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(9)香川ファンの県外の若者たち!

23日土曜日には、あの吹き荒れる強風の中、
予定に入っていました栗林公園のガイド、
1組ご案内させていただきました。
2時間30分の予定が、皆さん時間の余裕があるということで、
すっかり好意に甘えてしまって、
結局3時間40分のガイドとなりました。

 とっても寒い中、よくぞ最後まで熱心にガイドを聞いていただいて、
感謝しています。

 あっという間の時間でした、とっても楽しかったです、県外の友達が
来た時にまたガイドお願いできますか?という感想やお願いは、
ガイド冥利に尽きます。ありがたいことでした。

 実は、農業従事者の減少、高齢化が叫ばれているなか、
観音寺市大野原町などの地域では、
県外から多くの若者が、早朝から土いじり、おいしい野菜やくだものの
収穫など、がんばって農業に従事しています。

 真鍋知事は、以前からそういう若者に対して、
例えば、なぜ彼らは香川に来たのか、農業の魅力は・・・? 
何か困っていること、改善してほしいことはない?・・・など
知事自ら一度直接彼らと会って話を聴きたいということで、
今年の1月30日の夜に、知事が彼らを訪問して、
お話、意見交換してきました。

 県外の若い人は、意外にも実は
農業を以前からやってみたかった人は少なく、
会社の従業員として気楽に働ける話を聞いたからとか、
雑誌で募集広告をみたからとか、中には、88箇所巡りで、
大野原あたりで無一文になって、
偶然出会った農業の経営者のところで、
ずっとお世話になってそれから8年とか、
かなりのつわもの?もいました。

 でも、大勢の若者がその会には出席していただけて、
知事と夜遅くまで歓談していました。
 私も、同席させていただきましたが、
何とか現状を打破しなければいけないと
生産品や新規販売ルートの開設など、
常に意欲に燃えて農業を行っている経営者とも
話ができましたし、
今回、農業をしたのも単に体験したいだけの軽い気持ちだったのが、
気がつけば、既に5年も経っていたなどと、
農業って、土いじりって、どうしてこんなに楽しいのだろうって
感じている若者も大勢いて、若者観が少し変わりました。

 すっかり経営者や彼らと意気投合して、
もっと大好きな香川のことを知りたいという彼らの希望もあって、
まずは、県内のぜひともお勧めしたい観光地やアートの世界を
案内するという約束をして、
その第一弾が今回、栗林公園のガイドとなった次第です。

 夜には、ガイドさせていただいた方たちのうち、
おひとりの20代の女性から、
心温まるメールもいただいています。
 そこには、若い女性がどうして農業に惹かれたのか、
迷いに迷ってきた人生や、現在の幸せな状況が細かく書かれてあり、
寒さも吹っ飛ぶくらいのうれしいメールをいただき、
感激しています。
 ガイド冥利に尽きました。

 彼女のメール読みながら、若いっていいなと、
つくづくそう思いました。

 テニス界では、以前から個人的に応援していた
錦織圭(にしこり けい)くんが、
18歳で先週デルレービーチ国際選手権で優勝したことといい、
我がことのように喜びました。
 わが愚息もかつて四国で3位となった時は、もしやとも思いましたが、
カエルの子は、カエルでした。(笑い)

 錦織圭、彼は13歳で単独渡米、IMGでテニス漬けの毎日。
ホームシックにも耐え、彼の優勝英語スピーチは
表情も豊かで、特によかったです。

 SAPオープンでは、強豪ロディックを相手に、
ストレート負けしたにもかかわらず内容的には、
満足いくものであり、
世界ランキング131位と6位の差は、感じなかったようで、
今後がかなり楽しみです。

ボラバイトと農業の魅力
 観音寺市大野原町では、さきほど説明しましたように、
県外の若者が、ボラバイト
(労働報酬を余り期待していない短期滞在型の研修生のことで、
 ボランティアとアルバイトの中間みたいな方)や、
農業生産法人の社員として、多く働いています。

 少しでも農業をがんばっている彼らのことを、
ひとりでも多くの大勢の皆さんに知っていただきたく、
ここにお知らせしたいと思います。

 遠くは、北海道からも来られていて、
彼らの農業を語るときの、楽しそうな表情、輝く目には、
うらやましくさえ思います。
いったいどういう若者なのか、想像できますか?
その一端をご紹介します。

・30代男性・・・農業に興味があったので大阪で行われていた
      「ファーマーズフェア」で現在の経営者を知り、来県。
      3年経過し、香川で就農する予定。、

・30代男性・・・農業経験はなし。原チャリで日本一周していた。
      昨年の秋にさぬきうどんを食べに香川に来たところで
      無一文になり、そのままバイト感覚で作業に従事している。
      春になれば、出発しようと思っている。 

・30代男性・・・第7年前に現経営者のところで研修した後、
      一度自立のために離県したが、昨年4月から再び訪れて、
      現状でがんばっている。

・30代男性・・・自転車で国内旅行をしていたが、四国が気に入って
     しばらく過ごしてみる気になり、農業研修生活。
     この地で、農業者として自立したいと考え、ブロッコリーを
     栽培している。

・30代男性・・・農業雑誌に掲載されていたボラバイトの募集を見て
     応募した。
     大きな組織(会社)の中で農作業をやるという発想に
     関心があった。

・20代男性・・・種苗会社に勤めていたが、苗の段階で出荷するよりも
     最後の段階である収穫物までの生産をしたくて、大野原にきた。

・30代男性・・・転職のタイミングに現在の経営者の募集を知った。
     会社としての農業が珍しく、8ヶ月目となった。        

・30代女性・・・以前は東京で働いていたが、ボラバイト情報で知り、
     昨年11月からここで働いている。1ヶ月の予定であったが、
     土いじりが楽しく、ここが好きになって住み着いている。    

・20代女性・・・信州で働いていたが、冬場の作業がないのでここにきた。
     1年半になる。田舎が大好き。

・20代男性・・・ボラバイトに応募して働いていたが、今は、社員として
     働いている。

・20代女性・・・大野原に来てからまだ2週間。勤めで農業をやることに
     興味を持ち、
     まずは現場と言うことで茨城の日本農業実践学園でも研修をした。

・20代女性・・・旅をしながら働けるのが魅力である。アートが好き。 

・30代男性・・・農業は初めてだが、もう10ヵ月になる。
     トラクターの免許に合格したことが嬉しい。     

・20代女性・・・社員になって2年目である。農業が新鮮で。おもしろい。    

 ほんとうに様々な方がおられます。
         
 知事も、
「こうした話合いが出来て大変よかった、会社形式で
 農業を行うところで働く若い人たちと話がしたかった。ズーッと以前は
 農作業は大変だから、多くの人が農業以外の産業につくことを目指して
 いたが、時代が変わったものだと思う。これまで、イチゴの栽培など
 特別な例を除いて、若い人があまり参入しなかったが、香川は、温暖で
 技術水準も高く、水さえあれば1年中ほとんど何でも出来る。
  土地は狭いが、付加価値を高めて、いいものを提供すれば、今は、 
 チャンスであると考えている。普通にやるのではなく、
 売り先を確保して、有利に販売することが大切である。
  せっかく県外から来てもらっているので、この縁を大切にし、
 住んでもらう方法を考えたい。独立(定住)するためにはどうしたら
 よいのか、これからも意見があれば言って欲しい。」と
真面目な彼らにすっかり溶け込み
できるだけ応援したいとの気持ちを表明しています。

 地域との融合、住む家の問題、生産技術の確立、販売ルートの模索など、
問題は山積みだが、県の就農の情報発信の窓口を分かりやすくしたり、
就農といった最初から固い切り口ではなく、軽い体験教室があっても
いいとか、実際は、就農してからが大変なので、その当たりの
支援体制とか、
できるだけ今後も協力していかなければなりません。

 経営者も、異口同音に、まずは、香川の若者ファンを作りたい、そして、
若い人と農業ができてとても楽しい、できれば、もっと多くの
若者に農業の魅力に気づいてほしいなどと言われていました。

 多くの皆さんが知らないところの香川の姿だと思います。
でも、こういうところでも若者の香川ファンは増えています。

 農業の魅力を知らない県内の若者、農業に触れて農業の魅力を知り始めた
県外の若者、この二者が触れ合うとおもしろいですね。
ワクワクします!
 ここでも、意外と身近に存在する宝もの、身近かな存在だけに
見えていないのかも知れませんね。
 
 ガイド終了後、飲んだ暖かいコーヒーがとってもおいしく、
その暖かさが冷え切った体いっぱいに広がり、
芳しいコーヒーの匂いに包まれて、幸せ感じました。
 窓からは、瀬戸内海が狂ったかのように白波たっていました。
壮観とは、言い得て妙な素晴らしい光景が広がっていました。
 
●映画「恋するトマト」、大評判でうれしいです!
 皆さんに先週お知らせしました、大地康雄さんの
構想13年の映画、「恋するトマト」、もう見ましたよっという
メールを数件いただき、
感動しました!の意見が圧倒的でした。
ぜひご覧ください。

 そういえば、シルク・ドゥ・ソレイユの大ファンも大勢いて、
ただ、東京シアターのことはご存知でなくて、
むしろ、ドバイやマカオで現在建設中の話はよく知っていて、
面白い現象ですね。

 韓国ソウルの「NANTA(ナンタ)」も、
実際に訪韓して見られた方も多く、
こちらも感動されています。

 ぜひ、機会を見つけて、観劇してください。
間違いなく感動しますよ!


●「桜ショップ高松」で細紬展開催中!
 世界でアメリカの本家愛娘のミラ・ナカシマ率いる
ジョージ・ナカシマ ウッドワーカーを除いて、ただひとつ
20世紀を代表する木工家具デザイナーのジョージナカシマの
版権を持つ「桜製作所」のアンテナショップ「桜ショップ高松」で、
29日金曜日まで、坂出の染織作家の古井敏博の細紬展が
開催されています。
 県庁から歩いて1分のところにありますので、
ぜひご覧ください。

 作品展は、毎日18時まで、最終日は16時までですが、
お店は、会期中は連日18時まで開いています。

 先日は、地域活性経済再生特別委員会で、
桜製作所の牟礼の工場を見学させていただきましたが、
永見会長、息子さんの永見社長の、
家具などの木材加工製品にかける情熱は半端なものではなく、
聞いていてワクワクします。

 今年で50周年を迎える香川県庁舎東館(丹下健三設計)の
ロビーや知事室にある机、椅子、新聞掛け、受付机などの
ほとんどの家具などは
丹下健三や彼の部下、そして剣持勇などのデザインで製作されていますが、
実は、実際に製品を創りあげたのは、
桜製作所の当時若い現会長永見さんなのです。

 桜製作所の工場内には、そのときの金子知事からの感謝状も飾ってあり、
技術の信頼性、安定性には、当時から好評でした。
永見会長の話によると、永見さんの考えも大胆にデザインに取り入れられ、
いわば共同作業のようでしたとの感想でした。

 そして、今年の11月には、永見会長が私財を投じて、
牟礼の桜製作所の敷地内に、「ミングレン ジョージ・ナカシマ記念館」が
オープンします。
 現工場の中にあるジョージ・ナカシマの作品を展示しようと考えており、
期待は高まるばかりです。

 桜ショップ銀座店をオープンして以来、
首都圏の方ばかりのみならず、韓国の富裕層が、
ジョージ・ナカシマブランドの
作品を買い付けにきているそうです。
本家に行かなくても、東京で本物が手に入るということで、
大人気だそうです。

 実は、永見会長の元には、ジョージ・ナカシマの家具の設計図が
200枚近く残っており、本家では、主人が亡くなって
これでナカシマモデルも終わりと未亡人が判断して、設計図も含めて
残っていた資料をすべて焼却してしまったために、
もう会長のもとにしか設計図はないそうです。
貴重な設計図で、今後その中から何点か製作できればとも
意欲燃やしています。

 ぜひとも、この機会に、桜ショップ高松
(表現悪いですが、わかりやすいのでご勘弁を・・・
 中央公園南東隅の公衆トイレの南側)にお出かけください。

 作品「愛」が、MOMA(ニューヨーク近代美術館)の
パーマネントコレクションとなって、タイムズ紙に、
20世紀を代表する5人の日本人のうちの1人と賛辞を送られ、
また、
911の航空機テロで破壊されたNYの世界貿易センタービルにも
拘らず、しっかりとグランドゼロに残り、でも人命救出には障害になると、
無残にも破壊された作品「雲の砦」の作者でも有名な流政之さんが、
今から40年以上前の1964年に
旧知の永見会長に紹介したのが、永見会長とジョージ・ナカシマとの
運命の出会い!

 それからは、永見会長は、ナカシマの製作パートナーとして活躍。

 もっと多くの方に、永見会長と、桜製作所のことを
伝えていきたいです。
 
 流政之氏については、また機会を見つけて、
詳細をご紹介させていただきます。

野網和三郎生誕100年 ハマチ養殖80周年!
 次週の土日の3月1日と2日は、記念式典と
安戸池周辺で、ワーサンにぎわい市が開催されます。

 おいしい瀬戸の魚介類や加工品の販売を始め、
さぬき三畜やイチゴなど旬のおいしい農産物、うどんなどの
実演販売ありますので、ぜひともご家族、友人揃って
お出かけください。

 また、引田の旧町並みでは、
引田ひなまつりもにぎやかに開催されていますので
こちらも楽しみに・・・。

 なお、両会場はピストンバスで結ばれていますので、
交通至便です。

 お楽しみください。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(8)恋するトマト

「雨水」を前に、寒さが一層厳しくなりました。
日曜日には、日中、粉雪が何度も舞いましたが、
そのときに、窓から見る冬の瀬戸内海は、いくつもの白波がたち、
その上空で巨大な白いカーテンが揺らめいていて、
粉雪を降らせる様が、なんとも言えずダイナミックでした。

 お風邪など、召していませんでしょうか?

 最近、英会話教室で教えてもらったのですが、
風邪引いて、鼻水たらたら、涙ぼろぼろなど悲惨な状況を
「streaming cold」というのだそうですが、言いえて妙な表現ですね!

 どうか、くれぐれも風邪等召しませぬように、
ご自愛ください。

 今年になり、連日夜中に、国道11号、観光通り、そして
丸亀町商店街までも、電気、水道、ガス、電柱地中化工事など、
道路工事ラッシュです。
特に商店街は、おかげでカラー舗装ががたがたです。
まだまだ綺麗なカラー舗装、ほとんどの人がもったいないと思っています。

 特に、丸亀町商店街がそうですが、
工事の責任者が、しっかり工事の内容、必要性、緊急性などを
説明しておかないと、
従来の予算消化のための年度末の道路工事と受け取られかねません。

 工事の警備員の中には、男性に混じって女性も何人かいます。
厳寒の中、ほんとうにたいへんな仕事ですし、
猛スピードで横を通り抜ける車もあって、
危険な作業です。

 おじさんや女性が、親切に誘導してくれるので、
「ありがとうございました。おつかれさま、
風邪引かないようにしてください!」と声かけすると、
「ありがとうございました!」と深々と頭を下げて挨拶してくれました。
ほのぼのとした気持ちにさせていただきました。

 ただ、寒空の中、商店街のベンチに、
青いシートに包まって寝ている男性もいました。
 普段は別に気にしないのですが、最近のあまりに凍てつく寒さに
思わず「大丈夫ですか?」と声かけしました。
 すると、体を少し動かし、「大丈夫!、大丈夫!」との返事。

 「よかった、生きている」、と思いつつ、
少し不気味だったので、それ以上は話しかけませんでしたが、
次の日の夜に気になって同じところに行くと、
そこにはもう誰もいませんでした。
大丈夫だとは思うのですが・・・。
この寒空は堪えます。
なんとか、寝る場所でもあればいいのですが・・・。


●香川スペシャル「栗林公園」について
 多くの方から、2月15日金曜日 NHKテレビ
香川スペシャル「栗林公園」を見たよって、
県庁以外の方からも、メールをいただいたり、
電話をもらったり、声かけられたりしています。
ありがたいことです。

 湖面に船を浮かせての撮影、撮影期間中に運良く恵まれた雪、
早朝の水蒸気霧など、普段見ることができない映像など、
映像が特に素敵だったという人もいれば、
公園の改めてその素晴らしさを知って、
また近々訪れるつもりだという人、
歴史的なこともわかり、また、見ているはずの景色なのに、
そんな素敵なところあったの?などと驚きの意見も多くいただいています。

 ぜひとも、生のお庭の国宝の素晴らしさを、
現地を訪れ体感してほしいです。

 出演されたバイオリニストの川井さんも、
撮影中は、皆さんと同じように一歩一景で驚かれ、感動されていました。
高校時代に何度も訪れていたはずなのに、今歩いているこの公園は、
まったく別物のように私をとりこにするとも言われていました。
 たいへん控えめな方で、よく気のつく気配りある女性で、
それでいて、横にいるとオーラのようなものを感じる素敵な女性でした。

 お庭の国宝ばかりでなく、県民の誇りでもある
ふるさと出身の世界的なバイオリニスト川井さんの
今後の活躍を改めて応援したいと思います。

 仕事などで番組を見逃した方、オンエア自体を知らなかった方などの
人々のためにも、ぜひとも、再放送をお願いしたいものです。


●映画「恋するトマト」をぜひご覧ください!
 2月2日に、県民ホールで上映されたので、
ご存知の方もおられるかも知れませんが、
現在、映画、テレビなどで大活躍の大地康雄さんの、
企画、製作総指揮、脚本、主演(監督は、南部英夫さん)の
4役で大活躍している、構想13年の映画、「恋するトマト」を
ぜひご覧ください。

 実は、偶然にもある県議と部内の女性職員に勧められていたのですが、
時間が取れなくて、そしてようやくDVDも借りられて
結局は、土曜日の夜に見たのですが、
実にいい映画でした。感動しました。
夜中に不覚にも涙してしまいました。

 それでぜひ皆さんにお勧めしたくて、
この話題を提供させていただきました。

 この映画は、日本の多くの農家が直面している農家の後継ぎの
結婚難を題材に、
農家の中年男性と、遠くはなれたフイリピンの美しい女性の
切なくいとおしい恋を描いた珠玉のラブストーリーです。

 また、じっくりと脚本、撮影に取り組み、
例えば、フイリピンでは困難といわれていた大玉トマトの栽培を
実際に比国で行い、それだけで6年も要したという貴重な映画です。

 大切なものは、土、水、太陽、そしてあなたというキャッチコピーは
信頼を裏切りません。

 2国間の厳しい現実も直視して淡々と描かれています。
考えさせられる場面が多く、現実のすさまじさに
驚くばかりです。

 主人公が恋する女性クリスティナは、
フイリピンのトップ女優であるアリス・ディクソンが演じていますが、
彼女の優しさ、暖かさは、思わず魅了されてしまいます。
実にいい映画です。

 レンタルビデオショップで、DVDを借りることができますので、
ぜひだまされたと思ってみてください。

 感動します。実にいい映画です。
お勧めします!おひとりではなく、ベターハーフでも友達でも、
子どもたちとでもいいですから、一緒にみてください。

 そして、この映画を見たあと、
日本の農業、フイリピンのこと、少しでも考えていただければ幸いです。

 大地康雄さんは、この映画の製作で、
現在かなりの借金を背負っているようですが、
こういう作品こそ、大手映画会社が取り上げてほしい作品です。

 映画っていいなと、思わずにはいられませんでした。


シルク・ドゥ・ソレイユ、ご存知ですか?
 「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、太陽のサーカスという意味の
フランス語ですが、発足以来、世界で大評判のサーカスカンパニーです。
 実際にご覧になった方も多くおられると思いますが、まだ知らない方は、
機会があれば、一度ご覧ください。
「すごい!」の一言です。

 なぜ、このようは話題を提供するのかというと、
実は、今年の10月に、東京ディズニーリゾート内に、
常設劇場(シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京)が
いよいよオープンするからです。
 うそのような素敵な話で、今から胸がワクワクします。
 既に建物の外観工事はほぼ終わり、
今は、内装工事に入っています。

 なぜ常設劇場ができれば、すごいのかということですが、
シルク・ドゥ・ソレイユ」では、常設の劇場で
上演するもの(レジデントショー)は、
劇場自体をその上演劇に併せて建設しているため、
常設劇場でなければ上演されない演目があるからです。
 そして、グレイド的にも、かなり上回っているからです。
そのレジデントショーは、実は劇場は、アメリカ本国以外にはなく、
今回世界で始めて、国外に常設劇場ができるからです。

 常設劇場以外で行うものを「ビッグトップ」(通常テント)と
言っていますが、
演目は、「サルティンバンコ」、「アレグリア」、「キダム」、
「ドラリオン」、「ヴァレカイ」、「コルテオ」、「デリリアム」、
「アーザ」の8つのツアーショーであり、
日本で上演されたものは、すべてこの中のものなのです。
皆さんもいくつか見られているかもしれません。

 現在、レジデントショーは、すべて専用劇場のある
アメリカでしか見れません。
 最初のショーである「ミステール」、
ディズニーとのコラボ「ラ・ヌーバ」、
巨大舞台施設で有名な「カー」、水のシアター「オー」、
官能的なショー「ズーマニティ」、
ビートルズをモチーフにした「ラブ」、
そして、NYで冬季限定のショー「ウィントゥィク」です。

 それが、今年の10月からは、東京で見れるのですから、
これはすごいことなのです。
 東京に続いて、世界規模でも話題爆発の、マカオ、ドバイなどでも
引き続いて、建設されます。

 歴史は浅く。1984年にカナダで始まったショーですが、
すでに、7千万を超える人が見ているといわれているこのショー!

 詳しくは、下記のURLをご覧ください。

http://www.cirquedusoleil.co.jp/new_tokyo_show/theatre.php

 サーカスではありませんが、
韓国ソウルでも、世界的に興行で大成功させた「NANTA(ナンタ)」の
常設劇場ができていますが、
これだけ見るだけで訪韓しても、十分もとが取れるほど、
素晴らしいキッチン劇となっています。
アシアナ便を利用して、ぜひ「NANTA」を観劇してみてください。
間違いなく感動します!

小豆島のチケット売り場の係員の対応について

先週は、小豆島のチケット売り場での対応のまずさ、
何とかしたい一心で
いやなことも書かせていただきました。
反響の大きさにたいへん驚いています。

 2通以外は、皆さん、思い当たることがあって、
これは、やはり現実は厳しいと思いました。

 ただ、小豆島より、高松のタクシー、琴平のみやげ物店の方が、
全然対応できていないというメールも2通いただき、
確かにそういう指摘も納得できました。

 ただ、今回、数通いただいた窓口の実態は、
何ヶ月間のことであり、全然対応が変わっていないこと、
実際、そのときに注意したにもかかわらず、
真剣に聞いていただけなかった事情もあって、あえて
書かせていただきました。
こういうとこ、しっかり押さえていないと、
結局は、不愉快にさせるだけで、
悪いうわさは、口コミで広がります。
これではいったい何しているのかわかりません。

 民間の方、素晴らしい人も多いですが、
こういうとこ、ええ加減な人もいて、
もっと配慮すれば、もっと観光客の立場に立って行動すればと
思うこと、たびたびあります。

 ほんとうにもったいないです。

 観光のサービスは、感動を与えることです。
感動を知った観光客は、その感動に逢いたいがために
多額のお金も惜しみません。

 商売はそういうことだと思います。
 
 少しの工夫で、気遣いで、
大きく人は感動します。

 小豆島はいろんなところでつながりがあって、
大好きです。ぜひとも小豆島をもっと盛り上げていきたいです。
これからもよろしくお願いします。

 今から直せばまだ十分間にあいます。
よろしくお願いします。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(7)これでもあなたは小豆島に行きますか?

今週2月15日金曜日 20時からなんと45分間も、
NHKテレビで、栗林公園の番組がオンエアされます。
 プライムタイムでの45分間というのは、
おそらく今まででも前例のないことだと思われます。
 栗林公園の大ファンとしては、たまらなくうれしくなるNHKの英断。

 題して、香川スペシャル「栗林公園」。

 ぜひとも、ご覧ください。
また、できるだけ大勢の皆様に情報発信をしていただき、
見てほしいと思います。
 皆様の知らなかった公園の姿を、発見できるかもしれません。

 この放送時間、ゆったりとして過ごせると思います。
ご家族、気の置けない友達、あるいは一人でもいいですよ。
45分、じっくり楽しんでください。

 内容は、高松第一高校時代には、なんども訪れていた
ふるさとの栗林公園を、ほんとうに久しぶりに訪れた
バイオリニスト川井郁子さんに対して、
NHK白崎アナウンサーが、園内の主な箇所をご案内します。

 ゲストとして、公園の庭師さんが松の手入れのお話をしたり、
いつもよく訪れていて園内の景色を題材とした水彩画を
趣味にしているご婦人お勧めの場所を訪れたりしています。
 私も、ボランティアガイドとして、
ゲスト出演させてもらっています。

 私事ですが、
撮影カメラを意識するよりは、
今回は、私の位置からわずか30センチのところに、
ほんとうに素敵な川井さんがいて、
それだけに、ドキドキものでしたが、
なんとかがんばって収録してきました。

 ガイドでは慣れている説明も、
「今から本番です!」という一言で、顔はこわばり、
緊張もピークになります。
 先ほどまで、余裕で言っていた冗談で和らいでいた雰囲気もピンと
張り詰めます。否が応でも緊張します。
 カメラは2台スタンバイし、照明もまぶしいほど輝きます。
ドキドキします。

 でも、横の白崎アナウンサーや川井さんは、
本番の掛け声とともにスイッチが入り、
プロの顔になるから、すごいと思います。顔が変わります。
見ていて、ほんとうにいい顔になります。
それに比べて、こわばった私の顔、
スタッフが周りで、もっとリラックスしてという表情で
見てくれているのがよくわかり、申し訳ないです。
余計緊張感を誘います。

 しかし、もっとすごいと思ったのは、
確かに本番で話をして、皆さんに説明しているのは、
ガイドの私ですが、
説明のことで頭はいっぱい。他の余裕がありません。
 でも、そこは、短いながらのワンカットの時間配分などに配慮して
うまく導いてくれたのがお二人でした。さすがプロと思いました。
ほんとうに随分と助けられました。
ありがとうございました。

 まずは、多くの県民の皆さんが、この番組を見て、
久しぶりに、今度の休みにでも、公園行こうかと
足を運んでいただければ、これほどうれしいことはありません。

 400年にも及び公園の歴史、
登場する様々な人物の紹介を絡めながらの
実際に目にする景色の美しさと、
目には見えないけど、なぜか伝わってくる公園の
いやしややすらぎ感の摩訶不思議さ、
この番組を通して、少しでも感じていただければ幸いです。

 「お庭の国宝」、そして
「日本を代表する大名庭園」、ぜひご覧ください。
 そして、ぜひともまた訪れてみてください。

 先週、恥ずかしくもリビング高松一面に紹介されて、
ガイド依頼も増えていますが、
また時間を調整してガイドさせていただきますので、
この番組を見て、公園行きたくなったらご連絡ください。
素敵な公園をご紹介します。


●これでもあなたは小豆島に行きますか?

(草壁港での会話)

 お客「すいません、タクシーを頼みたいのですが、
    電話番号わかりますか?」
チケット売り場の係員、
無愛想で、面倒くさく、黙って、指をさす。
確かに指の指す方向の壁に、タクシー会社の電話番号が貼られていました。

 その直後に、1人のおばあさんが、係員に声かけします。
おばあちゃん「タクシーを呼びたいのですが・・・」
係員「あの壁に、タクシーの電話番号を貼っている!」とぶっきらぼうに!

 おばあちゃん、近くを見渡したが、公衆電話はなく、
(ほんとうは少し離れたところに公衆電話はあったようだが、
おばあちゃんにはわからなかったよう)困った表情。
係員は、おばあちゃんをしばらく見ていたが、声をかけるようでもなく、
電話を貸してあげるようでもなく、対応せず。
それを見かねたおばあちゃんの前に係員に声かけしたお客さんが、
「私のケータイをどうか使ってください」で、
おばあちゃん、ほんとうに助かったという表情で、
「ありがとうございました」と何度も深く感謝のお辞儀をされていました。

(池田港での出来事)

 初めて池田港を利用して、そこからバスで
オリーブ公園を訪れようとした観光客。

 船内では、バスに関する詳しいアナウンスや情報はなく、
少し不安で、下船。

 チケット売り場の係員に、尋ねる。
「すいません、オリーブ公園行きのバスはありますか?」
係員「外に出れば、バス停がありますから、すぐわかります。」
観光客は安堵し、言われたバス停もすぐに見つかり、
安堵。
 しかし待てど暮せど、バスは来ず。
そうこうするうちに、前の国道にはバスが1台止まり、
そのまま数人を下車させて
東に向って発車。

 さらに10分ほどたち
これはおかしいと思い、さきほどのチケット(切符)売り場に
戻って、さっきの係員に再度、尋ねる。

 観光客「すいません、オリーブ公園行きのバスを
     待っているのですが、
     なかなか来ないのですが、後何分できますか?」
係員「えっ、確か10分前に来たはずだけど、乗らなかった?」
観光客「バス停で待っていたけど、バスは来なかった。
    国道にはバス派止まったのですが!」
係員「それは違うバス停で待っていたんです。
   オリーブ公園行きのバス停は、
   今の時間帯だと、国道側のバス停で待っていなければ
   いけなかったのですよ!」
観光客「そんなこといまさら言われたって。
    バス停で待ったいたらといわれたから
    待っていたのに、まさか近くにもうひとつのバス停があるなんて、
    夢にも思わなかった」
係員「バス停には、時刻表があるから、しっかりみていたらいいのに!」
観光客「・・・」

(池田ふるさと村の売店)
 女性の店員さん、お土産を買うもありがとうございますの一言もなく、
無愛想そのもの。おつりも黙って渡され、いい気がしなかったという。
しかし、その後訪ねてきた知り合いの女性に対しては、
 満面に笑みを浮かべ、今までの無愛想がまるでうそみたいに、
にぎやかにその女性と談笑。
 
(高松港 港近くの待合所で)
 椅子のカバーは、ところどころ、破れ、
チケット売り場の真下には従業員が食べたばかりの弁当箱が。
また、海を眺められる正面の窓ガラスの下には、
ゴミ箱の集団が。
 時刻表は、茶色のテープでだらしなく貼られ、
かなりくたびれています。
 ビニール袋に入れられた空き缶、ペットボトルのまとまりが、
通路に忘れたかのように置かれていました。
 係員に尋ねようにも、チケット売り場は、閉ざされ、カーテンが
下ろされたいます。
 何度か声をかけて、奥から係員が面倒くさそうに出てきて、
「何ですか!」と無愛想この上もない顔で・・・・。

 今年の4月から、オリーブ栽培100周年祭が
1年簡にわたって、継続的に各種イベントを通じて
華々しく展開される予定の小豆島

 しかし、いくら、オリーブ公園がいろんな催しものを
がんばって展開しても、
地場産企業が新製品を開発してもそのおいしさをPRしても
素敵で風光明媚で温暖な気候でも、
小豆島に渡る最初のおもてなしが、
あるいは小豆島に下りた最初の印象がこれでは
いわずもなが、結論は見えています。

 いったいこれはどうしたことでしょうか!

 会社でも、家庭でも、
受付や玄関は、お客様の第一印象を与えるたいへん重要な場所であり、
皆さん、相当、気を遣っています。
最初の印象が悪いと、それを取り返すのがたいへんです。
これはもう皆さんがいちばんよくご存知なはずです。

 小豆島にいくお客様は、
船のチケットを買うときから、ワクワクして期待大です。
今から島に渡るんだ・・・と。

 ましてや、ここが田舎の損なところなんですが、
都会の人は、田舎や島の人は、都会人とは違って
人情味豊かでやさしく、ほのぼのとしてあったかく
自分をやさしく迎い入れてくれるものだと、
程度の差はあれ、多少の期待があります。
それがかなりの誤解かもしれないとわかっていながらも
期待してしまいがちになります。
 すなわち、田舎や島では、
おもてなしの期待のハードルが高くなっているのです。
だから、普通のサービス、おもてなしをしたのでは、
物足りないと違和感を感じる場合も多いはずです。

 ましてや、今回のような応対では、
何をかいわんやです。

 ここはぜひ、観光客の視点で
すべてを再点検して、従業員の再教育をすべきだと思います。
全員がそうだとは決していいませんし、
そうは思っていませんが、
最近たて続けに私の元に同種の情報が飛び込んできたので、
これはと思い、皆様にお知らせしました。

 今からなら間に合いますし、
せっかくお金を払って仕事をしてもらっているのに、
接客態度が悪くて、お客様に悪い印象を与えてしまうなんて
いったい何をしているのかわかりません。

 小豆島のオリーブ栽培100周年祭関係は、
自分たちが一生懸命に取組んでも、
肝心の島への入り口のところで、
悪い印象を与えていたのでは、
取り返すことができません。

 怖いことは、こういう応対を受けた観光客が、
口コミで、小豆島の一部ですが、対応の悪さを
伝えだすと、それこそ取り返しのつかないことになりかねません。

 島の方、よく利用している方は、
当たり前となってまったく気づいていないことなのか、
また、顔見知りには態度がいいという従業員もいるようですので、
顔見知りとそうでない人を使い分けられて気がつかないのか
よく分かりませんが、たいへんなことだと思います。

 ぜひとも、この機会に
交通機関や売店の従業員の再教育をお願いしたいと思いますし、
これは、島全体の問題として取り組んでいかなければいけないと思います。

 それは、その会社の問題などと悠長なことを言っていたら、
とばっちりは、あなたに及びます。

 15日に小豆島でちょっとした講演を頼まれています。
聞かれた皆さんがどう思われるのかわかりませんが、
実情を話し、お願いだけはしてくるつもりです。

 少しでも、観光客の立場に立って、
応対できる従業員が増えることを期待しています。


●「美しい日本の風景」アレックス・カーを迎えて

 2月24日 15時から、ユープラザうたづ(香川県宇多津町)で、
東洋文化研究者である、アレックス・カー氏を迎えての
講演会がありますので、
よろしければぜひご拝聴ください。無料です。整理券も不要です。

 当時の徳島県東祖谷山村にある
萱葺き屋根の民家(ちいおり=フルートの家)の再生プロジェクトなど
日本人以上に、日本が大好きで、私たちが見過ごしている
「日本の美しい風景」の
保存に力を注いだアメリカ人です。

 松岡正剛が、千夜千冊でも取り上げている「美しき日本の残像」の
著者でもあります。

 司馬遼太郎や坂東玉三郎が反対したにもかかわらず、
日本の美しい風景はもはや残像で、期待すべきものがないということで、
失望し、活動拠点をバンコクに移しましたが、
最近は、オンエアされたテレビ「情熱大陸」では、
京都の築80年以上の町家を宿泊場所として改装したり、
長崎の小島に残る、地元民の精神のよりどころでもあり、
支援してきた教会にも
深い関心を示し、村おこしにつなげています。

 ○アレックス・カー
  http://www.alex-kerr.com/

 ○テレビ 情熱大陸
 http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/07_15.shtml

 彼は、再び現在の日本に何を探しているのか、
私たちが見えていないところを果たして気づかせてくれるのか、
興味は尽きません。
ぜひ時間を見つけてお出かけください。刺激になればいいです。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(6)2月4日 耳の痛い話です!

栗林公園

2月になりました。

 昨日の日曜日は、
今年で2回目のちょっとした積雪で、高松市の中心部でも
薄く雪化粧しました。
 栗林公園でも、前回よりは積雪はなかったですが、
借景の紫雲山にうっすらと雪が覆い、
湖面から立ち上る水煙が、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
 三脚のついたカメラを持った方も結構多くいて、
素敵な写真がとれたとたいへん喜ばれていました。
 午前中に訪れた方は、雪も少し舞って特にラッキーでした。

 雪が舞い、寒さもまだまだ厳しいですが、栗林公園の梅の花は、
早咲きは、もう5分咲きを超えています。
 また、市内のオシャレなブティックでは、
もう春のワードローブがウインドウディスプレイに並び、
一足早く華やいで、それを見ていて心が軽やかになります。

 もうすぐ春ですね。
季節の移り変わりの早さ、肌で感じています。
これも四季、
地球の地軸が偶然23.4度に傾いたためのプレゼントです。

 土曜日は、午後から雨でしたが、
ご夫婦5組と、1人のマスコミ記者さんを
ガイドさせていただきました。
 ついつい夢中になって、予定の時刻を過ぎてしまって、
申し訳なかったです。
 でもいいですね、お仲間でご夫婦揃って、
土曜日の午後にのんびりと
お庭の国宝を散策できるなんて、これは幸せなことだと思いますし、
その方たちをガイドできる私も、贅沢と幸せを感じました。
5組のご夫婦に感謝します。
ありがとうございました。
西島八兵衛翁
西島八兵衛翁
(伊勢津藩より讃岐に派遣され、満濃池の復活等ため池の築堤、香東川の流域の変更、栗林公園の築庭などを行う。)


 マスコミ記者さんには、ガイド後も、公園事務所で
2時間も話を聞いていただき、感謝です。

●讃岐桃太郎保存会で、初「豆まき」してきました!田村神社 節分祭


 昨日、日曜日、縁あってお誘いがあって、
初めて、節分の豆まきの舞台に登って、
田村神社(高松市一宮町)で、豆まきしてきました。

 讃岐桃太郎保存会のメンバーということで、神事のお祓いを受けたあと、
豆まきをしてきました。

 皆さんは、由緒ある田村神社の祭神は、誰だと思いますか?

 実は、「桃太郎」(吉備津彦命)のお姉さん、
百襲姫命(ももそひめのみこと)です。
父親は、第7代行孝霊天皇です。

 吉備津彦命は、当時瀬戸内海で暴れまわっていた海賊を退治しており、
さぬきの人々が伝承していた話を、後に、菅原道真が「桃太郎」として
纏め上げたものです。
吉備津彦命は、兄弟で2人いますが、桃太郎のモデルとなったのは
 弟の稚武彦命(わかたけひこのみこと)です)

 百襲姫命(ももそひめのみこと)を祭神として祭る神社は、
全国でも2箇所しかなく、ひとつは高松一宮の田村神社、そして
もうひとつは、大内の水主(みずし)神社です。

 百襲姫命(ももそひめのみこと)は、わずか8歳で
讃岐国を平定するためにはるばる訪れ、
安堵の浦(今の安戸池付近)に到着、
その後水主でしばらく滞在し、お屋敷まで造営されたのですが、
大内(おおち)とは、「大内裏」の意味なんですね。
当地の農民にも米つくりを教えたようです。

 しばらくして、船で移動して、現在の高松市船岡につき、
ここでも米づくりを奨励したようですが、
お屋敷を現在の田村神社のあたりに移したようです。
 ちょうどそのころ、岡山で桃太郎伝説の元となった桃太郎の活躍があり、
彼、弟の稚武彦命(わかたけひこのみこと)が、さぬき国にも来ました。

 百襲姫命(ももそひめのみこと)は、しばらくして、
多くの地元民に惜しまれながら、朝廷に帰りますが、
このことが、将来のかぐや姫の伝説の元になったと言われています。

 百襲姫命(ももそひめのみこと)の話は、日本書紀に出てきますが、
主人は、大物主命で、2人の痴話げんかが下で生まれたお墓が、
有名な「箸墓古墳」なのです。
一説には、卑弥呼の墓とも言われているあの古墳です。

 桃太郎伝説は、全国至る所にあります。
しかし、江戸時代では、実は桃を食べて若返ったおばあさんに
驚いたおじいさんが、やはり桃を食べて若返り、そしてその結果
2人の間に桃太郎が生まれたという回春型の話の方が主流でした。
これは教育上好ましくないというので、
明治になって書き換えられました。

 豆まきでは、すぐ近くで俳優の加藤剛さんも投げられていました。
歳はとっていますが、彫の深い顔立ちで、かっこよく、
まさに「大岡越前」でした。

●おいしいもの2つ紹介します。

 香川にも、国外や県外から多くの若者が来て、
元気に働いている農家があることを、ご存知ですか?

 私が知事と訪れたのは、観音寺市の三豊セゾン、石川農園などですが、
そこには、農業が楽しいと元気で働いている県外出身の若者が
男女問わずいます。
 彼らがなぜ県外から来ているのか、なぜ農業をしているのかは、
また機会を見つけてお話しますが、
寒いレタス倉庫の中ではありましたが、暖をとりながら
生の声が聴けました。

 懇親会では、
打ち解けてフランクに何人もの若者たちとお話できましたが、
そこでいただいたインドネシアの料理(日本のチャーハンに
よく似ています)と
寒鮒(かんぶな)の赤味噌漬けは、とってもおいしかったです。
 鮒は、おいしく県内の多くのため池で養殖も盛んですが、冬以外は
特有の魚くさいにおいが強すぎて閉口してしまいますが、
冬のこの時期は鮒もあまり動かず、したがって匂いもせず
ほんとうにおいしく食べられます。

 ほんとうにおいしかったです。
美味でしたし、しかし鮒と聞くまではそれとわかりませんでした。
香川の伝統料理でかつてはどこでも食べられたそうですが、
今でも、時々産直市でも売られているようです。
ぜひご賞味ください。
この時期を逃がしては、また臭みが増すようです。

 先週は、もう一回夜に観音寺市大野原町を訪れ、
ミカン栽培の農家の皆さんとお話して来ました。

 集会場での話は、農政の現状、課題、対応策を述べた後、
いきなり、建前を聞きたいのではない、本音で話したい、
集落営農で今の現状から脱却できると真剣に考えているのか!と
詰め寄る発言からスタートした時は、これは
どうなるのかと思いましたが、なかなかの刺激でした。

 総じて、真面目な農家の方が多いし、話を聞いて確かに、今は農家は
厳しい状況とは思いましたが、
自身の子どもに子どもの頃から農作業を手伝わせていない、
後をついでくれていないなど、
農業の本来の素晴らしさを子どもたちに十分伝えきれていないし、
消費者の顔を見ながらの、
農業本来の楽しさも忘れているのではないかという
印象も、えらそうなことを言いますが、私は一部受けました。

 農業って、ほんとうに消費者に喜ばれる、
モノづくりの原点だと思います。

 しかし、本音のいい話が聞けて、よかったです。

 皆さん、もっとプラス志向で元気だして欲しいです。
集まればほんとうにパワーになります!

 話のあと、現地でいただいた、「越年袋かけ栽培みかん」、
これがどっこい、さぬきゴールドと同じく
目が覚めるおいしさでした。
とても驚きました、とってもあまかったです。
これなら、1個200円でもまちがいなく買います。
もとの十分取れるおいしさです。

 ミカンでは、真っ赤な小原紅早生のシーズンが済み、
2月下旬までは、このさぬきこだわり特選K.ブランドにも
登録されている「越年袋かけ栽培みかん」のシーズン、
ぜひご賞味ください。おいしいです。

 先週は、多忙で睡眠もあまり取れなくて結構タフな一週間でしたが、
「寒鮒」、そして「越年袋かけ栽培みかん」と、貴重な味を体感できて
よかったです。

●映画「アース」は必見です!
 ようやく見ることができた映画「アース」も、
深夜では、観客は少なく、わずか11人で見ましたが、
皆さんにぜひお勧めします。

 地味なドキュメンタリー作品ですが、
よくもまあここまで撮影したものだ、
いったいどうやって撮ったのだろうかと
思うシーンの連続で、圧倒されました。

 映画が始まるまでは、11人の観客、お互いにあまりの観客の少なさに
互い同士何度も目が会いましたが、しかし、2時間後、
全員感動したに違いありません。

 実にいい映画でした。
素晴らしい映像には、しかし、人間は1人も映っていません。
人間も、地球に生かせてもらっているものとしては、
他の動植物と何ら変わりはありません。
私たちが住んでいる地球について、ほとんど知らず、
これほどまでに多種多様な動植物が生きている地球。
これほどまでいとおしくなったのは、初めてでした!

 大画面だけにド迫力あります。ぜひお勧めします。

 地球誕生時に偶然に傾いた23.4度、
地球各地に季節をもたらし、生命を育んできたこの偶然。
誕生後およそ46億年経過して、折り返し地点という地球の寿命。

 しかし、あの恐竜でも1億5、6千万年続いたというのに、
人間は、誕生後わずか数百万年で、絶望するのでしょうか!

●耳の痛い話、聞いてください!
 現代アートと瀬戸内海の美しい風景の直島、
リニューアルした屋島山上水族館、動物園跡地を整備した栗林公園
書院の美で多くのアートファンを集めいている金刀比羅宮など、
今、大勢の観光客が来られていますが、
でも、ほんとうに、たくさんのお客さんがきているときほど、
怖いことはありません。

 観光地や各施設は、大勢のお客様がきて、
それで満足しているから、自信を持っているから、
多くのお客様が、意外と不満を持っていることに気づかずに
やり過ごしています。

 現実は、むしろ人の多いときの方が十分ア対応ができていなく、
お客様も結構不満持っています。

 北海道旭山動物園は、休園という厳しい事態に追い込まれて
行動展示という動物本来の姿をみせたらどうかという
動物思いの園長や飼育係の本来の情熱が甦り、
閉園という最悪の事態から救ったわけですが、
あまりの人気の結果、想定外の大勢の入園者が来られて、
うれしい悲鳴を上げている一方で、
実は、各園舎の待ち時間は長くなるし、トイレや休憩所、
売店などは長蛇の列。
待つ時間の割には、じっくり見れない場合もあって、
苦情は格段に多くなったと伺っています。

 そして、設備投資に多額の費用を要したため、
未だに赤字経営です。

 せっかく北海道まで行ってきたのに、
待ち時間ばかりで、ゆっくり見えなかった、
トイレや休憩所などは込んでいて、たいへんだったとの
感想では、先が思いやられます。

 大勢の人が来られているときほど、細やかな神経で状況を把握し、
適切な対応をするべきだと思います。
慎重にきちんと対応しないと、禍根を残すことになりかねません。

 私の元に最近届いた何通かのメールも、
それを象徴するかのような内容でした。

 たとえば、屋島山上水族館の件です。
イルカやアシカショウの時は、
前3列は子ども用の優先座席と館側が決めているなら、
それを守らないダメな親や保護者を係員がきちんと注意すべきであって
きちんと規則を守っている周りの方は、そういう注意を待っています。
ふたを開ければ、子供だけの優先席なのに、
半分はその保護者も座っている状態のようです。
係員には話したようですが、
「優先席と言っても強制力があるわけではないので、
強制はできないのです」という
係員の応答は、あまりにも頼りなくて、それでは
優先座席を設けるなといいたいくらいです、

 しっかりと子供用の優先座席に座っている大人を
排除すべきですという気持ちは、同感できます。

 それにしても、
ほんとうにダメな大人がなんと多いことか。
子どもは、その大人たちを見て育っているのだから、かわいそうです。

 大勢のお客様が来られると、どうしても十分な対応が
できかねることもあります。
でも、結果的にはできなくても、一生懸命に努力している姿が肝要で
でもそういう姿を見かけると、
予想外のお客様が来られてたいへんなんだと、でもがんばっているなと
そういうことは納得してくれるはずです。

 人への対応は、ビジネスライクで対応するのではなく、
もし自分が相手の立場なら、どういう風にしてしてもらえれば
心地いいのかを考えて行動することが、
今ほんとうに求められています。

 大勢の観光客、お客様の中でわずかたった1人ですが、
その1人を軽んずることなかれです。

 インターネットが普及した現在、1人の力でも
やりようによっては大企業や行政も頭を下げなければいけない事態にも
なることは何例も例があります。
 でも、本来のおもてなしは、そういうようなマイナス思考ではなくて、
少しでも多くの皆様に、
忙しい中、わざわざ来ていただいたのだから、
その気持ちに報いるためにも
大切におもてなしをしないといけないというプラス思考で考えなければ
いけないことです。

 サービスの世界では、ひとつ悪いことがあるとそれがすべてを
ダメにしてしまいかねません。
以前にもお話しましたが、100-1=0 いや
マイナスになってしまう恐れが十分あります。

 気持ちよく帰ってくれた人は、必ず
その気持ちよさを大勢の方に話してくれます。
不愉快な気持ちにさせてしまうと、なおいっそう多くの方に
悪い印象を伝えることになります。
悪い話の口コミは、伝達速度は異常に早いです。
尾ひれもつきますから、最悪です。

 そういう話が旅行代理店に入ると、
それは代理店の責任でもあるわけですから
もう二度とお客様を連れて来ないことも十分考えられます。
口コミはもっと怖いです。

 大勢の人が来てくれている今こそ、集客前より
大変な努力が要るわけであって、最大限の注意で
お客様をもてなさなければいけません。
 一生懸命集客に努力して、その結果、大勢の人がきてくれたら、
訪れた人を如何に気持ちよく思って帰っていただくかが
最大限に大切であって、
それが本当の勝負だと思っています。

 大勢の人が来てくれているということで満足してしまうと、
結果的には、大勢の人が十分な対応をしてくれないことに不満を持ち、
その不満の声が、却って大勢の人の口から全国津々浦々に伝播されるという
皮肉な結果になってしまいます。

 行政は、新しい提案をしても、従来なら、
必ず聞かれたのが、それはもうどこかで実施されているのですかとか、
香川が初めてではありませんね、などということで、
それは、全国の先陣を切って失敗すればどうするのだという
意味でもあったのです。

 でも、ほんとうに大切なことは、全国でもどこでも実施していないことを
香川が初めてやることに意義があるのであって、
そういうことはビジネス社会では当たり前なのですね。
独創性も大きなビジネスチャンスなのですね。

 最近は、こういう思考も理解されてきましたが、
しかし、具体的な事業の実施となると、
まだまだ躊躇しているのが現状で、
決断の大切さを実感しています。
若い職員にも、保守的な傾向が目立ちます。

 他人のやっていないこと、全国で初めてのことこそ、
やりがいがあります。
どんどんチャレンジしましょう!

 失敗することを恐れて、行動しない職員がいます。
でも失敗することが多いことは、
その失敗の中身を見て判断すべきだと思います。
 何かに意欲的にチャレンジして、それで失敗が多い場合と、
ケアレスミスの失敗とは、失敗の質がぜんぜん違います。
どんどんチャレンジしましょう!

 で、次週は小豆島のこれでは、先が思いやられる
「オリーブ栽培百周年祭」です。
 肝心のことが抜けているこのイベント、
ここをしっかり直さないと、
ほんとうにがっかり観光地になってしまいます。

 次週は、小豆島のここを直せばを、お話させていただきます。

●森林カレッジ 開催します!

 縄文時代・弥生時代,特に弥生時代の人は森林と
どんな風に関わっていたか。
 それを出土木製品から、道具にどのような木材を使用していたか。
復元竪穴住居も見て、当時の暮らしを想像し、現在の環境問題の本質
[ものを消費する生活]を理解することに役立つのではないか・・
 過ぎたる欲を、ある程度、抑えるということが不可欠ではないか・・

 皆さんとともに考えていきたい。

日時  2008年2月9日(土)13時30分―15時。
場所  香川県埋蔵文化財センター
JR讃岐府中駅から西1K(坂出カントリー横)
       坂出市府中町南谷5001-4 (0877-48-2191)*駐車可。
その他 * 埋蔵文化財センターを見学できます。大人から子供まで
      楽しんでいただけると思います。(弥生時代の火おこし体験等)
主催  フォレスターズかがわ
申込  フォレスターズかがわ担当委員: 綾川町陶141-6 吉田 陽彦
      電話・fax087-876-4458 mail h.yosida@estate.ocn.ne.jp


●香取村展、県庁舎東館で本日2月4日からスタート

香取村は、香川県民の誇り!
特別展示「香取 -村づくり60年の歩み-」について

 鳥取県西部、大山北側中腹に香取開拓村という酪農の村があります。
車で通りがかる誰もが、その美しい牧歌的風景に心を奪われるほどです。
しかし、ここに長い村づくりの歴史があることはあまり知られていません。
昭和21年に香川県出身の旧満州開拓団の人々が中心となり村づくりを
始めて60年余。「香取開拓村」の歴史・文化・産業を紹介する
展示を行います。

1 会  期  平成20年2月4日(月)~2月15日(金)
          午前8時30分~午後5時15分       
        (土・日曜日、祝日:閉庁のためお休みします)
        *初日2月4日(月)は、午前10時よりご覧いただけます。
        *最終日2月15日(金)は、午後4時で終了します。
2 開催場所  香川県庁 東館 1階 ギャラリー
3 展示内容  ①香取開拓村の歴史・文化を振り返るパネル・写真
        ②年表
        ③香取村の紹介パンフレット
          鳥取県・大山町の紹介ポスター・パンフレット
4 入  場  無料
5 参  考(香取村の沿革)
「香取村」は、戦後の昭和21年に香川県綾歌郡栗熊村
(現丸亀市綾歌町栗熊)出身の旧満州開拓団の人々が中心となり、
鳥取に入植して造り上げた村です。

 2つの県名に因んで香川県の“香”と鳥取県の“取”をあわせ、
“かとり”と名付けられました。

 現在は、花と緑あふれる酪農の村となっていますが、
その長い歴史は私達の想像を絶する、様々な苦労の連続と耐え難い
困難との闘いでした。厳しい気候、思うように進まない開拓作業、
酪農産業への挑戦、次から次へと“嵐”が押し寄せてきます。

 しかし、香取村の人々は決してくじけませんでした。
「村づくりは100年」を合言葉に一致団結し、お金や物を得ることを
目標とはせず、自然や生活の豊かさを尊重して村づくりを続けました。
その努力が評価され、昭和63年には国土庁が主催する第3回農村
アメニティコンクールで最優秀賞に輝き「日本一の村」になりました。

 平成18年11月、入植60周年を迎えた香取村は現在も、
文化人村構想の実現、高冷地野菜の栽培など、
新たな夢に向かって挑戦が続いています。
 
 今回、香川県と鳥取県立図書館とが協力し、
香取村を紹介する展示を開催いたします。同郷の人々が造りあげた
村の歴史や文化、村の人々の「不屈の精神」と「開拓魂」、そして
たくましい「自立」に触れていただきたいと思います。
  生活が便利になり、モノがあふれ、人と人とのつながり、ふれあい、
そして心をどこかに置き忘れかけているこの時代に、真に大切なものは
何であるのか、香取村の人々からたくさんのことを
学びたいと考えています。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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