるいは体感して
いないのは、心底恥ずかしいと思ったからです。
英語、特に英会話は、やはりツールや手段であって、いくら流暢に話せても
内容が薄っぺらであれば、それだけの評価になってしまいます。
小学校などの学習で、英語もいいですが、
英語と併用して、やはり日本文化を学ぶことも肝要だと思います。
それとふるさと、身の回りの歴史や文化ももっと学習する必要があると
思います。
言葉はしかしやはりツール。
中身が肝心なのです。

 12月に、放送大学で、土日を使って
2日間朝から夕方までの講義をさせていただきます。
長丁場ですが、この中で、日本文化のこともお話できればと思います。
詳細は後日発表しますので、お楽しみください。


●情報発信
ひょうげまつり
 http://www.h4.dion.ne.jp/~toso504/Sikokufuubutusen/Sikoku-furudera-kagawa11.htm

 前回もお知らせしましたが、
全国的には奇祭では今ひとつ有名ではありませんが、
なんとか盛り上げようと思っています
ひょうげまつり」が、13日日曜日14時からあります。

 高松市香川町浅野地区集落センターからスタート、
上流の新池までの2キロを、ひょうきんでおどけた行列が
練り歩きます。
関西や岡山からも、立派なカメラを持った大勢の方が、
格好の被写体ということで、昨年も来られていたので、
今年もそれ以上の県外者が来るはずです。
ぜひとも、全国でオンエアしてほしい奇祭です。

 矢延平六は、香川の水の恩人である西嶋八兵衛の弟子ですが、
身分が低くて、妬まれます。
ため池である新池を築造したときも、
決壊させて下流にある城を孤立させてしまうなどと告げ口があって、
濡れ衣着せられて、結局は、
裸馬に乗せられて、阿波の国に追放されます。
しかし、全国で初めて、高松城下町に地下式の上水道を作ったのも、
やはり矢延なのです。玉川上水よりもなんと9年も早くです。
ぜひとも、この矢延の偉業を思い浮かべながら、
出かけてみたいです。

てくてくさぬき「秋」は、文化祭
 未公開文化財も公開・・・

 てくてくさぬき、第3弾、秋バージョンですが、
さぬきの文化祭ということで、国宝など貴重な文化財などの公開、
まちあるきも98コース、県外の方も大勢お越しになっている
秋祭りの紹介など、盛りだくさんで、いよいよ、
9月12日に、三豊市本山寺でオープニングイベントを開催します。
これにあわせて、12日は国宝である本山寺本堂を公開します。
まずは、てくてくさぬきのウエブサイトも検索してみてください。
9月10日頃に、全容が明らかになります。

 瀬戸内海クルーズも19日土曜日からリスタートします。
出航は17時で、晴れていれば、夕焼けがばっちり見えます。
「瀬戸の夕景・海散歩」にふさわしい夕焼けが見れます。
ぜひお勧めします。

○てくてくさぬき
 http://www.tekuteku-sanuki.jp/

③第12回仁尾八朔人形まつり
 平成15年度ふるさとイベント大賞グランプリに輝いた
あの仁尾八朔人形まつりが、今年も盛大に
9月19日から3日間開催されます。
 連日、朝9時から、夕方19時まで(最終日の21日のみ午後6時まで)
ですので、ぜひともお出かけください。
 日曜・祝日は、JR詫間駅や観音寺駅から会場まで
臨時無料バスがでていますので、
ぜひ公共交通機関を利用しておいでください。
今年は、天地人も展示しています。

http://www.h4.dion.ne.jp/~toso504/Sikokufuubutusen/Sikoku-Maturi-kagawa2.htm

④映画「BALLAD 名もなき恋のうた」はお勧め・・・
 アニメ映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」
これを見たとき、まさか涙するとは思わなかったですが、
劇場で、涙が止まらなかった作品です。
巷では、クレヨンしんちゃんって、教育委員会や世のお母さん方からは
すこぶる評判が悪いですが、もともと週刊誌である
アクション連載の大人の漫画。
でも、この映画は、泣かせました。
世の人大勢に見てほしかった映画でした。

 それが、このたび、このアニメ映画が原案で、
実写版で撮影が行われ、現在公開されています。
私はまだ見ていないので、本来ならまだお勧めはできないのですが、
このアニメ映画があまりにもよすぎて、
おそらく泣かせる映画には違いないと確信しています。
私も時間を見つけてみてきますので、ぜひ皆さんも
騙されたと思ってみてきてください。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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