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(5)1月27日 目からうろこが落ちる話です!

1月もあっという間に過ぎ去ろうとしています。
時間の経過をこのように早く感じるのは、幸せな証拠です。
人間、不幸な時はなかなか時間が進みませんが、幸せを感じるときは、
もっとこの時間が続いてほしいと思うにもかかわらず、
無情にも 時はあまりにも過ぎ去ります。

 人生80年、しかしそれはわずか29,200日、
700,800時間でしかないのです。
 皆さんの中には、私のように人生もう既に半分過ぎた人も大勢います。
でも、なかには、天寿まっとうするということで、
120歳(天寿)近くまで
生きることができる人もいますが、そういう方って、
精神的肉体的にタフというよりは、
自然の時間の流れに併せて、
贅沢せずに穏やかに生きている人って感じています。

 人間も自然に生かされているものと思えば、自然に逆らうこと自体が、
短命化をもたらすものかもしれません。

 いずれにせよ、貴重な時間を無駄にはしたくない、
大切にしなければと痛感しています。
(しかし、こう思うこと自体がもう不健康かも知れませんね。)

 生きていること、それが幸せ!

●「常若」(とこわか)

 2008年1月7日号の一斉送信メールに、
金刀比羅宮書院の美展を
皆さんにご紹介をしましたが、
その後、私も金刀比羅宮ガイドを頼まれて、私自身も
もう一回のぞいてみたくなったのと、図録を買い忘れていたことを
思い出して、何とか時間をやりくりして、ガイドを了解しました。

 その後運悪く、同時刻に栗林公園のガイド依頼があり、
でも先約優先で、そのグループの皆様には、誠に申しわけなく、
しかし、他のガイドの方を紹介しましたところ、快く了解していただき、
事前に私が作成しました栗林公園の資料をお渡しして、
私は、金刀比羅宮でガイドすることになっていたのですが・・・!

 ところが、当日の昨日、急に相手が都合が悪くなって、ドタキャン。
結局、時間がぽっかり空いて、でも私1人で出かけてきました。

 天気もよかったせいでしょうか、
大勢の人出で、芋の子洗うようなすごい人、人の波で、びっくりしました。
コトデンがいっぱいで、誰もなかなか下車しないので、
もしやと思っていたのですが、
ほとんどの方ガ終着の琴平駅まで乗車していました。

 何人かの来場者や宮の係りの方とお話しましたが、
やはり、NHKの新日曜美術館のオンエアと、
新聞、雑誌や民放テレビなどのPR(露出)が
相当来客の多さに貢献しているようでした。
 特に、テレビの影響は、ことのほか大きいと実感しました。

 今回は、不心得者で、お参りしないで、アート三昧。
表書院、裏書院、白(椿)書院、高橋由一館、宝物館、
そして、「神椿」を、大勢の人はいましたが、
じっくりみせていただきました。

 特に、奥書院のガイドの今回の女性、ほんとうによく勉強していて、
頭が下がりました。新たに教えていただいたことは、
また機会を改めて皆さんにおしらせします。

 私は、もう今回で3回目でしたが、
古い作品は、700年以上近く経っても残っているのは、
奇跡に近い状態で、感動を新たにしました。

 知り合いの方にも何人かお会いしましたが、
1組の夫婦の方から、私のメールを見て、行きたくなってきたんですよ!
また、奥様からは、来てよかったです、感激しました!と言われて、
お役に立ててたいへんうれしかったです。
 
 金刀比羅宮というと、どうしても歴史の方に注意がいって、
古いイメージが先行しますが、
明治時代の琴陵宮司が言っているように、
その時代の最先端、「常若」(ことわか)で居続けることの大切さ、
うなづけます。

 アバンギャルドな世界も併せ持つ金刀比羅宮、
だからこそ、大勢の人たちを魅了するのかもしれません。

 会期も残りもう4日となってしまいましたが、
秋のフランス巡回から帰ってきて、
また、いつの日か、再開できればと思います。

●目からうろこが落ちる話

 先週のタイラギ貝は、反響が大きく、うれしい限りです。
今冬の予約は、残念ながら4月を除いて、もういっぱいです。
私も4月に1回予約を入れましたが、期待はワクワクです。
来冬も、12月1日から受付する予定ですので、
ぜひ、できれば1~3月で予約してご賞味してください。

 先日、冬の瀬戸内海のおいしさを代表する魚介類のひとつ
ワタリガニ(ガザミ)を豪快にいただく機会があり、
出席してきました。
 ワタリガニは、まさに冬の代表魚介類のひとつで、卵を抱えたメスは、
とってもおいしかったです。

 鳥取や兵庫の松葉ガニも、刺身、しゃぶしゃぶ、焼きガニ、茹でガニなど
とってもおいしく、大学のゼミ旅行ですっかり病み付きになって、
山陰の香住や柴山などに通い続けていた時期もあるほどですが、
このワタリガニも負けずに美味です。
ワタリガニは、底引きなどで獲れますが、
県としても、種苗育成にも力を入れていますので、
この機会にぜひご賞味ください。

 ところで、皆さん、唐突ですが、
養殖の魚と天然の魚と、どっちがおいしいと思いますか?
ワタリガニを食べる会で、たまたまお話が出たものですが、
多くの方は、魚は、もちろん天然ものがおいしい、と言われていました。
でも、そう多くの人が思い込んでいませんか?
本当に必ず天然ものがおいしいのでしょうか?

 例えば、香川県と徳島県との県境、和三盆で有名、風の街引田で生まれた
野網和三郎氏が、世界で初めて海面魚類養殖業に成功して
今年80周年を迎える香川の養殖ハマチは、
鹿児島県などで約1年養殖された1kg前後の種苗(稚魚)を
4月から5月に導入して、
9月頃から1月(最盛期は11月から12月)にかけて、
3~5kgになったものを出荷しています。
(実は、瀬戸内海の冬場の水温がハマチには低すぎ、
 1月から3月の冷たい水温は、育成に適しないのです。)

 野網氏、彼が偉大なのは、なぜなのでしょうか!
それは、ハマチ養殖という技術面もありますが、
彼の、常識にとらわれない優れた先見性にこそあると思います。

 将来の爆発的な魚介類の需要の増加のための乱獲などによる
魚資源の極端な減少や枯渇を予想して、
当時魚は海にたくさん生息しているのに、
莫大な費用を投じて、養殖業にチャレンジする、いわば常識破りの
彼の先見性が素晴らしいのであります。

 そして、さらに、そういう奇抜な発想をする子どもに
理解を示し、全財産に近い資金援助をした彼の父親にも
敬意を表すべきだと思います。
 
 彼は、19歳でチャレンジして、2年目の20歳で養殖に成功しています。
しかし、これも驚くべき才能です。

 話は中断しましたが、
広い大海原、敵も多い自然界では、厳しい環境の下、
魚も思うように餌がとれず栄養が偏りがちな時も
珍しくありません。
日本が捕鯨を主張するひとつの理由に、鯨を保護しすぎると、
たくさんのオキアミを食べて、そこで食物連鎖が崩れて、結局は
魚が激減してしまうというのもあるくらいですから!

 また、予想外の天然の魚の大漁になると、
肝心の「活き〆(じめ)」と「血抜き」が十分できなくなります。

 それは即、味の低下に繋がります。
なぜなら、筋肉に血が行き渡ると味は落ちるからです。

 このグッドタイミングによる適切な「活き〆(じめ)」と
「血抜き」こそが、
魚のうまみを担保するものなのです。

 養殖ハマチは、生産履歴がはっきりした質のいい餌を与えることで、
消費者ニーズにかなった安全・安心でおいしい魚を
誕生させることができるのです。

 したがって、大きないけすでしっかりと養殖されている
香川の養殖ハマチは、
天然ハマチよりもおいしいのです

 適切に飼養された養殖ハマチが、
天然に比べておいしい大きな理由が、
この「活き〆(じめ)」と「血抜き」なのです。

 天然ハマチだと、いったいそのときに、
どれくらい獲れるのかまったくわからず、大きさも不揃いです。
 そして、その後のスムースな「活き〆(じめ)」も、
大きさがまばらでは、機械を使用しても、その都度
機械の位置を調節しなければならず、
作業も非効率的になり、そうしているうちに
適切な「活き〆(じめ)」時間のタイミングを外してしまいます。

 その点、養殖は大きさがほぼ一定で、獲る量も自由に調整でき、
活き〆(じめ)機械が効率的に的確に使用できます。

 すなわち、適切に管理された養殖魚なら、
必ずしも天然魚よりもおいしくないというのは一種の誤解で、
また、天然魚だからいつも養殖魚よりもおいしいというのは、
また間違っているのです。

 そのほか、養殖ハマチがおいしい場合がまだまだあります。

①餌の品質や量を厳重にコントロールできていたら、養殖魚がおいしい。
  かつての養殖は、えさを与えすぎたという反省にたって、
 現在は、かなり改良され、
 魚の成長に応じて、魚粉に、
 魚油と各種必須ビタミン類などを適正に配合した餌を、
 必要な時期に必要な量だけ与え、最近の消費者の好みに合った、
 適度に脂が乗った高品質のハマチの生産が可能となります。

  最近は、ブランド化の一環として、
 県特産のオリーブ葉の粉末を餌に添加した
 養殖ハマチの開発に取り組んでいます。
 実は、オリーブの葉にはポリフェノールの一種である
 オレウロペインが含まれ、ハマチに与えると歯ごたえのある
 おいしい魚に仕上がり、刺し身の色合いも良く、試食会でも
 高い評価を得ています。
  大量の国産オリーブ葉は香川にしかありませんから、
 「オリーブハマチ」は本県のブランド魚にできる可能性があります。

②出荷前の絶食(餌止め)で、さらに養殖魚はおいしさアップ。
  出荷直前まで餌を与えた魚は、死後、身肉が早く悪くなることから、
 出荷の数日前から餌止めを実施します。
 その結果、余分な脂肪分を除き、肉質を引き締めることになり、
 おいしさが一段と増します。

③「活き〆」と「血抜き」
  既に述べましたが、養殖ハマチは、最初から処理尾数を決めて
 作業に着手できるため
 一尾一尾丁寧に「活き〆」と「血抜き」を行うことが可能で、
 身肉が生臭くなるのを防ぐとともに、新鮮な肉色が保持されます。 

  天然ハマチは、一度に大量の魚が獲れたような場合には、
 「活き〆」や「血抜き」が充分に行われずに流通されているものも
 見受けられます。
  
  上述しましたが、これこそ養殖の魚が天然よりもおいしい
 可能性が高い理由です。

④天然ハマチも、中にはやせ衰えたハマチもいます!
  大きな海原を泳ぎ回るハマチは、
 運動量も豊富でえさもたくさん食べていると
 考えがちですが、実は、えさを捕ることの難しさは、
 海でも陸でも同じです。
  毎日3度の食事が当たり前のことと感じている私たちには
 想像もつきませんが、
 多くの動物は食事を取るために生きているといっても過言ではありません。
 
  だからこそ、神はチーターに最速の足を持たせたわけですが、
 しかし捕獲率はわずか10%、百獣の王であるライオンのメスでも
 30%と言われています。
  意外と失敗の連続のようです。
  しかし、恐竜の生まれ変わりの鳥類は、
 おそらく100%の捕獲率と驚異的な
 数字を残します。
  陸上では、よちよち歩きの皇帝ペンギン、実は、潜水能力がたいへん高く、
 およそ300メートルの深さまで潜れるし、体内にためた酸素で、
 長時間水中で活動できます。
 驚くべきことです。

  魚もえさを捕ることに必死です。
 小魚も数で子孫を増やしていますが、団体で行動するその知恵は
 生きながらえるために必死で逃げ回ります。

⑤大型いけすの誕生により、養殖魚の運動量格段にアップ!
  かつては狭いいけすでひしめき合っていたという
 劣悪環境下での養殖もありましたが、
 今では、たとえば、引田漁協では全国でも珍しい二十五㍍角の大型いけすで、
 ハマチを養殖していますので、運動量で引けをとるようなことも
 あまりありません。

  この大型いけすのおかげで、実は赤潮が発生しても、
 従来の狭いいけすなら
 いけすごと赤潮から緊急避難するために移動していましたが、
 大型いけすとなった現在、ハマチ自身が深く潜って
 自ら赤潮被害から逃れるために、いけすの移動が不要となっています。


⑥ハマチへの投薬について
  ハマチ養殖に対し過去大きな被害をもたらした病気に、
 類結節症、連鎖球菌症などがあった。
 以前は、これらの病気に対し恒常的に治療薬(抗生物質)が
 使われていたため、
 薬漬けとのイメージがあった時期もありましたが、
 現在は予防薬(ワクチン)が開発されているため大幅に
 使用量は減少しています。

  現在、ハマチには、イリドウイルス病、連鎖球菌症、
 ビブリオ病に効くワクチンが
 開発されており、これらの3種混合ワクチンを接種しています。

  しかしながら、全ての病気に対してワクチンが
 開発されているわけでなく、
 現在でも必要に応じ「薬事法」に基づき承認された治療薬を
 適正にしています。

  なお、ワクチンは、稚魚(モジャコ)の段階で1回接種で
 効果が持続するため、
 香川県で養殖する段階ではワクチンの接種は実施されていません。

  参考:香川の漁業
 ○香川の海面養殖の状況は、ハマチ・カンパチを中心としたブリ類、
  マダイ、ヒラメ等の魚類及びノリ・カキ・ワカメなど多岐に渡ります。

 ○平成17年の養殖業の生産量は約41,000トン、
  生産額158億円と、漁業生産全体の6割強を占めます。
  生産額では全国11位となっています。
 
【参考】海面漁業
  生産量 約24,000トン、生産額82億円

 ○香川県漁業協同組合連合会(香川県漁連)の平成17年度
  販売事業取扱高は、498億円で、都道府県37漁連中2位と
  なっています。
 (①北海道2720億円、②香川県498億円、③三重県348億円、
  ④宮城県322億円)

 ○平成7年11月7日には、ハマチが「県魚」に指定されています。
  また、ハマチは成長とともに呼び名の変わる「出世魚」であり、香川では、
  ツバス ⇒ ハマチ ⇒ メジロ ⇒ ブリと呼ばれています。


  安全・安心が叫ばれています。
 養殖は、生産履歴がはっきりした質のいい餌を与えることで、
 消費者ニーズにかなった安全・安心でおいしい魚を
 誕生させることができます。

  おいしさは、個人によって、また食する環境によっても異なる
 微妙な味です。
 
  養殖魚はけっして天然魚よりも味が落ちるということはなく、
 むしろ適切な飼養をすれば、天然魚よりもかなりおいしいものに
 なります。

  適切な飼養で大きくなった、大型ハマチの引田鰤(ぶり)、
 直島ハマチをぜひ召し上がってください。美味です!

  牛や豚、鶏、
 飼育(養殖)と天然とどっちがおいしいですか、というよりは、
 ジビエは別にして、しっかり飼育されている方がおいしいですね。(笑い)
 

●フラワーフェスティバルかがわ 開催

 2月9日(土)・10日(日)は、
サンメッセ香川で、フラワーフェスティバルかがわが開催されます。

 県下では、最大規模のフラワー祭りですので、
ぜひご来場ください。

 素敵な作品も展示されますが、切花、鉢花、苗などの即売もあります。

 また、同時に、2008たかまつ食と農のフェスタということで、
産直農産物ごじまん市も開催されます。


紀太理平焼き展 開催中・・・

 2月3日まで、坂出市のJR坂出駅南のかまどホールで、
栗林公園のお庭焼きで有名な、「紀太理平」焼き展が開催されています。

 14代当主の女性の繊細さが、鮮やかな色彩と細やかなデザインに
溢れんばかりに感じられますので、ぜひお立ち寄りください。

 なお、理平焼きの窯は、現在でも
栗林公園の北門のすぐ北にあって、
それは、今から250年前の栗林公園の古絵図の中にもしっかりと
描かれているから、すごいです。
 立ち寄っていただくと、玄関に作品を展示していますので、
気軽に見せていただけます。

 公園の中には、九重塔などの理平焼きもあり、
松平頼重が、京都より招いたものですから、その歴史の重さを感じます。
今から、250年近く前の出来事なのですね!

丹下健三作品

 現在、香川県職員有志で、香川県庁舎東館50周年記念ということで、
丹下健三設計の建築史上においても、
エポックメーキング的なこの建物の素晴らしさを
もっと多くの方に情報発信しようということで、
多くの仲間たちががんばっておられます。

 詳細は、また後日お知らせしますが、県庁ミュージアム構想も併せて
実現できればと思ってがんばっていきますので、よろしくお願いします。

 また、同じ丹下健三設計の「香川県立体育館」も歴史は古く、
東京オリンピックの年昭和39年に完成しています。

 建築物は、設計、構造、設備からなりますが、
この建物は、構造表現主義の代表的なものとなっていますので、
こちらにも脚光をあてたいと思っています。

 なお、もう既にご存知だとは思いますが、
香川県立体育館は、既に指定管理者制度が適用されていますが、 
昨年8月より始まりました夜のライトアップがとっても綺麗です。
ぜひ一度、ご覧ください。

 県立体育館も、そして県庁舎東館も、実は建設当時から
既にライトアップを意識して、周辺に大型ライトが設置されていました。
すごい発想です。ぜひご覧ください。
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テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(4)1月20日 この冬一番のお勧め情報です!

寒く冷たい日々が続いています。
県庁も執務室の寒さは一段と厳しく、特に夜などは
室内でも吐く息が白く見えることもあります。
 でも、寒さも厳しいからこそ
また春の暖かさがいっそう沁みてわかるものと考えれば、
それはそれで我慢しなければいけませんね。

 皆さんは、風邪などひかないように、
くれぐれもお体ご自愛ください。

●この冬一番のお勧め情報!

 食文化で県民の日常生活に完全に溶け込んでいるさぬきうどん、
200年以上の歴史を持ち、フランス料理のシェフからも
絶賛されている和三盆
そしてどうにもとまらない最近大ブームの魅惑的な味の
骨付き鳥などとともに
恵まれた瀬戸内海の地魚のおいしさは特筆すべきものがあります。

 他県からみえられたお客様に
何とかおいしい地魚を召し上がったいただくとともに、
ブランド化も図りたい、それには味が凝縮してうまみを増している
「一夜干し」(いわゆる太陽にかざす干物ではなく、一夜だけ干して
夜風で水分を飛ばしてうまみを凝縮させるもので、刺身よりも美味)を
地魚の代表として売り出して行こうということで、
県観光協会の梅原会長を座長として、県(農政水産部、観光交流局)と
瀬戸の地魚を愛する民間の人たちで構成する
「干される会」で、現在、情熱を持って取り組んでいます。

 まもなくネーミングなど
お披露目できると思いますので、そのときはよろしくお願いします。

 大アナゴのべえすけ、舌平目(ゲタ)、タイ、タイラギ貝、サヨリ、
ナシフグ、ハリイカ、カワハギ、シズ、地海老、ハモ、シラサエビなど
四季折々に、これぞ代表選手といえないほどおいしさを競い合って
ほんとうにほっぺが落ちるほどの美味がたくさんありますので、
期待しておいてください。

 本日は、その中でも私が子供のころから
おやじさんにたまに連れて行ってもらった鮨屋でも
特に目がなかった大好きな「タイラギ貝」が、
おいしくいただけるお店を
ご紹介しますので、ぜひ一度お立ち寄りください。

 タイラギ貝漁は、毎年12月1日に解禁となり、
翌年の4月20日までとなっていて、漁には免許(許可)がいりますが、
おいしくなり安定的に採れる1月15日から、
毎年そのお店はオープンしています。

 すでに予約は、12月1日から受け付けており、
先ほど確認しましたら、
今年は、既に3月末まで予約でいっぱい、
残りは、4月2日、3日、13日、14日、15日、16日、
19日、20日の最終日までで、もう8日しかないということです。

 もっと早くお知らせすべきでした。
今回皆さんには連絡が遅れてしまって、でもこんなにも早く
お店が予約でいっぱいになるとは夢にも思っていなかったもので、
すいません、お詫びします。
でも、これでそのお店の人気のすごさがわかると思います。

 お店は「あまん処 海鮮市場
場所は高松市庵治町の鎌野漁港の近くで
電話は、087-871-3519(塩田さん)です。
ご主人と息子さんが漁師で、獲れたてのタイラギ貝を
コースで出してくれます。
最初は、自宅でとれたてのタイラギ貝を近所や知り合いの方と一緒に
食べていたようですが、そのおいしさに火がついてしまって、
今では口コミだけでそのおいしさの話が広がっています。

 料金は、3,000円のタイラギ貝尽くしで、
しかし至ってリーズナブルです。
4月になっても、味はそれほど変わりませんということなので、
ぜひご賞味ください。
 庵治の半島の先端に近いところなので、アクセスが不便ですが、
行く価値は十分です。
お酒を飲まない人が車を運転していく方法をお勧めします。
出かけた方は、またご感想をいただければと思います。

 こういう情報は、あまり明かしたくないのですが、
でもおいしさの共有は大切ですね。(笑い)

 高松沖は、日本一おいしいとテレビ「どっちの料理ショー」で
オンエアされた蛸も有名ですが、
「タイラギ貝」こそ、今後瀬戸内海のおいしさを代表するものになるはずです。
そういえば、ニシ貝もおいしいですよ。
こちらは、たいへん安価で、こりこり感がたまりません。
ぜひご賞味ください。

●不思議な縁です!
 有志で中央通りをごみ拾いしていますが、ここ2週間ほど
高松東急イン前で、大阪から到着したバスから、
韓国人の学生たちがたくさん降りてきて、ホテルに入っていくシーンに
出会いました。
伺えば、韓国ソウルからの小学生の一団でした。

 そういえば、こういうことがかつて3年前にありました。
今となっては懐かしい思い出です。
東急インのホテルの担当者ともお話しましたが、
そういうことがありましたと伝え聞いていますと
うれしいお話をしていただき、たいへんうれしかったです。

 実は、私がまだ観光交流局に在籍していた時に、
突然、ソウルから名指しで国際電話が入り、
修学旅行のような形で子どもたちを2日後に50人ほど高松に送り込むが、
最後の調整ができなくてたいへん困っている、
大阪は、よく知っているし、大阪からバスを回すが、
香川は今回初めてでほとんどわからず、困っている、
例えば、飛行機で到着した日にバス内で食べる昼食用の弁当の手配とか、
表敬訪問予定の中学校との連絡、
夕食会場の手配など、矢継ぎ早に言われて、いったい何のことかわからず、
何度も質問しましたが、どうも要領を得ません。
肝心なことになると日本語ではなく
韓国語語(ハングル語というのはないようです。)や英語での対応となって
よく分からず、この時ばかりは、韓国語を習っていればとつくづく後悔。
相手からはよろしくお願いしますばかりが続き、
1時間後にまた電話して欲しいと
ひとまず電話を置きました。

 その後、大阪のバス会社、アシアナ航空、訪問予定の中学校に確認すると、
2日後には、韓国の中学生の一団が、間違いなく
アシアナ航空を利用するし、ホテルは高松東急インに
きちんと予約されており
さらに、中学校を表敬訪問する予定もきちんと入っており、
逆にその中学校の校長先生から、
いったいどのように出迎えたらいいのか教えてほしいと
相談される始末。

 なぜ私なのかというと、相手は困ったときはあなたを頼って
依頼すればいいと言われたと言うだけだし、
誰からですかと聞いても、その名前を聞いてもよく分からず、要領も得ず、
でも、子どもたちが来るのはどうも間違いないため、
1時間後に再度電話をもらって、
またお願いします、困っているので助けてくださいと執拗に懇願されて、
わけがわからないまま、できるだけのことはしますと
無謀にも引き受けてしまいました。
(このあたりが、私の思慮の浅いダメなところなのですが!)

 直後に動き出し、
弁当の手配や40人が食べられる夕食会場を調査したりと。

 しかし、しばらくして、
飛行機が天候などの関係でキャンセルになった場合は
誰が弁当や夕食の責任を持つのかとかを考えると、
次第にこれはこのまま作業を続けていいのだろうかと不安になり、
いつも頼りにしているM氏に相談しました。

 M氏曰く、
きみの気持ちはよくわかるが、
そういうことを無責任に県職員としてはいけない、
相手の素性がはっきりしない以上、きちんと断らなければいけないと諭され、
でも、時既に遅く、一緒に考えたもらった結果、
当時のアシアナ航空高松支店長に相談して、
結局、お弁当は、突然のキャンセルがあってもなんとか対応できるということで
アシアナ航空にお願いし、夕食は、バイキングレストランであれば、
40人なら予約なくてもすぐに利用できるとのことで、
とりあえずそのレストランの店長に頭を下げてお願いして
韓国の子どもたちが訪れることがあれば、
よろしくお願いしますと内諾を得て、
また、表敬訪問する中学校では、校長先生と一緒に
歓迎レセプション案を考えたりして、あっという間の2日間でした。

 来日の当日、
高松空港で空港ロビーに現れた韓国の子どもたちを見たときは、
安堵しましたが、
その後、1列にきちんと並んで、確か
「おせわになります、ありがとうございます、よろしくお願いします」と
たどたどしい日本語で全員から頭を下げて言われたときは、
ほんとうに感動しました。

 空港で名刺交換した添乗員たち2名も、引率していた先生方とも
初めて会う人ばかりで、当然面識もなく、
でも、ここでも一方的に頭を深々とさげて、
お礼を言われ続けて、複雑でした。

 お弁当も手配できていて、バスに積み込み、中学校にも連絡して
バスを送り出しました。

 この子どもたちの一行の添乗員たちは、その後も私のケータイ電話に
逐一行動の情報を入れてきて、大阪に向かって高松を離れるまでの
2日間、丁寧な応対でした。

 いったい誰が私のことを紹介したのか、
それは今でもわかっていませんが、
不思議な体験でした。
 
 私のこのときの行動とは直接関係ないとは思いますが、
でも、高松~大阪(大阪城やユニバーサルスタジオなど)の周遊コースは、
韓国の子どもたちにはたいへん好評で、よかったようです。
おかげで、バイキングレストランや商店街でのうどんやさんでの夕食、
小豆島、金刀比羅宮などへの訪問は、その後も何回か続いているようです。

 また、残念ですが、高松に宿泊して、香川を見ることなく
朝から大阪に向うこともあるようですとは、ホテルの係員のお話です。
冬場は、ホテルの宿泊料金も安く、
小学生なら、シングルで2人は泊まれるようです。
補助制度もあって、高松なら、割安感もあるようです。

 今回、ごみ拾いの最中に、あの3年前からの、
香川への韓国からの子どもたちが
継続して引き続き来られている事実を目の当たりに見て、感激しました。
これも不思議な縁かもしれません。

 できればもっと多くの韓国からの子どもたちが、
香川に来てくれて、おもしろい体験をして、香川を、大阪を、そして日本を
大好きになってくれればと思います。


●テレビ朝日の人気番組「旅サラダ」で
 小豆島の新たな魅力がオンエアされました!

 小豆島は、今年度オリーブ栽培100周年を迎え、
年間を通じて、オリーブに関するさまざまなイベントが開催されますが、
実は、また別の魅力があること、ご存知でしたか?

 おととい19日土曜日のテレビ朝日の人気番組「旅サラダ」で
タレントの森下千里さんが、小豆島を訪れてレポートしていました。
その中で、興味を持ったのが、
それは、島88ケ所、あるいはその奥の院などで行われている
護摩供養、加持祈祷などの体験です。

 実は、私も以前、ホテルオリビアンの社長と支配人に案内されて
回ったコースなのですが、そのときの新鮮な驚きは
今でも鮮明に覚えています。

 護摩供養、加持祈祷のお寺は、
切り立った崖の中腹にあるので、
鎖を頼っての登下山での面白さもあります。

 たとえば、島88ヶ所72番奥の院の笠が瀧寺や
81番の恵門の滝などは、超お勧めです。
 
 鎖づたいにようやくたどり着いたお寺の一角に
自然の岩場をくりぬいた洞窟があり、その中で、
供養祈祷が行われています。
ぜひ一度体験してください。

 神秘的な雰囲気というよりは
一種異様な空気に包まれて、まるで異次元の空間に来たみたいで、
荘厳とはまた違った感じで
ここが日本か小豆島かと思うような印象を持った次第です。

 目の前の熱き炎は、瞬く間に燃え上がり、読経の流れの中で、
願いを込めた木片を投げ入れるなど、ほんとうに怪しい空気が立ちこめ、
外国人、当時は特にオーストラリアや西洋人に大人気という説明は
当時、ことのほか意外でした。

 おそらく多くの皆様が、このような小豆島の姿を知らないと思いますが、
いい体験ができます。
加持祈祷を受けた後は、しかしなぜか新鮮な気持ちになります。

 小豆島には、皆さん知っているようで、
知らないところがたくさんあります。
およそ200万年前に作られたという寒霞渓の
ロープウェイの下の登山道での上り下りは、野生のサルとの駆け引きもあって
結構スリル満点ですが、目を合わせないようにしないと、
持ち物、持っていかれます。

 そのほか、「四方指」から眺められる360度全開の瀬戸内海、
夕陽が丘からの言葉も失うような夕焼けのすばらしさ、
池田の美しい棚田の魅力や蛍の乱舞、
シーカヤックで触れる自然の魅力など
まだまだすばらしい魅力がたくさんある小豆島ですので、
オリーブ栽培100年祭のこの機会にもう一度訪れてみて、
お楽しみください。
きっとすばらしい体験ができて、いい思い出になると思います。


●丸亀町壱番街が、雑誌「新建築」2008年1月号で特集!

 何かと話題の多い丸亀町壱番街ですが、
整備前に比べて人出も売り上げも伸びているようです。
また、連日全国から視察団が見えて、説明を受け、現地を見て、
感動されていますとの報道もなされています。

 5年ほど前の特集で、
21世紀に残したい100の日本の建築物で
香川からなんと4建築物(栗林公園掬月亭、金丸座、玉藻公園披雲閣、
そして、丹下健三が設計して今年50周年を迎える香川県庁舎東館)も
該当したという結果を発表したその雑誌「新建築」2008年1月号に、
今回、丸亀町壱番街の特集が組まれていますので、ぜひお読みください。

 建築専門誌ということで、
ハード面の解説が中心になっていますが、
写真も綺麗に写っていますので、参考にしてください。

 しかし、9億円以上も投入して、
人出も売り上げも伸びなければ困りますし、
確かに複雑な権利関係が入り混じった不動産の再開発で、
箱物整備をする場合は、
土地の所有と利用の分離や、定期借地権の導入など、
新しい試みで、それはそれで参考になるとは思いますが、
個人的には、やはりソフトよりは、
ハード面が先行している街の再開発の印象を
超えることができません。

 この再開発が成功したのかどうかの検証は、まだまだこれからが勝負で、
油断はならないし、ただやはり非常に気になるのは、
お店の接客態度が変わったかというと、どうでしょうか?

 これからもおもてなしの気持ちを大切に、
ぜひソフト面でも、日本国中から視察団が訪れるような
そんな応対を期待しています。
 
●香取村(香取開拓農協)のヨーグルト、
 続報です!

 高松三越店で、
「鳥取・島根の第4回山陰の味と技めぐり」での
「香取村」香取開拓農協の「飲むヨーグルト」が
たいへんおいしかったとのメール、
数通いただきました。
ありがとうございました。

 中でも、「香取開拓物語」のヨーグルトのラベルには、
昭和21年に香川県出身の旧満州開拓団の人々が
中心となり、鳥取に入植して作り上げた村で、
二つの県名に因んで香川県の“香”と鳥取県の“取”をあわせ、
“かとり”と名付けられたことや、
私達の想像を絶する、様々な苦労・困難との闘いで、
厳しい気候、思うように進まない開拓作業、酪農産業への挑戦、
次から次へと“嵐”が押し寄せてきたにもかかわらず、
香取村の人々は決してくじけずがんばってきたというような
読めばほろりとするような文言が
ヨーグルトのラベルに書かれていて、
これには感動します。

 ここまで、香川県民を褒め称えた商品は見たことがありません。

 通信販売もしていますので、
ぜひ一度ご賞味ください。

 元気が出ること、間違いなくおいしいヨーグルトです。
以下のURLも一度チェックしてください。

http://daisen.ocnk.net/product/10


テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(3)1月14日 発想の転換も大切です!

3連休の方は、お正月気分から抜けきる
いい機会のお休みだったかも知れませんね。
しかし、期待した雨も、それほど降らず、
厳しい水環境は続いています。
節水や省エネ活動に、常に心がけなければいけません。

 寒く冷たい日々が続いています。
インフルエンザ、ノロウイルスが流行っています。
くれぐれもお気をつけください。

 HPAI(鳥インフルエンザ)も、
人類が今後解決していかなければいけない大きな問題となってきています。
世界で既に200人以上が亡くなり、
昨年も、中国南京市、亡くなった息子から父親へ感染し、
父親もまた亡くなったという、人から人への感染例が
報告されています。
 防疫の初期活動を誤れば、被害は一挙に拡大し、
数千万人の命が失われるという怖い予測もあります。
防疫体制には、畜産課を中心に万全の策を講じていきますが、
皆さんのご協力も必要な時がきましたら、
よろしくお願いします。
 ただ、こういうことは、協力依頼がない方がいいのであって、
そういうような状態にならないように、お祈りください。

●マスコミ関係者の栗林公園ガイド
 昨日の月曜日は、
マスコミ関係者対象の、栗林公園ガイドをさせていただきました。
10時スタートの2時間コースとなっていましたが、
結局は、14時過ぎの4時間を超えるガイドツアーになってしまいました。

 お昼ごはん忘れて、熱心にガイドを聴いてくださいましたが、
公園の奥の深い素晴らしさについての印象度は、思った以上によくて、
最後まで熱心に話を聴いていただきました。

 ガイド中は、公園だけでなく、
瀬戸内海や農産物、食べ物、自然など、
県内の素晴らしい宝もののお話もしながら、
ガイドさせていただきましたので、話の脱線も多かったですが、
他の宝ものも、今後取材したいとの申出はたいへん心強いものでした。

 栗林公園は、多くの県民の方が気づいていない、
県内のすばらしい宝もののひとつの象徴です。
私が公園ガイドをさせてもらっているのは、
まずは、栗林公園のよさをもっと多くの皆様に知っていただきたく、
魅力に触れていただき、自信と誇りを持って元気になって欲しいのですが、
公園以外にも、実はまだまだ素晴らしいものがあるということも
言いたくてガイドしている面もあります。
 
 今回のガイドは、そういう意味で、私の考えをよく理解していただき、
たいへんうれしく、私自身があっという間と感じた4時間でした。
これからも、多くの貴重な情報が、
テレビやラジオ、新聞、雑誌などを通じて、
発信されることを期待しています。

 いいものがあれば必ず売れるという時代ではありません。
いいものの存在は不可欠ですが、どういう風に情報発信していくのかは、
これも戦略の問題として考えないといけません。
そこには発想の転換が必要です。
 お金で人の気持ちを動かすよりも、
情熱で人の気持ちを動かすことの強さ、痛感しています。


 生意気言うようですが、皆さんの仕事にもぜひ活かしてください。
お願いします。

●先週号メールのお詫びについて
 
 申し訳ありません。
先週のメール、時間がなくて十分な見直しをせず送信してしまったところ、
やはりこういうことは今後十分注意しなければいけないと思いましたが、
案の定、基本的なミスがありました。
 その結果、ミスを教えていただきましたリプライメールが30通を超え、
初歩的なミスに穴があれば入りたいくらいの恥ずかしさと
しかし、多くの方がしっかりと読んでいただいているということで
うれしさもひとしおで、複雑な気持ちでしたが、
でもたいへん感謝しています。ありがとうございました。

 中には、データあるいはプリンアウトしてきちんと
保管していますという驚くようなうれしいメールもいただき、
ありがたいことだと思っています。

 今後もメール内容につきましては、慎重にチェックしますので、
よろしくお願いします。
 また、これに懲りずに今後も読んでいただくとともに、
気になることがありましたら、ご遠慮なくご連絡ください。
間違っていたり勘違いしているものにつきましては、
直ちに修正させていただきます。

 先週号の間違いと正解は以下のとおりです。

①今年千年紀を迎える「源氏物語」の作者は、紫式部
 (清少納言ではありません)
 恥ずかしいかぎりです。

②琳派の代表者は「尾形光琳」が正解
 間違って緒方とか尾方ともバラバラに書いていました。

③金刀比羅宮 書院の美展で展示されている作品の作者は、
 若冲と応挙とそして、岸派の岸岱らです。(月岱ではありません)

 うっかりミスもこれだけ重なると、恥ずかしいです。
保存されている方は、修正のうえ再保存してください。


 ところで、清少納言といえば、「枕草子」。
この時期、夜空の星を眺めてみると、
誰にでもよく分かる長方形と三つ子星のオリオン星座がくっきりと南の空
仰角70~80度くらいのところに見えます。

 その近くに見えるのが、狩人オリオンを狙っている
おうし座で、その牛の左肩にあたるところが、
枕草子や谷村新司さんの歌で有名な、「すばる(昴)」なのですね。 
特に、清少納言は、「枕草子」で、
「星はすばる、ひこぼし、ゆうづつ、よばひ星、少しおかし・・・」と
述べて有名です。

 というわけで、すばるは、実は日本語です。
(ひこぼしはわし座のアルタイル、ゆうづつは金星、よばひ星は流星と
 一般には解されています。)

 「すばる」は、1つの星ではなく、
多くの星が集まった星団(プレアデス星団)で、
そのいくつかは、肉眼でもよく見えるとは言われていますが、
あのあたりという感触は以前から持っていますが、
実は、星が見えるかといえば私にはなかなか見えないのです。

 すばるは、私の記憶だと、
およそ400年前の光がようやく地球に届いて見えているわけですので、
徳川家康が見たすばるが、当時はまだ存在したということが
400年後の今になってわかったのですね。
 今見ているすばるも、無くなっているかどうかは、
400年後に判明するのですね。

 人間の世界って、悠久の宇宙に比べればほんとうにちっぽけです。
だから、たまには気分転換に、夜空の星をご覧ください。
オリオン座の近くにあるおうし座の一等星である
アルデバランはそれは美しく輝いていますよ。

●香川県歴史博物館で、お庭の国宝「栗林公園」展示会開催中

 栗林公園、400年近い歴史を持つ由緒正しい天下の名園ですが、
実は、江戸末期の京都鳥羽伏見の戦いで、当時の官軍に、
戦いを挑み、真っ先に鉄砲を打ち込んだということで
明治には、賊軍の扱いをうけています。

 だから、明治8年に県立公園にはなったものの、
県(讃岐)自体が、徳島や愛媛にくっついては分かれたりしていたのですから、
公園も十分な手入れもできていなく、また略奪にもあったりして、
おそらく30年近くは、荒廃した庭であったわけですが。
どうしたことか、明治30年過ぎから、
本格的な復興が始まりました。

 荒廃した賊軍の庭が、わずか40年足らずで、
日本一の大名庭園として復活したのはなぜなんだろうと
公園に少し関心のあるなら、誰でもいだく疑問です。

 その解明のヒントになる展示会が、
香川歴史博物館で開催されていますので、
ぜひ一度足をお運びください。

http://www.pref.kagawa.jp/rekihaku/tennrannkai/bumonten/01/bumon1.html

 今、香川県歴史博物館の3階 松平家歴史資料室で、
お庭の国宝として親しまれ、世界一の回遊式大名庭園の
高松藩主松平家の下屋敷であった別荘=栗林荘が、
明治6年の太政官布告により、
明治8年に県立公園となって、幾多の整備を経て、
現在に至るまでの栗林公園の変遷について、
興味深い展示品(公園の案内図や写真資料など)によって、
紹介されています。

 構成は、
 第1部 「公園」前史
 第2部 「公園」整備・改修の歴史
 第3部 名所としての栗林公園  となっています。

 中でも、1700年頃の栗林荘(現栗林公園)の古絵図は、貴重で
そこに既に、現在の掬月亭(星斗館)が描かれています。

 また、栗林公園が「木石の雅趣、三名園より優れり」と褒め称え、
日本一(ということは世界一)の大名庭園と言われる根拠になっている
高等小学読本 巻一(明治43年(1910)が、展示されています。
そこには、倫敦(ロンドン)のハイドパーク、
巴里(パリ)のボアドブーロニュ、
伯林(ベルリン)のチーアガルテン、
紐育(ニューヨーク)の中央公園(セントラルパーク)など、
世界の代表的な庭園も列挙紹介されています。
貴重な資料なので、ぜひ本物をご覧ください。

 皇太子の行啓や名勝指定などを契機に、
香川県内の名所として定着していく過程が紹介されていますが、
ミステリアスな謎もまだまだたくさん残されています。

 2月24日(日)(9時~17時)まで開催されており、
会期中、月曜日は閉館日ですが、特別展開催中の金曜日は
19時30分まで開館していますので、ぜひご覧ください。

 先日、私は、キュレータである野村さんの解説を1時間半に渡って
聞かせていただきましたが、新しいことも仕入れてきましたので、
その代表的なものをご紹介させていただきます。

①現在の北門付近にある「栗林公園石碑」の謎

 公園現北門は、江戸時代は、正門でありました。
その北門内のすぐ南には、県立公園になったことを記念して、
幕末時の儒官であった山田勝次(梅村)が、公園の趣旨と沿革、景観などを
書き表した栗林公園の石碑があります。
上部の篆額は、当時の太政大臣の三条実美の書によるものです。
 
 実は、その石碑が最初に設置されたのは、
現地点ではなく、東門から入って西へ30メートルほど進んだところに
建立されていたことが、展示されている資料1894年(明治27年)の
「香川県栗林公園真景(しんけい)」でわかりました。
 
 これはどういうことなのでしょうか?

 江戸時代は、東門は、切手(きりて)御門でした。
切手とは、当時の通行手形のようなもので、そこを通るときに、
この切手を見せて通行ができたようで、
主に招待客や御用人の通用門だったと考えられていたのに、
どうしたことでしょうか?
 北門周辺は、十分な手入れもなされず、
かなり朽ち果てていたのでしょうか。
また、石碑には、北門が公園裏門と表示されています。

 謎ですね。

 この「香川県栗林公園真景(しんけい)」の中に、
おもしろい記述があります。
 解説文の中で、地元の人が見慣れて、
賞賛しないことを嘆いているのです。
今と同じことが既にその時から言われていたのですね。

②なぜ、東門周辺には、かつて高松市立美術館があったのでしょうか?
 現在は、栗林公園内には高松市立美術館はありません。

 実は、日銀高松支店の跡地に移設するということで、
栗林公園東門付近にあった高松市立美術館が
現地点の街中に移築されました。
(今、人気を博しています金沢21世紀美術館は、実は、
 現在の街の真ん中にある高松市立美術館の存在を、
 金沢市長が知り、ヒントにしたとも言われています。)

 余談ですが、
日銀の跡地に立ったものですから、館内には、
当時の日銀の建物の入口の一部が残されています。

 昭和24年、実は戦後のいち早い復興を祈って
高松で、高松市制60周年を記念して
観光高松大博覧会が開催されました。
第1会場は、中央グラウンド(現在の中央公園)
そして、第2会場は、栗林公園でした。

 栗林公園内では、会場として、園内に科学館を建設。
当時は、テレビや電子顕微鏡などが展示されました。
3月19日から、5月21日まで開催され、
57万人という空前の人出となったようです。

 博覧会も終わって、それが高松市立美術館になったようです。
 高松市立美術館の移転で、
建物を壊した跡やその周辺を整備していたところ、
日本で最大規模の長さと幅の遺構を持つ現在の鴨引堀を見つけ、
瀬戸大橋開通できていただいた多くの方の入園料をためて、
それを原資に再現しました。

 ちなみにまた余談ですが、
かつて、中央公園内の北東側にかまぼこ型の建物がありましたが、
実はあの建物は、高松市立体育館だったことはご存知だった方も多いと
思いますが、その建物も、もとはといえば上述しました大博覧会の
メイン館国産館だったのですね。

③商工奨励館とは?
 商工奨励館は、明治32年香川県博物館として建設されました。
1階の屋根の瓦の先に、「博」という漢字がはっきりと
現在でも読みとれます。

 2階にはベランダもある和洋折衷の立派な建物ですが、
ガイドすれば、必ずなぜ園内に博物館と疑問を受けます。

 どうも、当時は文字通りの博物館ではなく、
館内は、農業部、工業部など4部門に分かれており、
どちらかというと、物産展示場と理解すればいいようです。
明治36年には、香川県物産陳列所に改称されています。
また、図書閲覧所もあったようです。

④大正天皇が皇太子時代に、高松を行啓して公園が大人気に!
 明治36年、大正天皇が皇太子の時に、
当時の掬月亭に4連泊したことで、俄然栗林公園の価値が上がり
その後、大勢の観光客が訪れた、天皇家ゆかりの場所と当時の新聞には、
大きく記事が書かれています。
当時もやはり皇族が訪れると、その土地の価値もあがったようです。
当時としては、皇族の方が行啓で泊まられるのは、
旅館などよりも、県庁などの役所の公の施設や、軍隊の施設、
かつての大名だった名家の大きなお屋敷が多かったようです。
お付きの人も多かったので、仕方なかったようです。
だから、掬月亭のような場所に泊まることは珍しくなかったようですが、

 なにせ荒れ果てていたような場所、
そのための修理などがたいへんだったようです。
また、多くの人は泊まれずに、公園の周辺に泊まったようです。

 また、訪問先も高松だけでなく、ずっと近県を回っていたようですが、
高松に4連泊というのは異例であり、
また十分な設備もない施設に宿泊とは、驚かされます。

 それも、実は、ほんとうはそれをさかのぼる3年前の明治33年に、
行啓の計画があったようですが、皇太子急病のために延期となって
今回の行啓となったようです。

 そういえば、栗林公園内に植樹もしている現エリザベス女王の
おじさんにあたるエドワード8世
(訪問時は、プリンス・オブ・ウェールズ)は、
高松城のあった現玉藻公園内の披雲閣に宿泊されています。
 栗林公園は、荒れ果てていて整備が十分でなくても
魅力が溢れていたようですが、この大正天皇の行啓を機に、
一気に園内整備が進んだということだそうです。

 個人的には、現商工奨励館である香川県博物館が整備したときから
整備が進んだものとガイドしてきましたが、
このあたりは多少もう一度勉強しなおさないといけないかもしれません。
ちなみに、北庭にある4休憩所(枕流亭=ちんりゅうてい、
紫明亭=しめいてい、香風亭=こうふうてい、
瞰鴨閣=かんおうかく)は、
そのときに整備されたようです。

 それにしても、誰が、大正天皇が皇太子の時に、
あるいは、プリンス・オブ・ウェールズ公に、行啓先として
栗林公園を勧めたのか、わかっていません。

 香川県博物館 竣工     明治32年
 大正天皇が皇太子の時に行啓 明治36年
 北庭改修着手        明治44年(大正2年にひとまず完成)
 ウェールズ皇太子      大正11年

 大正時代になって、鉄道網の整備が進み、大観光ブームが
起こったのは事実です。

 次回は、担当学芸員による展示解説(ミュージアムトーク)が
2月2日(土)13時30分からありますので、ぜひそれに併せて
お出かけください。


●あんさんぶっかけ さぬき座 のメンバー 知事表敬訪問

 コンサートの翌日の7日の月曜日に、
さぬき座のメンバー7名全員が
知事表敬訪問しました。

 文化芸術振興を目指す県としては、
香川出身の若手芸術のふるさと香川へのやさしい思いはうれしく
そしてとても頼りになります。

 貴重な20分で、知事も終始にこやかに話され、
若手音楽家への期待度も十分でした。
若いメンバーの中には、以前に知事に会っている方もおられましたが、
しかし当初たいへん緊張していましたが、
知事の気さくな人柄にすっかり打ち解けて
話も弾みました。

 2010年には、
ベネッセとともに瀬戸内国際芸術祭を計画している県としては、
美術だけではなく、音楽でも文化振興していくことが肝要であり、
彼らが大きなサポータになることは間違いありません。

 知事の話の中で、
なるほどと思ったことがありましたのでお知らせします。

 知事は、初詣に金刀比羅宮に出かけられたようですが、
初詣客は、3日間で20万人。
確かにコンサートの場所を設定して、お客様を迎え入れることも必要だが、
逆の解釈で、人がお客様がたくさん集まるところに
こちらから出かけていき、そこでコンサートを行う
いわゆるストリートミュージシャンで、
名前を知ってもらうことも必要ではないかとの考えは、
なるほどと思いました。
これもまさしく発想の転換ですね。

 それは、なにも彼らだけに言っているわけでもなく、
私たち行政マンにも言えることだと思いますが、どうでしょうか!

 彼らには、これからも数多くの活躍の場所があると思います。
ぜひとも、あんさんぶっかけ さぬき座のことを覚えていただき、
応援してあげてください。

 ふるさとを離れて、若い人たちが、ふるさとを誇りに思って
何かふるさとのためにできることはと、考えていただくその熱い情熱こそ、
尊いものですし、応援もしてあげなければいけないと思いました。
よろしくお願いします。

 あんさんぶっかけ さぬき座のメンバーをご紹介します。
以下の7人です。
 座長 ・サキスフォーン  國末貞仁(くにすえ さだひと)さん
    ・パーカッション  小松玲子(こまつ れいこ)さん
    ・クラリネット   井上 梨江(いのうえ りえ)さん
    ・コントラバス   多田 育代(ただ いくよ)さん
    ・ピアノ      大堀 晴津子(おおほり せつこ)さん
    ・フルート     赤木 香菜子(あかぎ かなこ)さん
    ・ヴァイオリン   筒井志帆(つつい しほ)さん
 
 今後ともよろしくお願いいたします。
 
香取村(香取開拓農協)のヨーグルトおいしかったです!

 1月14日の昨日まで、高松三越店で、
「鳥取・島根の第4回山陰の味と技めぐり」が開催されていましたが、
職員の電子掲示板にアップしましたせいか、
何人かの職員の方に会場でお会いしました。
わざわざお越しいただきありがとうございました。

 「香取村」香取開拓農協の「飲むヨーグルト」は、
3種類発売され、すべて購入しましたが、
プレーン味は特においしかったです。

 電子掲示板を繰り返すようになりますが、
香取村は、昭和21年に香川県出身の旧満州開拓団の人々が
中心となり、鳥取に入植して作り上げた村で、
二つの県名に因んで香川県の“香”と鳥取県の“取”をあわせ、
“かとり”と名付けられました。
 現在は、花と緑あふれる酪農の村となっていますが、その長い歴史は
私達の想像を絶する、様々な苦労・困難との闘いでした。
 厳しい気候、思うように進まない開拓作業、酪農産業への挑戦、
次から次へと“嵐”が押し寄せてきます。
 しかし、香取村の人々は決してくじけませんでした。
「村づくりは100年」を合言葉に一致団結し、お金や物を得ることを
目標とはせず、自然や生活の豊かさを尊重して村づくりを続けました。
 その努力が評価され、昭和63年には国土庁が主催する
第3回農村アメニティコンクールで最優秀賞に輝き
「日本一の村」になりました。
 入植61周年を迎えた現在も、文化人村構想の実現、
高冷地野菜の栽培など、新たな夢に向かって挑戦が続いています。
 香取と出身地の綾歌地区では、毎年交流を重ね、
相互の農産物の販売、うどん作り体験教室、地域の伝統芸能披露など
草の根活動を継続的に行っていますので、
今後とも応援よろしくお願いします。

 また、「香取村」展を、
2月4日から15日まで、
昭和33年に竣工され今年50年目を迎え、
設計者丹下健三を世界の丹下と言わしめたメモリアル建造物であります
県庁舎東館の1階ギャラリーで開催しますので、
ぜひ時間を見つけて、のぞいてみてください。

 今回の展示でも、昨年の県立図書館での展示に引き続き
香取村の歴史や文化を紹介し、
村の人々の「不屈の精神」と「開拓魂」、そしてたくましい「自立」に
触れていただきたいと思います。
 生活が便利になり、モノがあふれ、心をどこかに置き忘れかけている
この時代に、真に大切なものは何であるのか、香取村の人々から
たくさんのことを学べればと思います。
 よろしくお願いします。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(2)1月6日 日本文化の素晴らしさ!

 寒い年明けですが、お元気ですか?

 地球規模で、地球温暖化を考えなければいけない時代、
このような冷え込みは、逆にほっとしますが、
それでも、このまま温暖化が進むと、
数十年後には北極海の氷がすべて解けてしまうなどという
恐ろしい分析結果情報もありますが、
しかし、一方、北極海の氷が解けると、その地下に眠る
石油などの貴重な地下資源が採掘しやすくなるという考えを持つ国もあって、
ロシア、カナダ、アメリカ、ノルウェイ、オランダなど
現在多額の資金を投入して、更なる基地建設も進んでおり
しかし、そこまで貪欲に考えていく人間の
業の深さに愕然となります。
 
 地球温暖化についての世界各国の対応策協議も、聞いていると
対応策の審議に、純粋な環境対策というよりは、あからさまに、
今後の経済戦略や資源と貿易の駆け引きなどもあって、
ため息すら出ます。
 人間の強欲さは、破滅しないとなくならないのかもしれませんが、
そういう状況に追従していくことはできません。
 
 しかし、個人レベルでも、十分考えていかないと、
そういうことを批判する資格もありませんね。
少しでも地球温暖化の破滅の速度を緩める努力を実践するのみだと思います。
一見微力のようですが、個人レベルでも、努力の積み上げや意識の高揚は
大きな力となりえると確信しています。

 年始の初詣はもうお済みだろうと思いますが、
実は、この初詣、意外と歴史が新しく、20世紀になって
鉄道交通網が発達してきてからの習慣だということ、
知っていましたか?
 それ以前は、正月は、家の中にいて、
恵方からくる神様を待っていたのが通常でした。
七五三にしても、その歴史は、ここ100年くらいで、
古来からの伝統行事と思いがちですが、
実際は違うのですね。意外ですね。

 ところで、
年末年始の6日間よりは、もしかしたらこの土日の2日間の方が
心身ともにくつろいだという方も多いと思います。
中には、この年末年始からずっと働きづめの方もおられると思います。
お疲れ様です。これからゆっくりお休みください。
私たちがのんびり休めるのも、こうしてどこかで私たちの生活を、
陰で支えてくれているたくさんの方がいるからだということを
忘れてはならず、感謝しなければいけません。

 1年先の話をして鬼が笑うかもしれませんが、次回の年末年始の休暇は、
なんと12月27日から始まって、1月4日までの9連休!
9連休と聞いて、にこっとした方、でも、申し訳ありません。
年始の仕事始めの5日は、当然のこと月曜日からとなりますので、
その後の1週間は、ほんとうに長~い長~い1週間になると思います。
9連休が楽しみな方もいれば、長すぎるなと思う方もおられるかも・・・。

 お正月の雑感ですが、
先日友達と話をしていて、そういえば今年のお正月は
毎年車のフロントボディにつけていたお飾りを見かけないという
話題になりましたが、そういえば、ほんとうにお飾りのついた車を
全然見かけていません。
 一挙になくなったという印象です。

 変わって、家庭でのおせち料理も様変わりしていて、
デパートやホテル、有名料理店での高級おせち料理を注文する家庭も
爆発的に増えてきました。
 わが実家でも、おせち料理をホテルで買うなんて信じられないと
言っていた両親が、ここ数年は、
家庭でも少しだけおせち料理も作るのだけれども、
2~3万円のおせち料理を買ってきて、出してくれ、
お屠蘇の前にどんと豪華に置かれています。
 そういう私は、おせち料理自体にこだわりはなのですが、
なぜおせち料理なのかということ、
それぞれの料理に込められた願いなどを考えると、
失いたくない食文化なのですが、複雑な気持ちです。
これも時代なのでしょうか?

 今年もよろしくお願いいたします。

●西洋絵画の印象派も、アールヌーボーも、
 それに影響を与えたのは、
 広重、北斎に代表される日本の浮世絵、
 そして俵屋宗達、尾崎光琳などの琳派だった!

 待望の江戸東京博物館で開催中の葛飾「北斎」展に、
出かけてきました。

 江戸東京博物館開館15周年記念特別展ということで、
今回は、オランダ、フランスから、
北斎肉筆風俗画など40点が里帰りしての記念すべき
展示会で、とても楽しみでしたが、実際に見て、その素晴らしさを
ずんやり堪能してきました。
珍しい屏風絵もあったり、北斎漫画の版木も展示されています。

 ともかく行く前からとても楽しみで、
世間では、北斎は、意外や90回近くの引越し魔とも
言われているようですが、
その絵画の功績は海外で特に評価が高く、1999年に
雑誌「ライフ」で、この千年で最も重要な功績を残した
世界の人物100人のうち、
日本人でただ1人、北斎だけが選ばれています。
とにかくすごいアーティストです。

 「北斎」展の詳細は、以下のURLをご覧ください。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2007/1204/200712.html

 北斎の絵も生で見てたいへん素晴らしかったのですが、
それ以上に今回感動したことは、
北斎は、驚異的なことなのですが、
当時としては超高齢の50歳を過ぎてから
俄然拍車がかかったように創作活動に夢中となり活躍したことと、
日本の浮世絵などが如何に、
絵画の印象派画家やアールヌーボの意匠に影響しているかということです。

 浮世絵の影響は、
例えば、ご存知フィンセント・ファン・ゴッホにも見られ、
実際に、広重や、北斎、英泉などの浮世絵を何枚も模写しています。
浮世絵の構図の明確さ、色彩の明るさ、遠近法、線の描写など、
その例は、枚挙にいとまがありません。
 特に、遠近法は、
北斎の富嶽三十六景の
「神奈川沖浪裏」(THE GREAT WAVE)ではあまりにも有名で、
実際に解説を聞きながら見ていて、近景の小波と小船、中景の大波と大舟、
そして、遠景の富士山のコントラストは、見事な遠近感でした。

 皆さんもよくご存知の19世紀印象派の画家である、ルノアール、モネ、
セザンヌ、ドガなど多くの画家がこの浮世絵の影響を受けています。

 北斎漫画は、54歳から描き始め、
富嶽三十六景は、71歳で完結させたという恐るべきパワーの持ち主です。
高齢者=弱者なんて、通じませんね。
脱帽です。

 余談ですが、作品の横に「北斎工房」というものが書かれてありましたが、
北斎をリーダーとして、集団でつくっているのだと思います。
そういえば、浮世絵の版画も、決して北斎一人で作成しているのではなく、
北斎の下絵があって、彫り師がいて、塗り師もいるという
共同作業の作品なのですね。
浮世絵は、総合芸術なのです。

 江戸の絵画といえば、この浮世絵と
江戸の幕府御用絵師狩野派、そして京都を中心に活躍していた琳派となります。
狩野派は、皆さんよくご存知ですが、狩野正信に始まり、永徳、探幽など
栄華を誇りました。
 琳派は、緒方光琳に代表されますが、光琳が師匠としたのが俵屋宗達で、
2人の間には、「風神雷神図屏風」のように、光琳が宗達の作品に
チャレンジしているのもあります。

 よく言われているのが、狩野派は、源氏物語がモチーフとなっており、
琳派は伊勢物語となっているということです。
 そういえば、今年は、清少納言の源氏物語千年紀という節目の時代。
これも日本が世界に誇れる偉大な文学作品ですね。
 当時は、一夫多婦制で通い婚でした。
 夜は真っ暗ですから、通い婚も時には相手を間違ったというような
記述もあります。(笑い)
 男女が直接会うというよりは、側近の女房の果たす役割も大きく、
またお互い顔が見えない中で、取り交わす和歌の優れた才能が
よき恋人、伴侶を見つける大きな要素であって、
それだけに貴族ではこの才能が不可欠でした。、
 清少納言は、実際に結婚が遅く、結婚後も確か2年後には主人に先立たれ、
源氏物語は、子持ちの未亡人によって書かれた世界最大のラブストーリ
なのです。
 いずれにせよ、日本文学の金字塔でもあるこの作品、
せっかくの千年紀のこの機会、原書でもいいですし、
訳本(与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、そして瀬戸内寂聴)も
数多くありますので、ご一読ください。
 一大恋愛物語ですが、グロテスクな性描写は少しもありません。
多様な女性が登場しては恋に落ち、敗れては出家しています。
 また、主人公光源氏が亡くなっても、宇治十帖と物語りは続きます。
ぜひ時間を見つけてお読みください。
 世界に誇れる日本文化のよさを知って、元気がでてきて
誇りに思うこと、間違いないです。

 話は脱線しましたが、
琳派は、19世紀から20世紀にかけての、
すべての人に芸術をというコンセプトで、フランスを中心とした
新しい芸術の考えであるアールヌーボの誕生に大きな影響を与え、
今でもパリの街中には、自然や生物、植物をデザイン化した
アールヌーボの作品が、地下鉄の入り口や建物デザインになどに
数多く残っています。

 浮世絵も琳派も、ヨーロッパの芸術家に与えた影響は
それはそれは大きく、
改めて日本文化のすばらしさに感動できます。
 これも余断ですが、
江戸時代は、園芸が盛んでした。
この江戸植木職人の技術も多くヨーロッパに流れて
影響を与えたといわれています。
こういうことを知ると、もっと日本文化を知りたくなりませんか?
面白いし、どきどきしますし、
感動もしますよ!

 縁は不思議なもので、この緒方光琳が亡くなった年に、
今回のアーティストである伊藤若冲が生まれています。
(若冲の「冲」は、ザンズイではなく、ニスイなのでご注意を)
 
 若冲は、1716年京都の青物問屋「枡屋」で生まれて
かなり裕福な暮らしをしていたようですが、
84歳で亡くなるまで生涯独身でした。

 私は、この若冲の名前を
学生時代には、聞いたことがありませんでした。
でも実際、調べてみますと、江戸時代には、
「平安人物志」という当時の人気ランキング表では、
円山応挙の横に、立派にランキングして、
相当知名度、人気度は高かったようです。

①なぜ、若冲が私たちに今までなじみがなかったのか?
②なぜ今頃になって、若冲ブームとなったのか?
③なぜ若冲や応挙の作品が金刀比羅宮にあるのでしょうか?

 このような疑問お持ちではありませんか?

①については、明治になって、
「茶の湯」のカリスマ?作者の岡倉天心が、日本美術史をまとめた時に、
全天下を支配した狩野派、
絵と模様の区別をなくした非常の大事業を
成し遂げた琳派という評価をしたのに対して、
若冲には、
「若冲、一蝶のごとき、画に巧みなりと言えども、品位の下がるは、
 その人物によるの一例なり。」と評価して、
美術史から遠ざけ、
歴史から抹殺させてしまったということが言われています。
歴史の怖さです。

②については、若冲作品のコレクターである「ジョー・プライス」の
 収蔵品がここにきて公開されたからです。

 伊藤若冲は、京都五山文学の中心であった相国寺の僧「大典」と親しく、
その縁あって、大本山を相国寺とする鹿苑寺金閣の大書院障壁画に
葡萄小禽図を描いています。
実は、これと同じモチーフの掛け軸「葡萄図」に
今から55年前の、24歳のジョー・プライスが偶然出会い、
すっかり魅了され、大学卒業時に車を購入する予定で持っていたお金で、
すぐにこの作品を入手したそうです。

 日本の素晴らしい絵画が国外に流出したのは、
廃仏毀釈のあった明治維新と、
第二次世界大戦直後だといわれており、
浮世絵も若冲の作品も、多くの作品が海外流出されたようです。

 もし、プライスのこの行動がなければ、その後の
プライスコレクションもなかったはずです。
彼の審美眼には、頭がさがります。

 日本で公開され、一挙に若冲ブームが起こりました。
細密画のような絵の素晴らしさもさることながら、
金刀比羅宮奥書院の「花丸図」に見られるように、
植物の美しく咲き誇る姿を模写すると同時に
しおれた花、枯れかかった花を描き
美しく輝いているときも、刻一刻と死に向かっている
いわゆる生命の中にある滅びをきちんと描いており、
その生死感が多くの共感を得たものと思われます。
 また、生涯独身で妻帯せず、肉食も好まなかった若冲には、
妙にエロチシズムも感じます。
 直島で皆さんには身近になった草間弥生さんのテーマである
「増殖」に見れる生命力を感じるという人も大勢います。

 若冲を形容する言葉として、「制御された狂気」などといわれていますが、
研ぎ澄まされた感性と、卓越された技法、そして作品全体に横たわる
死生観こそが彼の魅力ではないでしょうか?

③なぜ若冲や応挙の作品が金刀比羅宮にあるのでしょうか?
 
 江戸時代中期の金毘羅宮の別当「宥存(ゆうそん)」尊師が、
京都の出身であり、同時代を共有した、応挙、若冲、蕪村などと
深い親交があったからではないかと考えられています。
 また、このあたり、昨年12月16日に、
NHK教育テレビ「新日曜美術館」でオンエアされた内容だと、
当時、海の神様として信仰されてきた金刀比羅宮は、
北前船を運航する業者から多額の寄進を受けたり、
また、当時多くの人が全国から参詣に来て、
金刀比羅宮は、人とものの集まる拠点であったということです。
今でこそ、古典のイメージがありますが、
当時金刀比羅宮は、アバンギャルドな雰囲気が十分あったという解説には
なるほどと感心しました。

 ぜひとも、金刀比羅宮書院の美 後期展
1月31日までですので、ご覧ください。
 素晴らしいアートが堪能できます。
 まだ見れていない方は、ぜひこの機会にお出かけください。 
一見の価値大いにあります。

 こんぴらが大変身していると、出かけられた方は
異口同音にお話ししてくれます。
 これも現宮司さんや文化顧問の田窪恭治さんの大きな功績だとも思います。
 田窪顧問は、りんごの礼拝堂で一躍有名になった方で、現場作家として
活躍され、地元出身者で、親しみも持てます。
 現在も、あと数年かけて、
明治にできた書院で、椿書院障壁画を作成しています。
ここも見れると思います。
 運がよければ、田窪さんが、長い釣竿にパステルをつけて
描いている姿も見えます。

 なぜ今こんぴらさんに、東京の資生堂パーラーなのかとか、
なぜ有田焼なのかなどという意見も聞こえてきますが、
応挙、若冲、月岱の作品は、200年余の時を経ても輝いて迫ってきます。
ぜひ、この機会を逃さずにご覧ください。

 応挙の作品、「瀑布古絵図」は、障壁画の滝が川の流れとなって
現実の庭の池に流れ込み、そしてまた
障壁画の大海に流れ込むという壮大なものも見れます。
 また、近代西洋絵画の祖といわれている
高橋由一(ゆいち)の作品も27点と、彼の全作品の3分の1が見れ、
また、障壁画では、ほかにも邨田丹陵の富士山図もみごとです。

 今回終了しますと、
三重県立美術館での展示(4月26日~6月8日)の後、
10月には、フランスのパリで開催されます。

 応挙や若冲などの作品がどんなに素晴らしいのかは、
実際に作品を見ていただければわかります。

 金刀比羅宮は、祈り、文化、群生するやぶ椿などの自然を中心に
過去と未来を融合し、21世紀の空間芸術を目指しています。
NHKに言わせれば、「常若(とこわか)」、常に新しさを取り入れる
時代の先駆者、アバンギャルドとして、今後も輝いていくと思います。 
ふるさと香川の世界に誇れる大きな宝ものです。
ぜひとも今後も応援していかなければいけませんし、
多くの方への情報発信をお願いいたします。

●あんさんぶっかけ さぬき座 コンサートについて
 昨夜、6日に、コンサート聴きました。

 あんさんぶっかけ さぬき座とは、
全員が香川出身の新進気鋭の音楽家の室内合奏団で、
2005年1月に結成されました。
今まで多くの人にお世話になり、生まれ故郷でもある
ふるさと香川のPR、情報発信が少しでもできればと活躍されています。
音楽を通じて、ふるさと香川の素晴らしさを皆さんにお伝えできればと、
みなさんがんばっておられます。

 会場の香川県県民ホールアクトホールは満員で
熱気溢れていました。
 聴き終わって、今とっても感動して、とてもいい気分です。
絵画もそうですが、いい音楽もこれほどまでに
心豊かにしてくれるものだと改めて感じ入っています。
6日付けの四国新聞の一面の「一日一言」にも
期待を込めて応援のエールが書かれていましたが、
昨夜聴かれた方は、ほんとうに素晴らしいお年玉だったと思います。

 すべての曲は、新進気鋭の作曲家北方寛丈氏の編曲で
すべてこの日が初演ということで、
期待も高まりました。

 ラヴェルのボレロに始まり、
あんさんぶっかけ さぬき座のテーマソングは、心地いい曲でした。
 トルコ行進曲は、サックスとクラリネットの掛け合いがコミカルで、
見ているものを十分楽しまさせてくれました。
 ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌは、
サヌカイトでの演奏で、素晴らしく澄み切った音色でした。
 バーンスタインのウエストサイドストーリーの編曲も飽かせず、
巧みなコンビネーションでした。
 アンコールも2曲続き、あっという間の2時間余でした。

 私も、かつては、トランペットやギターを一時かじっていましたが、
継続してこなかったことをたいへん悔やんでいます。(笑い)

 出演者の皆さんは、全員演奏後ロビーに出てきて、
皆さんと歓談されていて、とってもよかったです。

 これからも数多くの活躍の場所があると思います。
ぜひとも、あんさんぶっかけ さぬき座のことを覚えていただき、
応援してあげてください。

 ふるさとを離れて、若い人たちが、ふるさとを誇りに思って
何かふるさとのためにできることはと、考えていただくその熱い情熱こそ、
尊いものですし、応援もしてあげなければいけないと思いました。
よろしくお願いします。

 遅れましたが、
あんさんぶっかけ さぬき座のメンバーをご紹介します。
以下の7人です。

 座長 ・サキスフォーン  國末貞仁(くにすえ さだひと)さん
    ・パーカッション  小松玲子(こまつ れいこ)さん
              (高松市観光大使) 
    ・クラリネット   井上 梨江(いのうえ りえ)さん
    ・コントラバス   多田 育代(ただ いくよ)さん
    ・ピアノ      大堀 晴津子(おおほり せつこ)さん
    ・フルート     赤木 香菜子(あかぎ かなこ)さん
    ・ヴァイオリン   筒井志帆(つつい しほ)さん
              (統計調査課筒井課長補佐の次女)
 
 今後ともよろしくお願いいたします。
 
●美術情報
 東京情報ですが、私が尊敬する江戸幕府の茶道指南役
小堀遠州の展示会が東京で開催されます。

 「小堀遠州 美との出会い展」
 1月14日まで 東京松屋銀座
よろしければ、機会がありましたら、ぜひご覧ください。

 また、スイスの画家アンカーの日本初展覧会
 1月20日まで BUNKAMURAミュージアム(渋谷)
 はっとするような美しさです。これもご覧ください。

 東京なので、機会があればということです。
うらやましいですね、こういうところは
さすが世界の東京です。

テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

(1)平成20年1月3日 新年明けましておめでとうございます!



穏やかな新年が迎えられて、感謝しています。

 暖冬と言われている割には、年末から年始にかけては、
夜になると、気温も低くなり、風も少々強くなって
戸外では堪えるほど寒い一年の幕開けでしたが、
皆さん、清々しい気持ちで新しい年を迎えていることと思われます。

 皆様には、昨年1年間を通じて、このメールを読んでいただき
ありがとうございました。

 今年も、駄文の数々ですが、
よろしければお付き合いをお願いします。

 昨年1年間を通じ、栗林公園などの観光ガイドやごみ拾い、
善意通訳など、さまざまなボランティアを通じまして、
実は、私の方こそ、
県外や国外の多くの方から、
反対にふるさと香川の素晴らしさを教えていただき、
それまでの見方を変えるなど、
改めて自分の身の回りをじっと見つめなおしてみると、
意外と知っているようで知らないことが多くて、
「そうなんだ!」と、興味が次第に沸いてきて、
刺激されて少し勉強すると、これが結構面白くて、興味を引かれ、
また柄にもなく勉強。
 でもこれがなかなか面白く、さらに好奇心をそそられ、
関係者には失礼とは思いながらも、時にはノーアポで直接お会いして、
多くの人にいろいろインタビューなどして
お話を聞かせていただきました。

 おかげさまで多くの方にご迷惑をおかけしましたが、
度胸もつき、また人のネットワークもぐっと広がりました。

 横浜そごうのコンシェルジュの三田さん曰く、
自分が理解できる知識の多さはおのずと限られてくるが、
しかし人を知ることは、知識を蓄える以上に大切あことで
様々なことがよく分かるということも実感させていただきました。

 昨年1年間は、例年にも増して、
多少勉強したり、かじったりしたことを
皆さんの前でお話させていただく機会が
なんと急増し、結局、例年の3倍を超え、
公私共に非常に多忙ではありましたが、
うれしい悲鳴を上げながらもがんばらせていただきました。

 幸いにも、聞いていただいている皆さん、
時には一斉に身を乗り出すように聞いていただき、
うなづき、目が輝き、笑みがこぼれ表情が豊かになることもあって、
話し冥利につきました。改めてお礼申し上げます。

 皆様に乗せられてついついお話の時間も
いつも長くなってしまいましたが、
それでも熱心に最後まで聞いていただけるのは、私の拙い話を
カバーして余りある香川というふるさとのよさではないでしょうか!

 今年もがんばってふるさとの貴重な情報を発信しますので、
よろしくお付き合いください。

 地域の活性化が叫ばれています。

 昨今は、特に地域の疲弊、地域間格差が声高に叫ばれています。
過疎化の進行、限界集落の増加、中山間地域の耕作放棄地の増加など
大きな問題が数多くあります。

 さらに、環境問題や資源・食料問題など、21世紀になり、
地球規模で考え、解決しなければいけない問題が
顕在化し山積みしています。

 そのほとんどが
目先の欲得や事象にとらわれての近視眼的ミクロ的な考えでは、
到底太刀打ちできそうもない問題です。

(こういう問題の解決は、基本的には、一人ひとりが
 少しでも多くの不便さを享受することだとは、思っています。)

 その一方で、従来から言葉では何度も叫ばれていますが、
ものや経済中心の生活パターンから、
より内面的な精神的なものの充実を図る生活へシフトしていく考えも、
どうやら多くの人が本気で考え出し始めています。

 また、最近では、
国や地域を元に問題解決を図るインターナショナルな考えから、
地球規模での視点で考えるグローバルな考えにも
多くの人が関心を示しだしました。

 豊かに生きるためには、経済は、確かに大切ですが、
あらゆる分野で飽食の日本、
世界の先頭に立って、モノ中心の幸せ感から、
心中心の考えへの転換、
そういう目で地域を改めて見直していることも大切だと思います。

 地域には、まだまだ発見できていない
すばらしいものが数多くあるはずです。
地域の素晴らしさに気づけば必ず元気でます。
 
 今年1年も、まだまだ眠っている、埋もれている地域の素晴らしい情報を
皆様にお伝えすることができると思いますし、
そういうことに興味を惹かれましたら、
周りの方にも情報発信をお願いできたらと思います。

 地域のことをよく知り、自信を持って元気になり、
多くの方々と交流を重ねることこそ、
真の地域の活性化を実現するものだと思います。

 また、問題山積する中で、決して暗くならずに明るくプラス思考で
敢然と情熱を持って立ち向かっていく姿勢こそ、不可欠だと思っています。

 夕張市は、確かに財政再建団体となりましたが、
それを契機に今までほとんど地域に目を真剣に向けなかった人々が、
自分が地域に貢献できることは何かと真剣に考え、
具体的に行動を起こしてきた
そういう動きの輪が次第に広がっていると聞いています。
多くの人が自分自身の問題として
情熱を持ってがんばれば、第2の旭山動物園になります。
一度地獄を見た人々や地域の再起は、迫力あります。

 ものごと、すべて栄枯盛衰です。
本当の力は、普通どん底になってこそ始めて発揮されます。

 衰退している途中は、何とかなるだろう、
誰かが何とかしてくれるだろうと考えがちで、
結局はその流れが止めれません。

 でも、どん底になってからでは間に合わない時もあります。
そうならないように、今からでも地域のよさを
がんばって発見していき、磨いていかなければいけません。

 微力ですが、お手伝いできる可能性のある情報も提供できることも
ありますので、よろしくお願いします。 
 
あんさんぶっかけ さぬき座 コンサート
 1月6日日曜日、香川県県民アクトホールで
18時から、「あんさんぶっかけ さぬき座」の
NEW YEAR コンサート2008があります。

 あんさんぶっかけ さぬき座とは、
皆さん既にご承知かもしれませんが、
座の全員が、香川出身の新進気鋭の若手音楽家で構成され、
3年前の2005年1月に結成された室内合奏団です。

 今まで多くの人にお世話になり、
生まれ故郷でもあるふるさと香川のPR、
情報発信が少しでもできればとの思いで結成され、
活躍されています。
頼もしいことです。

 音楽を通じて、ふるさと香川の素晴らしさを
皆さんにお伝えできればと
がっばっておられます。

 メンバーは、ヴァイオリンの筒井志帆(つつい しほ)さん、
フルートの赤木香菜子(あかぎ かなこ)さん、
クラリネットの井上梨江(いのうえ りえ)さん
サキスフォーンの國末貞仁(くにすえ さだひと)さん
コントラバスの多田育代(ただ いくよ)さん
パーカッションの小松玲子(こまつ れいこ)さん
そいて、ピアノの大堀晴津子(おおほり せつこ)さんの7人と
今回はゲストとして、ドラムの宮地良幸(みやじ よしゆき)さんです。

 筒井さんは、私たちの仲間の県職員の
統計調査課の筒井補佐の優秀なお嬢さんであり、
現在、群馬交響楽団という、
終戦直後の1945年に再結成された
日本でも1、2本の伝統を誇る楽団で活躍されています。

 また、小松玲子さんも、
高松市の観光親善大使としてがんばっておられます。

 ほとんどの方が東京芸大卒業で、様々なところで
世界で活躍されている方たちばかりです。

 前売り2千円とたいへんお安い入場料でもありますので、
お誘いあわせのうえ、ぜひとも、6日のコンサートには、
お出かけください。

 香川は、東京芸大とは、戦前から縁の深い県であり、
戦前は、美術分野に優秀な生徒を多数送り込み、
教授も香川県出身者が比較的多かったようです。
 また、戦後は、音楽関係に優秀な生徒をたくさん
送り込んでおり、
最近では、フルート王国香川の名をほしいままにしています。

 今年もよろしくお願いします。



テーマ : 香川
ジャンル : 地域情報

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